ANNスーパーJチャンネル 2015.09.11


3軒ともですね。
上も下も多くの方がまだ取り残されています。
手前にはボートが見えています。
そして上空に赤いヘリコプター、こちらが消防のヘリとみられます。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
≫「スーパーJチャンネル」です。
大雨が今度は宮城県を襲いました。
≫堤防が決壊し取り残された住民の方々の救出活動が続いています。
≫大崎市の渋井川の上空です。
ご覧ください。
かなり広い範囲にわたって冠水してしまっています。
川の水があふれ出しましてご覧のように水田、そして住宅地のほうにも水があふれ出してしまっています。
まるで大きな湖の中に家が浮かんでいるようにも見えてしまいます。
≫広範囲にわたり冠水した街。
今日午前、宮城県大崎市を流れる渋井川の堤防がおよそ20mにわたり決壊。
川の南東に位置する住宅地に水が流れ込んだ。
≫かなり広範囲にわたって冠水しています。
住宅地の周りにも本来なら道路が至るところにあるはずなんですが付近の道路も完全に冠水してしまっています。
全く確認することができません。
≫橋の両側が水に浸かり消防車両が止まっている。
橋の上を走行する車。
だが、この先の道路は一部が冠水し危険な状態だ。
自動車教習所も建物が1階部分まで冠水し教習車が何台も水に浸かっていた。
決壊による浸水範囲はおよそ21平方キロメートル。
東北屈指の米どころとしても知られる大崎市。
広い範囲で水田が水没しこれから迎える米の収穫にも影響がありそうだ。
茨城や栃木に深い爪痕を残した線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲は徐々に北上。
昨日夜には仙台市などにも強い雨をもたらした。
≫泉区では田んぼから水があふれ出し道路が冠水しています。
車4台が浮いている状況です。
≫暗闇で道路の冠水に気づかず立ち往生する車が続出。
≫そして、午前3時20分。
気象庁は宮城県に大雨特別警報を発表。
暗闇で見えなかった被害の状況が夜明けとともに明らかになった。
≫茶色く濁った川の水があふれ出しています。
もう、辺り一面が水没してしまっているように見られます。
≫大崎市古川です。
決壊した川の水は住宅の2階部分まで達しています。
≫濁流に浸かった集合住宅。
住民はなすすべもなく救助を待つ。
別の住宅でも、ベランダには取り残された住人たちの姿も見える。
上空から自衛隊による救助活動が行われた。
≫2階のベランダあるいは窓から1人ずつ抱きかかえるようにしてヘリコプターの中に救助するその姿が見られます。
≫次々と救助される住民たち。
一方、地上でも消防隊員がボートで救出を行った。
≫今冠水した現場に宮城県警察が向かっていきます。
大人のひざの辺りまで水かさがあります。
大体、ですから50cmほど水のかさがあることになります。
≫ヘリによる懸命な救助活動が行われた。
市内の小学校には60人以上が避難してきた。
≫消防によるとこれまでに60人以上が救助されたがまだ取り残された人がいる模様で消防がボートで確認作業を続けている。
宮城県では降り始めからの雨量が多いところで570ミリに達し平年の9月1か月分の2倍を超える記録的な大雨となった。
栗原市では川の水があふれ車ごと流された40代の女性が救助されたものの死亡が確認された。
また、市内では60代の男性が車ごと流されていて行方がわかっていない。
≫この堤防が決壊した渋井川。
どういう川なのか。
まずは地図でご覧いただきます。
この宮城県の大崎市を流れます渋井川。
短い川なんですがこの渋井川がこの真ん中を流れます多田川に合流しまして更に、この多田川ここを流れます川に合流する地形になっています。
この大崎市という市ですけれども宮城県では仙台・石巻に次いで人口が3番目に多い街だということでして東日本大震災で被災した方々も多く移り住んでいる街だということです。
この渋井川の周辺では今朝早く住民から救助要請が相次ぎまして警察や消防などが救助活動にあたっています。
では、大崎市の上空から中継です。
KHB東日本放送の加川潤アナウンサーです。
お願いします。
≫宮城県大崎市堤防が決壊しました渋井川の上空です。
取り残された方たちの救助活動が先ほどから続いています。
こちらは川から数百メートルほどのところなんですが2階建ての住宅がこちらに12棟、固まってあります。
場所によっては水が少し引いている場所もあるんですがこの辺りはまだまだひどいです。
まだ完全に水の中に住宅が建っているそんなようにみられる場所です。
ご覧いただけますでしょうか。
確認できると思います。
2階の部分からベランダに出て白いハンカチでしょうか振っている方たちが見えます。
こちらには、まだ情報ですと3軒で10名以上の方が残されているということです。
先ほどは警察のヘリコプターが来て5人の方を救助しました。
ヘリコプターからつり上げによる救助活動を行いまして5人の方を救助。
一度、避難所に送りましてそのあと、もう一度3人の方つまり8人の方を救助したわけです。
今は宮城県の防災ヘリコプターそして、このあと仙台市消防のヘリコプターもこちらに向かっているということです。
今、ボートも見えますね。
この辺りはまだ、完全に車も水に浸かっているような状態、辺りが水没してしまっているような状況です。
ボートで捜索を続けていましたがこちらに残されている方たちのもとに空からはヘリコプターそして、ボートを使っての救助活動が行われているところです。
まだ一度戻ったヘリコプターの姿は確認できません。
≫加川さん、ちょうど今並んでいる3軒とも待っている方がいるようですけどその周辺そういう家がたくさんあるということなんですかね。
