こんにちは、正午のニュースです。
きょうも時間を拡大して大雨に関するニュースを中心にお伝えします。
関東から東北南部にかけての記録的な大雨で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で、25人が行方不明になっているのをはじめ、栃木県や宮城県など各地で、合わせて2人が死亡、1人が意識不明の重体で、26人が行方不明になっています。
雨は次第に弱まっていますが、宮城県には引き続き大雨の特別警報が発表されていて最大級の警戒が必要です。
では茨城県常総市の上空から中継です。
茨城県常総市の上空です。
こちらは決壊した現場から10キロほど下流に下った場所にある住宅街です。
住宅街の様子を見てみます。
こちらの道では、1階の半分ぐらいまで水につかっているのが見えます。
画面中央の2階建ての住宅をご覧ください。
こちらでは、救助隊による救助作業が行われています。
またこちら、画面左側の住宅、窓から人が助けを求めている様子が見えます。
以上、現場からお伝えしました。
現在も浸水の被害が続いている茨城県常総市、上空からの映像です。
堤防が決壊した場所からは10キロほど離れているというリポートがありましたが、現在も救助活動が陸、そして空から行われています。
いかにきのう大量の水が流れ込んだかが分かる映像です。
決壊した場所から遠く離れた場所でも、このように現在も濁った泥水、茶色く濃く濁った水が、一面を覆っています。
水は少しずつ引き始めていますが、ご覧のように現在も住宅地に入り込んだ土砂を含んだ水が残っています。
そして、救助を待っている方が今も大勢いらっしゃいます。
体力を消耗して、疲れがたまっていると思います。
現在、消防、警察、自衛隊による空、陸からの救助活動が行われています。
複数の方がいる場所では、交代で助けを呼ぶなど体を休めながら、助け合って救助を待ってください。
そして、お伝えしていますが、現在、常総市では、8歳の子ども2人を含む25人が行方不明になっているという情報があります。
捜索活動、そして復旧に向けた活動、難航が予想されます。
この時間は災害担当の辻村解説委員とお伝えしていきます。
水は徐々に引き始めてはいますが現在もこのように、完全につかった状態となっていますので、今後なかなか作業、思うように進まないおそれがありますね。
見るかぎり全く動いていないということですね。
流れがない状態、排水する機能がないので止まってますね。
今、ゴムボートで救出していますがエンジン付きのゴムボートで救出している様子です。
エンジン付きのボートが進めるほどの水深となっていると思います。
いずれにしてもこの付近、こういうふうに水の上から救出が始まりましたが、乾いた場所から行ける範囲ここも見るかぎりでは数百メートルのところ、活動範囲が限られていると思います。
警察の情報だと把握されている範囲で580人もの人たちが孤立しているということです。
目立つものを持って救助要請をしていらっしゃいます。
きのうのお昼の時間、ちょうど堤防が決壊しました。
24時間、電気もない状況の中で皆さん、救助を待っていたと思います。
厳しい一晩を過ごしたと思われますが、救出作業は始まっていますので、いる場所を示していただいて一人一人救出するということになると思います。
今も、住宅の2階の窓から赤いタオルを持って振っていらっしゃる方もいます。
多くの方がまだ、救助をされていないもようです。
多くの方が今も助けを求めています。
警察が把握しているだけで580人が孤立、連絡が取れていてどこの場所にいるかという人数が580人ということですから実際にははるかに多い人数がまだ孤立をしていて連絡も取れない状況になっている可能性はあります。
海上保安庁のヘリコプターが低空で飛んでいますので恐らく、救助する予定だと思います。
このようにヘリコプターで上空からの救助。
横でゴムボートによる救助も同時に行われているという形になっています。
空と水の上から、両方の救助が住宅地で展開されているということですね。
きのう鬼怒川から大量の水が流れ込む中で、かなりの土砂が一緒に住宅地に流れ込んでいますよね。
今後ぬかるんでいるとみられますがそういった意味でも今後の作業難しいおそれがありますね。
警察や消防は、それなりの装備をして備えていますが注意しなければならないのは一般の方が水かさがひざほどになったから自力で避難しようと思われるのは、実は大変危険なことです。
