ニュース 2015.09.11


ほら。
大丈夫やわいね。
明日。
明日は希のコンクールでございます。
1時になりました。
大雨に関するニュースをお伝えします。
関東から東北南部にかけての記録的な大雨で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、8歳の子ども2人を含む25人が行方不明になっているのをはじめ、栃木県や宮城県など、各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
宮城県には、引き続き大雨の特別警報が発表されていて、最大級の警戒が必要です。
それでは鬼怒川の堤防が決壊した、茨城県常総市、上空からの映像です。
茨城県常総市の上空です。
住宅周辺、茶色い水でつかっています。
上空からゴムボートが見えています。
こちらのゴムボート、消防隊員の姿が見えています。
人の姿も確認できます。
現在、救助活動が行われています。
以上、上空からお伝えしました。
常総市、現在の映像です。
堤防の決壊から丸1日がたとうとしています。
天気は回復し、晴れているようです。
しかし、今も住宅地には、大量の濁った水が一面を覆っています。
そして、午前中から消防、警察、そして自衛隊や海上保安庁などによる救助活動が行われています。
こちらでは、ボートに住民の方を乗せて、これから安全な場所へ移動させようとするところです。
この常総市では8歳の子ども2人を含む25人が行方不明になっています。
常総警察署によりますと、行方が分からなくなっている25人のうち、13人の方の年齢が判明しているということです。
この中には8歳の子ども2人が含まれているほか、20代が1人、30代が1人、40代が2人、50代が2人、60代が1人、70代が4人です。
年齢が判明している方のうち、およそ4割が65歳以上の高齢者です。
水がまだ引いていません。
一面を濁った水が覆っています。
このため、このあとの捜索活動、それから復旧作業は、困難を伴うものになります。
そして水かさが低い所に移動して、今、住民の方が付き添ってもらい、自分の足で歩いて、安全な所に避難する様子です。
救助されるまで、人によっては丸1日以上、経過している場合があります。
かなり疲れがたまっているものと見られます。
この地域では、足首ほどの深さの水となっています。
ですが、ひとたび道を外れたり、違う場所に行きますと、とたんに水位が上がっているところがあります。
そういった場所に足元を確認しないで行きますと、大変危険です。
消防や自治体などの指示に従って、慎重に行動してください。
次々と住民の方が、消防によって助け出されています。
現在も、多くの方がまだ孤立した状態にあるという情報も入っています。
この時間も引き続き、災害担当のつじむら解説委員とお伝えしていきます。
つじむらさん、まだこのように、水の引いていない所が、多くあるわけですけれども、現在の状況、かなりなかなか順調に進んでいるとはいえないんでしょうか。
そうですね、けさ5時から、警察、消防、自衛隊など合わせて200人規模で救出作業が行われています。
ヘリコプターも40機を投入しているということですし、ご覧のように、ゴムボートなどを使って、一軒一軒訪ねていって、孤立してらっしゃるかどうか確認し、その方の体力、状況に応じて、救出をしていくと。
それで、どうしてもゴムボートなどで運んでも、そこから今見えるような最寄の消防車、あるいは救急車までは歩いていくことになりますので、横について、肩など支えながら歩いているというような、そういうことですんで、最終的には1対1といいますか、マンツーマンで救助をされる場所まで行くということですから、どうしても時間がかかると思います。
ただ、ご覧のように晴れていますし、水は確かによどんで動きませんけれども、流れてる様子はないんですね。
そういうことからすると、孤立している方々のお宅へ向かうことが、きのうの段階に比べて、容易になってはきています。
ただ、ご覧のように、救助する方法もいろいろあります、今、見ているのは、組み立て式のゴムじゃなくて、普通のボートですね。
そうですね。
後ろに船外機が付いてますんで、浸水が深い場合は、船外機を使って、スクリューを回して、近づくということもあると思うんですけれども、こうして場所によって深かったり浅かったり、いったん地上が見えていても、両サイドはまた水につかってたりと、状況が目まぐるしく変わる、その場所によって変わるので、救助作業も、その状況に応じてるんだと思います。
今も真ん中歩いてらっしゃる方、この方、孤立されてた方でしょうか、歩いていますけれども、注意、けがをされないように、警察の方が脇に立って、水の深い所に行かないように、誘導しながら、一人一人、安全な場所に移動しています。
今、この常総市の付近ですね、停電をしています。
電気を、送電を止めてるんですけれども、これ、要するに、各地で浸水してますので、送電を再開すると、漏電が起こって、この避難をされてる方の妨げになるということもありまして、切っているということですね。
それから断水も続いてます。
それから電話回線、これも、常総市内では300を超える回線、あるいはインターネットの回線も止まっています。
そういうふうにしてライフラインが寸断されて、まさに不通になっています。
もう丸1日がたちますので、例えば携帯電話の充電が切れてしまったりですとか、それから備蓄していた食料、あるいは冷蔵庫が浸水して、食べ物がないとか、時間がたつにつれて、さまざまに、皆さんに困難が訪れることになりますよね。
そうやって避難所までたどりついたら、今後の課題というのは、避難所がどのぐらい支援ができるのかですね、広域で避難所では、給水とか、食料とか支援してますけども、今後、規模が大きいので、その支援が大事だと思います。
これから土日の週末を迎えますんで、このあたりで、どこまで全国規模の支援が、ここで得られるか。
せっかく孤立から解消されて避難所に行っても、劣悪な環境でいると、どうしても、そのまさに、水害があったときの状況が、水につかってたりとか、風をひきやすくなってたりとか、きのうに比べて、きょうはまた温度が下がったりということありますので、温度が上がってますので、そういう体調のほうが気になりますんで、そういう支援も必要だと思います。
避難している皆さんの中には、自宅ですとか、職場の様子が気になっている方も大変多いかと思いますが、ご覧のように、現在もこのように浸水した場所では、自宅などに近づくのは依然として危険な状態です。
水が引いたとしましても、大量の土砂がたまっていて、足元がかなりぬかるんでいて、その足を取られてしまうおそれがあります。
ですので、容易には近づかずに、自治体や消防などの指示に従って、行動をお願いします。
この常総市では、川の東側を中心に6500棟が浸水したという、かなり大きい浸水です。
ですからこれを解消して、水をまず、抜いて、復旧するまでに時間がかかりますし、決壊した堤防の修理、これには2週間近くかかるということですので、復旧に、息の長い復旧といいますが、当面、今から今夜にかけては、この救助作業がどこまで進むか、さらにその避難を、救助されて避難された方が、体調崩さないように、避難所での支援がどこまでできるのか、これが課題になると思います。
現在も常総市では、堤防が決壊した鬼怒川から大量の濁った水が流れ込んで、このように、一面を覆った状態となっています。
所によってはまだかなり深く、数十センチ、水がたまっている所もありますが、今はこのように救助活動がこれから行われているご自宅では、1階の窓の下辺りまでということで、ただ、これもきのうはもっと水位が高かったおそれがあります。
長い時間、救助を待っていた方が、これからようやくヘリコプターによる救助が行われようとしているようです。
今、上空からレスキュー隊員が降りてきました。
2階のベランダの辺りに、今、降りてきて、そこにつかまろうとしています。
ここから確認するかぎりでは、お1人の方だけが見えていますけれども、…。
先ほど、見たかぎり、機体は警察のでしたか、機体でしたね、が、警察のレスキューの方だと思います。
体に固定して、この方と一緒に上がっていくと、今、指示をしましたね。
一緒に…を巻いて上に上がっていくということですね。
すでに、この前に、複数の方を、こうやって救助しているのかもしれませんが、今、男性の方を上空につり上げていきます。
静岡県警察となっていますので、各地からの応援にやって来たヘリコプターによる救助です。
一人一人、上空への救助活動ですので、丁寧に、その作業が行われています。
そうですね。
住宅の孤立された方を救助するというのは、ただでさえ大変なんですけれども、こうした住宅密集地だと電線等がありまして、送電はされてないといっても、引っ掛かったら、それは飛行に支障が与えられますし、低く飛ぶということは、つまりその分、メインローター、今、回ってますが、大きな羽の風圧が下にかかるので、そういう影響も受けないようにという注意も必要です。
堤防決壊して孤立されてから、1日以上、たっていらっしゃるので、上にまだ待ってる人がいますね。
待ってる人、いますね。
皆さん、体力的には大変きつい状況になってます。
それだけに救出する際には、そういった体長も十分考えたうえで、しないといけないということなので、そういうことも気遣いながらの救出作業、もう本当にヘリコプター、現地だけで20機以上のヘリコプターが活動してるということですね。
頭にタオルをかぶっていらっしゃいますので、日ざしも強いのかもしれません。
上空、常総市の現在の状況でした。
この茨城県常総市から、避難してきた人たちを、隣接するつくば市が、避難所を設置して受け入れています。
そのうちの一つから中継でお伝えします。
常総市に隣接する、つくば市に設けられた、およそ700人が避難している施設です。
昼食のおにぎりなどが、先ほどから配られています。
避難所では、浸水したり、停電したりしている地域の地図が貼り出され、避難している人たちが自宅の周辺の状況を確認していました。
地図上で、自宅の周辺が浸水地域となっていた30代の女性は、浸水した地域が、ここまで広いとは思いませんでしたと話していました。
また40代の男性は、水が引いたとしても、ライフラインに影響があれば、生活は難しいので、今後の見通しが立ちませんと話していました。
避難している人たちの間では、被害の大きさが分かるにつれて、今後の生活への不安が大きくなっています。
疲れた様子の人が徐々に増え、保健師が見回りや問診を行っています。
常総市に隣接するつくば市の避難所でした。
一方で、宮城県大崎市でも、けさ早く、市内を流れる渋井川の堤防が決壊して、住宅地など、広い範囲が浸水しました。
大崎市では、渋井川の堤防が、長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのが確認されました。
住宅地など、広い範囲が浸水して、住民から救助の要請が相次ぎ、警察や消防などが救助活動に当たっています。
大崎市の大崎消防本部によりますと、午前11時50分までに、古川西荒井地区で、66人をゴムボートで救出したということです。
大崎市によりますと、これまでに住宅などの建物およそ400世帯が浸水したということです。
また国土交通省の北上川下流河川事務所によりますと、宮城県を流れる吉田川と、その支流は、大和町の少なくとも3か所で水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されたということです。
大和町では、水につかった住宅などから、住民が自衛隊に救助されたということです。
では、市内を流れる渋井川の堤防が決壊した、宮城県大崎市から中継です。
宮城県大崎市の渋井川の堤防が決壊した現場から、西に500メートルほど離れた橋の上です。
私の後ろは、田んぼの中に住宅が点在している地域ですが、今は一面水につかっています。
さらに奥側には自動車学校がありますが、教習車十数台も水につかってしまっています。
大崎市の消防によりますと、午前11時半までに、62人をゴムボートで救出したということですが、まだ20人から30人が孤立しているという情報もあります。
また住宅およそ100棟が浸水しています。
私が現場に着いてからも、自衛隊や海上保安本部の隊員がヘリコプターからロープで降りながら、自宅などに残っている住民の救助などに当たっていました。
現場にいる消防団員や近くの住民は、この地区で堤防が決壊するのは初めての経験だ。
こんなに早く水につかってしまうとは、信じられない思いだなどと、青ざめながら話していました。
自衛隊や消防などは、引き続き救助の必要がある人がいないか、確認を進めるとともに、まだ自宅などに残っている人は、可能な限り高い所に避難するよう呼びかけています。
以上、堤防が決壊した現場近くの高台からお伝えしました。
続いて大崎市の避難所から中継でお伝えします。
堤防が決壊した大崎市の古川地区にある、古川第5小学校です。
こちらの体育館が避難所となっています。
この避難所には、自力で避難した人も含め、これまでにおよそ140人が避難しています。
先ほどから自衛隊や宮城県のヘリコプターが、何度もグラウンドに離着陸し、取り残された住宅から救助された人たちを次々に運んでいます。
これまでに16人がヘリコプターで搬送されてきました。
救助された人たちは、自衛隊員らに付き添われながら体育館に入り、近くにある病院の医師が健康状態などを確認していました。
助けだされた女性は、朝起きたら、家の周りが水浸しで動くことができず、救助を要請しました。
家のことが不安ですと話していました。
以上、古川地区の避難所からお伝えしました。
宮城県柴田町です。
消防車が横転し、半分の高さまで水につかっています。
きょう未明、救助の要請を受けて現場に向かっていたところ、冠水した道路の脇の水路にタイヤを取られて横転したということです。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧と、日本の東を北上する台風17号の影響で、おとといから、関東から北海道にかけて、線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲が、南北にかかり続けました。
このため宮城県では、降り始めからの雨量が、多い所で500ミリを超え、平年の9月1か月の雨量の2倍を超える、記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や、浸水などの被害が出ています。
各地の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報はけさ、解除されましたが、気象庁は引き続き、宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
これまでに降った雨で、宮城県、福島県、山形県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、東北では、夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で、川の水位が高い状態が続くほか、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では、川の氾濫や土砂災害に最大級の警戒をするとともに、宮城県以外の東北の各地でも警戒を続けるよう呼びかけています。
記録的な大雨によって被害が拡大していることを受け、政府はきょう昼前、関係閣僚会議を開きました。
この中で安倍総理大臣は、今回の大雨は、東北地方にも及び、宮城県でも河川が氾濫するなど被害地域が拡大している。
政府の総力を挙げて対応するよう指示すると述べました。
その上で安倍総理大臣は、国民の命を守るため、引き続き、政府一丸となって、被災者の救命救助に全力を尽くすこと、住民の避難が確実に行われるよう、万全を期すこと、それに被災自治体と連携し、必要な物資の確保や、医療の提供などに関係機関が一体となって取り組むことを指示しました。
続いて河川の情報です。
宮城県を流れる渋井川は、きょう午前、大崎市で堤防が決壊して、氾濫しました。
また、宮城県富谷町と大和町で、吉田川と、その支流の水位が上昇して水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されました。
吉田川は、引き続き、大和町と大郷町の観測所で、計画高水位を超えています。
計画高水位とは、設計上、堤防が水に耐えられる高さとされています。
氾濫の危険性が非常に高い、氾濫危険水位をさらに上回る高さのため、特に警戒が必要です。
宮城県を流れる北上川水系の迫川も、栗原市の観測所で、計画高水位を超えています。
宮城県では、北上川水系の江合川が、涌谷町の観測所で、氾濫危険水位を超えています。
また秋田県を流れる福部内川が、大仙市の観測所で氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう、茨城県常総市で、堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所では水位が下がり、避難判断水位を下回りました。
国土交通省の担当者は、今後も各地で水位の高い状態が続くと見ていて、増水している川には引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
それでは、被害の情報です。
午前11時半ごろの宮城県大崎市です。
ヘリコプターによる救出が行われています。
地上ではボートを使った救出活動も続けられています。
消防と警察、それに自衛隊が、午後1時までに古川西荒井地区で、合わせて87人を救出したということです。
大崎市では、渋井川の堤防が決壊しました。
大崎市によりますと、これまでに住宅などの建物およそ400世帯が浸水したということです。
午前10時半現在、救助された人や浸水した地域の人たち、700人余りが大崎市の古川第5小学校など、市内19か所に避難しているということです。
宮城県大和町によりますと、町内を流れる吉田川が数か所であふれ、住民の救助活動が行われました。
町や警察などによりますと、これまでに住宅や店舗、それに車の中にいて動けなくなった人など、合わせて58人から救助を求める通報があり、全員が救助されたということです。
町内では、午前10時半現在で、3つの避難所に合わせておよそ350人が避難しているということです。
宮城県栗原市では、北部の金成大原木地区で、48歳の女性が車ごと流されているという通報が消防にありました。
警察や消防によりますと、女性は田んぼで車に乗った状態で見つかって救助されましたが、死亡が確認されたということです。
栗駒稲屋敷地区では、川の水があふれて冠水し、車から出られなくなったと、62歳の男性から、救助を求める連絡が消防に入りました。
消防が駆けつけましたが、現場付近に男性の姿は確認できず、行方が分かっていないということです。
きのう、鬼怒川の堤防が決壊した、茨城県常総市。
一夜が明けましたが、8歳の子ども2人を含む25人の行方が分からなくなっています。
住宅に取り残された人、今、自衛隊のヘリが救出しました。
市内では、いまだに床上まで水につかっている地域があり、ヘリコプターやボートによる救出活動が続けられています。
こちらは、1階部分が浸水したスーパーです。
客や従業員など、およそ100人が2階で一夜を過ごしました。
次々にヘリコプターに乗り込み、救助されました。
浸水した地域からは、けさも救助要請が寄せられ、水につかった自宅で不安な夜を過ごした人もいました。
常総市では、浸水した住宅などに、およそ580人が孤立し、救助を待っているということです。
