報道ステーション 2015.09.10


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫日没から4時間が経ちました。
茨城県常総市上空です。
普段は穏やかな鬼怒川が氾濫し堤防が決壊しました。
大勢の方が被災しています。
カメラはショッピングセンターを捉えています。
このショッピングセンターも1階がみるみるうちに冠水し、およそ100人の方が現在も建物に取り残されています。
屋上が駐車場になっているんですが先ほど、この部分でもまだ人影を見ることができました。
茨城県によりますとこの常総市で現在も9人の方が行方不明です。
≫松井記者の生中継でした。
こんばんは。
今日は、スタジオに気象予報士の縣梨花さんに入っていただきまして随時お話を伺ってまいります。
よろしくお願いします。
栃木、茨城を中心とした記録的な大雨による被害でありますがそもそもが2つの台風の影響もあって、湿った空気が2方向、関東平野に集中的に流れ込んでベルトコンベヤーのようにずっとそこに居座り続けたということに起因しているわけですが。
現在、常総市だけでも今、リポートにありましたように9人の方が不明になっていますが現在取り残されている方は700人いると。
そして8時現在の記録ですがそのうち106人の方が救助をなお要請中ということになっています。
≫茨城県常総市。
降り続く大雨によって鬼怒川が決壊。
見渡す限り水没している。
≫人が1人、また救助されます。
陸上自衛隊のヘリコプターにまた1人、救助されます。
子どもが助けられました。
≫自衛隊や消防などによる懸命の救助が続いているがいまだ孤立している建物が複数、残っている。
その1つこのショッピングセンターには店内に客、従業員含めおよそ100人が取り残されている。
≫蛇行しながら流れる鬼怒川。
堤防が決壊したのは今日昼過ぎだった。
莫大な量の水が町に流れ込んだ。
決壊地点、上空から見た街。
≫画面の左斜め下が本来の鬼怒川があるところです。
本来の鬼怒川が今ちょうど画面の左に見えてきた左下の角、ここが鬼怒川です。
本来はたおやかに流れている川なんですがちょうど画面の真ん中のところ画面いっぱいに決壊した場所がわかります。
決壊した幅は目測で50m以上あるんでしょうか。
それぐらいの幅で決壊しました。
決壊した水は画面の下から上に大変勢いよく濁流となって今、流れています。
≫これは決壊の直後の地上の様子だ。
地元の消防団と安全を確認しながら進む。
そのとき、すさまじい勢いで水が流れ込んできた。
≫奥から、どんどん水が押し寄せてきていましてまだこちら、離れている場所なんですがもうひざぐらいまで水の深さがなっていますね。
この地区の方避難できていない方がいるかもしれないということで消防の皆さんが今、確認しに回っているという状況ですね。
この水が流れてきている先を見てみますと濁流が見えますね。
あそこですね。
まさに、氾濫している場所がここから見えます。
堤防が決壊しているんでしょうか。
大量の濁流が町へと押し寄せてきている様子が見て取れます。
≫町の中にたんすが流れ込んでいる。
≫門、気をつけて!≫そして家の門ドラム缶まで押し流されてきた。
≫あの奥の工場らしき場所に3人の方が取り残されているんですがかなり、やはりここは流れが急だということで消防団の皆さんもなかなか進めないですね。
まだいますね。
どんどん出てきました。
どんどん人が出てきました。
皆さん作業を行っている間に瞬く間に水位が上がってきて、水が流れてきたという状況ですね。
≫どれくらいの人が救助を待っているのかこの時点ではわかっていない。
被害の全容が把握できないほどの災害なのだ。
白い建物のすぐ横。
電柱のそばに男性がいた。
激しい水の流れの中で逃げ場所がない。
この画面右が決壊場所でとめどなく水が流れ込んでくる。
自衛隊が救助作業を開始した。
≫今、そしてこの屋根ですがベランダにここも人が見えます。
今から、つり上げられます。
今、自衛隊員が人を抱きかかえました。
2階のベランダからつり上げました。
人が1人、また救助されます。
陸上自衛隊のヘリコプターにまた1人、救助されます。
