こんにちは。
ニュースシブ5時です。
引き続き、関東、東北の大雨被害についてお伝えします。
関東から東北南部にかけての、記録的な大雨。
浸水した地域では、懸命の救出活動が続いています。
決壊した川の堤防は7か所に上り、鬼怒川が決壊した茨城県常総市では、22人が今も行方不明となっています。
警察庁によりますと、これまでに3人が死亡し、10の県で26人が重軽傷を負ったということです。
まずは堤防が決壊した、茨城県常総市と宮城県大崎市の上空です。
茨城県によりますと、鬼怒川の堤防が決壊した常総市では、特別養護老人ホームの1階部分が水につかり、高齢者や職員など120人余りが取り残されています。
孤立しているのは、特別養護老人ホーム、筑水苑で、3人の高齢者が体調を崩しているということです。
寝たきり状態の人など、多くの高齢者は体力的にヘリコプターやボートで救助するのは難しいということです。
施設には3日分の食料の備蓄はあるということで、県などでは、水が引くのを待って、支援の方法を検討することにしています。
こちらは渋井川の堤防が決壊した、宮城県大崎市です。
広い範囲が浸水して、多くの人が住宅に取り残されましたが、古川西新井地区では、消防などが午後3時までに、孤立が確認されている住宅、およそ200軒を回り、合わせて113人を救出したということです。
消防と警察は、ほかにも孤立している人がいないか、ボートによる捜索をさらに進めています。
では、鬼怒川の堤防が決壊して、大きな被害が出ている、茨城県常総市の上空から中継です。
茨城県常総市の上空です。
手前を流れているのは、小貝川です。
架かっているのは、やまと橋です。
周りには消防や救急車、自衛隊の車が止まっています。
こちらの道路の先、ボートも並んでいます。
この辺りから取り残されて人たちの救出作業が行われています。
つい先ほども、数名が救出されました。
この辺り、辺り一面、まだ水につかっています。
現在、水を排水する作業も行われています。
水が勢いよく、排水されています。
中継でお伝えしました。
現在の茨城県常総市上空からの映像をご覧いただいています。
大規模な浸水、広がっている浸水箇所から、水が勢いよく今、排出されているところです。
また、浸水している場所では、ボートなどを使って救助活動、現在も続いています。
救助を待っていらっしゃる方、焦らずに救助をお待ください。
外が水につかっているときに、外に出るのは危険です。
いつもの道でも、水の流れでふだんとは違っていることがあります。
またあと1時間ほどで、日没を迎えます。
できれば建物の上の階など、なるべく高い所で救助を待ってください。
大規模な浸水、今も水が引いていない状況が続いています。
この時間、災害担当の古川デスクとお伝えします。
古川さん、長い時間、この水につかっている状態、まだ常総市では続いてますね。
そうですね、堤防が決壊したところから、きのうの時点では、その付近が一番浸水していたと考えられるんですが、だんだんと土地の低いほうへ水が流れていくと、国土交通省からの情報があります。
まだ流れがあるということですね。
流れの速さはないんですけれども、だんだん住宅街のほうに流れ込んだ水が、土地の低いほうへと移動しているという形ですね。
そういった形で、浸水地域自体としては、広がりを見せているという状況が、今も続いているという状況です。
堤防の決壊から、まもなく2度目の夜を迎えることになります。
今、何が心配されますかね?
そうですね、今後、きょうの夜の救助活動というのがどうなるか、今のところまだ情報はありませんが、きのうは自衛隊は午後7時まで、ヘリコプターによる救助作業を行いました。
そして、ボートによる救助作業というのは、夜通し、行われたんですけれども、きょう、かなり、けさから数多くのヘリコプター、そしてボートによる救助活動ということで、救助が進められていますが、まだ依然として、多くの方が取り残されていると、まもなく日没ということで、かなり住民の方、体力的にも、また精神的にも追い込まれている状況だとは思いますが、関係機関が懸命に今、作業を進めているという状況ですので、いましばらく、待っていただきたいと思います。
まだまだ水が引いていない状況が続いています。
画面の中央には、タンクのようなものがいくつか並んでいるのが見えます。
そのうちの一つが傾いて見えています。
古川さん、その水がなかなか引かない状況というのは、この先もまだ続くんでしょうか。
そうですね。
国土交通省は今、常総市のほうにポンプ車、排水のためのポンプ車を74台派遣するということにしておりまして、すでに到着した車では、作業を進めていますが、これだけの量の水が流れ込んでいるために、まだいましばらく時間がかかる可能性があるという状況です。
画面の中央は、ちょうどガソリンスタンドが見えてきましたが、もちろんそのガソリンスタンドの地面が見えませんし、また端っこに見えているのは、あるいは給油のための装置でしょうか、頭のほうが少し見えていますが、大部分は水につかっている状態です。
また隣の建物、窓が真ん中ほどまでまだ水につかっているのが見えています。
古川さん、救助を待つ人、避難している人、周りにこれだけたくさん水があると、しかも長い時間の避難ということになって、心配が続くと思うんですけれども、注意されるべきことはなんでしょうか。
もちろん今、救助が必要な方の救助が最優先ということはあるんですけれども、多くの方が今、避難所に避難しています。
取るものもとりあえず、避難所に向かって、ふだん服用している薬を持たずに行った方とか、多くの方が身の回りのこと、困っている状況があると思います。
日本赤十字など、すでに医療チームなどを派遣していますけれども、そういった避難所に行かれた方への支援というところも、これから非常に重要になってくると思います。
古川デスクにはまた聞きます。
まずは常総市の上空からの様子をご覧いただきました。
では、茨城県常総市からの中継をご覧いただきます。
鬼怒川の堤防が決壊した常総市の現場に来ています。
ここから見えるだけでも、十数メートルにわたって堤防の土手が崩れているのが分かります。
私が今立っている道路、この10メートル先をご覧ください。
道路が崩れて、途中で寸断されているのが分かります。
電柱も大きく傾いていて、川の水がかなりの勢いで住宅街に流れ込んできたのが分かります。
またこの辺りには水がたまっていて、一見すると、川のようにも見えますが、この場所はもともと住宅があった場所で、浸水によって、このような状況になっています。
私がここに来てから3時間ほどたちますが、浸水した水の量は、変わっていないように見えます。
また、こちらをご覧ください。
救助を待ちながら、電柱につかまっていた男性がいた場所です。
またその電柱の隣、白い住宅に浸水によって流されてきたと見られる瓦屋根の平屋が倒れているのが分かります。