また常総市をはじめ、茨城県内ではおよそ7700人が避難しています。
こちらは栃木県鹿沼市の住宅地で起きた、土砂崩れの現場です。
昨夜、土砂の中から女性が見つかり、病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは、行方が分からなくなっていた小林フミ子さんだということです。
また日光市では、大雨であふれた川の水の排水作業をしていた20代の男性が、誤って排水管に転落し、警察によりますと、死亡が確認されたということです。
今回の大雨で、各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
それでは現在の雨の状況と今後の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
引き続き宮城県の全域には、大雨の特別警報が出されています。
引き続き、最大級の警戒が必要です。
この24時間に降った雨の量を見ていきますと、宮城県や福島県内、260ミリを超えている所があります。
6日の降り始めからの雨量は、宮城県内では570ミリを超えている所があります。
これは平年の1か月間の雨量の2倍を超えるような、記録的な大雨となっています。
それでは、こうした大雨によって川が増水、氾濫、また土砂災害の危険性も高まっている地域があります。
土砂災害の危険度を見ますと、関東から東北の各地で高くなっています。
詳しく見てみますと、特に紫色の地域、こうした地域では非常に高まっています。
福島県内や宮城県内、山形県内などで、こうした、非常に土砂災害の危険性、高まっています。
こうした地域では、雨がやんでからも、土砂災害の危険性が高くなっています。
この時間の雨の様子です。
関東から東北の各地、大雨の峠は越えていますが、局地的には雨雲が発達しています。
それでは、雨の予想です。
このあと夕方にかけては東北地方、太平洋側を中心に、局地的には雷を伴って激しい雨の降るおそれがあります。
また関東地方も大気の状態が不安定で、局地的な雨雲が発達し、激しい雷雨となるおそれがあります。
広い範囲ではないですが、狭い範囲での強い雨や落雷、突風に注意が必要です。
そして今夜の雨の予想です。
今夜は東北地方、日本海側を中心に雨が降りやすいでしょう。
北海道は激しい雨の降る所がありそうです。
このあとの予想です。
東北の雨は、明け方までとなりそうです。
北海道はあすの日中以降も雨が続く見込みです。
それではきのうからの雲の様子です。
関東から東北付近には、南北に延びる、非常に発達した雨雲がかかり続けました。
特に東北地方は、台風17号の周辺の、非常に暖かく湿った空気も流れ込み、記録的な大雨となりました。
このあと見ていきますと、こうした南北に延びる発達した雨雲、次第に弱まってきています。
関東から東北、大雨の峠は各地で越えていますが、まだ局地的には激しい雷雨となるおそれがあります。
それでは今後の警戒すべき点です。
今後も土砂災害や川の氾濫などに、東北地方は厳重な警戒が必要です。
こうした土砂災害や川の氾濫、雨がやんでも警戒が必要です。
降った雨は川に流れ込むまでには時間がかかります。
そして、土砂災害、特に大規模な土砂災害は大雨のピークのあと、半日たってから起こる可能性もあります。
このあとも警戒が必要です。
そして、避難の際の注意点です。
自治体からの情報や、そして、危険を感じたら、避難所など安全な場所へ早く避難することが大切です。
しかし、道路が冠水するなどして、外出が困難な場合は、家では2階以上、そして、山や崖からは離れるようにしてください。
今後も東北地方、土砂災害や、そして川の氾濫には厳重な警戒が必要です。
では、仙台放送局から東北地方の状況をお伝えします。
お伝えします。
台風から変わった低気圧の影響で、宮城県は記録的な大雨となっていて、気象庁は、宮城県に大雨の特別警報を発表しました。
この大雨で、大崎市では渋井川の堤防が決壊し、住民の救助活動が進められています。
大崎市によりますと、渋井川の堤防が決壊した大崎市の古川西荒井地区には、今月1日時点で、445世帯1251人が住んでいるということです。
大崎市によりますと、これまでに住宅などの建物およそ400世帯が浸水しているということで、市によりますと、午前11時半までに62人をボートで救出したということです。
庭に水が上がって、1時間ぐらいで家の中が20センチ近くまでいきましたんで。
初めてですね。
午前10時半現在、救助した人や浸水した地域の人700人余りが、古川第五小学校など、19か所に避難しているということです。
消防によりますと、これまでのところ、けが人の情報はないということです。
また古川第五小学校によりますと、渋井川から500メートルほどの鴻ノ巣地区で、20人から30人が孤立して、救助を求めているという情報があるということです。
小学校では現在、近くの住民が続々と徒歩で避難してきていて、100人以上になっているということです。
また小学校では1000人近くの児童の安否確認を進めていますが、自宅が浸水している児童が複数いるということです。
宮城県では、大和町でも川の水があふれ、周辺が水につかりました。
大和町から中継です。
宮城県大和町の役場の近くです。
町内を流れる吉田川からは、こちら、500メートルほど離れていますが、周辺の地域は今も水につかっています。
大和町では吉田川や近くの支流の広い範囲で住宅などが水につかりました。
町や警察などによりますと、これまでに住宅や店舗、それに車の中にいて、動けなくなった人、合わせて58人の救助を求める通報があったということです。
午前10時ごろまでに全員が救助され、その後は新たな救助要請はないということです。
またけが人などの情報も入っていないということです。
町内では午前10時半現在で、3つの避難所に合わせておよそ350人が避難しているということです。
以上、宮城県大和町からお伝えしました。
きょう午前、宮城県栗原市で、川から水があふれて車が水没し、乗っていた48歳の女性が死亡しました。
別の地区でも、車ごと流されたと見られる62歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察と消防が捜索をしています。
きょう午前4時過ぎ、栗原市の栗駒稲屋敷地区で、くま川の水があふれて冠水し、車から出られなくなったと、62歳の男性から救助を求める連絡が、消防に入りました。
消防が駆けつけましたが、現場付近に男性の姿は確認できず、行方が分かっていないということです。
警察と消防は、男性が車ごと流されたと見て、捜索しています。
また午前7時前、栗原市の金成大原木地区で、道路のパトロールをしていた男性が、水田で水没している軽乗用車を発見し、110番通報しました。
警察と消防が捜索したところ、水没した車の中から女性1人が見つかりましたが、意識はなく、午前9時過ぎに死亡が確認されたということです。
亡くなったのは、近くに住む団体職員、高橋ひとみさんで、警察によりますと、けさ、車で出勤する途中だったということです。
仙台からお伝えしました。
続いて、首都圏の被害や影響についてお伝えします。
関東の詳しい情報をお伝えします。
今回の大雨で、関東各地で川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
鬼怒川の堤防が決壊し、広い範囲で浸水している茨城県常総市では、25人の行方が分からなくなっています。
気象庁は、栃木県と茨城県に出していた特別警報をきょう午前、解除しましたが、引き続き、川の氾濫などに十分注意するよう呼びかけています。
鬼怒川の堤防が決壊した常総市の午前8時半ごろの映像です。
一夜明けたきょうも、避難する人が相次ぎました。
常総市によりますと、これまでに8歳の子ども2人を含む25人の行方が分からなくなっています。
いずれも家族や本人から救助の要請があったあと、連絡がつかなくなっているということです。
また、住宅およそ6500棟が浸水したと見られ、こうした住宅などにおよそ580人が孤立し、救助を待っているということです。
このほか、栃木県内で土砂崩れに巻き込まれた63歳の女性と、作業中、誤って排水管に落ちた20代の男性が死亡しました。
避難指示や避難勧告が出されている地域もあります。
茨城県で正午現在、避難指示が出されているのは、常総市の5579世帯1万5756人、つくばみらい市の294世帯809人、筑西市の23世帯57人、牛久市の3世帯7人の、合わせておよそ5800世帯の1万6000人です。
また避難勧告は、筑西市、常総市、つくばみらい市の3つの市の合わせておよそ2200世帯5900人に出されています。
続いて栃木県内の状況です。
NHKが午前10時現在でまとめたところ、宇都宮市で5世帯12人に避難指示が出されています。
また避難勧告が、宇都宮市と佐野市の合わせて2346世帯8137人に出されています。
茨城県と栃木県では、ライフラインにも大きな影響が出ています。
東京電力によりますと、正午現在、茨城県内では常総市を中心に、1万1247軒が停電しています。
東京電力によりますと、浸水した住宅に取り残されている人などが、漏電で被害を受けないよう、多くの世帯で計画的に停電させているということです。
水が引いたあとも点検作業が必要なため、現時点では復旧の見通しは立っていません。
茨城県によりますと、常総市では午前9時現在、浸水した東部地域にある1万1664世帯すべてが断水しています。
常総市では、水戸市などが給水車を派遣し、水海道第一高校近くの報国寺と、市民・福祉センター、ふれあい館で、給水活動を行います。
また、NTT東日本によりますと、午前10時半現在、常総市内で300を超える電話回線と、インターネットなどに使うIP回線がおよそ5000回線、不通になっているということです。
栃木県内の影響です。
日光市三依地区で、およそ220軒が停電しているということです。
小山市では、大雨の影響で広い範囲で水道が使えなくなり、給水車が出ています。
断水しているのは、栃木市の藤岡町の一部で2200世帯、那須塩原市の塩原地区で1000世帯、日光市の横川地区、中三依地句、上美依地区、芹沢地区、日向地区、西川地区の合わせておよそ860世帯です。
関東の情報をお伝えしました。
お伝えしていますように、関東から東北南部にかけての記録的な大雨で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、8歳の子ども2人を含む25人が行方不明になっているのをはじめ、栃木県や宮城県など、各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
宮城県には引き続き大雨の特別警報が発表されていて、最大級の警戒が必要です。
それでは茨城県常総市の上空からお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
画面左側を流れているのは、鬼怒川の東を流れる小貝川です。
橋のたもとを映しています。
現在、ポンプ車が出ています。
この辺りの浸水した水を2本のホースを使って、川のほうへと放出しています。
以上、中継でした。
現在、たまった水をくみ出す作業が、排水作業が行われています。
小貝川という、鬼怒川の東側に並行して走る川に、鬼怒川からあふれた水を排水しようという作業です。
この時間は、辻村解説委員とお伝えしていますが、かなり時間はかかるかもしれませんけれども、こうした排水作業をしなければ、なかなか水は引かないですよね。
これ、画面でいいますと、この左側が小貝川なんですけれども、その画面の右側の先に、氾濫した鬼怒川があります。
ちょっと位置関係を見たいので、右側の鬼怒川方向をちょっと見せてもらえますでしょうか。
今、右側の…。
難しいですか?つまり小貝川、鬼怒川の間の一帯が、浸水していると。
そういうことですね。
今、引いて見てみますけれども、この茶色の一帯が浸水してますけど、もともとは、このさらに右側に、離れた所にあります鬼怒川が氾濫して、堤防が決壊して、ここの、ずっと今見えているところに、全部水が押し寄せて、小貝川の端まで来てる状態ですね。
かなりここから見ても、まだ鬼怒川が見えないということは、これくらい広範囲、浸水しているということです。
そうですね。
それで反対側で。
今、見えてきましたね、これが鬼怒川ですね。
この、今、左側の上から見えてきました。
これ、北から南を見てる形になってますけど、この画面の上側に流れるのが、鬼怒川、堤防が決壊した川ですね。
ちょうど今、東側から西方向を向いている形になりましてね。
手前にあるのが小貝川です。
小貝川の端まで、この浸水した水が押し寄せてきているので、この押し寄せた水を小貝川に流していると。
反対側に流しているというのが、先ほどの作業、たもとで行われた作業ですね。
同時に、鬼怒川側でも、同じような作業、行われています。
というふうにして抜いてるんですが、なにぶん、消防用のホースで、数本で水を抜き始めた、まだ、ところなので、この全体の全域の水が抜けるには、まだまだ相当時間がかかります。
かなり自然に排水される時間を待っていては間に合わないというか、いくら待ってもということもありますし、こうした排水作業、人口による排水作業と合わせて、急ピッチで、これから各地で今、こういった排水作業が行われようとしています。
もう一度、平和橋のほうを見てみますが、今、国土交通省の作業員でしょうか、ホースを引いて、水を川に吐き出す作業を行っています。
この小貝川のちょうど沿岸にも、やっぱり家があって、それも浸水してるということなので、ここの水を抜くことで、この小貝川の近くまで、押し寄せた水がなくなれば、この辺の住宅の浸水は解消されるということで、作業始まったところです。
ただ、現在も橋のたもとから数十メートルいった所でもう水につかっていますので、この膨大な水を抜くにはまだ時間がしばらくかかりそうです。
そうです。
まだ堤防が決壊して、まだ25時間ということですが、丸1日ですけれども、こういう水…が始まったということは、一つ、浸水を解消する動きとしては、進んだ動きだと思います。
ただもう一つ、決壊した場所については、今、もう水位がこの内側の住宅地よりは、川自体の水位が下がって、当初8メートルを超えていた水位も3メートル台に下がってますので、新たに川から水が、鬼怒川から水が来ることはなくなりました。
今、そこの開いている、要するに壊れた堤防の土台の部分に、これからコンクリートのブロックを敷いて、また増水したときに、流れ込まないようにしようという作業も、同時並行でこれから行われます。
ただこの作業、今、堤防の決壊箇所は当初の20メートルから140メートルに広がっておりますので、これにコンクリートを入れるのに、コンクリートブロック3000個を運んで、高さ2メートルというふうに盛らなければなりませんので、2週間ぐらいかかるということです。
ですから、この水抜きと、応急処理を同時並行で進んでいきますけれども、この地域の冠水がなくなるのは、相当な時間がかかると思います。
先ほどから、多数の車が行き交ってはいるんですけれども、浸水した場所も多いため、所によってはかなり混雑しているようです。
救助、それから復旧、そういった作業に当たるための車も多く通行していますが、不要不急の車での外出はなるべく控えていただきたいと思います。
現地では警察、消防、自衛隊、海上保安庁、2000名規模で、引き続き孤立した方の救助が行われています。
ヘリコプターでの救助とともに、ゴムボートや簡易ボートなどでの救助も進んでいます。
ですからまずはそれが最優先です。
と同時に、ライフラインが寸断されてますので、そうしたライフラインの復旧もこれからということで、進んで、まだまだ復旧までには時間がかかると思います。
それではここで、改めて被害などの情報をお伝えします。
警察庁によりますと、台風18号や、台風から変わった低気圧の影響による大雨で、きょう午前11時半現在、3人が死亡、10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
一方で、鬼怒川の堤防が決壊した、茨城県常総市での被害の全容は確認できていないということです。
茨城県によりますと、常総市にある特別養護老人ホーム、筑水苑では、1階部分が床上浸水しました。
ホームには、お年寄りなど、120人余りがいて、正午前になっても、周囲と行き来ができない状態になっているということです。
茨城県はきょう午後、必要な物資を届けるとともに、医師の診療を希望しているお年寄り3人について、このあと常総市が病院に搬送することにしています。
一方、渋井川の堤防が決壊した宮城県大崎市の大崎消防本部によりますと、浸水している古川西荒井地区で、消防と警察、それに自衛隊が午後1時までに合わせて87人を救出したということです。
河川の氾濫や、浸水による被害。
けさからの動きをまとめました。
きょう昼前の茨城県常総市、鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
きのう、濁流が広がり、一帯の住宅が流されました。
一夜明け、徐々に水が引いてきていて、地面が見え始めています。
すさまじい爪痕を残しています。
土砂に埋まった車。
元の位置から流されて、横倒しになった家も。
被害の状況を確認する人の姿も見えます。
鬼怒川の氾濫で、元の地形が大きく変わってしまいました。
けさ、警察の救助隊が、住民の救助や、行方が分からない人の捜索に当たるため、ゴムボートを膨らませて、準備を始めます。
こちらでは今、警察の機動隊員が、ゴムボートを出して、救助活動に向かっています。
自衛隊や警察など、およそ40機のヘリコプターが出動。
取り残された人を救出します。
ヘリコプターは、隣にある守谷市のグラウンドに到着。
犬と一緒に助け出された人も。
常総市に隣接するつくば市に設けられた避難所です。
避難してきた人に、飲み物やパンが配られました。
自宅に戻った男性もいます。
しかし、玄関には泥水が。
靴も散乱しています。
着のみ着のままで避難したため、必要な衣類を運び出していました。
一方、激しい雨は東北地方でも。
宮城県大崎市です。
渋井川の堤防が決壊。
道路のミラーの半分以上の高さまで浸水しました。
孤立する住民が相次ぎました。
ヘリコプターで。
ボートで。
消防隊員が、胸の辺りまで水につかりながら、住宅に取り残された人々の救出作業を行っています。
懸命の救助活動が続けられています。
お伝えしていますように、台風から変わった低気圧の影響で、関東から東北南部にかけて、記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
雨は次第に弱まっていますが、気象庁は、引き続き、宮城県に大雨の特別警報を発表して、川の氾濫や土砂災害に最大級の警戒を呼びかけています。
宮城県柴田町です。
消防車が横転し、半分の高さまで水につかっています。
きょう未明、救助の要請を受けて現場に向かっていたところ、冠水した道路の脇にある水路にタイヤを取られ、横転したということです。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧と、日本の東を北上する台風17号の影響で、関東や東北南部ではおとといからけさにかけて、線状降水帯と呼ばれる、発達した帯状の雨雲が南北にかかり続けました。
降り始めからの雨量は、栃木県で600ミリ、宮城県で500ミリを超える所があり、平年の9月1か月の雨量の2倍を超えて、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