≫決壊し、常総市内に流れ込んでいく濁流は勢いを増す。
その先に広がる住宅地。
濁流の勢いがいかにすさまじいか。
先ほど住民が救助された2階建ての家はわずか十数分後には流され跡形もなくなっていた。
決壊地点近くでの救助は時間を争うぎりぎりの作業だ。
住宅の2階。
あちらこちらで住民たちが助けを求めている。
≫この屋根の上に2人。
そして、ちょっと左下です。
白い建物のベランダに3人、確認できます。
お子さんが2人でないでしょうか。
合わせて3人、救助を待っていらっしゃいます。
電柱があるんですが電柱のふもとに人が1人いらっしゃるんですね。
この濁流の深さは1m近くあると思われます。
今この男性が救助を待っている状況です。
しがみついているわけではありません。
電柱の根元が何かの偶然なのか高さがありましてこの男性は今非常に厳しい状況ではあるのですが両足でしっかり何かを踏んで立ってらっしゃってそして左手でつかまっています。
≫この男性を心配している人たちがいた。
≫そして男性の救助が始まった。
≫電柱の下で救助を待っている方ヘリコプターの風圧によって相当、水しぶきを浴びてしまっている状況です。
必死に、必死に今、電柱にしがみついています。
≫今、電柱のところの方が救助隊に抱え上げられました。
≫上がってきた上がってきました!今、電柱のところになんとかこらえて抱えついていた要救助者の方自衛隊の救助隊員がしっかりと、しっかりと抱えてヘリコプターの上に抱え上げられていきました。
≫必死の救助作業。
これは海上保安庁に所属する特殊救難隊が住民を救出する様子だ。
救助作業は今も続いている。
地上では地元の消防団が1軒1軒逃げ遅れた人がいないか確認していた。
≫今、この地区に取り残されている高齢の女性がいるということでしかもご主人の話によりますと足が不自由だということですので今、消防が救助へと向かっています。
こちらは高齢の男性ですね。
今、家から救助されて今、ようやく外に出てきました。
≫もう1名いるそうです。
高齢の女性がいるそうです。
まだ、この奥に1人女性がいまして、消防の方が今、救助に向かいます。
かなり道の真ん中は流れが急で消防の方も歩くのが相当しんどそうですね。
≫避難中の住民が語るのは状況の変化があっという間だったということ。
≫急にですか?この水は。
≫いつぐらいからこうやって水がきたんですか?≫10分かそこらでこんなにきちゃうんですか。
≫町中に流れ込んでくる水の勢いはすさまじく孤立している住民のところにまで行くことができない。
ヘリによる救助を待つしかない状況だ。
≫救助ヘリが到着しました。
あちら、2人上空を見ていますね。
あそこに道路上に取り残されている2人は救助ヘリに今助けを求めているようですね。
今、身を寄せ合って2人で耐えているという状況です。
夫婦が体を支え合って今なんとかたえているという状況です。
レスキュー隊が今、到着しました。
そして、お二人のもとになんとかたどり着きました。
今、女性の体をレスキュー隊がしっかりとつかんで、ロープで上へと上がっていきます。
今、また1人レスキュー隊によって救助されました。
≫上空には自衛隊のヘリがいるが助け出すことができるのは1人ずつ。
ロープで引き上げるしかない。
屋根の上で男性がじっと救助を待つ。
あまりにも救わなければならない人の数が多すぎる。
広大な浸水現場。
あらゆる場所で救助作業が行われていた。
≫子どもです!子どもが助けられました。
恐らく1歳ぐらいのお子さんではないでしょうか。
救助の方がしっかりと抱きかかえて先ほどは横に寝ていたのですが今しっかりと起き上がりました。
今、首もしっかり起きています。
女の子でしょうか。
よかったです。
≫午後1時前に決壊した堤防。
近くに住む人は朝から水は越え始めていたと言う。
≫そして時間とともに決壊場所は拡大していった。
≫こちらですね。
土手、決壊していまして現在午後5時過ぎなんですが今も川の水が勢いよく画面右手、住宅街の方向へと流れているのが見えます。
当初、この決壊した土手は50mほどの範囲と聞いていたんですがもっとありそうですね。
100m以上ありそうに見えます。