浸水の悲惨さを物語っています。
また、このすぐ近くに住む75歳の男性は、堤防が決壊したころ、ごーっていう水の音が聞こえ、避難を考えたが逃げ遅れ、自衛隊のヘリで救出されました。
家は停電し、水も使えないため、また避難所に戻って夜を明かしますと話していました。
以上、茨城県常総市の現場からお伝えしました。
常総市、鬼怒川と並行して流れる小貝川です。
その小貝川に勢いよく水が流れ込んでいます。
この辺り、数か所で排水作業が行われています。
私の近くの道路、この近くの道路にも何台ものポンプ車、そして夜間の作業に備えて、照明車が止められています。
排水作業が始まってから4時間近くが経過しました。
夕方になって日がかげってきましたが、作業は続いています。
時折、近くに住む人が排水作業の様子を見に来たり、排水作業の見通しを尋ねる姿が見られました。
この辺り、鬼怒川の堤防が決壊した現場から、7キロから8キロほど離れた住宅街です。
堤防の決壊から丸1日以上が経過しましたが、まだ広い範囲で茶色く濁った水に覆われています。
深い所では、乗用車のボンネットの上の辺りまで、水につかった状態です。
排水作業は夜を徹して行われる見通しです。
以上、常総市からお伝えしました。
国土交通省がきょう正午現在で各地の被害をまとめたところ、合わせて7か所で川の堤防が決壊したほか、茨城県や栃木県を中心に、24か所で川の水があふれ、浸水の被害が出ているということです。
また関東甲信や東北など、13の都と県の合わせて52か所で、崖崩れなどの土砂災害が確認されたということです。
茨城県常総市によりますと、これまでに22人の行方が分からなくなっているということです。
市や警察は捜索を急ぐことにしています。
栃木県では、63歳の女性が、土砂崩れに巻き込まれて死亡し、25歳の男性が排水溝に引き込まれて死亡しました。
宮城県栗原市では、きょう午前、市内で川の水があふれ、48歳の女性が車ごと流されて死亡しました。
また62歳の男性が、水害の様子を見に行くと、家族に言って、車で出かけたまま、行方不明となっています。
各地で合わせて3人が死亡、23人が行方不明になっています。
また警察庁によりますと、茨城県や栃木県など、10の県で、26人が重軽傷を負ったということです。
これまでに降った雨で、福島県、山形県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、引き続き宮城県に大雨の特別警報を出して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけるとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
今回の大雨で最も大きな被害を受けたのが、茨城県常総市です。
鬼怒川の堤防がきのう決壊し、22人の行方が分からなくなっています。
広い範囲で住宅が浸水し、隣のつくば市などに5000人以上が避難しています。
その避難所から、塚本アナウンサーが中継でお伝えします。
茨城県つくば市にある避難所の一つ、豊里交流センターに来ています。
夕方になって、家の様子を見に行った人、そして買い出しを済ませた人などが、少しずつ戻り始めてきています。
この避難所、場所はこの辺りです。
鬼怒川が決壊し、浸水した所からは、およそ3キロほど。
車で10分くらいの所にあります。
きのうはここは、避難所の中でも最大規模、700人近くの人が集まりました。
きょうは2時の時点で350人が避難しています。
水は引いてきたけれども、安全を確認するまでは帰れないという方、そして、1人暮らしで不安だというお年寄りなどが、きょうもここで夜を過ごす予定です。
切り裂かれた堤防。
大量の水が濁流となって、住宅地を飲み込んでいきます。
人、人、中にいます。
人、中にいます。
乗っていた男性は、無事でした。
危機一髪、窓を開けてなんとか逃れた。
必死に救助を待ちました。
しかし、きのうのうちに救助するには、あまりにも多くの人が取り残されました。
そして。
朝8時です。
きょうも朝から救出作業が続いています。
常総市の隣にある茨城県守谷市のグラウンドには、救助された人を乗せたヘリコプターが、次々に着陸しました。
海上保安庁や自衛隊のヘリコプターが、けさも孤立した人たちの救助に当たりました。
堤防が決壊した鬼怒川の東側の東西およそ4キロ、南北およそ9キロに及ぶ広い範囲に及んだと見ています。
1階部分が浸水したスーパーでは、客や従業員などおよそ100人が、2階で一夜を過ごし、ヘリコプターに次々に乗り込みました。
空からの救助に加え、ボートでの救助も本格化しました。
水につかったお年寄りをはじめ、多くの住民が、次々にボートで助け出されました。
一方で、常総市では、まだおよそ590人が孤立し、救助を待っているということです。
日が高くなるにつれ、濁流が流れ込んでいた堤防では、水の勢いは弱まりました。
住宅地などに流れ込んだ水を排出する作業が進められ、徐々に水は引き始めました。
住宅地には、大量の土砂やがれきが流れ着き、どこまでが道路だったのかも分からない状態です。
行方が分からなくなった人の捜索も続いています。
常総市によりますと、市内ではこれまでに22人の行方が分からなくなっています。
堤防から入り込んで住宅地にたまった水は、現在、低い土地に向かって流れているということで、国土交通省は、今後、浸水地域がさらに広がるおそれがあり、注意が必要だとしています。
多くの住民が避難を余儀なくされている常総市。
NHKの取材では、午後3時の時点で、避難所に少なくとも5273人が避難しています。
常総市の隣、つくば市にある避難所に来ています。
中に入っていくと、失礼します。
このように食べ物などの救援の物資、水や紙おむつなどもあります。
この避難所では、700人近くが不安な夜を明かしました。
昨夜から食料の配付が行われていて、きょうは朝8時半ごろと昼過ぎに、パンやお握り、水などが配られました。
情報が欲しいという人たちからの要望で、テレビも設置。
きょうの茨城県内、晴れて、かなり気温が上がっています。
この暑い中で、避難所ではなく、駐車場で過ごしている人もいます。
避難している人の中には、お年寄りも多く、救護室が設けられて、保健師などが対応に当たりました。
赤ちゃんを連れて避難している人のために、周りから見えないよう、授乳室も作られました。
目の前の道路ですが、冠水、今も続いております。
自動車が完全に浸水しております。
その後、わが家はどうなっているのか、気になる住宅地の今の様子を、現場を見てきた市の担当者が、放送で伝えました。
住民の中には、担当者に直接尋ねる人も。
この避難所に集まった人たちにお話を聞きます。
こちらに避難されてきてる方たちは、お子さんたちが小学校の同級生で、そのころから交流があるメンバー、みんなで集まって避難してきたそうです。