関東から東北の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報は、けさ解除されましたが、気象庁は引き続き、宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
また福島県では、降り始めからの雨量が500ミリ近くに達し、大雨になっている所があります。
これまでに降った雨で、宮城県、福島県、山形県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で、川の水位が高い状態が続くほか、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では川の氾濫や土砂災害に最大級の警戒をするとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
続いて、河川の情報です。
宮城県を流れる渋井川は、きょう午前、大崎市で堤防が決壊して氾濫しました。
また宮城県富谷町と大和町で、吉田川と、その支流の水位が上昇して水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されています。
現在も助けを求めている方がいらっしゃいます。
吉田川は引き続き、大郷町の観測所で、計画高水位を超えています。
この計画高水位とは、設計上、堤防が水に耐えられる高さとされています。
氾濫の危険性が非常に高い、氾濫危険水位をさらに上回る高さのため、特に警戒が必要です。
吉田川は、大和町の観測所では、氾濫危険水位を下回りましたが、水位の高い状態が続いています。
宮城県を流れる北上川水系の迫川も、栗原市の観測所で計画高水位を超えています。
宮城県では、北上川水系の江合川が、涌谷町の観測所で、氾濫危険水位を超えています。
また秋田県を流れる福部内川が、大仙市の観測所で、氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所では水位が下がり、避難判断水位を下回りました。
国土交通省の担当者は、今後も各地で、水位の高い状態が続くと見ていて、増水している川には引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
お伝えしていますように、今回の大雨では、各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
引き続き大雨被害のニュースをお伝えします。
関東から東北南部にかけての記録的な大雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、8歳の子ども2人を含む25人が行方不明になっているのをはじめ、栃木県や宮城県など各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
宮城県には引き続き大雨の特別警報が発表されていて最大級の警戒が必要です。
茨城県常総市から中継です。
常総市南部の住宅街です。
鬼怒川の堤防が決壊した場所から7キロから8キロ下流にあたる地点です。
周辺の住宅は、まだ1階部分の3分の1くらいの高さまで水につかっています。
その周りにはドラム缶などが積もった雑草とともに浮いています。
ここでは国土交通省のポンプ車が続々と集まって1時間ほど前から排水作業が始まりました。
私が立っている場所は浸水域の最も南にあたる場所ですが鬼怒川と並行してすぐ東を流れる小貝川まで土手を越えてホースを延ばし吸い出した水を送っています。
ここは常総市の市役所などが集まる中心市街地に近い場所ですが各地で通行止めがあり、交通が混乱しています。
この近くの住宅に住む男性は、家の中の様子を見に来たがとても近づけそうにない。
水が引いてから掃除に来ますと話しながら作業の様子を見守っていました。
排水作業が行われている常総市南部の住宅街からお伝えしました。
左手に見えますのが鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
私は今、道路の上に立っております。
後方をご覧ください。
道路が途中から寸断されて、崩れているのが分かります。
また、水の勢いで曲げられたとみられる電柱が見えます。
電柱も大きく曲がっております。
また鬼怒川の堤防のほう、ご覧ください。
堤防の脇に立っております住宅が傾き、窓など大きく壊れている様子がうかがえます。
また住宅の隣にはトラックとみられる車が川の勢いで流されたのでしょうか、横転している様子が見受けられます。
また、その横今、水がたまっているところ、これは本来川があったのではなく、浸水によってこのように水がたまっています。
川があったかのようになっておりますが、堤防が決壊したため今、浸水がこのように起きています。
以上、常総市の現場からお伝えしました。
被害などの情報です。
警察庁によりますと台風18号や台風から変わった低気圧の影響による大雨できょう午前11時半現在3人が死亡、10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
一方で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市での被害の全容は確認できていないということです。
茨城県によりますと常総市にある特別養護老人ホーム筑水苑では1階部分が床上浸水しました。
ホームにはお年寄りなど120人余りがいて、正午前になっても周囲と行き来ができない状態になっているということです。
茨城県はきょう午後、必要な物資を届けるとともに医師の診療を希望しているお年寄り3人についてこのあと常総市が病院に搬送することにしています。
一方、渋井川の堤防が決壊した宮城県大崎市の大崎消防本部によりますと浸水している古川西荒井地区で、消防と警察、それに自衛隊が午後1時までに合わせて87人を救出したということです。
市内を流れる川の堤防が決壊した宮城県大崎市から中継です。
大崎市西荒井地区。
渋井川の堤防が決壊した現場です。
画面中央、あの辺りで堤防が切れました。
けさ5時前のこと、長さ20メートルにわたって堤防が決壊したということです。
このためこの辺り一帯は水浸しです。
この住宅の前は本来ですと、収穫を目前にした水田が広がっていました。
それもみんな台なしになりました。
向こうに見えています住宅も一帯はかなり浸水しているということです。
救助の手伝いをしています地元の方の話によりますと、大人の男性のへその高さくらいまで、水が来ているという話でした。
取り残されました住民の皆さんは、2階で避難を待っているという情報です。
今この辺りもヘリコプターの爆音が聞こえていますけれどもヘリコプターやゴムボートによる救助を、住民の皆さんが待っています。
以上、大崎市の西荒井地区渋井川堤防の決壊の現場でした。
大崎市の避難所から中継です。
堤防が決壊した渋井川に近い大崎市の古川第五小学校です。
ここはちょうど学校のグラウンドで、先ほどから何度もヘリコプターが離着陸を繰り返しています。
住宅に取り残された人を救助するためです。
救助された人は自衛隊の方などに付き添われて、ちょうどこの小学校にある避難所となっている体育館に運ばれて、健康状態などを確認しています。
住宅に取り残された人の数についてなんですが今、大崎市で調査をしているということです。
こちらの体育館にはヘリコプターで救助された人や自力で避難した人を含めて100人以上の方が今避難をしています。
先ほど大崎市からおにぎりを配られるなどしていました。
こちらの避難所では今のところ不足しているものはないということです。
決壊した川の近くに住んでいてヘリコプターで救助された1人暮らしの70代の女性はあっという間に家の1階まで水が来て2階に逃げました。
2階から白い手拭いで助けを求めて、ヘリコプターに救助されました。
もう何が何だか分かりませんと話していました。
大崎市古川からお伝えしました。
では宮城県大崎市の上空からお伝えします。
宮城県大崎市の上空です。
画面の手前を流れるのが渋井川です。
渋井川にカメラをズームしてみます。
決壊しています。
今も川から水が田畑や市街地に流れ込んでいます。
カメラを少し広く見てみます。
田畑や住宅地が広く水につかっているのが分かります。
今も警察や消防などのヘリコプターが救助活動、捜索活動を行っています。
水につかっている道路が一部見えていますが、消防の車が止まっています。
消防隊員も複数見られます。
以上、宮城県大崎市の上空からお伝えしました。
宮城県大崎市の上空からの映像です。
住宅街が広く水につかっています。
泥を含んだ茶色く濁った水が住宅地を現在も覆っています。
ここからは災害担当の古川記者に聞きます。
この大崎市での救助の状況ですけれども今どのような状況が行われているんでしょうか。
映像から見るかぎり、上空からは警察のヘリコプターが見えました。
こうした上空からのヘリコプターというのは実際に救助をしているというよりは取り残された人がいないかそれを確認している様子が見て取れました。
画面中央に映っていますがこうしたゴムボートを使って、実際に取り残された人の救助が続いているものとみられます。
上空からの中継でもありましたが川から水の流入が続いているように見られました。
流れ自体は救助活動が行われている付近というのは、それほど流れがあるようには見えませんので、地上からの救出活動があわせて行われているというそんな状況とみられます。
まだこの地区にも多くの方、避難できずに取り残されている方もいらっしゃるかと思うんですが、これから避難をする場合に避難を待つ段階でどんなところに気をつける必要があるでしょうか。
流れはそれほどないということで安全なように思えてしまうかもしれませんが、すでにプロフェッショナルの救助隊が到着しておりますので、存在を知らせる、家の中にいらっしゃる方がいれば、窓から存在を知らせるために物を振ったりとか、そういったことをしてとどまっていただくという、それが大切なことかなと思います。
水位が下がったとしてもご自分の判断で避難するのではなく、ご自分の存在をきちんと伝えて救助を待つということですね。
こちら水位が下がる状況にはないとみられますのでもしまだ住宅の中などに取り残されている方がいらっしゃったら、ぜひとどまって救助を待っていただきたいというふうに思います。
画面は宮城県大崎市の上空からの映像をお伝えしています。
住宅街の周りに茶色い泥を含んだ水がまだ残っています。
消防や警察などによる救助活動も行われています。
避難されている方も避難の時間が長くなっていると思いますが、そうした市民生活への影響はどう考えられますか。
宮城県のほうの浸水もかなり広範囲になっていますので、避難されている方が多くに上っているとみられます。
いつ戻れるかというのは、まだ水位も全く下がっておりませんのでしばらく時間がかかるということで、そういった形の支援という面でも今回、関東でも大きな浸水被害がありました。
東北でもこうした形でかなり広範囲の災害になっておりますので、避難した方たちへの支援そういったところが求められると思います。
宮城県大崎市上空からの映像です。
住宅街の周りに泥水がまだ残っています。
住宅、そして乗用車などが水につかっている様子も見て取れます。
現在、救助活動が進んでいます。
ご自分の判断で避難することなく、救助活動を待つように心がけてください。
大崎市上空からの映像でした。
お伝えしておりますように、関東から東北南部にかけての記録的な大雨で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、8歳の子ども2人を含む25人が行方不明になっているのをはじめ、栃木県や宮城県など各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
宮城県には引き続き大雨の特別警報が発表されていて最大級の警戒が必要です。
台風から変わった低気圧の影響で、関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
雨は次第に弱まっていますが、気象庁は引き続き宮城県に大雨の特別警報を発表して川の氾濫や土砂災害に最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと台風18号から変わった低気圧と日本の東を北上する台風17号の影響で、関東や東北南部では、おとといからけさにかけて、線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲が南北にかかり続け各地で記録的な大雨になりました。
降り始めからの雨量は栃木県で600ミリ、宮城県で500ミリを超える所があり、いずれも平年の9月1か月の雨量の2倍を超えて各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
関東から東北の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報はけさ解除されましたが、気象庁は引き続き宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
また福島県では、降り始めからの雨量が500ミリ近くに達し大雨になっているところがあります。
これまでに降った雨で、宮城県、福島県、山形県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では川の氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。
気象庁によりますと東北と関東の太平洋側では今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で川の水位が高い状態が続くほか、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では川の氾濫や土砂災害に最大級の警戒をするとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
続いて河川の情報です。
宮城県を流れる渋井川は、きょう午前、大崎市で堤防が決壊して氾濫しました。
また宮城県富谷町と大和町で吉田川とその支流の水位が上昇して水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されました。
吉田川は引き続き大郷町の観測所で計画高水位を超えています。
計画高水位とは設計上、堤防が水に耐えられる高さとされています。
氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位をさらに上回る高さのため特に警戒が必要です。
吉田川は大和町の観測所では氾濫危険水位を下回りましたが水位の高い状態が続いています。
宮城県を流れる北上川水系の迫川も栗原市の観測所で計画高水位を超えています。
宮城県では北上川水系の江合川が涌谷町の観測所で氾濫危険水位を超えています。
また、秋田県を流れる福部内川が大仙市の観測所で氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所では水位が下がり、避難判断水位を下回りました。
国土交通省の担当者は今後も各地で水位の高い状態が続くとみていて、増水している川には引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
続いて、茨城県常総市からの中継をお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
現場はまだ濁った水で覆われています。
住宅街の様子、詳しく見てみます。
こちらの住宅の2階部分、取り残された住民の姿が見えます。
今ヘリコプターでつり上げ作業が行われようとしています。
住宅の周辺、濁った水で覆われています。
現場からお伝えしました。
茨城県常総市の上空からの映像です。
住宅街が泥を含んだ茶色い水に現在もつかっています。
ヘリコプターによる救助作業なども続けられています。
再び災害担当の古川記者です。
現在、茨城県常総市で行われている救助活動の様子ですがどのようなことが行われているでしょうか。
中央に見えるのは海上保安庁のヘリコプターだと思われますが、ヘリが吹き降ろす風によって近くの壊れた住宅の屋根が飛んでいる様子が見えます。
先ほど住宅の屋根にとどまっている方を実際に隊員が降りてヘリコプターの上につり上げるという形での救出が行われると思うんですが細心の注意を払って、慎重に救出作業が進められている様子が見えます。
常総市の場合は、住民が取り残されてから長時間が経過していますので、住民の方の体調にも気を遣いながら慎重な救助が進められているとみられます。
それぞれの住宅に取り残されている方、長い方で一日を超える状況になっています。
茨城県常総市、現在も救助活動が続けられています。
この救助を待っている方々ですけれども、どのようなことを気をつけて待つということが必要でしょうか。
今お一方ヘリコプターのほうに救出されていきました。
これは山梨県のヘリコプターですね。
自分の居場所を知らせて、空からの救助を待つということを心がけていただきたいと思います。
時間がたっていますので、ご自分の体調、悪化しないようにこの状況で水分や食料がとれるかどうか分かりませんけれども、できるだけ体力を温存する形で救助を待っていただきたいと。
この現場ではない場所では、地上からのボートによる救出などもすでに行われています。
付近への川の水の流入というのはほぼ止まりまして、流れのほうは止まっておりますので、地上からの救助もあわせて行われているということなので、体力を温存してそうした救助を待っていただきたいと思います。
救助活動は引き続き続けられています。
現在、ヘリコプターからの映像です。
またお一人の方が上空からの隊員によって救助されていくところです。
茨城県常総市の現在の様子、お伝えしています。
すでに一日がたちました。
避難した方々の避難所での生活、市民の皆さんへの影響も広がっています。
今どのような影響、あるいは支援が必要だと思いますか。
今回の浸水被害はかなり広範囲に及んで、避難されている方の人数も相当な数に上っています。
これから必要なのは支援ということになるんですが規模が大きい災害になっていますので、全国からの支援が今求められるということで、目の前の危険にさらされている方の救助は最大限の努力で進められているところですけども、こうしたことと並行して、すでに避難されている方たち、きょうは気温も上がっていますし体調というのをいかに整えてもらうか、避難所での生活を送っていただくときにどのような支援ができるか、こうしたことを進めていく必要があるのではないかと思います。
古川記者でした。
被害の情報です。
午前11時半ごろの宮城県大崎市です。
ヘリコプターによる救出が行われています。
地上ではボートを使った救出活動も進められています。
消防と警察それに自衛隊が午後1時までに古川西荒井地区で合わせて87人を救出したということです。
大崎市では渋井川の堤防が決壊しました。
大崎市によりますと、これまでに住宅などの建物およそ400世帯が浸水したということです。
午前10時半現在、救助された人や浸水した地域の人たち700人余りが、大崎市の古川第五小学校など市内19か所に避難しているということです。
宮城県大和町によりますと町内を流れる吉田川が数か所であふれ、住民の救助活動が行われました。
町や警察などによりますとこれまでに住宅や店舗それに車の中にいて動けなくなった人など合わせて58人から救助を求める通報があり、全員が救助されたということです。