更にこの決壊している範囲が広がっているものと思われます。
≫町に流れ込む濁流も時間が経つごとに増えていく。
国土交通省はこの決壊によって被害面積は37平方キロメートルにまでおよび深さは最大5mに達する恐れがあると発表した。
常総市の3分の1が浸水することになる。
実は国交省は避難対策に役立ててもらうため2013年鬼怒川が氾濫したケースをシミュレーションしていた。
その決壊位置は、なんと、今回実際に決壊した場所とほぼ同じだった。
そして、その被害は6900戸2万2000人にも及ぶとした。
更に60時間後、つまり3日間水が引かないエリアもあるとしている。
救助作業は夕方になっても続けられていた。
≫たった今ヘリコプターに救助されるところです。
しっかりとしがみついています。
タオルで顔を覆うような姿も見受けられます。
手にはしっかりと荷物を持って陸上自衛隊に抱えられながらゆっくりと自衛隊機のヘリコプターに今まさに到着をしました。
これから中に救助される模様です。
≫夜になっても取り残されている人が何人なのか、どれくらいの家が浸水しているのかわかっていない。
常総市によれば、行方不明者は少なくとも9人いるという。
まだ多くの人が救助を待っている。
≫従業員、買い物客およそ100人が孤立している大型商業施設のアピタです。
駐車場からちょっと左側を見てみるとこれ、ぽつぽつと人の姿が確認できるでしょうか。
フェンスのところに際まで来て外の様子を見ている方の姿を見受けられます。
≫大型商業施設の内部。
エスカレーターの上から撮影した映像。
入り口からどんどん水が流れ込んでくる。
商品が押し流されてくる。
この中で、100人近くの人が孤立しているのだ。
これまで伝えてきた決壊場所は常総市の北、この部分だ。
更に、その北のこの地点でも午前中から大変な事態が起きていた。
午後に決壊が起きた場所から北へ、およそ4km。
≫午前11時半です。
常総市内はけたたましいサイレンの音とともに緊急車両が浸水している冠水している地域へと進んでいきます。
≫午前中から一帯がすでに冠水してしまった。
一体この水はどこからきたのか。
もう一度上空から鬼怒川を見てみると1か所で堤防が決壊しているように見えるところがある。
これは決壊ではなく、水が堤防を越え、あふれているのだ。
水の中に沈んでいるこの黒っぽいパネル。
これは太陽光発電のためのソーラーパネルだ。
常総市などによれば実は、この川岸部分は民間の所有地でかつては土が盛り上がって自然の堤防となっていた。
それを土地の所有者が幅150m高さ2mほど掘削してほかのところに比べて堤防が低くなったのだという。
≫ただ、ソーラーパネルを設置した会社は掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ないと説明している。
≫現時点では応急措置として土のうを積んだだけだった。
開設された避難所は20か所以上。
常総市では午後8時現在避難指示、勧告は合わせておよそ3400世帯1万人以上に出されている。
≫今もお伝えしたようにわかってきたことは同じ常総市でも2か所あったんですポイントが。
ずっとお伝えしてきたように完全に決壊堤防が切れてしまったのが常総市の新石下というところで初め、50mから80mの決壊。
これが最終的に広がって140mまでいったのではないかとみられている。
そのちょっと北に上がったところ。
そんなに距離は開いていないんですが同じ常総市でも若宮戸というところで水があふれるようにして超えていってまず常総市を襲った水というのは先に若宮戸だったということも見えてきたわけです。
改めまして松井記者生中継です。
松井さん、常総市ヘリの上です。
お願いします。
≫鬼怒川上空です。
画面でご覧いただきたいのが真ん中の下くらいに明かりがぴかぴかと横に延びているのがあると思います。
これは鬼怒川にかかっている橋です。
橋の上に車、トラックなどが何台も止まっていてハザードランプをつけています。
ここに止めて、橋を渡ることができないと示す車そういった公共の車両が止まっているものと思われます。
これが橋ですからこれで鬼怒川の幅をわかっていただければと思います。