きょう、ここで二晩目を過ごすことになりますけれども。
現状ではまだ水が引かないので、きょうは帰る見通しが立ちませんので、こちらでお世話になるつもりでおります。
今のところ、心配なのは、やはり情報がちょっと入らないので、まして、テレビがない部屋でいるもんですから。
今、このセンターには2つ、テレビが、きょう1台設置されましたからね。
夕方あたりから、それが見られるんじゃないかなと思って、期待はしてるんですが、もう少し情報が欲しいというような気持ちです。
心配なこともたくさんあると思うんですけれども。
家の中がどんなふうになっているか、ちょっと心配です。
4年半前の震災のときにも、被害を受けたんですよね。
そうなんです。
屋根がちょっと壊れたり、サッシが壊れたり、それで、3年前に新築しましたので、なお心配なところがあります。
ありがとうございました。
一部の地域では、水が引いている所もありますが、警察などは安全の確認や消毒が済んでから帰宅するように呼びかけています。
またまもなく、夕ごはんの時間が始まります。
こちらでは、地元の青年会議所や、ボランティアの人たちがみそ汁の炊き出しを行う予定です。
以上、つくば市の避難所の一つ、豊里交流センターからお伝えしました。
今回、大きな被害を受けた、茨城県常総市。
けさになってもインターネット上に多くの投稿がありました。
ソルトルームの山下さんに伝えてもらいます。
お伝えします。
きのうも、この時間に茨城県常総市で、孤立した人がツイッターに救助を求めるという動きをお伝えしました。
現地できょうも進展があったんですね。
こちらをご覧ください。
常総市にお住まいの女性が、きのう投稿されたツイッターのないようなんですけれども、まず、この景色がつらい。
目の前はもう海みたいな感じで、家とか車が流れていると、怖すぎて涙止まりませんというふうに投稿されていました。
これがきのうの午後1時半ごろなんですね。
その後も投稿がありまして、電気が使えないと、充電が切れそうで連絡が取れないという切実な声を上げていらっしゃいました。
そして、この方なんですが、きょうになって動きがあったんですね。
こちらです。
無事に助かったということなんです。
これをきょうの午前7時50分にツイッターに投稿していました。
その中で、懐中電灯の明かりだけを頼りに夜を過ごしました。
心配してくれた人、ありがとうというふうにも書いていました。
NHKでは、この女性の方に状況を伺うことができました。
このようにおっしゃっています。
お父さんや犬と一緒に夜を過ごしたということなんですね。
そして、きのうの午後11時ごろに、警察から電話があったそうなんです。
ただし、水も引いてきたので、家も家族も大丈夫ですと伝えたということでした。
そしてきのうの水があふれたときの状況ですが、家や車が流れる景色はつらく悲しかったと話しています。
そしてもっと早く避難していればと後悔をして、自然災害の恐ろしさを知ったというふうに話していました。
そしてこの常総市では、昨夜、孤立状態になった避難所もあったんですね。
地域交流センターというところなんですが、午前0時ごろに撮影された映像をお寄せいただきました。
ご覧ください。
ここには昨夜、1000人以上が避難をしてきたということなんですね。
このようにホールになっているところに、皆さん、休んでいらっしゃいます。
ただし、一時は食べ物や毛布が足りなかったということなんです。
ぬれたまま、そのまま過ごしたという方もいたということなんですね。
この避難所ですが、けさになって、水が引き始めたあとは、水や食料が来るようになったということなんです。
常総市からはきょうもインターネット上に避難した人などからの投稿がありました。
ソルトからお伝えしました。
そして、こちら。
東北でも記録的な大雨になりました。
未明に大雨の特別警報が出された宮城県では、大崎市で堤防が決壊し、広い範囲で浸水しています。
これまでに100人以上が救助され、今夜は300人近くが自宅に帰らず、避難所で過ごすということです。
栗原市でも川からあふれた水で車が流され、1人が死亡、1人が行方不明になっています。
けさ5時前、宮城県大崎市の古川西荒井地区で、渋井川の堤防が、長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのを市が確認。
市によりますと、およそ400世帯が浸水して、救助の要請が相次ぎました。
大崎消防本部によりますと、古川西荒井地区で、消防と警察、それに自衛隊が、午後3時までに、孤立が確認されている住宅およそ200軒を回り、合わせて113人を救出したということです。
市によりますと、市内の19か所の避難所には、午後2時半現在、500人が避難しています。
このうち300人近くが、今夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすことを決めているということです。
宮城県大和町では、町内を流れる吉田川が、数か所であふれました。
町や警察などによりますと、これまでに住宅や店舗、それに車の中にいて動けなくなった人など、合わせて58人から救助を求める通報があり、全員が救助されたということです。
大和町に出されていた避難指示は、午後3時に解除しました。
宮城県教育委員会によりますと、県立黒川高校では、吉田川の支流、ぜん川からあふれ出た水が、体育館やグラウンドに流れ込み、一時1メートルを超えるほど水につかったということです。
宮城県栗原市では、北部の金成大原木地区では川から水があふれて、車が流されました。
警察によりますと、車には団体職員、高橋ひとみさんが乗っていて、病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
また、栃木県鹿沼市と日光市でそれぞれ1人がなくなり、今回の大雨では合わせて3人が死亡しました。
さらに茨城県常総市の22人と、宮城県栗原市の1人の合わせて23人が行方不明になっています。
それでは市内を流れる川の堤防が決壊した、宮城県大崎市から中継です。
堤防の決壊から半日がたちました。
大崎市の古川西荒井地区です。
画面、映っている住宅街の向こう側に、決壊した渋井川があります。
本来は流れが緩やかで、水量も多くはないと、地元の方は話します。
その川から手前の住宅方向に、この住宅に向かって水が押し寄せました。
最大で住宅によっては、1階部分すべて水没するほどでした。
さらにその手前には、本来、田んぼが広がっているんですが、すっかり水に覆われています。
収穫目前の田んぼがここに広がるはずでした。
ただ、徐々に水は少しずつ引いてきてはいます。
この道ですが、先ほどまでは数時間ほど前までは見えませんでした。
ひざくらいまであった、この水が引いて、今は白線も見えるほどです。