町内では、午前10時半現在3つの避難所に合わせておよそ350人が避難しているということです。
トヨタ自動車は宮城県と岩手県にある合わせて3つの工場の操業をけさから休止しています。
休止したのは子会社のトヨタ自動車東日本の宮城県の大和町にあるエンジン工場、大衡村にある乗用車工場、それに岩手県金ケ崎町にある乗用車工場です。
宮城県栗原市では北部の金成大原木地区で川から水があふれて車が流され、乗っていた48歳の女性が死亡しました。
栗駒稲屋敷地区でも車ごと流されたとみられる62歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察と消防が捜索をしています。
きのう鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市。
一夜が明けましたが8歳の子ども2人を含む25人の行方が分からなくなっています。
住宅に取り残された人を今自衛隊のヘリが救出しました。
市内では、いまだに床上まで水につかっている地域がありヘリコプターやボートによる救出活動が続けられています。
水につかった病院の患者のお年寄りや住民が次々にボートで救助されていました。
こちらは1階部分が浸水したスーパーです。
客や従業員などおよそ100人が2階で一夜を過ごしました。
次々にヘリコプターに乗り込み救助されました。
一方、周囲と行き来ができない状態になっている、市内の特別養護老人ホーム、筑水苑には、茨城県がきょう午後、飲み水や食料、衣類など必要な物資を届けることにしています。
常総市では、浸水した住宅などにおよそ580人が孤立し救助を待っているということです。
また常総市をはじめ茨城県内では、およそ7700人が避難しています。
こちらは栃木県鹿沼市の住宅地で起きた土砂崩れの現場です。
昨夜、土砂の中から女性が見つかり病院で死亡が確認されました。
また、日光市では大雨であふれた川の水の排水作業をしていた20代の男性が誤って排水管に転落し、警察によりますと死亡が確認されました。
今回の大雨で各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
また、警察庁によりますと午前11時半現在、今回の大雨で10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
現在の雨の状況と今後の見通しについて気象情報担当の佐藤さんです。
現在、大雨の特別警報が宮城県の仙台市東部、大崎市東部西部仙台、西部大崎などに出されています。
引き続き最大級の警戒が必要です。
それではこの1時間に降った雨の量を見てみますと、関東から東北の、各地の大雨の峠は越えています。
この時間、強い雨の降っているところはありません。
しかしこのあとも、局地的には激しい雨の降るおそれがあります。
昨夜からの雨の様子です。
南北に延びる非常に発達した雨雲が東北地方かかり続けました。
特に宮城県内そして岩手県内などこういったところでは、台風周辺の非常に湿った空気も流れ込んだために記録的な大雨となりました。
このあと見ていきますと、こうした発達した雨雲、次第に弱まって、この時間は大雨の峠は越えています。
この24時間に降った雨の量です。
宮城県内では250ミリを超えているところがあります。
6日の降り始めからの雨量は、宮城県内で570ミリを超えている所があります。
これは平年の1か月間の雨量の2倍を超えるような記録的な大雨です。
この大雨によって川が増水、氾濫し、また土砂災害の危険性も高まっています。
土砂災害の危険度を見てみますとこの時間も関東から東北、各地で高い状態が続いています。
特に紫色の地域、非常に高くなっている地域です。
福島県、宮城県、そして山形県内でこうした非常に高くなっている地域があります。
こうした地域では雨が降りやんでからも土砂災害の発生する危険性、高くなっています。
それでは雨の予想です。
このあと広い範囲での大雨はありませんが、東北から関東、局地的に雨雲が発達する見込みです。
1時間に30ミリの激しい雨の降るおそれがあります。
落雷や突風にも注意が必要です。
そして今夜の雨の予想です。
今夜は東北地方、日本海側を中心に雨が降りやすい見込みです。
北海道の東部では雨風の強まる所もありそうです。
そしてこのあと見ていきますと東北地方の雨は明け方までとなりそうです。
あすの朝にはやむ所がほとんどです。
北海道はあすの日中も雨が降りやすいでしょう。
午前3時の天気図です。
日本海には台風18号から変わった低気圧、動きが遅くなっています。
一方、台風17号が北上しています。
東北付近には低気圧に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、また台風17号の周辺の非常に湿った空気、ちょうど東北地方に流れ込んだために東北地方、記録的な大雨となりました。
今夜の予想天気図です。
今夜は台風17号、低気圧に変わって北海道に近づく見込みです。
今夜になると東北から関東、低気圧からは離れますので、各地で大雨の峠は越える見込みです。
警戒すべき点です。
このあとも土砂災害や川の氾濫は雨がやんでからも引き続き起こる可能性があります。
引き続き厳重な警戒が必要です。
そして土砂災害の前兆です。
大雨が降って、雨がやんでも小石がころころと転がりだしたり、また山の斜面に亀裂が入ったり、そしてふだん、湧き水のないところから水があふれ出したりすると土砂災害の危険性が高まっています。
すぐに離れるようにしてください。
今後も厳重な警戒が必要です。
続いて仙台放送局から東北地方の状況をお伝えします。
お伝えします。
台風から変わった低気圧の影響で、宮城県は記録的な大雨となっていて、気象庁は宮城県に大雨の特別警報を発表しました。
この大雨で大崎市では渋井川の堤防が決壊し住民の救助活動が進められています。
大崎市によりますと渋井川の堤防が決壊した大崎市の古川西荒井地区には今月1日時点で445世帯1251人が住んでいるということです。
これまでに住宅など、およそ400世帯が浸水したということです。
市によりますと午前11時半までに62人をボートで救出したということです。
みるみるうちに上がってきた。
初めてだね、救助してくれるからありがたい。
午後1時半現在、救助した人や浸水した地域の人たち727人が古川第五小学校など市内の19か所に避難しています。
このうち少なくとも14人は、住宅の浸水がひどいため今夜は自宅に帰らず避難所で過ごすことを決めているということです。
消防によりますと、これまでのところ、けが人の情報はないということです。
また古川第五小学校によりますと渋井川から500メートルほどの鴻ノ巣地区で、20人から30人が孤立して救助を求めているという情報があるということです。
小学校では現在、近くの住民が続々と徒歩で避難してきていて100人以上になっているということです。
また小学校では1000人近くの児童の安否確認を進めていますが、自宅が浸水している児童が複数いるということです。
堤防が決壊した宮城県大崎市を流れる渋井川は、一級河川の鳴瀬川の支流で長さはおよそ8キロあります。
決壊した場所は、東北新幹線の古川駅や大崎市役所がある大崎市の中心部からおよそ4キロ南西のところです。
きょう午前、宮城県栗原市で川から水があふれて車が水没し乗っていた48歳の女性が死亡しました。
別の地区でも、車ごと流されたとみられる62歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察と消防が捜索をしています。
きょう午前4時過ぎ、栗原市の栗駒稲屋敷地区で川の水があふれて冠水し車から出られなくなったと62歳の男性から救助を求める連絡が消防に入りました。
消防が駆けつけましたが現場付近に男性の姿は確認できず行方が分かっていないということです。
警察と消防は、男性が車ごと流されたとみて捜索しています。
また午前7時前、栗原市の金成大原木地区で道路のパトロールをしていた男性が車が流されているのを目撃し110番通報しました。
警察と消防が捜索したところ水田で軽乗用車が水につかり中から女性1人が見つかりましたが意識はなく、病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
亡くなったのは近くに住む団体職員、高橋ひとみさんで、警察によりますと、けさ車で出勤する途中だったということです。
宮城県内の被害状況です。
宮城県が午前10時半までにまとめたところ、加美町や柴田町などこれまでに9つの市町村で29棟が床上まで水につかったほか床下が浸水した住宅も100棟に上っているということです。
市町村では現場の状況が把握できておらず被害の全容は分からないということです。
東北電力によりますと、この雨の影響で宮城県内では午後1時現在、大崎市と丸森町それに利府町の合わせて170世帯余りで停電しているということです。
大雨による土砂崩れで電柱が倒れたことや、冠水した地域で安全のために電気の供給を止めているということで水が引いていないため復旧の見通しは立っていないということです。
宮城県石巻市は市内を流れる江合川の水位が高い状態にあるとして、午後1時に川の近くの前谷地、たつのくちやまの1世帯4人と、天王山の1世帯4人に新たに避難勧告を出しました。
仙台からお伝えしました。
続いて首都圏の被害や影響についてお伝えします。
関東の詳しい情報をお伝えします。
今回の大雨で、関東各地で川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
鬼怒川の堤防が決壊し広い範囲で浸水している茨城県常総市では、25人の行方が分からなくなっています。
気象庁は、栃木県と茨城県に出していた特別警報をきょう午前解除しましたが引き続き川の氾濫などに十分注意するよう呼びかけています。
鬼怒川の堤防が決壊した常総市の正午ごろの映像です。
住民たちが相次いで助け出されました。
常総市によりますと、これまでに8歳の子ども2人を含む25人の行方が分からなくなっています。
いずれも家族や本人から救助の要請があったあと連絡がつかなくなっているということです。
また、住宅およそ6500棟が浸水したとみられ、こうした住宅などにおよそ580人が孤立し救助を待っているということです。
このほか、栃木県内で土砂崩れに巻き込まれた63歳の女性と、作業中、誤って排水管に落ちた25歳の男性が死亡しました。
避難指示や避難勧告が出されている地域もあります。
茨城県で午後2時現在、避難指示が出されているのは常総市の5579世帯1万5756人、つくばみらい市の294世帯809人の合わせて5873世帯1万6565人です。
また、避難勧告は常総市とつくばみらい市の合わせて1034世帯2892人に出されています。
早いところ復旧してくれないかなという感じですよね。
また栃木県内では午前10時現在、宇都宮市で5世帯12人に避難指示が出されています。
また避難勧告が宇都宮市と佐野市の合わせて2346世帯8137人に出されています。
茨城県と栃木県では、ライフラインにも大きな影響が出ています。
東京電力によりますと正午現在茨城県内では常総市を中心に1万1247軒が停電しています。
東京電力によりますと浸水した住宅に取り残されている人などが漏電で被害を受けないように多くの世帯で計画的に停電させているということです。
水が引いたあとも点検作業が必要なため現時点では復旧の見通しは立っていません。
茨城県によりますと、常総市では午前9時現在、浸水した東部地域にある1万1664世帯すべてが断水しています。
常総市では水戸市などが給水車を派遣し、水海道第一高校近くの報国寺と、市民・福祉センターふれあい館で給水活動を行います。
またNTT東日本によりますと午前10時半現在、常総市内で300を超える電話回線とインターネットなどに使うIP回線が、およそ5000回線不通になっているということです。
栃木県内の影響です。
日光市三依地区でおよそ220軒が停電しているということです。
小山市では、大雨の影響で広い範囲で水道が使えなくなり給水車が出ています。
断水しているのは栃木市の藤岡町の一部で2200世帯、那須塩原市の塩原地区で1000世帯、日光市の横川地区、中三依地区、上三依地区、芹沢地区、日向地区、西川地区の合わせておよそ860世帯です。
関東の情報をお伝えしました。
河川の氾濫や浸水による被害、けさからの動きをまとめました。
きょう昼前の茨城県常総市。
鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
きのう濁流が広がり一帯の住宅が流されました。
一夜明け、徐々に水が引いてきて地面が見えてきました。
すさまじい爪痕を残しています。
けさ、警察の救助隊が住民の救助や行方が分からない人の捜索にあたるためゴムボートの準備を始めます。
こちらでは自衛隊が救助活動に向かっています。
自衛隊や警察などおよそ40機のヘリコプターが出動。
取り残された人を救出します。
ヘリコプターは、隣にある守谷市のグラウンドに到着。
犬と一緒に助け出された人も。
常総市に隣接するつくば市に設けられた避難所です。
避難してきた人たちに飲み物やパンが配られました。
自宅に戻った男性もいます。
しかし玄関には泥水が。
靴も散乱しています。
着のみ着のままで避難したため、必要な服を運び出していました。
一方、激しい雨は東北地方でも。
橋の橋脚に大量の流木が流れてきて川の流れをせき止めています。
宮城県大崎市では渋井川の堤防が決壊。
道路のミラーの半分以上の高さまで浸水しました。
画面中央、消防車とその後ろに軽トラックが見えます。
完全に孤立しているようです。
宮城県大和町でも川から水があふれました。
車も。
収穫前の稲も。
そして、家の床上まで水につかりました。
お伝えしていますように関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
警察庁によりますと3人が死亡10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
また、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市などで26人が行方不明になっています。
では茨城県常総市の上空からお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
決壊した堤防の現場から8キロほど南に下がったところです。
辺りはまだ濁った水で覆われています。
こちらの集合住宅を見てみます。
ベランダに人の姿が見えます。
救助を待つ人の姿が見えます。
近くでは濁った水を住宅街から排水する作業が行われています。
現場上空からお伝えしました。
茨城県常総市上空からの映像です。
住宅街に流れ込んだ濁った水がまだ残っています。
泥水に囲まれた建物のベランダに人の姿も先ほど見えました。
では再び、災害担当の古川デスクに聞きます。
まだ取り残されている方がいます。
救助の状況というのをまず整理してください。
上空からのリポートでもありましたが、こちら決壊した場所からおよそ8キロ南ということでした。
こうした場所でもかなり浸水の深さは深い状態が続いています。
川からの水の流れ込みは止まったんですが川の水位が高い状態ですから自然にはなかなか水が引いていかないと。
画面に映っていますように排水作業を行っていますが流れ込んだ水の量がかなり大量ですので、すべてポンプによって排水するには、かなりの時間がかかるというふうにみられます。
そうした中で各機関がけさから救出作業を進めております。
先ほど集合住宅の方、姿が見えましたが近くまで救助の警察や消防、自衛隊などが来ていますし、上空からもヘリコプターが確認している様子も見られました。
かなり時間がたって体力的にもきつい状況になっているかもしれませんが、もうしばらく頑張っていただいて救出を待っていただきたいと思います。
今映っている住宅などでも救助を待っている方の姿が見えました。
実際救助活動が進んでいますのでご自分の判断で避難するのではなく救助活動を待つということですね。
上空にヘリコプターが来ました。
これから救助活動が行われるものとみられます。
茨城県常総市の上空からの映像です。
このヘリコプターで救助活動が行われるものとみられます。
茨城県常総市の現在の上空からの映像です。
住宅街に茶色い水が流れ込んでいます。
住宅の周りは一日たった現在でも泥水が周りを覆っています。
同じヘリコプターだと思うんですが、上空の同じような位置まで来て、どういった形で救出するのかというのを決めたうえでもう1回来たのかなと思いますが、詳細は分かりません。
こちらの集合住宅に避難を待つ人がいるというのは確認されているということなので、今、離れましたが何か呼びかけをしたのかもしれません。
待っていただきたいと思います。
堤防が決壊してから一日以上たっていますので取り残された方の体力も相当に消耗しているかと思いますので、救助活動も慎重に行われるということですね。
先ほどポンプによる排水作業も行われていました。
まだ水位が下がっていない状況の中でこれから行われていく作業というのはどんなことが考えられますか。
今現在最新の情報ですと国土交通省の関東地方整備局によりますとおよそ20台のポンプ車を配置して排水作業を行っていると。
こうした排水作業、続けられると思われますが、すぐに水が引くというのはなかなか難しいかなと。
堤防が決壊した場所についても早めに補修をしなければなりませんが、川の水位が低くなったとはいえ通常の状態よりは高い水位が続いていますので決壊した場所についても、しばらく補修には時間がかかるのではないかと思います。
救助活動と並行してそうした活動もこれから行われていくということです。
お伝えしておりますように堤防の決壊で浸水した地域では救助活動が続いています。
鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市です。
市内にある病院では周囲が水につかって外に出ることができなくなり、患者のお年寄りたちが次々にボートで救助されていました。
ボートの発着所のそばにはお年寄りたちに横になってもらうための簡易のテントが設けられ病院の関係者などが助け出された人たちの体調に変化がないか聞き取ったりしていました。
こちらは常総市の避難所になっている石下西中学校です。
避難した人たちを元気づけようと地域の住民から食べ物などの差し入れが届けられました。
差し入れられたのは、お握りが100個ほどと温かいみそ汁それに衣類などで市の職員たちが避難所の中で配って回りました。
ありがたいです、本当に。
食べ物がもうちょっとまわってくればいいかなという感じがしますね。
お伝えしていますように関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
雨は次第に弱まっていますが気象庁は引き続き宮城県に大雨の特別警報を発表して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと台風18号から変わった低気圧と、日本の東を北上する台風17号の影響で、関東や東北南部ではおとといからけさにかけて線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲が南北にかかり続け、各地で記録的な大雨になりました。
降り始めからの雨量は、栃木県で600ミリ、宮城県で500ミリを超える所があり、いずれも平年の9月1か月の雨量の2倍を超えて各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