鬼怒川は画面の上から下に向かって流れています。
大きな川が上から下に流れています。
上を見てください。
上にも別の橋がかかっているのがわかります。
ここにも橋が架かっていてこれで鬼怒川の幅をわかっていただけると思います。
光っているのが橋です。
そして問題はこの下の橋と上の橋の間の部分。
ここの部分が川なのですがここの中間地点くらいから右側に向かって堤防が壊れてしまいました。
つまり、この右側へ向いて土砂が大量に流れ込んでいます。
皆さんもお気づきですが真っ暗なんです。
つまり、ここにあった家などが流されてしまい電気も通っていません。
ですから画面の奥のほうにはまだ明かりがあるんですが中央部分から下の部分は真っ暗です。
ここが大水害に遭ってしまった。
家も流されてしまった。
停電になっている場所そこが今まさに現在、真っ暗にそういうことになっています。
茨城県では取り残された人が700人以上いると発表しています。
そのうち106人が救助を必要するとしています。
≫ありがとうございました。
今度は地上からまいります。
今、松井記者から説明がありましたように鬼怒川、決壊した場所がここだとしますとそれからそんなに距離がない程近いところに富川悠太アナウンサーがいます。
富川さん、そちらから様子を伝えてもらえますか。
≫私は、決壊した堤防から70mほど手前の辺りにいます。
この辺りは1日中ほとんど雨は降らなかったんですね。
それでも、画面左手鬼怒川を見ていただきますと水位が非常に上がっているのが見てわかると思います。
鬼怒川といえば清流なんですがかなりかなり濁っています。
午後1時の段階で水位は8m以上ありました。
現在は、それよりは2mほど下がっている状態です。
私の後ろ道がつながっていまして両サイドの緑が見えると思うんですが、この緑が突然、なくなっているところがあります。
ここから先が140mほど決壊した堤防ということになります。
現在も、川の水が勢いよく画面右手の住宅街に流れ込んでいます。
ゴーッという音がマイクで拾えますでしょうか。
かなり大きな音を立てています。
今もかなりの勢いがあるんですね。
私がここに着いたのが午後1時過ぎだったんですがそのときと比べてもほとんど変わらないぐらい勢いが、まだあります。
来たときは、この辺り木が立っていたんですね。
太い木もありました。
ただ、この川の水の勢いで折れてしまって近くにある電線を切るという様子もありました。
そういった影響でこの地区はご覧のように停電しています。
真っ暗でして、被害がどれだけ膨らんでいるのかというのを見てもまだ全くわかりません。
午後9時ごろ、先ほど工事関係者がこちらに来ました。
話を聞いたところこの場所に低くなっているところにこのあと夜を徹して重さ1トンの土のうを40m四方ぐらい敷き詰めていく作業をする予定だということです。
それは、重機を入れるための土台作りだということなのですが全ては、この後ろ決壊した堤防の復旧作業に入る準備です。
ただ、その作業もですねこの川の流れが止まらない限りつまり、水位がグーッと下がらない限りは復旧作業を始める見通しは全く立たないということです。
実は、私がいますこの堤防というのは幅が3〜4mほどで高さが3mあるんですが機能が弱いということで再来月11月には高さ幅ともに機能を強化する計画があったそうなんですね。
そんなさなかに大雨が降ってしまって堤防が決壊してしまったということになります。
≫富川アナウンサーでした。
そして今電話がつながりました。
決壊の現場からそう遠くないアパートの2階に残っている浅田裕子さんと電話がつながったようです。
お話を大変なときですが伺います。
浅田さん、聞こえておりますか。
≫聞こえております。
≫古舘でございます。
よろしくお願いします。
大変なときにすいません。
ディレクターに聞きますと17歳の高校生のお嬢さんと一緒にアパートの2階に今、残ってらっしゃるんですか。
≫そうですね。
あと、まだ子どもとお隣さんとか近所中の方と連絡を取りながら待機しております。
≫何名ぐらいでいらっしゃるんですか?今ここには11名ぐらいなんですがまだ同じアパートの中も電気消えているんですけどまだまだ何軒かの方が残っています。