晴れて視界もありますが水の中に何が落ちているか分からない、あるいはマンホールが開いているかもしれない。
この近辺はがれきがある、電柱が倒れている状況なので、足腰の弱いお年寄りなどが移動するのは難しいと思います。
自分が避難していることが、消防などに伝わっていれば自宅で待つということが大丈夫だと思います。
今、ヘリコプターが家の屋上にありますね。
きのうだけで150人、きょうは明け方だけで数百人の方がこうやって救出されております。
きょうも夕方までまだまだ時間がありますので、空からの救助も進みますし陸からの救助も進むと思います。
一軒一軒の家を最終的に取り残された方がいるか確認しなければなりません。
そのためには水が引くことが大事です。
決壊した地点よりも低くなっているので新たな流れ込みはないんですが今後の増水にも備えて応急的な補修工事を始めることにしています。
きょうにも始めるということです。
決壊した時点は、当初20メートルだったんですが今は140メートルまで広がってしまいました。
ここに、コンクリートのブロックを3000個設置して水を遮るシートを設置して高さをもって、新たな水の侵入を防ぐということです。
これには2週間ぐらいかかりますのでこの作業もきょうから始まるということです。
救助活動が続いています。
ご覧いただいているのは海上保安庁のヘリコプターです。
朝から救助活動が、陸のゴムボートそして空のヘリコプターから続けられています。
現在も、多くの方が取り残されています。
茨城県常総市では25人が行方不明になっているのをはじめ各地で合わせて2人が死亡1人が意識不明の重体で26人が行方不明となっています。
長い時間、救助を待っている方がいて今、画面でもお伝えしていますように何か目立つものを振って助けを求めている方がいらっしゃいます。
体力をかなり消耗していると思います。
体を休めながら、必ず助けはきますので諦めずに救助を待ってください。
それでは市内を流れる渋井川の堤防が決壊した宮城県大崎市から中継です。
それでは、住民の方々が避難している避難所の1つとなっている茨城県つくば市から中継でお伝えします。
常総市に隣接するつくば市に設けられた避難所の交流センターです。
およそ700人が避難しています。
まもなく昼食として、おにぎりが配られる予定でロビーには人が集まり始めています。
避難所では午前中、浸水したり停電したりしている地域の地図がはり出され、避難している人たちが自宅周辺の状況を確認していました。
地図上で自宅の周辺が浸水地域となっていた人たちは、できるだけ早く戻って自宅がどうなっているのか確認したいと話していました。
ただ避難所に詰めている常総市の担当者は、浸水した地域は危険な状態が続いているとして、避難の指示などが出ている間は、自宅に戻らないよう呼びかけています。
避難所では、疲れた様子の人が徐々に増え保健師が見回りや問診を行っています。
常総市に隣接するつくば市の避難所でした。
一方、宮城県大崎市でもけさ早く市内を流れる渋井川の堤防が決壊して住宅地など広い範囲が浸水しました。
大崎市では、渋井川の堤防が長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのが確認されました。
住宅地など広い範囲が浸水して、住民から救助の要請が相次ぎ、警察や消防などが救助活動にあたっています。
大崎市によりますと午前11時半までに62人が、消防などのゴムボートで救出されたということです。
そして、ヘリコプターによる救助活動も行われています。
堤防が決壊した渋井川の近くに住む男性が、午前10時半ごろに、自宅の2階から撮影した映像です。
水があふれた渋井川の上空を救助に訪れたとみられるヘリコプター4機が連なって飛んでいる様子が分かります。
そして救助のため、近くの家に、ヘリコプターから自衛隊の隊員が降りてきた様子が写されています。
では、渋井川の堤防が決壊した大崎市から中継です。
宮城県大崎市の渋井川の堤防が決壊した現場から西に500メートルほど離れた橋の上です。
私の後ろは、田んぼの中に住宅が点在している地域ですが、今は一面、水につかっています。
さらに、奥側には、自動車学校がありますが教習車、十数台も水につかってしまっています。