関東から東北の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報は、けさ解除されましたが、気象庁は引き続き宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
また、福島県では降り始めからの雨量が500ミリ近くに達し大雨になっているところがあります。
これまでに降った雨で、福島県、山形県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。
気象庁によりますと東北と関東の太平洋側では今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域ではこれまでに降った雨で川の水位が高い状態が続くほか、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では川の氾濫や浸水に最大級の警戒をするとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
きのう鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、25人の行方が分からなくなっていると発表していましたがこのうち3人と連絡が取れたということです。
市によりますと現在行方が分からなくなっているのは22人だということです。
常総市などは市内の25人について行方が分からなくなっていると発表し、いずれも家族や本人から救助の要請があったもののその後、連絡がつかなくなっているとしていました。
しかしその後、確認を進めた結果このうちの3人と連絡が取れたということです。
市や警察は今も行方が分からなくなっている22人の捜索を急ぐことにしています。
続いて河川の情報です。
宮城県大崎市を流れる渋井川はきょう午前、堤防が決壊して氾濫しました。
また、宮城県富谷町と大和町で吉田川とその支流の水位が上昇して水があふれ周辺の地域が水につかっているのが確認されました。
吉田川の水位は少しずつ下がっていて大郷町の観測所では、設計上、堤防が水に耐えられる高さとされる計画高水位は下回りましたが、引き続き氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。
大和町の観測所では氾濫危険水位を下回りましたが水位の高い状態が続いています。
宮城県を流れる北上川水系の迫川は栗原市の観測所で引き続き計画高水位を超えています。
このほか宮城県では江合川が涌谷町の観測所で氾濫危険水位を超えています。
また、秋田県を流れる福部内川が大仙市の観測所で氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所で水位が下がり避難判断水位を下回っています。
国土交通省の担当者は、今後も各地で水位の高い状態が続くとみていて、増水している川には引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
3時になりました。
引き続き大雨の被害の情報をお伝えしていきます。
お伝えしていますように、関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
警察庁によりますと、3人が死亡、10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
また、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市などで、23人が行方不明になっています。
では、茨城県常総市の上空からの様子をお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
画面奥に見えるのが決壊した鬼怒川です。
画面真ん中に見えてきたのが、常総市役所です。
市役所の周辺も、水につかっています。
市役所前の駐車場に止められた車も、水につかっています。
画面を奥にしていきます。
こちらの集合住宅を見てみます。
集合住宅のベランダに、人の姿が見えます。
ヘリコプターによる救助活動が行われています。
こちらには白いホースが見えます。
住宅街の濁った水を近くの川に排水する作業が行われています。
現場上空からお伝えしました。
茨城県常総市の浸水した現場の様子をお伝えしました。
広く住宅地が茶色く濁った水に覆われています。
そこにホースを通してほかの川に水を排水する作業が行われているようです。
こちらの住宅では、ベランダに人の姿が見えます。
3階部分で救助活動が行われているんでしょうか。
人の姿が見えています。
その下にも地面の様子を見ている人の姿があります。
多くの人が長時間にわたって、救助を求めている様子が分かります。
上空にはヘリコプターが見えました。
ここからは災害担当のふるかわ記者とお伝えしていきます。
ふるかわさん、今救助活動が行われているところですけれども、このようにヘリコプターでやはり一人一人救助するという方法ですね。
そうですね。
やはりまだ取り残されている方いらっしゃいますが、救助のやり方としては、こういった形で隊員がヘリコプターから降りて、お一人お一人を救出していくという形の救出しか、ほかに方法がありませんので、そういった形で、今は関係機関が作業に当たっているということだと思われます。
こちらの集合住宅も、この映像から見るかぎり、住宅の方が屋上に上がることは恐らく難しいんではなかろうかという形で、どういった形で、今、救出するのか、実際にベランダから恐らく救助隊員が降りたと。
今、引き上げている様子が分かりますね。
そうですかね、ああ、そうですね。
今、降りた救助隊員が、ベランダのほうから実際に救出を待っていた方を抱きかかえるような形で、安全を確保しながら、今、ヘリコプターのほうに移るといったところだと思います。
しかし風がありますからね、慎重な、慎重に今、引き上げているところで、まもなくヘリコプターのほうに移ると思いますが、待っていた方の体力も、かなり疲れが出ていると思いますし、お一人お一人を慎重に今、救出しているというところだと思います。
ヘリコプターに群馬県と書かれて。
各地から救助が来ているということですよね。
先ほどもこういった各都道府県の、都道府県のというか、県の防災ヘリコプター、それに自衛隊、警察、そして海上保安庁とですね、常総市だけで数十機のヘリコプターが活動しております。
朝から2000人規模で今、こうした救出活動が行われているといった状況です。
被害が起きてから24時間以上がたって、きょうは日中、気温が25度を超えて、30度近くまで上がっている所もあります。
救助を待つ方、体力の消耗もあるかと思いますが、どういったことに気をつけて救助を待てばいいんでしょうか。
この辺り、付近というのは、今、停電しています。
これはこうした救助を行うために、漏電などをすると、危険なために計画的に止めています。
そして断水もしています。
恐らくですね、救出を待っている方というのは、そういった水道とかは使えない状態だと思われます。
備蓄がどれだけあったか、それは分かりませんけれども、家にある水分などをですね、とりながら、体調の維持に努めていただきたいと。
それで、救出はもう随時、進められておりますので、体力を温存して、それを待っていただきたいと思います。
今、ボートで救助に向かう様子も見えています。
ここで被災地での生活支援に関する情報が入っています。
生活情報が入っています。
茨城県の地方銀行、じょうよう銀行や筑波銀行、それに大手のりそな銀行など、被災した地域で事業を展開する金融機関では、今回の大雨で被害を受けた人に対して、通帳や印鑑をなくしていても、免許証などで本人確認ができれば、当面の生活資金に充てるための預金の引き出しに応じるとしています。
また住宅などに被害を受けた人については、住宅の新築や修復などに当てる資金を、通常よりも低い金利で貸し出すことにしているほか、被災した企業に対しても、復旧に必要な資金を低利で貸し出すとしています。
一方、茨城県に本店のある金融機関では、大雨で浸水したり、避難指示が出ているとして、一部の店舗を臨時休業としています。
このうちじょうよう銀行が、水海道支店と石下支店を休業とし、筑波銀行も水海道支店と石下支店を休業としています。
休業期間中の取り引きは、別の店舗で代替するとしています。
今、茨城県常総市の上空の様子です。
こちらは常総市役所のある水海道地区の周辺、手元の地図ではそういった情報ですが、ここも、鬼怒川からの水があふれ出て、広い範囲で茶色く濁った水が覆っています。
ボートの様子が見えています。
自衛隊や消防、警察などが救助に当たっています。
救助を待つ方、どうか体力をなるべく消耗しないように、救助の音などが聞こえましたら、声を出したり、大きな布を振ったりして、自分の存在を知らせるようにしてください。
古川さん、災害担当の古川デスクとお伝えしていますが、先ほどこの地域では、住宅街の中にホースを通して作業をしている様子も見えました。
今進んでいる作業というのは、どういったことなんでしょうか。
排水作業のことですかね。
今、国土交通省が常総市のほうにポンプ車を出して排水作業を行っております。
ただ、今入った情報ですと、鬼怒川からあふれた水というのは、結構低い土地のほうに向かって流れているので、浸水地域がさらに広がるおそれもあるという話もあります。
という情報がありますので、国土交通省はですね、現在浸水していない地域でも今後、水が到達する可能性があると。
できるだけ、その川から離れて、高い場所に移動するなど、今、浸水していない地域の方々もですね、注意してほしいということを国土交通省のほうで話しています。
自分の地域に水が来ていないからといって、これから浸水しないわけではないということですね。
ほかの地域でも、浸水のおそれがあるかもしれません。
このあとも警戒をしてください。
排水作業を今、進められておりますけれども、かなりの水がこれだけの水量がですね、川から住宅街のほうに流れ込んでおりますので、すべてを排出するにはかなりこれからも時間がかかるということが考えられます。
そしてやはり、水が引くのに時間がかかるということで、外の様子が不安で見に行きたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり、水の中に入るのはとても危険ですよね。
それはもう本当にやめていただきたいと。
道路の状況がどうなっているのか、マンホール等もありますし、崩れている可能性もあります。
救助を待っていただきたいと。
見に行ったりしないでいただきたいと思います。
今、救助に当たるヘリコプターの様子が見えています。
救助隊員が下に降りようとしているところでしょうか。
今、引き上げたところと見られます。
救助をちょうどしているところです。
救助を待つ人を引き上げたところだということです。
茨城県常総市、車の窓の部分の辺りまで、深く水につかっています。
水の中に入りますと、足元がかなりぬかるんでいたりして、足を取られるおそれがあります。
心配かもしれませんが、できるだけ外には出ないように、そして救助を待つようにしてください。
では、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市から、中継でお伝えします。
鬼怒川の堤防が決壊した常総市の現場に来ています。
ここから見えるだけでも十数メートルにわたって、堤防の土手が崩れているのが分かります。
私は今、道路の上に立っています。
後方をご覧ください。
本来ある道路が崩れて、途中から寸断されています。
電柱も大きく傾いています。
川の水がかなりの勢いで住宅街に流れ込んできたのが分かります。
また、この辺りには水がたまっていて、一見すると、川のようにも見えますが、この場所は本来、住宅があった場所で、浸水によって、このように水がたまっています。
またあちらをご覧ください。
救助を待っていた男性がつかまっていた電柱が傾いています。
また、その電柱の隣、白い住宅に浸水によって流されたと見られる住宅が倒れているのが分かります。
浸水の激しさを物語っています。
以上、茨城県常総市の現場からお伝えしました。
常総市南部の住宅街です。
堤防が決壊した現場から、7キロから8キロ下流に当たる浸水域の中でも最も南側のエリアです。
この辺りの住宅の多くは、まだ1階部分の3分の1から半分くらいの高さまで浸水しています。
庭に置かれている自家用車はエンジン部分まで水没して、窓と屋根だけが水面に見えています。
ここでは、国土交通省のポンプ車が2時間ほど前から排水作業を始めました。
鬼怒川と並行してすぐ東を流れる近くの小貝川にホースを伸ばして住宅地から吸い出した水を流し込んでいます。
周辺の道路はいまだに冠水している所が多く、各地で通行止めとなっています。
ここのすぐ近くでは自衛隊のボートが市民を安全な場所まで送り届ける姿もつい先ほども見られました。
一方で、自分の家の様子を見に来る人も多く、家の中には入れそうもないと、諦め顔で作業の様子を見守っていました。
常総市南部の住宅街からお伝えしました。
一方、宮城県大崎市でも渋井川の堤防が決壊して、広い範囲が浸水しました。
けさ早く、大崎市の古川西荒井地区で、渋井川の堤防が長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのが確認されました。
住宅地など広い範囲が浸水して、住民から救助の要請が相次ぎ、警察や消防などがゴムボートで救助活動に当たっているほか、陸上自衛隊がヘリコプターを使って救助を進めています。
大崎市の大崎消防本部によりますと、午後1時までに合わせて87人が救助されたということです。
大崎市によりますと、浸水したのは住宅などおよそ400世帯で、午後1時半現在、救助された人や浸水した地域の人たち727人が、市内の19か所に避難し、このうち少なくとも14人は、住宅の浸水がひどいため、今夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすことを決めているということです。
大崎市の防災安全課では、まだ浸水している所もあって、ヘリコプターなどで救助活動に取り組んでいるが、どこに救助の必要な人がいるのか確認できない。
救助が必要な人は、目につくようなタオルなどを振って、知らせてほしいと呼びかけています。
では、市内を流れる川の堤防が決壊した宮城県大崎市から中継です。
大崎市の古川西荒井地区。
渋井川の堤防が決壊した現場です。
川は画面右から左へ向かって流れていました。
この中央に見えますこんもりとした木立の辺りで、堤防が切れ、このように水があふれました。
けさ5時前のことです。
この渋井川なんですけれども、地元の人の話によりますと、田植えの時期を除いては、水量も決して多くはない。
川幅の狭い流れだということです。
それだけに、このように水があふれ、住宅まで押し寄せたことに対する驚きの声がこちら現場では数多く聞かれました。
水のほうなんですけれども、時間の経過とともに、徐々にではありますが引いてきています。
ただ、この今映っています川沿いに立ち並ぶ家々の、そのほとんどが1階まで水につかっているという話です。
先ほど入った情報なんですけれども今、地元の消防団が住宅の2階に避難している皆さんに声をかけて、このまま自宅での避難を続けるのか、あるいは、この地域の外への救助を求めるのか、そのあたりの意向を確認して回っているということです。
何人の方が自宅にとどまるという判断したのかについては、まだ情報は入っていません。
以上、大崎市の堤防の決壊の現場でした。
続いて、大崎市の避難所から中継です。
堤防が決壊した渋井川に近い、避難所となっている大崎市の古川第五小学校です。
私の後ろのグラウンドには、ヘリコプターが離着陸を繰り返していました。
住宅などに取り残された人を救助して、この避難所に搬送していました。
ただ、この時間は少しヘリコプターの数は減っています。
救助された人は、続々と同じ敷地内にある体育館に搬送されているという状況です。
大崎市によりますと、午後2時過ぎの段階では、住宅などに取り残された人の数は分からないということです。
それから、救助に当たっていた自衛隊の方に伺ったんですが、こちらのほうでも住宅などに取り残されている人がまだいるかどうか分からないということで、今も引き続き上空から捜索している状態だということです。
避難所となっている大崎市の古川第五小学校からお伝えしました。
お伝えしていますように、記録的な大雨で各地で被害が出ています。
雨は次第に弱まっていますが、気象庁は引き続き宮城県に大雨の特別警報を発表して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧と、日本の東を北上する台風17号の影響で、関東や東北南部では、おとといからけさにかけて、線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲が南北にかかり続け、各地で記録的な大雨になりました。
降り始めからの雨量は、栃木県で600ミリ、宮城県で500ミリを超える所があり、いずれも平年の9月1か月の雨量の2倍を超えて、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
関東から東北の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報はけさ、解除されましたが、気象庁は引き続き、宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
また福島県では、降り始めからの雨量が500ミリ近くに達し、大雨になっている所があります。
これまでに降った雨で、福島県、山形県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に、記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で、川の水位が高い状態が続くほか、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では川の氾濫や浸水に最大級の警戒をするとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
続いて河川の情報です。
宮城県大崎市を流れる渋井川は、きょう午前、堤防が決壊して氾濫しました。
また、宮城県富谷町と大和町で、吉田川とその支流の水位が上昇して水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されました。
吉田川の水位は少しずつ下がっていて、大郷町の観測所では設計上、堤防が水に耐えられる高さとされる計画こうすいいは下回りましたが、引き続き氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。
大和町の観測所では、氾濫危険水位を下回りましたが、水位の高い状態が続いています。
宮城県を流れる北上川水系のはさま川は栗原市の観測所で、引き続き計画高水位を超えています。
このほか宮城県では、江合川が涌谷町の観測所で氾濫危険水位を超えています。
また秋田県を流れる福部内川が大仙市の観測所で氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう、茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は常総市と筑西市にある水位観測所で水位が下がり、避難判断水位を下回っています。