この道を通って、自宅に戻る住民の姿もありました。
ただ、2階に上る階段の、まだ2段目くらいまでは水につかっていたと、自宅にきょう戻るのは諦めて、親戚の家で過ごすことにしますと話していました。
大崎市の古川西荒井地区からお伝えしました。
続いて、堤防が決壊した場所に近い、大崎市の古川地区の避難所から中継です。
大崎市の古川第五小学校です。
避難所となっている体育館に来ています。
皆さん、この入り口の所で受け付けをして、こちらの中の避難所、体育館に入っていくことになっています。
今のところ、ヘリコプターで救助された人や、自力で避難した人など、およそ80人がいます。
一時は150人ほどがいましたが、知人の家や親戚の家に行くなどして、その数は今、減っています。
この中では、毛布で横になって目をつぶっている人ですとか、それからちょうど、体育館の奥のほうに、テレビのモニターがあって、大雨関連のニュースを見ている人もいます。
家族6人で逃げてきた40代の男性は、家族6人で胸ぐらいまで水につかりながら、必死で外に出て、声をかけ合いながら歩き、救助ボートの所までたどりつきました。
とりあえずほっとしていますと話していました。
大崎市の古川第5小学校からお伝えしました。
長い時間になりますので、体力をなんとか保ちながら、避難を続けていただきたいと思います。
その大崎市について、インターネット上にも情報が入っているようです。
ソルトルームの山下さんに伝えてもらいます。
再びソルトからお伝えします。
大崎市に関しても、取り残された人からのインターネット上への投稿がありました。
そのうちの一つ、ご紹介したいと思います。
現地に住む男性によるものなんですけれども、動画付きでツイッター上に投稿がありました。
ご覧ください。
こちらは午前7時半ごろの投稿なんですけれども、本来、国道があった所に冠水して、川のようになってしまっているんですね。
そして10時24分の投稿では、水浸しになっている部分の、その上空にヘリコプターが飛来してきているのが分かるかと思います。
そして、こちらは10時46分の投稿なんですが、孤立した住民の方をヘリコプターが救助している様子を撮影して、投稿していました。
NHKでは、この男性の肩にお話を伺うことができました。
このように話しています。
まず朝の5時ごろにはまだ水が来ていなかったそうなんですけれども、8時ごろに水が増えて、腰ぐらいの高さになってと話していらっしゃいました。
そして、このご自宅から堤防決壊の場所が見えたそうなんですね。
そして先ほど、VTRにもありましたように、辺り一面、川のようになったというふうに話していました。
そしてですね、この自宅は、電気や水道は止まらなかったということなんです。
このため、家族6人は家の中で待機することにしたということです。
近所にも家に残っている人が多くいたというふうにも話していらっしゃいました。
さて、今回の大雨被害を巡っては、支援に関する動きもインターネット上で見られています。
このような投稿がありました。
避難した人からですが、紙コップや飲料水、大人用おむつが避難所で足りませんというふうに、投稿があったんですね。
一方で、ほかの方からですが、ボランティアに関する投稿もありました。
今からでもボランティア活動をしたいという投稿があった一方で、現地が何を必要としているのか見極めたうえで行動したいという方もいました。
それでは、常総市では、このボランティアについて、どのような方針なのか、取材してみました。
どうでした?
こちらです。
こちらは社会福祉協議会がホームページで明らかにしているんですけれども、このように書いているんですね。
市街地は増水しているので、ボランティアの受け入れが困難ですというふうに明記してあります。
必要になったら、ホームページで明らかにするというふうにしているんですね。
一方で、こちら、栃木県の鹿沼市ですとか、小山市では、こういうふうに言っています。
ボランティアを募集しているそうなんですね。
泥かきですとか、片づけを想定しているということなんです。
ただし、社会福祉協議会のホームページで、事前に情報を確認してほしいというふうにも言っていました。
こうしたボランティアや支援に関する情報は、インターネットでも調べることができるかもしれません。
ソルトからお伝えしました。
事前にそうした情報をよく確認することが必要ですね。
そうですね。
受け入れ先の状況をまず考えて、行動するようにしていただきたいと思います。
さて、今回の記録的な大雨による被害ですが、世界の放送局も一斉に伝えています。
日本で起きた大規模な洪水についてです。
避難が遅れた住民を救助するため、自衛隊が急行しました。
こちらの映像は、茨城県常総市で、川の堤防が決壊し、洪水となった様子です。
多くの人が避難するよう求められ、屋根の上から助け出された人もいました。
日本では、台風から前例のない大雨となり、中心部が混乱しました。
特に記録的な大雨となった常総市では、甚大な洪水となり、多くの住民が避難しました。
記録的な大雨となった東日本では、洪水の被害が広がっています。
多くの地区が浸水し、死者も出ています。
ではこの先の気象情報、お伝えします。
気象予報士の平野さんとお伝えします。
よろしくお願いします。
今回、関東北部から東北で、相次いで記録的な大雨となりました。
これ、なんでなんでしょうか。
この理由なんですが、2つの台風が大きく関係しています。
こちら、当時の風の様子を見てみますと、きのう未明、日本海には台風18号から変わった低気圧がありました。
そしてこの低気圧に向かって南風が吹いていて、関東や東北には、ずっとこのように、暖かく湿った空気、流れ込み続けていました。
そしてそこへ、台風17号からの、東からの風がぶつかっていましたので、この風のぶつかり合っている関東北部で、大雨となりました。
ただ、この風のぶつかっている範囲、注目していただきますと、このあと、変化してきます。
この台風17号自身が北上することで、この風のぶつかる範囲が東北地方へと移ってきました。
きょうの未明になりますと、この台風自身からの湿った空気の入り込みも続きましたので、それによって、東北では大雨となりました。
実際にきょうまでの雨雲の様子を見てみますと、雨雲出ますでしょうか。
雨雲見てみますと、最初のうちは、このように、関東の北部などで、発達した線状、そして帯状の雨雲がかかっていたんですが、徐々に風のぶつかる範囲が移動するにつれて、このように東北地方へと雨雲の範囲、移ってきました。
東北地方、こういった活発な雨雲、かかりましたので、雨の量も多くなりました。
各地で大雨となっています。
特にこちら見てみますと、仙台では、200ミリを超える雨が24時間に降りました。
これは1日で1か月分以上の雨の量が降ったことになります。
1日で?