≫2階建ての家が12棟固まっているんですが。
今、ヘリコプターから隊員の方が降りてきまして、これから左手の中央の家でしょうか。
また救助活動を行うところです。
ヘリコプターは上空でホバリングを続けています。
住宅地の周りに、水の動きでヘリコプターが難易度の高いホバリングを続けているのがわかります。
こちらは特に水が引かなかったせいもあると思うんですが3軒で10名以上の方が残っているという情報もあります。
肉眼でも上空から見ても2階部分にこうして、人の姿を確認することができます。
皆さん救助を待っている状態です。
≫救助されている方はいったん地上に降りていましたか?今、そのように見えたんですが。
≫先ほどの方法ですと隊員が1人だけ降りてきて2階の部分にベランダならベランダに降りてそこで人にフックをかけてそのまま、つり上げて救助するという形をとっていました。
先ほどまでの警察のヘリコプターと違って今は宮城県の防災ヘリコプターそして、仙台市消防のヘリコプターなどが相次いでやってきていますのでまた違う方法をとるかもしれません。
ちょっと注目して見ていたいと思います。
≫ご覧いただいているのは宮城県大崎市上空の今の様子です。
ヘリコプターとそしてボートで懸命の救助活動が続いています。
取り残されている方が多数いらっしゃいます。
そして、決壊した堤防からおよそ300m離れた住宅地から中継です。
斎藤康貴アナウンサーです。
斎藤さん。
≫浸水被害があった地域では住宅地とそして田んぼが大きく広がっています。
ここにはもともと川があったんですが増水してしまった結果川と田んぼの判別ができないほどになってしまっています。
あそこの田んぼで育てられていた稲がこの9月にまさに稲刈りの最盛期を迎えていたところでこういう冠水被害が起きてしまいました。
地元の人に話を聞きますと大きなショックを受けていましてどうしていいかわからないとも話していました。
そして、この先歩いていきましておよそ300mほど行った場所には渋井川があります。
そして、その堤防が3か所で決壊しましてこの辺りの地域およそ21キロ平方メートルにわたって冠水してしまったということです。
そして、この辺りは特に被害が大きかった場所でもあります。
坂になっていまして進んでいけばいくほど水かさはどんどん上がっていきます。
ちょっと見ればわかるんですがあの車も半分ほど水に浸かってしまっているのがわかるでしょうか。
先ほど、成人男性が歩いていたんですが腰の辺りまで水がきていましておよそ1mほど水かさはあるものと思われます。
そして、こちらの住宅にお住まいの方にも先ほど、話を聞けました。
今日の午前4時半ごろにあまりに激しい雨家の中にも水が入ってきたため避難をしたそうです。
先ほど、家の様子を見に来たんですが中に入ることができずに帰っていってしまうという結果になってしまいました。
こちらの地域で言いますと被害は結構深刻でして水道、ガスなどのライフラインが通っていない家庭が多いということです。
ただ、その中でも住宅にいらっしゃる方まだたくさんいるんですよね。
時間が経つにつれて水かさはどんどん減ってきています。
ですので、水が完全になくなるまで家で待つという方もい多いようです。
≫続いて吉田川が氾濫した宮城県大和町からKHB東日本放送の鈴木裕士記者です。
≫宮城県大和町の吉田川です。
この時間、日が暮れてきました。
現在は晴れていますがご覧のように、吉田川は茶色の濁流となって勢いよく現在も流れています。
私がいます、宮床地区は大和町役場からおよそ1.5km西側にあります。
私の後ろをご覧ください。
吉田川の護岸の土がごっそりと持っていかれています。
この護岸は1年前に造られたんですがその内側の土が全て川の勢いで持っていかれたような状態になっています。
後ろに見えます住宅です。
グリーンのシートがかかっていますが四つ角のうちの1か所あの下がすっかりと宙に浮いたような状態となってしまいました。
あちらの住宅に住んでいる80歳代の夫婦は昨夜は避難所に避難して無事だということです。
今朝方、自宅に戻ってきましてこの状態に驚いたと話していました。
この吉田川の水は私の立っているところまできたと思われます。
ご覧ください。
このように枝豆がすっかりとなぎ倒されています。
恐らく水が引くときに一緒に持っていかれたものと思われます。
大和町では3か所の一部の地域で避難指示が出されていましたが今日午後3時で解除されました。
しかし、避難を継続したいという希望者がいるために1か所の避難所を≫映像は宮城県大崎市の上空を捉えています。
上空からの中継です。
加川さん、聞こえますか。
≫はい、堤防が決壊しました渋井川のすぐ近く先ほどボートで救出された方たちがこちらに見えます。
この先が、この道が水に浸かってしまっていましてそこからボートを使って先ほどの住宅があるところまで助けに行った様子です。
ご覧のような状況です。
左に2階建ての住宅が12棟。
その周辺は完全に水没してしまっているんですが水田があったり道路があるはずなんですが確認することができません。
この辺りはまだまだ水が引いていません。
≫先ほどのボートですかね。
3軒、縦に建物が並んでいますけれども奥のほうに入り込んだようですね。
一番手前から数えて3軒目のほうの水面の辺りにオレンジの服を着た隊員の姿が…。
今、隠れましたけど見えますね。
ちょうどヘリコプターの水圧がかかっている辺りとなるでしょうか。
≫今、ヘリコプターと連動して救助活動を行っているんだと思います。
先ほどはヘリコプターが単独でつり上げの救助活動を行っていたんですが今度は、ボートと連動しまして手前の家の3人の方はボートで救出されました。
今、奥に見える黒い屋根の家にはまだ3人救助が必要な方がいるという情報が入っております。