大崎市の消防によりますと午前11時半までに62人をゴムボートで救出したということですが、まだ20人から30人が孤立しているという情報もあります。
また住宅およそ100棟が浸水しています。
今、私の後ろでも消防がゴムボートを出して住民の救助にあたっています。
現場にいる消防団員や近くの住民はこの地区で堤防が決壊するのは初めての経験だなどと青ざめながら話していました。
自衛隊や消防などは引き続き、救助の必要がある人がいないか、確認を進めるとともにまだ自宅などに残っている人は可能なかぎり高い所に避難するよう呼びかけています。
以上、堤防が決壊した現場近くの高台からお伝えしました。
では続いて大崎市の避難所から中継です。
堤防が決壊した大崎市の古川地区にある古川第五小学校です。
こちらの体育館が避難所となっています。
この避難所には、自力で避難した人も含めこれまでにおよそ140人が避難しています。
先ほどからヘリコプターが何度もグラウンドに離着陸し、取り残された住宅から救助された人たちを運んでいます。
救助された人たちは、自衛隊員に付き添われながら体育館に入り近くにある病院の医師が健康状態などを確認していました。
午前9時前の仙台市泉区です。
押し流されてきた木が橋に大量に引っ掛かっています。
橋につながる道路も大きく陥没し、通行止めとなっています。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧と、日本の東を北上する台風17号の影響で、おとといから関東から北海道にかけて、線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲が南北にかかり続けています。
このため宮城県では降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超え、平年の9月1か月の雨量の2倍を超える記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。
各地の雨は次第に弱まり、栃木県と茨城県に出されていた大雨の特別警報は、けさ解除されましたが、気象庁は引き続き、宮城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。
これまでに降った雨で、宮城県、福島県、山形県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また、宮城県では、川の氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。
気象庁によりますと、東北と関東の太平洋側では、今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続き、東北では夕方にかけて局地的に1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
特に記録的な大雨となっている地域では、これまでに降った雨で川の水位が高い状態が続くほか、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象庁は、宮城県では、川の氾濫や土砂災害に最大級の警戒をするとともに宮城県以外の東北の各地でも、警戒を続けるよう呼びかけています。
記録的な大雨によって被害が拡大していることを受けて政府はきょう昼前、関係閣僚会議を開きました。
この中で安倍総理大臣は、今回の大雨は東北地方にも及び宮城県でも河川が氾濫するなど被害地域が拡大している。
政府の総力を挙げて対応するよう指示すると述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、国民の命を守るため、引き続き政府一丸となって被災者の救命救助に全力を尽くすこと、住民の避難が確実に行われるよう万全を期すこと、それに被災自治体と連携し必要な物資の確保や医療の提供などに関係機関が一体となって取り組むことを指示しました。
また高市総務大臣は、きのうから始まった国勢調査について記録的な大雨で被害が出ている自治体では柔軟に対応し災害への対応を最優先に行う必要があるという考えを示しました。
続いては河川の情報です。
宮城県を流れる渋井川はきょう午前、古川西荒井地区で堤防が決壊して氾濫しました。