そしてこれだけ多くの雨降っていますので、土砂災害の危険性も高くなっています。
福島から宮城、そして山形にかけて、オレンジ、そして赤や紫といった土砂災害の危険度、非常に高くなっています。
また、日光を含めました栃木県なども、いまだに黄色、そしてオレンジなどと、土砂災害の危険が続いていることが分かります。
このあとも東北や関東では雨、続くんでしょうか。
すでに雨の峠はもう越えているんですが、今夜にかけて見てみますと、東北では日本海側を中心に雨が降る所があります。
またすでににわか雨、降りだしている所があるんですが、関東北部では、今夜から、そしてあすの日付が変わるころにかけて、にわか雨が降る所もありますので、この先もしばらくは、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
そして被災地のこの先の天気を見てみましょう。
まずは宮城県大崎市ですが、あすになると、晴れ間も出てくる予想となっています。
ただ、これ一時的となりそうです。
あさって曇りマークなんですが、前線が通過しますので、一時的にざっと強く雨が降るおそれがあります。
ですので、一時的に晴れ間が出ても、決して油断はしないようにしてください。
そして、常総市の隣のつくば市ですが、今夜も、こちらもにわか雨の所があるおそれがありますので、警戒を続けてください。
あす、あさっては晴れる予想となっていますが、こちらも、あさって日曜日は、宮城県と一緒で、前線が通過した際には、ざっと強く降るおそれもありますので、しばらくは警戒が必要です。
そして、海上にはまだ、台風17号がありますよね。
このあとの注意、警戒点、どんなところでしょうか。
現在は強風域に、北海道の東部が入っています。
このあとは徐々に温帯低気圧へと変わりながら、今夜にかけて北海道の東部を通過する予想です。
このため北海道の東部を中心に、風、そして高波にも注意、警戒が必要です。
そして雨にも注意が必要です。
このあとの雨の予想を見てみますと、すでに台風本体の雨雲がかかっていますが、このあと未明にかけては、激しく降るおそれがあります。
その後も雨の降りやすい状態が北海道は続きますので、北海道はこれから、大雨、そして土砂災害に注意が必要です。
まとめますと、関東、東北にかけましては、この先もしばらくは土砂災害に厳重な警戒が必要です。
そして北海道ではこの先、大雨、土砂災害に注意をするようにしてください。
大雨については、このあともお伝えしますが、ここできょうの特集です。
今の国会の最大の焦点であります、安全保障関連法案を巡っては、きょうも午後4時過ぎまで、参議院の特別委員会で、安倍総理大臣が出席して、集中審議が行われました。
政府・与党は、来週中に参議院で採決して成立を目指す方針ですが、民主党などは、来週中の採決は認められないと反発を強めています。
安保法案の審議が大詰めを迎えた国会の前に、相澤記者がいます。
相澤さん。
国会前です。
このあと午後6時半から反対集会が行われる予定ですが、徐々に人が集まり始めています。
私たちは午後2時過ぎからここで取材をしているんですけれども、先ほどまでは、抗議の座り込みが行われていました。
平日午後の時間帯でしたが、30代から70代と見られる人まで、歩道に列を作っていました。
私は幼い子どもを連れた30代の女性3人に、それぞれ話を聞いたんですが、皆さん、反対集会などに参加するのは今回が初めてで、国会中継を聞いていて不安になった。
子どもがいるので夜のデモに行けない。
だから昼間の集会に参加したと話していました。
安全保障関連法案が来週にも採決される見込みだと伝えられる中、国会周辺では連日のように反対集会が続いています。
おとといは激しい雨の降る中、主催者の発表で、およそ5500人が参加しました。
やっぱりこの法案が成立となったときには、それを動かさないということをみんなで広めていくことが大事じゃないかと。
このように来週にも採決といわれている中でも、なお反対の声は続いているんですが、きょう集まっている人たちに今、一番訴えたいことを書いていただきました。
なぜ待てないと書いたこちらの女性。
国会の審議で指摘された法案の不備をただすのがまず先で、採決は待つべきだと話していました。
次に、この2人の女性。
古い友人どうしだということですが、1人でも多くの反対の姿勢を示すために来たと話していました。
そしてこちらの男性、今回、若い人から女性まで、反対運動の広がりを感じたとおっしゃっていまして、仮に成立したとしても、こうした活動を続けなくてはならないといった決意を話していました。
国会周辺では、来週月曜日にも大規模な反対集会が行われる予定です。
以上、国会前からお伝えしました。
一方、法案に賛成する人たちの間でも、今週、さまざまな動きがありました。
早く平和安保法制を作り上げ、未来につなげていこうではありませんか。
おととい、安保法案の早期成立を求め、開かれた集会。
主催者の発表で、およそ300人が集まりました。
一方、こちらは渋谷駅前。
法案に賛成する別のグループも活動を行いました。
3か月前に結成されたこのグループ。
中心となっているのは、SNSで知り合った、3、40代の主婦や、会社員の女性たちです。
小学生の娘を持つこの女性は、子どもの未来のためにも、この法案の成立が必要だと考えています。
このグループは、あすも都内で集会を開く予定です。
臥雲解説委員です。
来週にも採決の見通しが高まる中、双方の声を聞きました。
臥雲さんはどんな点に注目しますか?