国土交通省の担当者は、今後も各地で水位の高い状態が続くと見ていて、増水している川には引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
被害の情報です。
午後2時ごろの宮城県大崎市です。
浸水した地域からお年寄りたちが救助されています。
渋井川の堤防が決壊した大崎市では消防と警察、それに自衛隊が、午後1時までに古川西荒井地区で合わせて87人を救出したということです。
大崎市によりますと、これまでに住宅などの建物およそ400世帯が浸水したということです。
午後1時半現在、救助された人や浸水した地域の人たち727人が市内19か所に避難し、このうち少なくとも14人は、住宅の浸水がひどいため、今夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすことを決めているということです。
大崎市の防災安全課ではまだ浸水している所もあって、どこに救助の必要な人がいるのか、確認できない。
救助が必要な人は、目につくようなタオルなどを振って知らせてほしいと呼びかけています。
宮城県大和町によりますと、町内を流れる吉田川が数か所であふれ、住民の救助活動が行われました。
町や警察などによりますと、これまでに住宅や店舗、それに車の中にいて動けなくなった人など、合わせて58人から、救助を求める通報があり、全員が救助されたということです。
町内では午前10時半現在、3つの避難所に合わせておよそ350人が避難しているということです。
記録的な大雨の影響で、トヨタ自動車はけさから宮城県と岩手県にある3つの工場の操業を休止していましたが、天候が回復したことなどから、夕方以降、操業を再開することを決めました。
宮城県栗原市では、北部の金成大原木地区で川から水があふれて車が流され、乗っていた48歳の女性が死亡しました。
栗駒稲屋敷地区でも、車ごと流されたと見られる62歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察と消防が捜索をしています。
きのう、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市。
常総市などは、市内の25人について、行方が分からなくなっていると発表していましたが、このうち3人と連絡が取れたということです。
市によりますと、現在、行方が分からなくなっているのは22人だということです。
浸水した地域から、お年寄りがボートによって、助けられています。
市内では今も床上まで水につかっている地域があり、ヘリコプターやボートにより救出活動が続けられています。
水につかった病院の患者のお年寄りや住民が、次々にボートで助け出されていました。
浸水の現場では住宅地などに流れ込んだ水を排出する作業が進められています。
国土交通省関東地方整備局は、ポンプ車およそ20台を常総市などに配置しました。
常総市では、浸水した住宅などにおよそ590人が孤立し、救助を待っているということです。
また、常総市をはじめ茨城県内ではおよそ7700人が避難しています。
こちらは栃木県鹿沼市の住宅で起きた土砂崩れの現場です。
昨夜、土砂の中から女性が見つかり、病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは行方が分からなくなっていた小林フミ子さんだということです。
また、栃木県日光市では、きのう、大雨であふれた川の水の排水作業をしていた近くの社会福祉法人の職員、佐藤よしふみさんが排水管に吸い込まれて意識不明の重体となり、病院で手当てを受けていましたが、死亡しました。
今回の大雨で、各地で合わせて3人が死亡、常総市の22人を含め、23人が行方不明になっています。
また警察庁によりますと、午前11時半現在、10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
では、現在の雨の状況と今後の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
関東と東北の各地の大雨の峠は越えていますが、現在も宮城県のご覧の地域、大雨の特別警報が出されています。
仙台市東部、大崎市東部、西部仙台、西部大崎などに引き続き大雨の特別警報が出されています。
最大級の警戒が必要です。
この24時間に降った雨の量を見てみますと、仙台市で245ミリとなっています。
また6日の降り始めからの雨量は、宮城県内では、570ミリを超えている所もあります。
これは平年の1か月間の雨量の2倍を超える記録的な大雨となっています。
この大雨によって、各地で川が増水、氾濫し、また土砂災害の危険度も高まっています。
特に、紫色の地域で非常に高くなっている地域です。
福島県や山形県内、非常に高くなっている地域があります。
こうした地域では、雨がやんでからも、土砂災害の危険性は非常に高くなっています。
それでは、この時間の雨の様子です。
東北や関東の各地の大雨の峠は越えていますが、局地的には雨雲が発達をしています。
それでは雨の予想です。
東北や関東、局地的には雨雲が発達し、このあとも激しい雨の降るおそれがあります。
夜は日本海側を中心に雨が降りやすいでしょう。
また関東は、北部を中心に局地的に雷雨がありそうです。
今夜の予想です。
東北は日本海側を中心に雨が降りやすいでしょう。
北海道は雨風の強まる所がありそうです。
このあと見ていきますと、東北の雨は明け方までとなりそうです。
朝には雨はやむ見込みです。
北海道は日中も雨が続く見込みです。
昨夜からの雲の様子です。
関東から東北付近には、南北に延びる活発な雨雲がかかり続けました。
台風17号の周辺の非常に暖かく湿った空気が東北地方に流れ込んだために、東北地方、記録的な大雨となった所があります。
そして、このあと見ていきますと、台風17号の北上とともに、湿った空気の流れ込みも変わっています。
この影響で、東北地方も各地で大雨の峠は超えています。
しかしこのあとの警戒すべき点です。
このあとも土砂災害や川の氾濫には、引き続き厳重な警戒が必要です。
降った雨は川に流れ込むまでには時間がかかります。
大きな川ほど時間がかかって、川が増水。
そして、増水が長く続くおそれがあります。
そして土砂災害。
大規模な土砂災害は、大雨のピークは越えた半日あとに起こる可能性があります。
このために、雨がやんでも引き続き警戒が必要です。
それに避難に対する注意点です。
自治体からの情報や、そして危険を感じたら、避難所など安全な場所へ早く避難することが大切です。
また道路が冠水するなど、外出が困難な場合は2階以上、そして山、崖からは離れることが大切です。
このあとも東北地方、厳重な警戒が必要です。
続いて仙台放送局から、東北地方の状況をお伝えします。
お伝えします。
台風から変わった低気圧の影響で、宮城県は記録的な大雨となっていて、気象庁は、宮城県に大雨の特別警報を発表しました。
この大雨で大崎市では、渋井川の堤防が決壊し、住民の救助活動が進められています。
大崎市によりますと、渋井川の堤防が決壊した大崎市の古川西荒井地区には、今月1日時点で、445世帯1251人が住んでいるということです。
これまでに住宅などおよそ400世帯が浸水したということです。
市によりますと、午後1時までに69人を救出しました。
みるみるうちに水位上がってきてね。
今までこんなことってありました?
初めてだ。
救助してくれるからね、ありがたい。
まだ複数の住宅で、救助を待っている人がいるということです。
大崎市の防災安全課では、まだ浸水している所もあって、ヘリコプターなどで救助活動に取り組んでいるが、どこに救助の必要な人がいるのか確認できない。
救助が必要な人は、目につくようなタオルなどを振って、知らせてほしいと呼びかけています。
一方、午後1時半現在、救助した人や浸水した地域の人たち727人が、古川第五小学校など、市内の19か所に避難しています。
このうち少なくとも14人は、住宅の浸水がひどいため、今夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすことを決めているということです。
また、古川第五小学校によりますと、渋井川から500メートルほどの鴻ノ巣地区で、20人から30人が孤立して、救助を求めているという情報があるということです。
小学校では現在、近くの住民が続々と徒歩で避難してきていて、100人以上になっているということです。
また、小学校では1000人近くの児童の安否確認を進めていますが、自宅が浸水している児童が複数いるということです。
堤防が決壊した宮城県大崎市を流れる渋井川は、1級河川の鳴瀬川の支流で、長さはおよそ8キロあります。
決壊した場所は、東北新幹線の古川駅や大崎市役所のある大崎市の中心部からおよそ4キロ南西の所です。
きょう午前、宮城県栗原市で、川から水があふれて車が水没し、乗っていた48歳の女性が死亡しました。
別の地区でも車ごと流されたと見られる、62歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察と消防が捜索をしています。
きょう午前4時過ぎ、栗原市の栗駒稲屋敷地区で、川の水があふれて冠水し、車から出られなくなったと62歳の男性から救助を求める連絡が消防に入りました。
消防が駆けつけましたが、現場付近に男性の姿は確認できず、行方は分かっていないということです。
警察と消防は、男性が車ごと流されたと見て、捜索しています。
また午前7時前、栗原市の金成大原木地区で道路のパトロールをしていた男性が、車が流されているのを目撃し、110番通報しました。
警察と消防が捜索したところ、水田で軽乗用車が水につかり、中から女性1人が見つかりましたが、意識はなく、病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
亡くなったのは、近くに住む団体職員、高橋ひとみさんで、警察によりますと、けさ、車で出勤する途中だったということです。
また、栗原市ではきょう未明、国道脇で土砂崩れが発生して、トラック1台が巻き込まれ、乗っていた男性1人が大けがをしたということです。
柴田町ではきょう未明、救助の要請を受けて、現場に向かっていた消防車が、冠水した道路で横転する事故がありました。
乗っていた消防隊員3人にけがはありませんでした。
現場は街灯のない田んぼに囲まれた町道で、事故が起きた当時、道路は冠水しており、消防車は道路脇の水路にタイヤを取られて横転したということです。
各地で住宅が浸水する被害も相次いでいます。
NHKが午後3時時点で取材したところ、加美町や仙台市など、これまでに9つの市町村で64棟が床上まで水につかったほか、床下が浸水した住宅も188棟に上っているということです。
宮城県によりますと、きょう午前10時半の段階で、それぞれの自治体が設置した避難所の数は13の市と町の227か所で、避難者は2215人に上っているということです。
東北電力によりますと、宮城県内では午後1時現在、大崎市と丸森町、それに利府町の合わせて170世帯余りで、停電しているということです。
仙台からお伝えしました。
続いて首都圏の被害や影響についてお伝えします。
では関東の詳しい情報をお伝えします。
今回の大雨で、関東各地で川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
きのう、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、25人の行方が分からなくなっていると発表していましたが、このうち3人と連絡が取れ、現在、行方が分からなくなっているのは22人だということです。
自衛隊による救助が行われています。
鬼怒川の堤防が決壊した常総市の正午ごろの映像です。
住民たちが相次いで助け出されました。
常総市によりますと、これまでに22人の行方が分からなくなっています。
いずれも家族や本人から救助の要請があったあと、連絡がつかなくなっているということです。
また、住宅およそ6500棟が浸水したと見られ、こうした住宅などにおよそ580人が孤立し、救助を待っているということです。
このほか栃木県内で、土砂崩れに巻き込まれた63歳の女性と、作業中、誤って排水管に落ちた25歳の男性が死亡しました。
避難指示や避難勧告が出されている地域もあります。
茨城県で午後2時現在、避難指示が出されているのは、常総市の5579世帯1万5756人、つくばみらい市の294世帯809人の合わせて5873世帯1万6565人です。
また避難勧告は、常総市とつくばみらい市の合わせて1034世帯2892人に出されています。
また、栃木県内では午後2時現在、栃木市の425世帯1336人と、宇都宮市の5世帯12人に避難指示が出されています。
また、避難勧告が宇都宮市と佐野市の合わせて2346世帯8137人に出されています。
茨城県と栃木県ではライフラインにも大きな影響が出ています。
東京電力によりますと、正午現在、茨城県内では常総市を中心に1万1247軒が停電しています。
東京電力によりますと、浸水した住宅に取り残されている人などが、漏電で被害を受けないように、多くの世帯で計画的に停電させているということです。
水が引いたあとも点検作業が必要なため、現時点では復旧の見通しは立っていません。
茨城県によりますと、常総市では午前9時現在、浸水した東部地域にある1万1664世帯すべてが断水しています。
常総市では水戸市などが給水車を派遣し、水海道第一高校近くの報国寺などで給水活動を行います。
茨城県内の被災地の市町村では、ボランティアを受け入れるための準備を進めている所もありますが、まだ受け入れは難しいということです。
今後、準備ができしだい、ホームページで詳しい情報を示したいとしています。
また、茨城県医師会によりますと、今回の大雨の影響で、常総市内などにある4つの医療機関では、人工透析が行えなくなっていて、周辺の医療機関で患者を受け入れています。
栃木県内の影響です。
日光市三依地区でおよそ220軒が停電しているということです。
小山市では大雨の影響で広い範囲で水道が使えなくなり、給水車が出ています。
断水しているのは、栃木市の藤岡町の一部で2200世帯、那須塩原市の塩原地区で1000世帯、日光市の横川地区など6つの地区の合わせておよそ860世帯です。
以上、関東の情報をお伝えしました。
河川の氾濫や浸水による被害、けさからの動きをまとめました。
きょう昼前の茨城県常総市、鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
きのう、濁流が広がり、一帯の住宅が流されました。
一夜明け、徐々に水が引いてきて、地面が見えてきました。
すさまじい爪痕を残しています。
けさ、警察の救助隊が住民の救助や行方が分からない人の捜索に当たるため、ゴムボートの準備を始めます。
こちらでは今、警察の機動隊員がゴムボートを出して、救助活動に向かっています。
自衛隊や警察など、およそ40機のヘリコプターが出動。
取り残された人を救出します。
ヘリコプターは避難所となっている中学校に到着。
消防隊員に抱きかかえられながら降りてきた人も。
避難した人たちを元気づけようと、近くに住む人たちが、お握りと温かいみそ汁を差し入れました。
ありがとうございます。
ありがたいです。
自宅に戻った男性もいます。
しかし、玄関には泥水が。
靴も散乱しています。
着のみ着のままで避難したため、必要な服を運び出していました。
浸水した住宅地では依然、水が引いていません。
流れ込んだ水の排水作業が進められています。
一方、激しい雨は東北地方でも。
橋の橋脚に大量の流木が流れてきて、川の流れをせき止めています。
宮城県大崎市では、渋井川の堤防が決壊。
道路のミラーの半分以上の高さまで浸水しました。
画面中央、消防車と、その後ろに軽トラックが見えます。
完全に孤立しているようです。
宮城県大和町でも、川から水があふれました。
車も。
収穫前の稲も。
そして家の床上まで、水につかりました。
ここで大雨以外のニュースをお伝えします。
神奈川県の箱根山について、気象庁は先ほど午後2時に改めて火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを、レベル3からレベル2に引き下げました。
神奈川県の箱根山では、ことし6月30日と7月1日に大涌谷でごく小規模な噴火が確認され、噴火に伴って火山性地震も増加し、6月末には体に感じない地震も含めて、1日に600回余りに達し、噴火警戒レベルをレベル3に引き上げていました。
その後、火山性地震は減少する傾向にあり、ことし4月下旬ごろから観測されていた地下深くで火山ガスなどが上昇し、山体が膨張していることを示すと考えられる地殻変動も、先月下旬ごろから停滞しているということです。
このため、気象庁は、箱根山では火山性地震の回数が減り、山体が膨張する傾向も収まってきているとして、午後2時に改めて火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル3からレベル2に引き下げました。
その上で、箱根山の大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして、引き続き大涌谷の火口やその周辺では、噴火に伴う噴石などに警戒し、地元の自治体の指示に従って、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。
再び大雨の被害について、お伝えします。
お伝えしていますように、関東から東北南部の記録的な大雨で、国土交通省のまとめでは、合わせて7か所で川の堤防が決壊したほか、24か所で水があふれ、浸水の被害が出ているということです。
また警察庁によりますと、3人が死亡、10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市などでは、合わせて23人が行方不明になっています。
ではその常総市の上空からお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
この辺りは決壊した場所から8キロぐらい先にあります。
画面中央には自衛隊のヘリコプターが見えています。
現在も取り残された人たちの救出活動が行われています。
この辺り、まだ浸水しています。
画面下、車の天井部分まで水がつかっています。
広い範囲で茶色い水がつかっているのが分かります。
画面右のほうにいくと、こちらのほうも水につかっています。
広い範囲が水につかっています。
こちらは橋の両端が水につかり、道路が孤立しています。
中継でお伝えしました。
茨城県常総市の上空からの様子です。
住宅地の広い範囲が水につかっています。
カーブした橋が見えていますが、この上に車が何台も止まっている様子が見えています。
ここは水につかっていませんが、車が道の端に寄せるようにして停車していたんでしょうか、車の様子が見えています。
その下が茶色く濁った水につかっています。
道路を人が歩いている様子が分かります。
ここは線路ですね。
線路の上を人が歩いている様子が分かります。
周りより少し高くなっているんでしょうか、ここは水が引いているようです。
ただ、その周り、依然として住宅地は水に覆われている状況です。
再び災害担当の古川デスクとお伝えしていきます。
古川さん、このように住宅地もかなり広い範囲で水につかっている状況が続いているわけですが、水が引くまでには、まだかなり時間がかかりそうだということですか?