また、宮城県富谷町では吉田川の水位が上昇して堤防から水があふれました。
吉田川は大和町と大郷町の観測所でも、設計上、堤防が水に耐えられる高さとされる計画高水位を超えていて特に警戒が必要です。
また宮城県を流れる北上川水系の迫川も午前9時半すぎから栗原市の観測所で、計画高水位を超えています。
宮城県では、北上川水系の江合川が涌谷町の観測所で小山田川が登米市の観測所で、氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。
また秋田県を流れる福部内川が大仙市の観測所で、氾濫危険水位を超えています。
一方、きのう茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫した利根川水系の鬼怒川は、常総市と筑西市にある水位観測所では水位が下がり、避難判断水位を下回りました。
国土交通省の担当者は、今後も各地で水位の高い状態が続くとみていて、増水している川には引き続き近づかないよう、注意を呼びかけています。
前の時間までこの河川の水位の情報をお伝えした際、宮城県涌谷町の漢字が誤っていました。
正しくはこちらです。
大変失礼しました。
では、被害の情報をお伝えします。
こちらは大崎市です。
現在、消防による救出作業が続けられています。
宮城県大崎市では、市内を流れる渋井川の堤防が決壊しました。
陸上自衛隊が現地の状況を確認したところ、およそ100棟が浸水しているということです。
大崎市によりますと、午前10時半現在、救助された人や浸水した地域の人たち700人余りが、大崎市の古川第五小学校など市内19か所に避難しているということです。
国土交通省北上川下流河川事務所によりますと宮城県を流れる吉田川とその支流は、大和町の少なくとも3か所で水があふれ、周辺の地域が水につかっているのが確認されたということです。
大和警察署も、1階部分が浸水しました。
警察署の周りには冠水した道路で身動きが取れなくなっている車が複数あるということです。
宮城県栗原市では、国道の脇の土砂が崩れて、トラックが巻き込まれ乗っていた男性が病院に搬送されました。
警察によりますと男性は搬送されたとき、意識がもうろうとしていたということです。
栗原市北部の金成大原木地区で川の水があふれ、車に乗っていた48歳の女性が流されているという通報が消防にありました。
女性は救助されましたが、警察や栗原市によりますと死亡が確認されたということです。
栗原市に消防から入った情報によりますと、栗駒稲屋敷地区では、熊川の水があふれ車に乗っていた62歳の男性が車ごと流されて、行方が分かっていないということです。
岩手県大槌町によりますと、大槌町小鎚の小鎚仮設団地で、少なくとも1世帯の床下が水につかったということです。
町はほかに被害が出ていないか調べています。
そして、きのう鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市。
国土地理院が、小型の無人機ドローンできのう撮影した映像です。
堤防の切れ目から、大量の水が濁流となって住宅地や田んぼに流れ込みました。
一夜が明けたきょう、常総市では、8歳の子ども2人を含む25人の行方が分からなくなっています。
浸水した住宅などで、救助を待っている人もいます。
堤防決壊から一夜明けた11日朝8時です。
きょうも朝から救出活動が続いています。
常総市の隣にある茨城県守谷市のグラウンドには救助された人を乗せたヘリコプターが次々に着陸。
消防の隊員が、健康状態を確認しているようでした。
こちらは、1階部分が浸水したスーパーです。
客や従業員などおよそ100人が、2階で一夜を過ごしました。
次々に、ヘリコプターに乗り込み救助されました。
浸水した地域からは、けさも救助要請が寄せられました。
こちらの男性も水につかった自宅で、不安な夜を過ごしました。
常総市では、浸水した住宅などにおよそ580人が孤立し救助を待っているということです。
また常総市をはじめ、茨城県内では、およそ7700人が避難しています。
こちらは栃木県鹿沼市の住宅地で起きた土砂崩れの現場です。
昨夜、土砂の中から女性が見つかり病院で死亡が確認されました。
警察によりますと死亡したのは、行方が分からなくなっていた小林フミ子さんだということです。
また、日光市では20代の男性が、誤って排水管に転落し意識不明の重体になっているということです。