≫加川さんベランダにいた人たちは家の中に入ったようですね。
いったん。
今、ちょうどつり上げられますね。
≫つり上げられて隊員の方が抱きかかえてヘリコプターの中に運び込むようです。
≫下からつり上げる形をとっているようですね。
ベランダから直接ではなく水面の辺りからつり上げる形で救出活動が続いているようです。
≫そして福島県でも大雨によって土砂災害の危険が高まってきました。
伊達市では交通量が多い国道が陥没し住民生活に大きな影響が出ています。
KFB福島放送阿部崇史記者です。
≫福島県伊達市の国道115号です。
この道路は幅が8mほどあるのですが増水した川の水で50m以上にわたって崩落しました。
川の中には崩れ落ちたアスファルトの一部が見え、当時の水の勢いが非常に強かったことが見て取れます。
福島県によりますと昨日夜9時ごろこの道路を走っていたドライバーが、目の前の道路が崩れているのに気づきました。
周辺の住宅などには被害はありませんでしたが付近の住民によりますと隣を流れる石田川昨日の夜は石と石がぶつかり合うような激しい音がしていて眠れない夜を過ごしたということです。
現在は川の水位も下がり始めていますがにごった水の勢いは依然として衰えていません。
伊達市の9月の平均雨量は160ミリですが昨日から今朝8時までの24時間で142ミリの雨が降りこの周辺では少なくとも3か所で土砂崩れが起きました。
福島県の浜通り北部と仲通りを結ぶ道路はもともと数が少ないのですが原発事故により一部が通行できなくなっているためこの国道115号は重要な位置を占めています。
しかし、今回の道路の崩落の影響で現在もおよそ15kmにわたり通行止めが続いていて復旧にはまだまだ時間がかかる見込みです。
当面は迂回を余儀なくされ住民の生活や物流に大きな影響が出ることになりそうです。
≫そして、こちらも同じく福島県ですがこの大雨の影響で飯舘村では川が氾濫し除染のあと、一時的に保管されていた放射性物質を含む草などが流されました。
中継です。
≫福島県飯舘村の中心部から少し南に位置する地区です。
今回、除染廃棄物が流出したのは複数箇所あるんですけれども一番流出量が多かったのがこの付近です。
こちらには除染で出た枝や草などをつめた廃棄物が黒いバッグに詰められて並んでいるんですが一部の袋はこのように無造作に転がっています。
あちらの電柱の向こう側には新田川が流れていましてこの新田川の水が氾濫しこの廃棄物置き場が水であふれたということです。
今日午前5時ごろ飯舘村役場から大雨で川が氾濫した場所で土のう袋などが流出していると除染などの工事を請け負っている業者に連絡がありました。
連絡を受けた業者は午前10時半ごろから大型の土のう袋30袋を回収したということです。
なお、今回流出した袋には農地除染を行う前に刈り取った草などが入れられていて重さは200kgから300kg。
通常の除染で出た土などが入った袋がおよそ1トンなので重さは軽いほうでした。
また、袋は二重構造になっていて現時点では中から除染で出た草や枝などがあふれてはいないということです。
袋は、毎時0.5から1マイクロシーベルトで放射線量は居住制限区域の現場と同じくらいとみられています。
またこのほか飯舘村に隣接する川俣町の仮置き場など7か所で除染で出た廃棄物の袋があふれた水に浸かるという被害が出たということです。
どれだけの袋が流されたのか把握していないとして見つけた人は連絡してほしいとしています。
≫まだ全体がわからないということですが今日、9月11日は福島第1原発の事故からちょうど4年半ということです。
確かに除染で集めたものは一時保管ということで置かれたままなんですね。
今のレポートでもありましたように野ざらしで置いてあるわけですから二重構造になって中のものがそう簡単には出ないようになってる。
これは当然のことなんですがそれにしても、やはり川の水面とそれほど高さの変わらないところにまとめて置いているというのはこれは場所がないということもあるのかもしれませんけれども今後、大いに検討する必要がありますよね。
この小さな川の氾濫ですからそれほど激しい水流ではなかった。
ですから全部が流れたわけではないですけれども、仮に昨日の鬼怒川の氾濫のような激しい流れの中に置かれたら、これはもっと遠くへ流されてしまうこともあり得るわけですからこれは環境省にはきっちりと今後置いておく場所の高さというのをきちっと検討してもらいたいですね。
≫鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では今日になりまた浸水の地域が広がっているようです。
中継です。
上空にいる村田さん。
現在の様子、伝えてください。
≫今、画面が捉えているのは決壊場所からおよそ9km離れた常総市街地なんですが左側に見えるのは鬼怒川ではありません。
小貝川という鬼怒川よりも東側を流れている川です。
そこに、市街地にたまった大量の水をこのように大量のホースで勢いよく水を排水しているんです。
これ、我々がおよそ3時間ほど前に飛んだときにはわずか数本のホースだったんですけれどもここまで大規模に排水作業が行われるようになりました。
決壊から2回目の日没を迎えようとして急ピッチで救助活動も行われていますが同時進行でこの水を抜く作業というのも行われています。
こうやって上から見てみますとやはり上空からの救助というのが目立ちます。
恐らく水が引かないと地上からの救助というものも効率化しません。
ですので、こういった形で長くホースを伸ばして住宅地、そして街にたまった泥水というものを抜いていかなければなりません。
その同時進行で進められている排水作業も恐らく、これから急ピッチでより多くこのホースが使われて水を抜く作業が行われるはずです。