そうですね、常総市では川の東側、鬼怒川の東側を中心に、およそ6500棟が浸水したと見られるという数字が今のところまとまっています。
さらに流れ込んだ水というのが、土地の低いほうに流れて、浸水地域が広がっているという情報もあります。
川が決壊した、堤防が決壊した場所から離れた地域まで、今、浸水が広がっているのではないかと見られます。
こうした中で、今、救助活動が続けられているんですけれども、自衛隊や警察や消防など、関係機関のヘリコプターが数十機、およそ40機ですね、という情報もあります。
そして川から水が、住宅地への流れ込むということ自体は止まっているので、今、水の状態は、流れはほとんどないと、地上付近もですね。
このためボートを使っての救助活動、こうしたことが続けられているといった状況です。
今見えているのは、川に向かってホースをつないで排水している様子です。
住宅地に流れ込んだ水、また畑などに流れ込んだ水を、川に向かって流している様子が分かります。
こうした作業は始まってはいますが、まだこれからも浸水には警戒が必要です。
また、ここ以外の地域にも浸水が広がるおそれがあります。
危険な場所には踏み入れないように、足を踏み入れないようにしてください。
国土交通省ではですね、現在、ポンプ車およそ20台を出して、こういった水の排出作業っていうのをやっていますけれども、なかなかやっぱりこれだけの水が流れ込んでいますので、すべてを川に戻すというのは時間がかかるし、水位が下がるまでには相当の時間がかかるのではないかと見られます。
そして、救助された方たちや避難した方たち、このあと今夜も避難所で過ごすという方が多いと思いますが、必要になってくること、どんなことでしょうか?
そうですね、もちろんまだ取り残されている方々たちの救助が最優先ということはいうまでもありませんが、避難した方たちへの支援というのも大事になっています。
例えばふだん飲んでいる薬を、そのまま家に置いたまま、着のみ着のままで逃げた方もたくさんいらっしゃるという情報が入っています。
こうした方への医療面での支援ですとか、あとは当然ですが、多くの方が複数の、数多くの避難所に避難していますので、そうした方たちへの支援というのもこれから大事になってくるのではないかなと思います。
そして、繰り返しになりますが、自宅の様子などが心配で見に行きたいという気持ちもあると思うんですけれども、まだ浸水している地域、かなりこのように広くなっています。
なるべく水のつかっている場所、それから危険だと思われる場所には、足を踏み入れないようにしてください。
足元がぬかるんでいて、足を取られるおそれがあります。
大変危険ですので、避難を続けてください。
お伝えしていますように、関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
雨は次第に弱まっていますが、気象庁は引き続き宮城県に大雨の特別警報を発表して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧と、日本の東を北上する台風17号の影響で、関東や東北南部ではおとといからけさにかけて、線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲が南北にかかり続け、各地で記録的な大雨になりました。
降り始めからの雨量は栃木県で600ミリ、宮城県で500ミリを超える所があり、いずれも平年の9月1か月の雨量の2倍を超えて、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
関東から東北の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報は、けさ解除されましたが、気象庁は引き続き、宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
また福島県では、降り始めからの雨量が500ミリ近くに達し、大雨になっている所があります。
これまでに降った雨で、福島県、山形県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があり、気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で、川の水位が高い状態が続くほか、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では川の氾濫や浸水に最大級の警戒をするとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
続いて河川の情報です。
宮城県大崎市を流れる渋井川はきょう午前、堤防が決壊して氾濫しました。
また、宮城県富谷町と大和町で、吉田川とその支流の水位が上昇して水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されました。
吉田川の水位は少しずつ下がっていて、大郷町と大和町の観測所で、氾濫の危険性が非常に高い、氾濫危険水位を下回りましたが、水位が高い状態が続いています。
宮城県を流れる北上川水系の迫川は栗原市の観測所で引き続き堤防が水に耐えられる高さとされる計画高水位を超えています。
このほか宮城県の江合川が涌谷町の観測所で、秋田県の福部内川が大仙市の観測所でそれぞれ氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう、茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した、利根川水系の鬼怒川は常総市と筑西市にある水位観測所で水位が下がり、避難判断水位を下回っています。
国土交通省の担当者は、今後も各地で水位の高い状態が続くと見ていて、増水している川には引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
続いて気象情報です。
まず雲の様子です。
渦を巻く台風17号の雲が、北日本の東の海上を北上しています。
今夜の天気です。
北海道と東北は曇りや雨で、局地的に雷を伴い、激しい雨が降るでしょう。
関東から西では広い範囲で晴れる見込みです。
4時になりました。
ニュースを続けます。
関東から東北南部の記録的な大雨では、これまでに合わせて7か所で川の堤防が決壊したほか、24か所で水があふれ、浸水の被害が出ています。
警察庁によりますと、3人が死亡10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
また、茨城県常総市などで、合わせて23人が行方不明になっています。
では、茨城県常総市の上空からお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
ここは決壊したところから、南に8キロぐらい離れたところです。
この辺り広い範囲で茶色い水につかっています。
画面中央、ボートが見えています。
ボートの上には人の姿が見えています。
自衛隊員の人たちの姿も見えます。
ライフジャケットを着た人たちの姿も見えます。
現在、取り残された人たちの救出活動が行われています。
中継でお伝えしました。
茨城県常総市、上空からの現在の映像です。
ボートによる救出活動が続けられています。
住宅街、茶色く濁った水がまだ、町を覆っています。
その中で、自衛隊員によるボートによる救出が行われています。
茨城県常総市では、この大雨によってあふれた決壊した水によって住宅地ではまだ人が取り残されています。
その救出作業が陸上から行われています。
ボートを使っての救出作業が続いています。
災害担当の古川デスクに聞きます。
古川さん、現在ボートを使っての救出作業が映像でもお伝えしていますが、こうした救出作業が現在続けられているということですね。
住宅街に流れ込んだ水の流れというのはほとんど止まっているというような状態です。
こうしたボートを使っての救出作業がきょう午後から中心となっているように見えます。
それとあわせてヘリコプターからの上空からの救助、こうしたものが警察、消防、自衛隊、海上保安庁といった機関が、今、救出作業を進めているといったような状況です。
堤防が決壊して町がこのような状態になってから一日以上がたちますが、まだ取り残された方がいるという状況ですか。
今の段階でも、残された方々、お一人お一人を、救出ということになりますので、やはりそれなりの時間がかかってしまうということはあります。
日没が近づいてくるような時間になっていますので恐らく関係機関も、懸命な救出作業を進めているということだと思います。
救助を待っている住民の方、どのようなことを心がけていただきたいと思いますか。
かなり時間もたって焦り、もちろん体力のほうも疲れが出て、限界に近づいているのではないかと思います。
ご覧のように、いろんな関係機関が救助活動を進めていますので、もう少し待っていただければと思います。
窓の外に出て助けを求め、助けを呼ぶことをやめないでください。
警察や消防、自衛隊など専門機関による救助を待つということでご自分の判断で避難行動を始めることは避けていただきたい。
上空からのリポートですと決壊した場所から8キロほど離れているという情報がありました。
そうした地域でもこれぐらい浸水している。
国土交通省の話では、低いほうに水がどんどん流れていると浸水地域が広がるおそれもあるという情報もありますので、今の段階で浸水していなかった地域の方も家に戻ったりされずに安全を確保していただきたいと思います。
ご自宅の様子など、気になるとは思いますが、水につかった町の中では、水の中に入っていくのはマンホールのふたが開いていたりさまざまな危険があるということで、危険を避けていただきたいと思います。
町の水位は濁った水が町の中に残っている状況ですがこの状況長期化しそうだと考えられますが、避難している方や市民の方への生活の影響どのようなことが考えられますでしょうか。
ライフラインに関しましては、停電が続いています。
救助活動を行っていますので、漏電の危険性もあるということで、計画的な停電も行われています。
こうした中で、いろいろな影響が出ています。
例えば病院でありますとか治療ができずに、人工透析の患者の治療ができずに別の病院に転院したりそういったことも、行われています。
こういった形で実際に川沿いでは国土交通省がポンプ車20台を出して排水を行っております。
なかなかやっぱり時間がかかるということです。
上空のヘリコプターからの映像で、現在、建物、住宅の2階のベランダで救助作業が行われております。
茨城県常総市、堤防が決壊して町が水につかってからもう一日以上がたっていますが、まだこのように救出作業が続けられています。
住民の皆さん、取り残されている方、ご心配だと思いますが救助作業が続いていますので体力を温存して救出を待ってください。
中長期的に見ますと水を排出する作業が行われていくと思いますがこの現状は今どうでしょうか。
国土交通省などが、ポンプ車を出して、水を排出する作業を進めています。
関東甲信と東北など、13の都と県の合わせて52か所で、常総市などではポンプ車74台、職員の方157人を出して排水作業を行っているということです。
ただ、これだけの広範囲ですのでなかなか排水作業というのは追いつかないといった状況もあります。
しばらくこうした状態、続くのではないかと考えられます。
排水作業、そして救出の作業というのが並行して行われているということです。
現在、常総市の上空からの映像ヘリコプターが映っています。
先ほど住宅の2階のベランダのところで、住民の方でしょうか、そして救助隊員の姿も見えました。
救助活動、現在も行われております。
救助作業が続いていますので、どうぞ体力を温存して救助を待っていただきたいと思います。
水が引いたように見えてもご自分の判断で濁った水の中に入っていくのは、大変危険です。
側溝や用水路が隠れていたりするおそれもあります。
どうぞそのまま警戒を続けていただきご自分の判断で避難することはなく、救助活動を待っていただきたいと思います。
市民生活、停電、断水などが続いているところがあります。
市民生活への影響、それに対する支援というのも求められてきますね。
停電や断水なども続いています。
また避難所での避難されている方への支援というのも、これから重要になってきます。
今、取り残された方の救助が最優先ということなのはもちろんなんですが、避難所でどういうふうな支援を行っていくか、例えば日本赤十字社は茨城県と栃木県の避難所に、医師や看護師で作る救護班を合わせて5班派遣しています。
こういった医療チームが避難所を回って健康状態を確認している、こういった支援が始まっています。
今回かなり広域な災害となっていますので、被災地への支援というのが求められる、そういった状況です。
茨城県常総市では現在も取り残された住民の方の救助作業が続けられています。
今、ヘリコプターで住民の方でしょうかつり上げられて救助されていく様子が映っています。
上空からの映像です。
鬼怒川の堤防の決壊により住宅地に水が流れ込んで、各地で住民の方が取り残されています。
そうした方を一人一人ヘリコプターやボートなどを使っての救助活動がきのうから続けられています。
今ヘリコプターに民家に残されていた方がつり上げられて救助されていきます。
ご覧いただいているのは茨城県常総市の現在の映像です。
上空からの映像です。
広い範囲が浸水している茨城県常総市では、排水作業が行われています。
中継でお伝えします。
堤防の決壊から丸一日が経過しました。
深いところではまだ車のボンネットの上の辺りまで水が覆っています。
ここは、鬼怒川の堤防が決壊した現場から7キロから8キロほど離れたところです。
広い範囲で茶色い水に覆われています。
この水を排出するためにポンプ車が作業を行っております。
ポンプ車1台当たりで、最大30立方メートルの水が排出できるということです。
吸い上げられた水は鬼怒川と並行して流れる小貝川に返されます。
この辺りでは、何台ものポンプ車が作業を行っています。
時折、近くの住民の方が作業の様子を確認しに来たり作業の見通しを尋ねたりしています。
常総市からお伝えしました。
常総市の人たちが避難しているつくば市の避難所から中継でお伝えします。
常総市の住民およそ700人が避難しているつくば市の交流センターです。
浸水した地域に住む方が多くいます。
ロビーに設けられたテレビの前では、市街地の広い範囲が浸水した常総市内の映像が伝えられるたびにどよめきが起き、これでは当面、帰れないとか自分の家がどこかも分からないなどといった落胆の声が上がっていました。
また避難所の館内放送で常総市の担当者からそれぞれの浸水地域の水の高さや、道路の状況などが伝えられると立ち止まってじっと聞き入っていました。
40代の男性は水が引いたとしてもライフラインに影響があれば、生活は難しいので今後の見通しが立ちませんと話していました。
避難している人たちの間では、被害の大きさが分かるにつれて、今後の生活への不安が大きくなっています。
常総市に隣接するつくば市の避難所でした。
被害の情報です。
国土交通省がきょう正午現在で各地の被害をまとめたところ、鬼怒川や宮城県大崎市の渋井川など合わせて7か所で川の堤防が決壊しました。
また、堤防は決壊していないものの川の水があふれ浸水の被害が出た地域は、茨城県や栃木県を中心に合わせて24か所となっています。
また関東甲信や東北など13の都と県の合わせて52か所で、崖崩れなどの土砂災害が確認されたということです。
復旧のため国土交通省は、常総市にポンプ車74台と職員157人を派遣し、浸水した地域で順次、排水作業にあたっています。
常総市のLPガス販売会社では、あふれた川の水で事務所にあったガスボンベおよそ300本が敷地の外に流されてしまったということです。
インターネットのツイッターでも、道路脇のガスボンベを撮影した写真が投稿されていて、撮影した男性によりますと、確認できただけでも10本程度が落ちていたということです。
会社では回収を急ぐとともに、ボンベを見つけた場合には絶対に触らないよう呼びかけています。
市内を流れる川の堤防が決壊した宮城県大崎市から中継です。
大崎市の古川西荒井地区です。
渋井川の堤防が決壊した場所から300メートルほど離れたところです。
依然として水が水田を覆っています。
堤防の決壊からおよそ11時間がたちました。
少しずつ水位が引いてきています。
近くに住む方に話を聞きますと昼ごろは、1階部分がすべて水につかっていたということなんですが、この時間になって腰くらいにまでなっています。
実際に今私がいるこの場所も2、3時間ほど前までひざまであったんですが道路が見えてそして白線も見えています。
その奥、この時間も消防に関する皆さんが救助作業をしているというところです。
水が引いてきたことによって避難しない、ここで待機するという家族もいました。
5人家族の方に話を聞きますとうちには、2歳の小さな子どもがいるのでおむつも必要です。
幸いトイレも使えますし食料もあるので2、3日であれば大丈夫だということでした。
水が引いてきたことによって避難せず待機するという人も出てきています。
大崎市の古川西荒井地区からお伝えしました。
避難所になっている大崎市の古川第五小学校です。
私の後ろが体育館でここが避難所になっています。
今こちらの中には、ヘリコプターで救助された人、それから自力で避難所に来た人など合わせて100人以上がこの避難所にいます。
先ほどから、飲み物ですとか大人用の紙おむつなどが支援物資として運ばれています。
皆さん、中では毛布に横になったり、市から配られたお握りなどを食べています。
また消防によりますとこちらに、救助または避難をして、体調を崩すなど3人がちょうどこの避難所の向かい側にある大崎市民病院に搬送または自力で病院に行ったということです。
大崎市民病院によりますと、いずれの方も今のところ命に別状はないということです。
避難所になっている大崎市の古川第五小学校からお伝えしました。
お伝えしていますように、関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり合わせて3人が死亡23人が行方不明になっています。
気象庁は、引き続き宮城県に、大雨の特別警報を発表して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけています。
鬼怒川の堤防が決壊し広い範囲が浸水している茨城県常総市によりますと、これまでに22人の行方が分からなくなっているということです。
常総市などは、市内の25人について行方が分からなくなっていると発表しましたが、その後このうちの3人と連絡が取れたということです。
市や警察は、今も行方が分からなくなっている22人の捜索を急ぐことにしています。
このほか、茨城県には常総市で人が流されているといった情報が寄せられているため、確認を急いでいます。
栃木県ではきのう午前、日光市で大雨であふれた川の水の排水作業をしていた20代の男性が、誤って排水管に転落し、死亡が確認されたということです。
またきのう早朝、栃木県鹿沼市の住宅地で土砂崩れが起きて60代の夫婦が住む住宅に土砂が流れ込み、夫は救助されましたが、昨夜9時前、63歳の妻が見つかり死亡が確認されました。
さらに、宮城県では、栗原市できょう午前、川の水があふれて48歳の女性が車ごと流され、警察や栗原市によりますと死亡が確認されたということです。
栗原市では午前4時すぎに62歳の男性が車ごと流されて行方が分からなくなっているということで、各地で合わせて3人が死亡、23人が行方不明になっています。
これまでに降った雨で、福島県、山形県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では川の氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で川の水位が高い状態が続くほか、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、引き続き宮城県に大雨の特別警報を出して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけるとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