今回の大雨で、各地で合わせて2人が死亡、1人が意識不明の重体、26人が行方不明になっています。
では、現在の雨の状況と今後の見通しについて気象情報担当の佐藤さんです。
東北と関東の大雨の峠、各地で越えていますが、引き続き宮城県内には大雨の特別警報が出されています。
引き続き最大級の警戒が必要です。
この24時間に降った雨の量を見てみますと、福島県と宮城県内、260ミリを超えているところがあります。
また6日の降り始めからの雨量は、宮城県内では570ミリを超えているところがあります。
これは平年の1か月間に降る雨の量の2倍を超える記録的な大雨が降りました。
この大雨で地盤もかなり緩んでます。
災害の危険度を見ていきますと詳しく見ていきます。
特に福島県や宮城県内、そして山形県内中心に非常に高くなっている地域があります。
こうした地域では雨がやんでからも土砂災害の発生する可能性があります。
十分な警戒が必要です。
雨の様子です。
関東から東北、各地で大雨の峠は越えていますが、太平洋沿岸は引き続き局地的に雨雲が発達しています。
それでは雨の予想です。
このあと東北地方は夕方にかけて岩手県内を中心に局地的には雷を伴って激しい雨の降るおそれがあります。
北海道は局地的に激しい雨が降りそうです。
今夜の雨の予想です。
今夜は東北の日本海側、雷雨となるところがありそうです。
また関東地方も大気の状態が不安定で、局地的に雷雨がありそうです。
北海道は激しい雨の降る所がありそうです。
このあと見ていきますと、東北の雨は明け方までとなりそうです。
北海道はあすの日中以降も雨が降りやすいでしょう。
きのうからの雲の様子を見てみますと、関東から東北付近には引き続き南北に延びる帯状の雲がかかり続けています。
特に東北地方は、台風17号の周辺の非常に暖かく湿った空気も流れ込み記録的な大雨となりました。
このあと見ていきますと、この南北に延びる非常に発達した雨雲、だんだんと弱まってきています。
それでは今夜の予想天気図です。
台風17号は今夜には北海道の東で温帯低気圧に変わる見込みです。
東北からはだんだんと低気圧は離れるために次第に大雨の峠は越える見込みです。
しかしあすは北海道、雨風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。
それでは警戒すべき点です。
このあとも土砂災害や川の氾濫、増水には引き続き厳重な警戒が必要です。
こうした土砂災害、川の氾濫は、雨がやんでからも起こる可能性があります。
大規模な土砂災害は、大雨のピークは越えた半日あとに起こることもあります。
それでは土砂災害の前兆です。
大雨が降って大雨がやんでからも土砂災害の危険性はあります。
小石がころころと転がりだしたり、また山の斜面に亀裂が入ったり、そしてふだん、水が出ないところから湧き水が出たりすると、これは土砂災害の危険性が非常に高まっているサインです。
こうしたサインを見つけたときは、すぐ離れるようにしてください。
このあとも、東北地方を中心に土砂災害、川の氾濫などに、厳重な警戒が必要です。
ここで大雨以外の新たに入ってきたニュースをお伝えします。
今の国会の焦点の1つである改正労働者派遣法は、きょうの衆議院本会議で採決が行われ自民公明両党などの賛成多数で可決され成立しました。
改正労働者派遣法は、一部の業務を除き、現在は最長で3年までとなっている派遣期間の制限を撤廃する一方で、1人の派遣労働者が同じ部署で働ける期間を3年に制限するなどとしたものです。
また労働者の雇用の安定を図るため派遣会社に対し派遣期間が、上限の3年に達した労働者を直接雇用するよう派遣先に依頼することや、正社員に採用されなかった場合でも新しい仕事を紹介することを義務づけています。
改正法は審議の遅れを踏まえ今月1日となっていた施行日を今月30日に先延ばしするなどの修正を加えて参議院で可決されたことから衆議院に送り返されていました。
そして、きょう開かれた衆議院本会議で採決が行われ、自民公明両党と次世代の党などの賛成多数で可決され成立しました。
お伝えしていますように、関東から東北南部にかけての記録的な大雨で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で、25人が行方不明になっているのをはじめ、栃木県や宮城県など各地で合わせて2人が死亡、1人が意識不明の重体で、26人が行方不明になっています。