賛成の人たちが、軍事的抑止力を強めるべきだと考える一方で、反対する行動が広がっている根本のところには、納得のいく説明を受けていないという思いがあるのではないでしょうか。
憲法を守れ、平和を守れといった主張の背後に、こうした怒りを共有しているように見えます。
もちろん、大阪の橋下市長が、デモで国会の意思が決定されるのは絶対にだめだと発言していますように、今の民主主義のルールでは、国政選挙の結果が何よりも優先されます。
ただ、選挙で選ばれたリーダーが、納得のいく説明をしてくれないのであれば、黙っていないで行動する、こうした民主主義のもう一つの形が、与党の国会議員にとっても、無視できないような広がりを持ちつつあるということだと思います。
参議院での審議も2か月近くになりますけれども、この間の審議の中身はどうなんですか?
最大の焦点は、集団的自衛権の行使と、この集団的自衛権と憲法との関係を巡る議論というのは、やはり接点がありませんでした。
ご覧いただいていますように、政府は過去の最高裁判決や政府見解に照らして、限定的な集団的自衛権ならば合憲という立場を崩しませんでしたし、一部を除く野党は、限定的であれ、憲法が認める必要最小限度の自衛の範囲を、集団的自衛権は逸脱していると主張して、これは、議論は平行線のままということでした。
その上で、どのようなケースに、集団的自衛権を限定して行使するかということについては、やっぱり必ずしも明確になっていないですね。
政府が集団的自衛権を行使するとしています、存立危機事態という、そういう概念があるんですけれども、これはご覧いただけますでしょうか、このような表現になっているんですけれども、これを繰り返して説明を、政府側はしているんですけれども。
この根底からとか、あるいは明白な危険ということばに代表されますように、かなり解釈に幅のある表現というのが使われていまして、政府側の解釈の余地というものは残っているんですね。
そして、具体的にどのような事例を想定するかということにつきましても、政府側の説明が二転三転するという事態もありました。
たとえ安倍政権が自制的に解釈をしたとしましても、将来の政権が、解釈を広げてしまうというおそれはあるわけですね。
ですので、解釈の拡大にどのように歯止めをかけるかという点については、問題意識が十分ではなかったと感じます。
政府・与党は来週中に、採決する方針、示していますけれども、それは変わらないでしょうか。
そう思います。
安倍政権にとって、安保法案の今国会での成立というのは、いわば、対米公約でもありますし、至上命題です。
採決の前提となります、中央公聴会、そして地方公聴会と、これが15日、16日に開くことが決まりました。
不測の事態を招く可能性がだんだん先にいくとありますので、政府としては、この18日の金曜日ですね、来週の。
ここまでには何がなんでも成立を図ると見られます。
安保法案につきましては、実は自民党は先の衆議院選挙では、必ずしも前面には掲げていませんで、目立たない形で、公約に盛り込んだといういきさつがあるんですね。
安保法案が来週中に成立したとしましても、日本の安全保障を巡る問題は、山積しています。
国会の内外で議論が続いて、来年の参議院選挙で改めて焦点になると、そういうことも考えられます。
臥雲解説委員でした。
では気象情報です。
気象情報お伝えします。
あすは西日本、東日本、太平洋側の地域では、晴れる所が多い予想です。
予想天気図から見てみましょう。
北海道はあすにかけても雨の降りやすい天気が続きます。
高気圧の圏内になる東日本、西日本、太平洋側を中心に、あすは晴れる予想となっています。
ただ西からは、前線と低気圧が近づいてきています。
この影響で日本海側の地域では、夜など、徐々に雨が降りだす所があるでしょう。
あさってになりますと、この低気圧と前線、東へと進んできます。
この前線が通過する際には、ざっと雨が強まって降ることがある予想です。
東北から関東の北部にかけても、日曜日は一時的に雨が降るおそれがあります。
土砂災害などには引き続き厳重な警戒をしてください。
では、各地のあすの天気、詳しく見てみましょう。
では、再び大雨の被害についてです。
記録的な大雨となった関東から東北南部の浸水した地域では、懸命の救出活動が続いています。
決壊した川の堤防は7か所に上り、鬼怒川が決壊した茨城県常総市では、22人が今も行方不明となっています。
警察庁によりますと、これまでに3人が死亡し、10の県で26人が重軽傷を負ったということです。
鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害が出ている、茨城県常総市の上空から中継です。
茨城県常総市の上空です。
画面中央に見えているのが、決壊した鬼怒川の堤防付近になります。
カメラをズームバックしてみます。
私は決壊した堤防から、南に10キロ付近から撮影しています。
まだ多くの場所で水が引かずに残っています。
住宅の様子を詳しく見てみます。
こちらの住宅街、まだ1階の部分が、水につかった状態になっています。
住宅の近くでは、住宅街に流れ込んだ水を排水する作業が行われています。
以上、常総市の現場からお伝えしました。
水の排出作業は、1か所ではないんですね。
複数の箇所でポンプなどを使って、水を排出する作業が続いています。
茨城県常総市の現在の様子です。
救助活動も続いているようです。
救助を待っていらっしゃる方は、焦らずに救助を待つようにしてください。
再び古川デスクとお伝えします。
古川さん、画面がだいぶ暗くなってきているように見えますけれども。
日没が近づいています。
今夜の救助活動の態勢については、今のところはまだ確定した情報はありませんけれども、昨夜、自衛隊は午後7時まで、ヘリコプターを飛ばして、上空からの救助活動を行いました。
そしてボートによる救助作業というのは、一晩中行いました。
もうまもなく、日没近づいていますが、明るいうちに救助するほうが、やはり安全面を考えても、いいと考えられますので、今、恐らく懸命の救出作業、救出活動が続けられているものと見られます。
きょう午後4時の時点で、警察、そして海上保安部によりますと、415人の方を救助したという情報が入っております。
ただ、今もまだ数百人の方が孤立しているんでないかという情報もあります。
救助を求めるうえで、電話がつながればもちろん、消防や119番への通報が有効になると思いますし、電話がつながらない状況でも、周りに自分の存在を知らせ、何か音を出すと、そういうことも必要になってくる。
ゴムボートなどで、近くに来たときに、何か知らせる方法、声を出す、あるいは何かスマートフォンなどがあったら、光を出して照らすなど、そういったことも有効かと考えられますので、そうしたことをやっていただきたいと思います。
長時間の避難、あるいは孤立ということになってらっしゃるかもしれません。
周りに人がいましたら、交代で人を呼ぶなど、そういったこともして、体力を温存していただきたいと思います。
きょう日中、気温上がりましたから、手元に飲み物がある場合は、水分補給などもこまめにして、声を掛け合って、救助を待っていただきたいと思います。
そうですね。
この先、避難している人への支援が求められてくると思いますけれども、古川デスクはどういうふうに見ますか?