続いて河川の情報です。
宮城県大崎市を流れる渋井川は、きょう午前、堤防が決壊して氾濫しました。
また宮城県富谷町と大和町で、吉田川とその支流の水位が上昇して、水があふれ周辺の地域が水につかっているのが確認されました。
吉田川の水位は少しずつ下がっていて大郷町と大和町の観測所で、氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を下回りましたが水位が高い状態が続いています。
宮城県を流れる北上川水系の迫川は、栗原市の観測所で、引き続き、堤防が水に耐えられる高さとされる計画高水位を超えています。
このほか、宮城県の江合川が涌谷町の観測所で、秋田県の福部内川が大仙市の観測所で、それぞれ氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所で水位が下がり、避難判断水位を下回っています。
国土交通省の担当者は、今後も各地で水位の高い状態が続くとみていて、増水している川には、引き続き近づかないよう注意を呼びかけています。
被害の情報です。
午後2時ごろの宮城県大崎市です。
浸水した地域からお年寄りたちが救助されています。
大崎消防本部によりますと渋井川の堤防の決壊で浸水している古川西荒井地区で、警察と消防、それに自衛隊が、午後3時までに孤立が確認されている住宅およそ200軒を回り、合わせて113人を救出したということです。
消防と警察はほかにも孤立している人がいないか、ボートによる捜索をさらに進めています。
11機のヘリコプターで上空からの救助などをしていた陸上自衛隊は活動をいったん終え、近くの駐屯地で待機しているということです。
宮城県大和町によりますと、町内を流れる吉田川が数か所であふれ、住民の救助活動が行われました。
町や警察などによりますと、これまでに、住宅や店舗、それに、車の中にいて動けなくなった人など合わせて58人から救助を求める通報があり、全員が救助されたということです。
大和町に出されていた避難指示は、午後3時に解除しました。
宮城県教育委員会によりますと、県立黒川高校では、吉田川の支流、善川からあふれ出た水が体育館やグラウンドに流れ込み、一時1メートルを超えるほど水につかったということです。
宮城県栗原市では、北部の金成大原木地区で川から水があふれて車が流されました。
警察によりますと、車には団体職員、高橋ひとみさんが乗っていて、病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
きのう鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市。
市によりますと、現在22人の行方が分からなくなっているということです。
浸水した地域からお年寄りがボートによって助けられています。
また常総市内ではおよそ590人が孤立し、救助を待っているということです。
常総市の新井木町では、自衛隊がボートを出して、水につかった病院の患者のお年寄りや、住民を次々に助け出していました。
浸水の現場では、住宅地などに流れ込んだ水を排出する作業が進められています。
国土交通省はポンプ車を増やして排水作業を急ぐことにしていますが、常総市では、鬼怒川からあふれた水が現在低い土地に向かって流れていることから、雨がやんだあとも、浸水地域がさらに広がるおそれがあるということです。
国土交通省は、現在、浸水していない場所でもできるだけ川から離れたり、高い場所に移動したりして、安全を確保してほしいと話しています。
一方、常総市のLPガス販売会社によりますと、あふれた川の水で事務所にあったガスボンベおよそ300本が流れたということです。
インターネットのツイッターでも、道路脇のガスボンベを撮影した写真が投稿されています。
会社では、見つけた場合、絶対に触らないように呼びかけるとともに回収を急いでいます。
こちらは、栃木県鹿沼市の住宅地で起きた土砂崩れの現場です。
土砂の中から小林フミ子さんが見つかり死亡が確認されました。
栃木県日光市では、近くの社会福祉法人の職員佐藤悦史さんが排水作業中に排水管に吸い込まれ病院で手当てを受けていましたが死亡しました。
今回の大雨で、各地で合わせて3人が死亡、茨城県常総市の22人と、宮城県栗原市の1人の合わせて23人が行方不明になっています。
また、警察庁によりますと午前11時半現在10の県で28人が重軽傷を負ったということです。
現在の雨の状況と今後の見通しについて気象情報担当の佐藤さんです。
関東や東北の大雨の峠は各地で越えています。
しかし大雨の特別警報、宮城県の仙台市東部、そして大崎市東部西部仙台、西部大崎市など、大雨の特別警報が出されています。
引き続き最大級の警戒が必要です。
それではこの1時間に降った雨の量見ていきますと、北海道から北陸にかけて雨となっています。
しかし、強く降っているところはありません。
昨夜からの雨の様子です。
関東から東北付近、南北に延びる非常に発達した雨雲がかかり続けました。
東北地方は、台風周辺の非常に暖かく湿った空気も流れ込んだために、記録的な大雨となりました。
このあと見ていきますと、日中になると、こうした雨雲弱まってきています。
各地で大雨の峠は越えています。
この24時間に降った雨の量ご覧ください。
仙台市では236ミリとなっています。
また6日の降り始めからの雨量は、宮城県内では、570ミリを超えているところがあります。
これは平年の1か月間の雨量の2倍を超える記録的な大雨となっています。
この大雨によって各地で川が氾濫し、また土砂災害の危険度も高まっています。
この時間も関東から東北、各地で高い状態が続いています。
詳しく見てみますと、特に福島県や山形県内、紫色の所があります。
こうした地域では非常に土砂災害の危険性が高まっている地域です。
今後、少しの雨でも土砂災害の危険性が高まっています。
それでは雨の予想です。
このあと、広い範囲での大雨はありません。
しかし局地的には雨雲が発達し雨足の強まるおそれがあります。
今夜は東北の日本海側中心に雨が降りやすく、関東も、再び、北部では局地的に、雷雨となる可能性があります。
そして今夜の雨の予想です。
今夜は東北の日本海側で雨が降りやすく北海道の東部は雨風の強まる所がありそうです。
このあと見ていきますと、あすの明け方まで、東北では雨が降りやすいでしょう。
あすの日中も北海道では雨が続く見込みです。
午前3時の天気図です。
日本海の低気圧に向かって、関東や東北付近、非常に暖かく湿った空気が流れ込みました。
また台風17号の影響で、東からはさらに非常に暖かく湿った空気流れ込んだために東北地方で記録的な大雨となりました。
台風の北上とともに大雨の峠は各地で越えています。
それでは台風17号の情報です。
台風17号、北日本の東の海上を北上しています。
このあと今夜には、北海道の東で温帯低気圧に変わる見込みです。
この台風や低気圧の影響で北海道東部では雨風の強まるおそれがあります。
今後の警戒点です。
続いて、仙台放送局から東北地方の状況をお伝えします。
お伝えします。
けさ早く、宮城県大崎市を流れる、渋井川の堤防が決壊しました。
広い範囲が浸水して、多くの人が住宅に取り残され、警察や消防、自衛隊が、ヘリコプターやゴムボートで、これまでに100人以上、救助しました。
きょう午前5時前、大崎市の古川西荒井地区で、渋井川の堤防が、長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのを、市が確認しました。
市によりますと、およそ400世帯が浸水して、救助の要請が相次ぎ、警察や消防、自衛隊がヘリコプターやゴムボートで救助活動に当たった結果、午後2時までに103人を救助したということです。
今までこんなことってありました?
初めて。
救助してくれっからね、ありがたい。
消防などでは引き続き、取り残されている人がいないか、浸水した住宅で確認を進めています。
これまでにけが人の情報はないということです。
市によりますと、古川第五小学校など、市内の19か所の避難所には、一時、700人以上が避難し、午後2時半現在でも、500人が避難しています。
このうち300人近くが、住宅の浸水がひどいため、今夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすことを決めているということです。
渋井川は一級河川の鳴瀬川の支流で、およそ8キロのうち、決壊した場所は、東北新幹線の古川駅や、大崎市役所がある市の中心部からおよそ4キロ南西です。
大崎市は、鳴瀬川の水位が上昇したため、午前4時半に、古川西荒井地区を含む地域に、避難準備情報を出していました。
宮城県では、大和町でも川の水があふれ、周辺が水につかりました。
大和町から中継です。
宮城県大和町の役場前です。
水はだいぶ引きましたが、少しずつ乾き、泥をかき出す作業が行われています。
画面の奥、500メートルほど先に、吉田川が流れています。
あちらからこちら側に水が流れてきました。
水の勢いを示すものがあります。
それがこちらです。
役場の柵です。
何か重いものが当たったんでしょうか、このようになぎ倒されてしまっています。
この辺りにも大人の腰ぐらいまで浸水しました。
役場の中にある農業関連の事務所があります。
こちらでもきょう昼ごろから作業が行われています。
泥をかき出し、中のいすなどを全部、外に出しています。
乾燥させています。
作業している農家の男性は、70年間近く生きてきて、こんなことは初めてです。
稲刈り前の大事な時期に、こんなことになるなんて、非常に残念ですと、話していました。
作業は始まったばかりです。
大和町でした。
きょう午前、宮城県栗原市で、川から水があふれて、車が水没し、乗っていた48歳の女性が死亡しました。
別の地区でも車ごと流されたと見られる、62歳の男性の行方が分からなくなっていて、警察と消防が捜索をしています。
きょう午前4時過ぎ、栗原市の栗駒稲屋敷地区で、川の水があふれて冠水し、車から出られなくなったと、62歳の男性から救助を求める連絡が消防に入りました。
消防が駆けつけましたが、現場付近に男性の姿は確認できず、行方が分かっていないということです。
警察と消防は、男性が車ごと流されたと見て、捜索しています。
また、午前7時前、栗原市の金成大原木地区で、道路のパトロールをしていた男性が、車が流されているのを目撃し、110番通報しました。
警察と消防が捜索したところ、水田で軽乗用車が水につかり、中から女性1人が見つかりましたが、意識はなく、病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
亡くなったのは、近くに住む団体職員、高橋ひとみさんで、警察によりますと、けさ、車で出勤する途中だったということです。
また、栗原市ではきょう未明、国道脇で土砂崩れが発生して、トラック1台が巻き込まれ、乗っていた男性1人が大けがをしたということです。
仙台からお伝えしました。
続いて、首都圏の被害や影響についてお伝えします。
では関東の詳しい情報をお伝えします。
今回の大雨で、関東各地で川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、22人の行方が分からなくなっています。
自衛隊による救助が行われています。
鬼怒川の堤防が決壊した、常総市の正午ごろの映像です。
住民たちが相次いで助け出されました。
常総市によりますと、これまでに22人の行方が分からなくなっています。
いずれも家族や本人から救助の要請があったあと、連絡がつかなくなっているということです。
また、住宅およそ6500棟が浸水したと見られ、こうした住宅などにおよそ590人が孤立し、救助を待っているということです。
このほか、栃木県内で土砂崩れに巻き込まれた63歳の女性と、作業中、誤って排水管に落ちた25歳の男性が死亡しました。
避難指示や避難勧告が出されている地域もあります。
茨城県で避難指示が出されているのは、常総市の5579世帯1万5756人、つくばみらい市の294世帯809人の合わせて5873世帯1万6565人です。
また避難勧告は、常総市とつくばみらい市、それに境町に出されています。
また、栃木県内では午後3時現在、栃木市の425世帯1336人と、宇都宮市の5世帯12人に避難指示が出されています。
また、避難勧告が宇都宮市と佐野市の合わせて2346世帯8137人に出されています。
茨城県と栃木県では、ライフラインにも大きな影響が出ています。
東京電力によりますと、午後4時現在、茨城県内では、常総市とつくばみらい市の合わせておよそ1万1200軒で停電しています。
また、茨城県によりますと、常総市では午前9時現在、浸水した東部地域にある1万1664世帯すべてが断水しています。
茨城県内の被災地の市町村では、ボランティアを受け入れるための準備を進めているところもありますが、まだ受け入れは難しいということです。
今後、準備ができしだい、ホームページで詳しい情報を示したいとしています。
また、茨城県医師会によりますと、今回の大雨の影響で、常総市内などにある4つの医療機関では、人工透析が行えなくなっていて、周辺の医療機関で患者を受け入れています。
茨城県の地方銀行、常陽銀行や筑波銀行、それに大手のりそな銀行など、被災した地域で事業を展開する金融機関では、今回の大雨で被害を受けた人に対して、通帳や印鑑をなくしていても、免許証などで本人確認ができれば、当面の生活資金に充てるための預金の引き出しに応じるとしています。
栃木県内の影響です。
午後4時現在、日光市ではおよそ600軒が停電しています。
小山市では、大雨の影響で広い範囲で水道が使えなくなり、給水車が出ています。
断水しているのは、栃木市の藤岡町の一部で2200世帯、那須塩原市の塩原地区で1000世帯、日光市の横川地区など、6つの地区の合わせておよそ860世帯です。
関東の情報をお伝えしました。
河川の氾濫や浸水による被害。
けさからの動きをまとめました。
きょう昼前の茨城県常総市。
鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
きのう、濁流が広がり、一帯の住宅が流されました。
一夜明け、徐々に水が引いてきて、地面が見えてきました。
すさまじい爪痕を残しています。
避難した人たちを元気づけようと、近くに住む人たちが、お握りと、温かいみそ汁を差し入れました。
自宅に戻った男性もいます。
しかし、玄関には泥水が。
靴も散乱しています。
着のみ着のままで避難したため、必要な服を運び出していました。
浸水した住宅地では依然、広い範囲で水が引いていません。
排水作業が進められていますが、作業を終えるには時間がかかる見通しです。
一方、激しい雨は東北地方でも。
橋の橋脚に、大量の流木が流れてきて、川の流れをせき止めています。
土砂崩れも起きました。
建物の倒壊を防ぐため、鉄パイプで支えます。
宮城県大崎市では、渋井川の堤防が決壊。
道路のミラーの半分以上の高さまで、浸水しました。
画面中央、消防車と、その後ろに軽トラックが見えます。
完全に孤立しているようです。
宮城県大和町でも、川から水があふれました。
車も。
収穫前の稲も。
そして、家の床上まで水につかりました。
お伝えしていますように、関東から東北南部の記録的な大雨では、7か所で川の堤防が決壊し、24か所で水があふれ、浸水の被害が出ています。
鬼怒川が決壊した茨城県常総市では、22人が行方不明になっています。
警察庁によりますと、これまでに3人が死亡し、10の県で26人が重軽傷を負ったということです。
国土交通省が、きょう正午現在で、各地の被害をまとめたところ、合わせて7か所で川の堤防が決壊したほか、茨城県や栃木県を中心に、24か所で川の水があふれ、浸水の被害が出ているということです。
また、関東甲信や東北など、13の都と県の合わせて52か所で、崖崩れなどの土砂災害が確認されたということです。
鬼怒川の堤防が決壊し、広い範囲が浸水している茨城県常総市によりますと、これまでに22人の行方が分からなくなっているということです。
常総市などは、市内の25人について、行方が分からなくなっていると発表しましたが、その後、このうちの3人と連絡が取れたということです。
市や警察は、今も行方が分からなくなっている22人の捜索を急ぐことにしています。
このほか茨城県には、常総市で人が流されているといった情報が寄せられているため、確認を急いでいます。
栃木県では、きのう午前、日光市で、大雨であふれた川の水の排水作業をしていた20代の男性が、誤って排水管に転落し、死亡が確認されたということです。
また、きのう早朝、栃木県鹿沼市の住宅地で土砂崩れが起きて、60代の夫婦が住む住宅に土砂が流れ込み、夫は救助されましたが、昨夜9時前、63歳の妻が見つかり、死亡が確認されました。
さらに宮城県では、栗原市できょう午前、川の水があふれて48歳の女性が車ごと流され、警察や栗原市によりますと、死亡が確認されたということです。
栗原市では午前4時過ぎに、62歳の男性が車ごと流されて行方が分からなくなっているということで、各地で合わせて3人が死亡、23人が行方不明になっています。
これまでに降った雨で、福島県、山形県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて、局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に、記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で川の水位が高い状態が続くほか、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、引き続き宮城県に大雨の特別警報を出して、川の氾濫や浸水に最大級の警戒を呼びかけるとともに、これまでに大雨が降った地域でも警戒を続けるよう呼びかけています。
続いて河川の情報です。
宮城県大崎市を流れる渋井川はきょう午前、堤防が決壊して氾濫しました。
また宮城県富谷町と大和町で、吉田川とその支流の水位が上昇して水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが、確認されました。
宮城県を流れる北上川水系の迫川は、栗原市の観測所で、引き続き堤防が水に耐えられる高さとされる計画高水位を超えています。
また、宮城県の江合川が涌谷町の観測所で、秋田県の福部内川が大仙市の観測所で、それぞれ氾濫危険水位を超えています。
一方、宮城県を流れる吉田川は、水位は少しずつ下がっていて、一時、計画高水位を超えていた大郷町と大和町の観測所では、いずれも避難の目安となる避難判断水位を下回りました。
きのう、茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した、利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所で、水位が下がり、避難判断水位を下回っています。
国土交通省の担当者は、引き続き増水している川には近づかないよう注意を呼びかけています。
続いて気象情報、今夜の天気です。
台風と低気圧の影響で、北海道と東北は曇りや雨で、局地的に雷を伴い、激しい雨が降るでしょう。
関東から西では広い範囲で晴れる見込みです。
2015/09/11(金) 13:00〜16:50
NHK総合1・神戸
ニュース「大雨特別警報」関連[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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