≫警察からも、下が水で動くと危ないからそこに残ってくださいというようなことがあったんでしょうか?≫いろいろ連絡を取ったんですが動くほうが怖いので水がきていないのであれば高いところで待機してくれということで。
≫堤防決壊現場からそちらのアパートはどのくらい直線距離にしてあるのでしょうか。
≫直線ですと3kmぐらいしか離れていないですね。
ちょうど若宮戸と決壊した場所の間にあるんです。
≫下は今水はどういう状況ですか地上は。
≫50〜60cm家の前の道は冠水しているんですが立地条件がよかったのか1回入ってきた水がアパート内に入ってきた水がちょっと今引いているのでちょっと落ち着いて待機はしておりますが。
≫電気、水道は止まっているのでしょうか。
≫一切、もう昼から止まっています。
≫だいぶ夜も深まって冷え込んではいませんか?≫着るものとかを用意してみんなで固まっておりますので。
≫体調の異変を訴える方などはいらっしゃらない?≫お隣のお家にお年を召した方が数名で待機されているのでそちらが心配ですね。
≫おいくつぐらいの方でしょうか。
≫80歳ぐらいのおばあちゃんなんですけれどもご家族の方と4人ぐらいで待機しております。
≫救助要請を当然出されていて待っている状況ですね。
≫待っています。
≫こういう場合はあまり動いてはいけない体力温存に努めなければというふうにいわれますので心境的にも大変だと思いますが協力し合って救助を待っていただきたいなと勝手ながら思います。
≫わかりました。
≫どうも大変なときに申し訳ございません。
ありがとうございました。
≫こちらこそありがとうございました。
≫そして山口豊アナウンサーですが決壊現場から、ちょっと離れているように見えますがこちらの避難所がある場所に今、立っていると思います。
山口さん、そちらからお願いします。
≫こちら、常総市内にあります岡田小学校です。
この小学校の敷地内のこの体育館に今夜は、129人の方が避難しているんですね。
もう夜遅いですから10時を過ぎています。
この扉の外側から少しだけお伝えさせていただきます。
奥のほうを見てみますといろいろな方がいらっしゃるのですがお年寄りの方も多いですよね。
疲れて横になっている方も多く見られます。
それからお子さんも多いんですね。
お子さん連れの家族もたくさんいらっしゃいます。
皆さん、ここに来た経緯はさまざまなんですね。
昨日の夜の経験したこともないようなとんでもない雨の降り方を見てそして午前5時20分の避難指示を聞いて聞いて、暗い中、避難を始めて朝4時半にこちらに着いた方もいます。
それから、まさかこんなことになると思わず午後になってまだ家にいらっしゃって午後1時半ごろの決壊を受けて命からがら警察の船に乗せてもらってなんとかこちらにたどり着いた方もいらっしゃるわけですね。
皆さん共通しているのは自分の家がどうなっているかわからない。
心配だとおっしゃっています。
今、正面のテーブルに座っている左側の男性の方市の職員のマミヤ・サトシさんです。
実はマミヤさんはお父さんが今回、行方不明になってしまっているんですね。
マミヤさんは昨日の夜からこの避難所に努めて、この避難所の開設に携わり、徹夜でこちらにいらっしゃいます。
ご家族はお子様2人ご両親、おばあ様が地域交流センターに皆さんで避難していました。
ところが今日の昼ごろになってお父さんがやっぱり家の中に何か大事なものがあってぬれると大変じゃないかと心配してお一人で車で家のほうに戻っていったらしいんです。
その直後、午後1時ごろあの決壊があり、お父様と連絡が取れなくなっているそうです。
マミヤさんはお父さんのことを大変心配していらっしゃいます。
ただここにいる皆さんも大変な苦労の中で体育館にいらっしゃるわけで自分としてはここを守るのが務めだと。
大変な思いはあるが今夜も徹夜でここで頑張るとおっしゃっています。
皆さん大変な思いを背負った中で最初の夜を迎えています。
≫大変な不安を抱えながら皆さんのために動くのだということを支えに頑張っていらっしゃるわけですね。
ありがとうございました。