ですが、この水というのは大量の土砂、砂を恐らく、含んでいると思われます。
うっすらですがその水に浸っているところ砂が見えてきているところもあります。
何か所かあるんですがやはり砂が堆積してしまっているんです。
ですので、こういった人為的に水をはけないと恐らく、自然に排水をする溝だったりそういった排水機能が恐らくですが麻痺しているかのように上空からは感じます。
ですので、急ピッチで大量にこの水を抜かないと恐らく救助作業というものも効率化しませんので急ピッチで排水作業が続いています。
≫昨日昼過ぎ堤防が決壊し、氾濫した茨城県常総市の鬼怒川。
≫66年ぶりに堤防が決壊した鬼怒川の上空です。
左右に流れているのが鬼怒川です。
そして、こちらが決壊した堤防部分です。
≫一夜が明けても辺り一面は水に浸かり深刻な状況に置かれていた。
≫災害対策本部が置かれている常総市役所の屋上に来ています。
ここから見渡す限り全て水浸しになっているのがわかります。
そして避難している人たちの車も水没してしまいました。
そして、早朝にもかかわらず海保による救助活動が始まっています。
≫夜明けとともに再開されたヘリコプターによる救助活動。
避難所となった市内の体育館では…。
≫こちら、避難所の体育館ではパンの配給が行われています。
≫家族連れ、そして子どもや高齢者の姿も目立つ。
避難所で一夜を明かした人は…。
≫常総市によると現在、避難したあとに自宅に戻ると話したまま連絡が取れなくなった人など22人が行方不明になっている。
≫常総市役所の周りが水没しています。
そして、更に注目したいのは市役所に駆けつけました自衛隊の車両も水没しています。
≫災害対策本部そして避難所ともなっている常総市役所も浸水した。
市によると、建物の浸水被害は床下と床上を合わせて1万棟以上に上っている。
市内に設置された32か所の避難所にはおよそ5800人が避難しているがおよそ1700人が今も孤立している。
これは、小型無人機ドローンで撮影した決壊現場の映像。
堤防の切れ目から大量の濁流が住宅地に向け流れ込む様子が捉えられている。
国土地理院は鬼怒川の堤防決壊などによる浸水の推定範囲を公表。
川の水が堤防を越えたのが確認されたのは若宮戸地区。
その南の石下地区では堤防が決壊した。
浸水した範囲は鬼怒川の東西およそ4km。
南北およそ9kmに及ぶ。
≫午前8時です。
ボートに乗った住民の方が避難していきます。
≫陸上、そして空から行われる孤立した人々の救助。
病院も孤立していた。
≫非常につらそうですね。
お年寄りが毛布に包まれてしっかりと自衛隊員に抱えられボートの奥へと運ばれていきます。
ようやく救助されました。
≫100人ほどが孤立していたショッピングセンターでは…。
≫今、救出作業が行われています。
自衛隊のヘリコプターが屋上に降りています。
≫屋上に自衛隊のヘリコプターが着陸。
2階に避難していた人々が次々に乗り込み救助された。
≫一夜明けましたが街の中はまだだいぶ、水が残っています。
信号機もともっておらずこの辺り、まだ電気は復旧していないということです。
そして、あちらにあるのが中学校なんですがグラウンドにある柵がなぎ倒されています。
昨日の水流の強さがうかがえます。
≫ここは堤防が決壊した石下地区。
住民は後片付けに追われていた。
こんな光景も…。
≫水田の脇、おびただしい数のガスボンベが流れ着いています。
≫大量に流れ着いたガスボンベ。
更に、川が決壊した現場に向かうと…。
≫ここが昨日堤防が決壊した現場です。
奥にあるのが鬼怒川です。
昨日は、奥から街のほうへ向かって濁流が流れ込んでいきました。
その強さは折れた電柱や崩れた家が物語っています。
≫一方、川の水が堤防を越えた若宮戸地区の周辺では…。
≫こちらの店浸水したということなんですが窓ガラス、大きく割れています。
店内はガラスの破片そして商品がめちゃくちゃになぎ倒されてしまっています。
目の前に見える冷蔵庫奥の壁際に置いてあったということなんですが5mほど離れたこの場所まで流れてきたということです。
≫濁流が通過した通り。
更にその近くでは…。
≫道路沿いにある住宅のトタンの塀が大きくなぎ倒されています。
そして、こちらも立派な塀なんですがぐにゃりと大きく曲がって内側に入り込んでしまっています。
浸水のときの激しさが伺えます。
≫避難所に身を寄せている住民が家の様子を見に戻ってきていた。
≫更に堤防へと近づくと…。
≫住宅前の道路が寸断されてしまっています。
塀はなぎ倒されていて≫これまでにわかっている主な被害状況をまとめます。
お伝えしていますように栃木県と宮城県で合わせて3人の方がなくなっています。
また、茨城県の常総市では鬼怒川の堤防が決壊しまして、住民22人と連絡が取れなくなっていてまた宮城県の栗原市では1人が行方不明となっています。
昨日は、茨城県の筑西市でも川が氾濫。
栃木県でも日光市でホテルの温泉施設の倒壊であったりとか鹿沼市で土砂崩れなどの被害が相次ぎました。
更に、埼玉県でも越谷市で駅が冠水するなど被害が出ています。
また、今日になりまして福島県では、南相馬市を流れます新田川が氾濫危険水位に達したため一時およそ7500人に避難指示が出されていました。
とにかく広範囲に被害が及んでいます。
≫萩谷さん昨日お伝えしたよりもかなり被害が拡大してしまいましたね。
≫常総市の冠水地域大体日本の国土の0.01%ぐらいに相当する大変な広い冠水でしたからその状況をすぐに把握するのは難しかったと思います。
ただ、今回気をつけなきゃいけないのは関東地方で特別警報が初めて出ましたね。
特別警報というのは直ちに命を守る行動をとってくださいということなんですが。
実は、例えばさっき電信柱につかまって救助された方。