今、この広範囲でまず停電が続いています。
そうしたことで、周りの地域でも、病院で人工透析の患者さんを動かさなければいけなかったりと、そういった医療支援も求められています。
避難所に避難している方への支援も必要です。
長時間避難を待った人への体調のケア、そして薬を持たずに避難した人への薬の供給といったところも求められていくと思います。
こうした所はもうすでに、医療チームが、派遣していますので、順次、活動を行っているという状況です。
災害担当、古川デスクに話を聞きました。
現在も茨城県常総市では、浸水が続いています。
排水作業も行われていますが、まだ水はほとんど引いていない状況が続いています。
茨城県常総市、浸水被害の上空から、中継でお伝えしました。
河川の氾濫や浸水による被害。
けさからの動きをまとめました。
きょう昼前の茨城県常総市。
鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
きのう、濁流が広がり、一帯の住宅が流されました。
一夜明け、徐々に水が引いて、地面が見えてきました。
土砂に埋まった車。
流されて横倒しになった家も。
鬼怒川の氾濫で、元の地形が大きく変わってしまいました。
避難した人たちを元気づけようと、近くに住む人たちが、お握りと温かいみそ汁を差し入れました。
自宅に戻った男性もいます。
しかし、玄関には泥水が。
靴も散乱しています。
浸水した住宅地では依然、水が引いていません。
流れ込んだ水の排水作業が進められていますが、作業を終えるには時間がかかる見通しです。
一方、激しい雨は東北地方でも。
橋の橋脚に、大量の流木が流れてきて、川の流れをせき止めています。
土砂崩れも起きました。
家の倒壊を防ぐため、鉄パイプで支えます。
宮城県大崎市では、渋井川の堤防が決壊。
道路のミラーの半分以上の高さまで浸水しました。
画面中央、消防車と、その後ろに軽トラックが見えます。
完全に孤立しているようです。
浸水で取り残された人の救出活動が続いています。
この家族も無事、救助されました。
よかった。
宮城県大和町でも川から水があふれました。
車も。
収穫前の稲も。
そして家の床上まで水につかりました。
続いて河川の情報です。
宮城県を流れる北上川水系の迫川は、栗原市の観測所で、引き続き、堤防が設計上、水に耐えられる高さとされる計画高水位を超えています。
また、先ほどまで氾濫の危険性が非常に高い、氾濫危険水位を超えていた、宮城県を流れる江合川の涌谷町の観測所と、秋田県を流れる福部内川の大仙市の観測所は、少しずつ水位が下がってきましたが、まだいずれも避難の目安となる避難判断水位は上回っていて、水位の高い状態は続いています。
一方、宮城県を流れる吉田川は、水位が少しずつ下がり、大郷町と大和町の観測所では、一時、計画高水位を超えていましたが、いずれも避難判断水位を下回りました。
きのう、茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した、利根川水系の鬼怒川も水位が下がり、常総市と筑西市にある観測所で、避難判断水位を下回っています。
国土交通省の担当者は、増水した川は、傾斜が緩やかな所が多いことから、今後も各地で水位の高い状態が続くと見ていて、引き続き、増水している川には近づかないよう注意を呼びかけています。
続いては、あさってから始まる、大相撲秋場所についてお伝えします。
シブ5時の大相撲コメンテーター、漫画家の能町みね子さんに話を聞きました。
頑張れ、頑張れ。
夏の間、各地で巡業や合宿に励んできた力士たち。
ここで力を蓄えた若手の活躍が見られるのが、秋場所です。
満員御礼が続く大相撲。
能町さん、秋場所の注目力士は?
妙義龍と旭大星。
まずは妙義龍。
特保の緑茶飲料の広告に出ているんです。
妙義龍を知らない人も、このCMは見たことありませんか?
続いては、先場所引退した旭天鵬の付け人を長らくしていた、旭大星。
今場所、1年ぶりに十両に復帰を果たしました。
旭大星を知るために、能町さんお勧めの映像がこちら。
入門した当時の彼を、フランス人監督が追いかけた、ドキュメンタリーです。
高校を出たばかりで、相撲経験のない旭大星が、苦労を重ねる姿が記録されています。
最後にずばり、優勝予想は?