雨は次第に弱まっていますが、宮城県には引き続き、大雨の特別警報が発表されていて最大級の警戒が必要です。
河川の氾濫、そして浸水による被害、けさからの動きをまとめます。
きょう昼前の茨城県常総市、鬼怒川の堤防が決壊した現場です。
きのう濁流が広がり一帯の住宅が流されました。
一夜が明け、徐々に水が引いてきていて地面が見え始めています。
すさまじい爪痕を残しています。
土砂に埋まった車。
元の位置から流され、横倒しになってしまった家も。
被害の状況を確認する人の姿も見えます。
鬼怒川の氾濫で、元の地形が大きく変わってしまいました。
けさ、警察の救助隊が、ゴムボートを膨らませて、住民の救助や、行方が分からない人の捜索にあたるため準備を始めます。
こちらでは今、警察の機動隊員がゴムボートを出して救助活動に向かっています。
ヘリコプターも出動。
鬼怒川流域では、警察や消防自衛隊など合わせておよそ2000人とヘリコプターおよそ40機が対応にあたっています。
取り残されていた人が救出されます。
救助隊員に抱えられるようにして人がヘリコプターに戻ってきました。
浸水したため客や従業員など、およそ100人が救助を待っていた商業施設です。
自衛隊のヘリコプターなどが救助しました。
ヘリコプターは、隣にある守谷市のグラウンドに到着。
犬と一緒に助け出された人も。
常総市に隣接するつくば市に設けられた避難所です。
避難してきた人たちに飲み物やパンが配られました。
自宅に戻った男性もいます。
しかし、玄関には泥水が。
靴も散乱しています。
着のみ着のままで避難したため必要な服を運び出していました。
一方、激しい雨は東北地方でも。
宮城県大崎市です。
川から住宅のほうに勢いよく茶色い水が流れ込んでいます。
市内を流れる渋井川の堤防が決壊。
建物の2階部分に人影が見えます。
1階部分は浸水しています。
道路のミラーの半分以上の高さまで浸水しました。
孤立する住民が相次ぎました。
ヘリコプターで。
ボートで。
消防隊員が、胸の辺りまで水につかりながら住宅に取り残された人々の救出作業を行っています。
懸命の救助活動が続けられています。
ここで今入った情報です。
警察庁によりますと、栃木県日光市で、きのう排水作業をしていて誤って排水管に転落し、意識不明の重体になっていた20代の男性の死亡が確認されたということです。
これで今回の大雨では、各地で3人が死亡、26人が行方不明になっています。
繰り返します。
警察庁によりますと、栃木県日光市できのう排水作業をしていて、誤って排水管に転落し意識不明の重体になっていた20代の男性の死亡が確認されたということです。
これで、今回の大雨では、各地で3人が死亡、26人が行方不明になっています。
それでは、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の上空から中継です。
茨城県常総市の上空です。
きのう堤防の一部が決壊しました。
現在、水の流れは止まっています。
流れが強かったせいで住宅が傾いています。
道路の一部も寸断されています。
水の流れたあとを見てみます。
広い範囲で浸水しています。
以上、中継でお伝えしました。
お伝えしていますように、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、25人が行方不明になっているのをはじめ栃木県や宮城県など各地で合わせて3人が死亡、26人が行方不明になっています。
常総市では現在も、濃い泥水に覆われた状態が続いています。
そして、現在も救助を待っている方がいらっしゃいます。
現在、警察や消防、自衛隊海上保安庁など懸命の救助活動が続けられています。
そして宮城県には引き続き大雨の特別警報が発表されていて、最大級の警戒が必要です。
これまでの雨で、地盤が緩んでいるところが多くあります。
僅かな雨でも、土砂災害が起きるおそれがあります。
このあとも厳重に警戒してください。
また救助を待っている方は、必ず助けがきますので、このあとも体を休めながら救助を待ち続けてください。
(圭太)ほんならもうやめてもえ!2015/09/11(金) 12:00〜12:45
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