決壊したというので外に出てみたら20m先の自分の玄関に戻れなくなっていたということですね。
特別警報の意味というのを静岡大学の先生がこうおっしゃっているんです。
そこまでに何もしていなければ手遅れになる情報だと考えるべきだと。
特別警報を聞いてから動き出すのでは手遅れになるかもしれないと。
これはやっぱり特別警報の意味を我々はもう一度きちんと勉強し直す必要があると思いますね。
≫被害はなぜ拡大したのでしょうか。
鬼怒川で決壊した堤防付近は10年に一度の大きい水害には対応できないとして改修計画が進められている段階でした。
≫今回、堤防が決壊した鬼怒川の流域は国が2006年に堤防整備の長期的な方針を策定し下流から順に改修工事を進めていた場所。
≫後ろにあるのが決壊した堤防の断面です。
こうしてみると土でできているということがわかります。
≫改修工事では堤防の高さをかさ上げし幅を広げる計画だった。
だが、決壊した場所は昨年度に用地回収を始めたところでまだ工事自体にまでは手がつけられていなかった。
更に、今回決壊した場所から北へ4kmほどいったところにある若宮戸地区。
ここは市も一番危険な区域と認識している場所だ。
≫画面左手が鬼怒川です。
川の水は今私がいるこの場所を越えて若宮戸地区に流れ込みました。
住宅が立ち並ぶその手前にはソーラーパネルが破壊されていることがわかります。
≫若宮戸地区は今回、決壊が起きた地区よりも先に川の水が堤防を越え地区一帯が午前中の時点で冠水。
市によればこの辺りはもともとおよそ1kmにわたり無堤部。
つまり、堤防がない地域でただ、川沿いにある小高い丘が自然堤防の役割を担っていた。
だが、その地域に民間事業者がソーラーパネルを設置することになり去年3月ごろから丘の一部を平らにする工事が進められたという。
≫ただ、パネルを設置した会社は掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ないと説明する。
≫丘の削られた部分には大型の土のうが設置され本格的な対策を待っているところだったが濁流はそれごと押し流した。
≫あちらの断面削られたように見えますがその足元の部分からずっとこのソーラーパネルのある辺りまで水浸しになっていますね。
その中に大きなサイズの土のうが散在しているのがわかります。
≫10年に一度の大雨でも洪水が起きないようにするための堤防の改修工事。
その10年に一度が先に起きてしまったのだろうか。
≫この鬼怒川の堤防の決壊といいますのは先ほど66年ぶりというリポートもありましたように昭和以降、2度ありまして今回が3度目。
整備する計画があったということなんですね。
≫これ、結局一番難しいのは整備する計画があってもそれを実行するのに大変、時間とお金がかかる。
専門家によりますとこの辺で例えば堤防を改修しようとすると工事費の倍ぐらいの用地取得費がかかる。
つまり、用地取得には地権を制限しなければなりませんから大変な時間とお金がかかるわけですよね。
ところが実際に被害が起きてみるとその用地の土地の所有権を持っている人たちは最大の被害を受けることになります。
ただ、10年先か20年先かわからないものに対し自分の土地を提供するかというと判断に非常に困るところなんです。
第三者はなぜ提供しないんですかと聞かれるんですけどこの話を家内にしていたら家内にあなただってこの土地を持ってたらそう簡単に売らないでしょと言われてしまいました。
その通りなんですよね。
日本全体、今のところ防災という意味で土地の所有権の制限はなかなかできなくなっいてる。
これだけ気候が変わってきて大きな災害がいろいろ出てきたときにそれはいろいろ考えなきゃいけないんじゃないかなと思います。
≫改めて地図で国土地理院の資料をもとにお伝えしますが今回の決壊についてお伝えしますと決壊場所は上から下りてきてちょうどこの辺りとなります。
その前に更に上流の辺りで越水が起きていたということなんです。
整備計画についていいますとこちらにありますようにちょうどこの辺りの用地買収取得を進めていたということで堤防をかさ上げしたりあるいは幅を広げようとしていた。
≫堤防が決壊した常総市の現場では懸命の修復作業が続けられています。
中継です。
石塚さん。
≫堤防が決壊してから丸1日が経過しました。
大災害を起こした鬼怒川は現在穏やかな川の流れに戻っています。
私の手前にあります緑の生えた土手のカーブが当時、濁流が削った高さ4mの堤防の跡です。
現在はむき出しの湿った土と大きな水たまりだけとなってしまいました。
堤防があった場所の近くには直径2mほどの大きな岩も転がっています。
そして、濁流の動線上にある建物はかろうじてガソリンスタンドがわかるほどに破損し電柱は当時の流れを物語るよう右に大きく傾いています。
ここから見える限りではどこまで濁流が地域を襲ったのかわからないほど荒れた光景が広がっています。
近くに見えるだけでもオレンジの重機などが深く沈んでいるのがわかります。
そして少し視点をずらしますと青い屋根が地面に横たわっているほか住宅の2階部分とみられる建物が横倒しで転がっています。
かろうじて形を残した住宅も川の水が地盤を削った影響で玄関が地面より下に沈んでいます。
付近の住民の皆さんはこのような状況に頭を悩ませながらも堤防の再建を望んでいます。
≫そして浸水した地域を一刻も早く元に戻そうとポンプを使った排水作業が続けられています。
金井さん。
≫常総市水海道です。
この辺り一帯ですが昨日の鬼怒川の決壊で辺り一帯が茶色く濁った水に覆われた状態になっています。
そしてそこには銀色のコンテナや多くの生活用具が浮いています。
こちらには水をなくそうとこちらの白い大きなホースそして、国土交通省の排水ポンプ車を使ってその水を吐き出す作業が行われています。