照ノ富士は、5月の夏場所で優勝して以来、大関2場所目の優勝なるかというところですね。
6時になりました。
関東から東北南部にかけての記録的な大雨。
決壊した川の堤防は7か所に上り、鬼怒川が決壊した茨城県常総市では、22人が今も行方不明となっています。
また、およそ590人が孤立し、救助を待っているということです。
警察庁によりますと、栃木県と宮城県で3人が死亡し、10の県で26人が重軽傷を負ったということです。
きのう、堤防が決壊した茨城県常総市で撮影された、警察の救助活動の映像です。
茶色く濁った水が、勢いよく流れる中に取り残され、必死に何かにつかまっている、70代の男性の上空から、ヘリコプターが近づきます。
そして、警察の救助隊員がワイヤーを使って降りていき、男性に器具をつけて、抱きかかえるように、ヘリコプターに引き上げる様子が映っています。
こちらは、渋井川の堤防が決壊した宮城県大崎市。
きょう午前11時50分ごろ、住民の救助に当たる海上保安官がヘルメットに取り付けられた小型カメラで撮影した映像です。
海上保安官は、ワイヤーをつかって住宅の2階のベランダに慎重に降りていきます。
海上保安庁によりますと、この住宅で孤立していたのは、子ども2人を含む、合わせて6人で、全員が上空で待機していたヘリコプターに引き上げられ、無事、救助されたということです。
では、鬼怒川の堤防が決壊した、茨城県常総市から、中継でお伝えします。
鬼怒川の堤防が決壊した、常総市の現場に来ています。
ここから見えるだけでも、数十メートルにわたって、堤防の土手が崩れています。
私が今、立っているこの道路、その10メートル余り先、ご覧ください。
道路が途中で崩れ、寸断されているのが分かります。
また電柱が大きく傾き、川の水がかなりの勢いで住宅街に流れ込んできたのが分かります。
また、この辺りには、水がたまっていて、一見すると、川のようにも見えますが、この場所は本来、住宅が並んでいた場所で、浸水したため、このように水がたまっています。
私がここで取材を始めてから、4時間ほどがたちますが、若干、水は引いたようにも見えます。
すぐ近くに住む75歳の男性は、堤防が決壊したころ、ごーっという水の音が聞こえ、避難を考えたが逃げ遅れ、自衛隊のヘリで救出されました。
停電し、水も使えないため、また避難所に戻りますと、話していました。
以上、茨城県常総市の現場からお伝えしました。
浸水した地域から、お年寄りが、ボートによって、助けられています。
常総市では、自衛隊がボートを出して、水につかった病院の患者のお年寄りや住民を、次々に助け出していました。
午後4時の時点で、415人の住民を救助しましたが、常総市では、およそ590人が孤立し、救助を待っているということです。
しかし、常総市にある特別養護老人ホーム、築水苑では、浸水したままで、周囲と行き来ができない状態が続いているということです。
ホームには、お年寄りら102人と職員がいますが、80代の3人が体調不良を訴えているということです。
老人ホームを運営する会社の担当者は、体調を崩す人が増えないか不安で、少しでも早い救助を願っていますと話していました。
浸水の現場では、住宅地などに流れ込んだ水を排出する作業が進められています。
国土交通省は、ポンプ車を増やして、排水作業を急ぐことにしていますが、常総市では、鬼怒川からあふれた水が、現在、低い土地に向かって流れていることから、雨がやんだあとも浸水地域がさらに広がるおそれがあるということです。
国土交通省は、現在、浸水していない場所でも、できるだけ川から離れたり、高い場所に移動したりして、安全を確保してほしいと話しています。
常総市のLPガス販売会社によりますと、あふれた川の水で、事務所にあったガスボンベ、およそ300本が流れたということです。
インターネットのツイッターでも、道路脇のガスボンベを撮影した写真が投稿されています。
会社では、見つけた場合、絶対に触らないように呼びかけるとともに、回収を急いでいます。
一方、宮城県大崎市では、けさ5時前、古川西荒井地区で、渋井川の堤防が、長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのを市が確認。
市によりますと、およそ400世帯が浸水して、救助の要請が相次ぎました。
大崎消防本部によりますと、古川西荒井地区で、消防と警察、それに自衛隊が、午後3時までに孤立が確認されている住宅およそ200軒を回り、合わせて113人を救出したということです。
市によりますと、市内の19か所の避難所には、午後2時半現在、500人が避難しています。
このうち300人近くが、今夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすことを決めているということです。
宮城県大和町では、町内を流れる吉田川や、その支流から水があふれました。
大和町によりますと、浸水被害を受けた住宅は、少なくとも100棟以上に上るということです。
宮城県教育委員会によりますと、県立黒川高校では、吉田川の支流、善川からあふれ出た水が体育館やグラウンドに流れ込み、一時、1メートルを超えるほど水につかったということです。
宮城県栗原市では、道路脇で土砂崩れが発生。
トラック1台が巻き込まれ、運転していた37歳の男性が大けがをして、病院で手当てを受けています。
また、栗原市北部の金成大原木地区では、川から水があふれて車が流され、乗っていた48歳の女性が死亡しました。
栃木県鹿沼市と日光市でも、それぞれ1人が死亡し、今回の大雨では、合わせて3人が死亡しました。
さらに茨城県常総市で22人、宮城県栗原市で1人の、合わせて23人が行方不明になっています。
今後の雨の見通しです。
関東北部では、今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続き、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で、川の水位が高い状態が続くほか、土砂災害が発生しやすい状態が続く見込みです。
また宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があり、気象庁は引き続き、宮城県に大雨の特別警報を発表して、川の氾濫に最大級の警戒をするよう呼びかけるとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
一方、台風17号は、北海道の南東の海上を北上し、今夜、北海道に接近したあと、温帯低気圧に変わる見込みです。
北海道の太平洋側を中心に風が強まり、根室市では、午後5時前に23.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
北海道ではあすの未明にかけて、局地的に1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあるほか、海上を中心に、非常に強い風が吹くおそれがあります。
気象庁は、強風や高波、低い土地の浸水などに注意するよう呼びかけています。
お伝えしていますように、関東から東北南部にかけての記録的な大雨。
決壊した川の堤防は7か所に上り、鬼怒川が決壊した茨城県常総市では、22人が今も行方不明となっています。
2015/09/11(金) 16:50〜18:10
NHK総合1・神戸
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▽宮城県に大雨特別警報 堤防決壊・浸水被害も 常総は行方不明20人超 被害の全容は 最新情報 【キャスター】松尾剛,寺門亜衣子,【気象キャスター】平野有海
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【キャスター】松尾剛,寺門亜衣子,【気象キャスター】平野有海
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