このポンプ車ですが毎分、最大60トンの水を吐き出すことができます。
そしてその水ですがすぐそばを流れる川に吐き出されています。
このホースからは1本あたり毎分7.5トンの水が吐き出されるためかなり勢いを持って水が捨てられています。
そして、この作業はこの場所だけではありません。
この橋を渡った対岸あちらの場所でも同様の作業が行われています。
ただ、これだけ同時に排水を行っていてもこの周辺一帯を覆った水ですのでこの作業が一帯いつ終わるのか水が一帯いつなくなるのかというめどは立っていません。
国土交通省は今後、74台の排水ポンプ車を現地に投入して、一刻も早く水をなくす作業を進める方針です。
≫常総市では日が暮れてきているようです。
そして、同じく常総市の避難所の1つ石下総合体育館から中継です。
安藤さん。
≫こちら、避難所となっている体育館のロビーです。
こちらには、多くの水やお茶など飲み物が集まってきています。
お昼にはほとんどなくなっていましたが午後から大変多くの支援物資が送られてきています。
お茶だけではありません。
奥にはお菓子や菓子パンそして梨なども集まってきています。
そして、外には現在午後6時に向けて炊き出しの準備が行われています。
おにぎりや豚汁などが500人分ほど準備されています。
そして避難所となっている体育館に失礼します。
1日が経ちました。
しかし、こちらにはまだ多くの方が避難しています。
今日1日、大変強い日差しで暑い1日となりました。
体育館の中はクーラーも扇風機もなくうちわで扇いでいる人の姿が目立ちました。
しかし、昨夜は大変寒かったです。
寒かったためにそういったことを考慮してこちらに毛布が用意されました。
先ほど3箱ありまして30枚ほどありましたが今はもう1枚ほどしか残っていません。
今日も400人から500人の方がこちらで一夜を過ごしますが寒暖の差に注意が必要そうです。
≫では、今回の避難に向けての動きについて、改めて見ていきたいと思います。
堤防が決壊しましたのが昼の12時50分ということなんですけれども大雨特別警報についていいますと茨城県で午前7時45分栃木県については深夜の0時20分ということなんです。
茨城県の大雨特別警報よりも前に実は午前4時に常総市避難勧告。
これは氾濫箇所周辺ということです。
それから午前2時。
避難指示。
浸水地域の北部ということでまずここについていうと深夜に出ていたので気づかなかったという方がいらっしゃるようです。
そして午前7時45分の大雨特別警報のあと午前10時30分に避難指示。
これは浸水地域の南部ということなんですがここについていうとこれを聞いて避難しようと荷物をまとめている間に決壊したというケースもあるようですね。
≫大雨特別警報になる前には大雨注意報、大雨警報ときて特別警報になるわけですよね。
ただ、気象庁から出る自治体から出る。
じゃあ、住民は一体どれに従ったらいいのかなかなか混乱すると思うんです。
もちろん、最終的には自分の命は自分で守るというのが原則ではありますけれどもやはり、まだどうしてもわかりにくい状態になっていると。
先ほどもいいましたが特別警報というのはそのときまでに何もしていなかったら大変なことになるかもしれないという専門家の意見もあるわけですからそういうことも含めて小中学校で防災教育というのはきちっとやるべきだと思います。
年に1時間、2時間時間を割くだけでいいわけですから。
それで、たっぷりきっちりと正確な情報を教えていけばそれが積み重なっていけば子どもたちが知ってればおじいちゃん、こういうときにはこうしないといけないんだよと教えてあげることができますしぜひ、防災教育の時間をきちっと小中学校でとってほしいと思いますね。
≫続いて、今後の天気をお伝えします東北の雨はほぼやみましたが引き続き土砂災害に警戒が必要です。
こちらは、土砂災害発生の危険度を示したものです。
黄色、赤、紫の順に危険度が高くなることを表します。
宮城県や福島県を中心に赤や紫のところが広がり関東でも黄色や赤のところが残っています。
このあとしばらくはまだ地盤のゆるい状態が続く見込みですので雨がやんだあとも引き続き土砂災害に警戒してください。
続いて、今夜にかけての雨の予想を見てみますと関東は北部を中心に一時、雨の降るところがありそうです。
大雨となったところでは少しの雨でも土砂災害に警戒してください。
一方、北海道の東部は台風17号の影響で雨や風が強くなるでしょう。
日付の変わるころまでは横殴りの雨に注意が必要です。
それでは明日の予報です。
≫深夜から朝方にかけて今度は宮城県が記録的な大雨に襲われた。
仙台市では街中や郊外で冠水する場所が続出。
≫田んぼから水があふれ出し道路が冠水しました。
車4台が浮いている状況です。
≫午前3時25分。
宮城県に大雨特別警報が出された前後に大崎市を流れる渋井川の堤防が決壊したとみられる。
≫堤防が決壊しました渋井川の上空です。
ご覧のように辺り一面が水没してしまっています。
堤防は大雨の影響で20mにわたって決壊しました。
南東に位置する住宅地まで川の水が流れ込んでいましてかなり広い範囲で水没してしまっています。
ご覧のように、住宅地の周りもまるで湖の中に住宅が並んでいるように見えてしまいます。
≫孤立した住民から相次ぐ救助要請。
警察や消防などでは手が足りないため宮城県では午前8時過ぎ自衛隊に災害派遣を要請した。
空からの救助活動では1人ずつ、抱きかかえてヘリコプターに収容。
≫地上ではボートを使って孤立した人を捜しながらの救助活動となった。
≫ボートで救助されたこの女性。
今度はヘリコプターで避難場所まで移動となった。
≫救助を待つ人の姿はあちこちで見られ一体、何人が取り残されているのかわからない状態が続いた。
決壊した現場周辺の空からの映像。
右側に国道4号と白い屋根の建物がある。
左側に決壊した渋井川と多田川があり合流している。
決壊前の写真と比較する。
右側の決壊前の写真を見ると田畑が広がる部分に広範囲にわたって冠水していることがわかる。
画面左側。
渋井川は2か所で決壊していた。
このほかにもう1か所確認され渋井川では合わせて3か所の堤防が決壊。
規模は最大でおよそ20mとみられている。
宮城県では大和町の吉田川が氾濫するなど各地で冠水や浸水土砂崩れが発生。
少なくとも1人が死亡1人が行方不明になっている。
≫浸水被害が相次いでいる宮城県大崎市の堤防が決壊した現場からおよそ300mの住宅地から中継です。
斎藤さん。
≫午後6時を前に辺りは徐々に暗くなってきました。
この場所は、渋井川からおよそ600mの場所に位置します。
目の前には国道4号がありましてこちらが仙台側そして、あちら側が盛岡側となっています。
ただ、仙台側なんですが奥の道が冠水してしまっている影響で通行止めとなっています。
ですので、進むことはできません。
向こうから来た車は右折するような形。
そしてあちら側からきた車はUターンするような形がずっと続いています。
ここは渋井川からおよそ600m離れてはいるんですが道路はご覧のように冠水してしまっています。
私が来たおよそ3時間ほど前と比べてみますと水位はもちろん下がっているんですがそれでも深いところと比べてみますと水位は50cmから60cmまだあります。
大崎市では今、雨は降っていませんが大雨特別警報は続いています。
気象庁としては厳重な警戒を呼びかけています。
≫大崎市内で避難所となっている小学校には大勢の方が救助されて集まっています。
KHB東日本放送の高木玲アナウンサーです。
≫宮城県大崎市渋井川の決壊でヘリやボートで救出された方そして避難された方がいらっしゃる古川第五小学校です。
中には今50名ほどの方がいます。
ぐったりした様子の方や疲れて眠っている方もいます。
では今日ボートで救助された方にお話を伺います。
よろしくお願いします。
水が迫ってきて大変恐怖心もあったと思いますが。
≫そうですね、静かに静かにどんどん迫ってくる水をただただ見ているだけでとても怖かったです。
≫救助されたときの思いは?≫やっと来てくれたっていう思いでうれしい思いでした。
≫ありがとうございました。
中継でお伝えしました。
≫続いて吉田川が氾濫した宮城県大和町にKHB東日本放送の鈴木裕士記者がいます。
鈴木さん、お願いします。
≫宮城県大和町の吉田川です。
現在も茶色く濁った水が勢いよく流れています。
護岸につきました水の跡から、およそ30cmあるいは40cmほど下を流れていますのでこの時間、水かさが減っていることがわかります。
そして、私の後ろの護岸をご覧ください。
コンクリートの護岸の上の部分。
水の勢いで土が、ごっそりと持っていかれています。
奥の住宅も四つ角の1か所が宙に浮いたような状態となっています。
水位が上がった吉田川はあちらの住宅の床下まで水が増したということです。
大和町では町内の3つの地区の一部に避難指示が出ていましたが今日の午後3時に解除されました。
ただ、継続して避難を希望する住民がいるために今夜も1か所避難所を継続して開けるということです。
依然警戒の続く大和町からお伝えしました。
≫今回の大雨による宮城県の被害です。
午前9時過ぎ、栗原市で田んぼの中に水没していた軽乗用車の中から48歳の女性が見つかり死亡が確認されました。
また、62歳の男性1人が行方不明になっているほか大型トラックの男性が土砂崩れに巻き込まれて重傷です。
河川の被害は大崎市の渋井川で堤防3か所が決壊したほか大和町の吉田川が氾濫しました。
宮城県内では午前の段階で大崎市や栗原市などで避難所227か所が設けられ県内全体で2215人が避難をしています。
≫濁流にのまれてから一夜明け茨城県常総市の被害が徐々に明らかになってきました。
連絡が取れない人は22人に上り市役所は現在も水没したままになっています。
≫まずは動けないような患者さんからこの陸上自衛隊が到着したボートで救助されます。
≫鬼怒川の堤防が決壊した茨城県の常総市。
市によると連絡が取れない人の数は22人に上る。
中には、避難後に自宅に戻るといったまま連絡が取れなくなった人もいたという。
≫常総市役所の周りが水没しています。
そして、更に注目したいのは市役所に駆けつけました自衛隊の車両も水没しています。
≫市役所の屋上から次々と助けられる人々。
浸水被害が特にひどかったのは堤防が決壊した周辺だった。
そのため、決壊箇所からおよそ9kmほど離れた市役所に災害対策本部を置いた。
しかし今日、被害は拡大。
腰の辺りまで冠水したという。
≫本来であればこちらの場所は避難してきた住民らが寝るためのスペースだったんですが一夜明け水がひざの高さまで浸水したことで住民らは2階へ緊急避難しました。
≫一面の茶色い世界。
浸水や停電断水の被害を受けるなど一夜が明けた今も被害は続いているのだ。
≫一夜明け、被害の大きさがわかってきました。
まず、あちらが決壊した堤防となります。
そして、カメラを逆に向けるとあちらでは家が傾き、そして手前では道路が崩れ落ちています。
こちらでは、木々が流れ出た水と同じ方向に倒れそして奥では電信柱も同じように傾いています。
そして、下を見ると道路がごっそり流されています。
≫我々は避難所である男性と出会った。
坂井正雄さん。
濁流の中、2時間以上も懸命に電柱にしがみついて九死に一生を得た人だ。
≫あのとき、電柱にしがみつきながら考えていたのは目の前で車ごと流された息子そして、妻のことだった。
≫救助され避難所についた坂井さん。
伝えられたのは家族の安否だった。
≫浸水被害がひどい常総市役所の避難所におよそ400人が孤立状態になるなど市内各地で救助要請が相次いでいる。
≫この鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では自衛隊がまもなく孤立した病院の患者らおよそ120人の救助活動を始めます。
上空から中継です。
村田さん。
≫その120人が孤立状態にあるさくら病院を捉えました。
屋上にスタッフの姿が見受けられると思います。
日没が近づいてきてライトのようなものをとっています。
相当、辺りが暗くなっていることが見受けられます。
ここに患者さん、スタッフ120人が孤立状態だということです。
そして、こうやって歩けるスタッフ患者さんだけではありません。
窓の中を見てみますと病室なんですがベッドに寝たきりの状態のお年寄りが何人もいるわけですね。
この窓1つ1つが病室なんですが最低でも、この病室に1人以上は寝たきりの患者さんがいらっしゃいます。
ですのでヘリコプターからの救出というのは非常にストレスになります。
ですのでボートで自衛隊員、そして消防隊員が救助にあたっています。
日没が近づいてきていますのでゆっくりと、かつ迅速に救助をしたいんですがただ、先ほど上空から確認したところによると消防のボートが先ほどまであったんですがそこに乗せていたお年寄り寝たきりのお年寄りを抱えてこの病院の中に運んだという姿もありました。
恐らく、ここの近所にいらっしゃる寝たきりのお年寄りを救助したんですがこの病院のほうが恐らく避難所よりも施設が整っていると判断したのかもしれません。
この病室にも空きがあるはずです。
もうひと晩過ごすのかそれとも、ここにいったん預けてこれから救助するのかまだわかりませんがそういった状態で120人、それ以上いるかもしれませんがこのさくら病院救助を待つ患者さん、スタッフがまだ数多くいらっしゃいます。
≫そして、常総市で決壊した堤防では修復作業が続けられています。
石塚さん。
≫私は先ほど、中継でお伝えしました場所から100mほど離れた濁流の通った県道上に来ています。
住宅街に近づくほど今回の濁流がどれほどの強さだったのかがわかってきました。
まず、こちらのアスファルトなんですが道の半分を残し基礎の部分ごと崩落してしまっています。
そして、道が広がっていたと思われる部分も土がむき出しになるなど元の形がどんなものだったのか想像するのが難しいほどです。
ここには、住宅がいくつも建っていたと思われますが辺りに広がるのはコンクリートと濁った水の荒れた風景です。
住宅の皆さんの姿はなく近くで行われている国交省による土手の再建工事に使われる重機の音のみが広がっています。
先ほど地域向けに頻繁にアナウンスが流れているんですがこの大変な状況でも空き巣が頻発しているということです。
地域住民の皆さんはこれから始まる地域の復興に加え心無い人たちによる空き巣の被害にも心配するなど大変、苦しい状況が続いています。
≫本当にそのとおりですね。
かなり暗くなってきました。
そして、浸水した地域を一刻も早くもとに戻そうとポンプを使った排水作業が続いています。
金井さん。
≫常総市水海道です。
この辺り一帯ですが昨日の鬼怒川の決壊で一帯が水に浸かってしまいました。
こちらではその水をすぐそばを流れる川に排出する作業が行われています。
国土交通省の排水ポンプ車を使って1分間に最大60トンの水を排出できるということでホースからは茶色く濁った水がかなり激しい勢いで流れ出ています。
そして、この水一体どれほど水位が下がったかということなんですが昨日はこちらのこの辺りまで水がきていました。
そして昨日の夜から行われたこの作業で今、水位で言いますと30cmほど下でしょうか。
あちらの場所まで下がっています。
ただ、こちらから見える範囲全て水に覆われていますので一体、これがどれほどの時間がかかるのか。
めどは立っていません。
国土交通省は昨日の夜から続けられている≫茨城県常総市ではいまだに22人の住民と連絡が取れていません。
常総市などによりますと家屋などとともに濁流に流された人や一度、避難してから自宅に戻った人など合わせて22人と連絡が取れなくなっています。
また1人が重傷2人が軽傷を負っています。
現在市内では32か所の避難所が開設されおよそ5200人が避難しています。
しかし、避難所の1つの市役所が水で囲まれているため400人ほどが取り残されていますが徐々に水が引き始めたため市は先ほどから順次希望者を船で運び出しています。
≫お伝えしていますように常総市で22人宮城県で1人の合わせて23人が行方不明という状況です。
≫ここで重要なことはまだ行方不明の方の捜索というところまで手が回ってないんです。
といいますのは現在も、まだ例えば病院から要救護者をヘリコプターで宙づりにして番組の一部に字幕のついていない部分があります。
ご了承ください2015/09/11(金) 16:50〜18:15
ABCテレビ1
ANNスーパーJチャンネル[字]

鬼怒川の堤防“決壊”一夜明け“濁流の街”取り残された住民らは?不明者多数…懸命捜索、緊迫の救出劇一部始終

詳細情報
◇番組内容
視聴者が知りたいニュース・情報をズバリお伝えします!テレビ朝日の系列局26局(ANN)が総力取材!いち早く正確な情報を届けます。
◇出演者
【メインキャスター】
平石直之、竹内由恵
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/

※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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日本語
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