引き続きスタジオの縣さんに伺いたいんですがまず、もちろんさまざまなところに被害が出ていますが一番被害が大きいのが常総市の決壊です。
どうして常総市にぐっと一番大きいのが来たのかということからお願いできますか。
≫まず関東に初めて大雨の特別警報が出たわけですがまず、深夜に栃木県に特別警報。
そして今朝茨城県に特別警報が発表されたわけです。
その中で、これまでに経験したことのないような大雨となったわけなんです。
更に、この鬼怒川ですとか黒川ですとか、このように川の近くで被害が拡大していることもポイントになります。
中でもこの栃木県では24時間で500ミリを超えるような雨が一気に降りました。
どのぐらいの雨かといいますとたった1日で2か月分もの雨が降ったということになるわけなんですね。
一番多かったのが鬼怒川の上流にあたりますこの日光市五十里というところなんです。
五十里ダムがあるところなんですが。
その雨量のデータのグラフをご覧ください。
まず、昨日の夜から1時間に30ミリ以上の激しい雨。
もしくは1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が明け方にかけて数時間降り続いたということになるんですね。
この上流の雨がどんどん流されて今度は下流に流れていったということで時間差で茨城県常総市下流の辺りで堤防が決壊したということになるわけなんです。
≫上流での大雨も全部含む形でここへきているということだということなのですがあと、縣さん非常に気になるのは例えば常総市でいいますと水位がどのくらいで下がってくれるのかなと思うわけですが。
≫一番気になるところだと思うのですがやはり、すぐには川の水位というのは下がらないんですね。
やはり、上流の雨がまた、この下流のほうで水位が上がってくるということは明日以降もあり得ることなんです。
ですから、やはり2〜3日は少なくともかかるのではないかと思っています。
≫皆さん、避難されている方が戻ってきて普通に暮らし始めるというのはもうちょっと、だいぶ先としてもとりあえず、水が引く。
ご自宅に戻ってきて後片付けに入ろうかという気力が沸くあたりまでの間結構、時間がかかりますかね。
≫私は専門外なので専門家の方に取材をしてきたんですがそうしますと堤防の復旧なども含め少なくとも1週間以上はかかるのではないかということなんですね。
ちょっと心配なのが週末また関東北部では30度前後まで上がるということなので復旧作業が今度は暑さとの戦いにもなるのではないかとそのようにみています。
≫一日も早くと思いますがなかなかそうはいかない現実がありそうですね。
各地の大雨の状況を続きでお伝えします。
≫堤防が決壊した現場から直線距離でおよそ90km上流にある栃木県日光市の鬼怒川温泉。
濁流の中に落ちかけているのはホテルの露天風呂が入った建物だ。
≫幸い怪我人はなかった。
50年に一度という記録的な大雨となった栃木県。
周辺では、土砂崩れも発生した。
鬼怒川温泉ロープウェーの乗り場土砂崩れが起き、周辺は大量の岩で埋め尽くされた。
≫茨城県では古河市の西仁連川でも堤防が決壊した。
水を止めるだけでも数日かかる見込みだという。
≫50年に一度という大雨は堤防が決壊した茨城県以外でも大きな被害を出した。
≫鬼怒川温泉近くの東京電力の発電所です。
裏山が大きく崩れその土砂が施設内の設備を破壊するなどその衝撃の強さがわかります。
≫更に、鬼怒川が増水した影響で2つの水力発電所が冠水し発電できなくなった。
同じ日光市内では障害者施設の駐車場で排水作業をしていた2人が水に流されうち男性1人が意識不明の重体だ。
日光市では24時間雨量が観測史上1位となる551.0ミリを記録した。
鹿沼市では未明に発生した土砂崩れに住宅3棟が巻き込まれた。
≫警察官が窓を外しています。
2階の窓を外しています。
そこから入るのでしょうか。
今、警察官が2階の窓を外しています。
その下では重機による除去作業が続けられています。
≫60代の夫婦が住む住宅に土砂が流れ込み65歳の夫は救助されたものの重傷。
63歳の妻は行方不明となった。
≫時刻は午後9時になりました。
ライトを照らしながら懸命の救助活動が続けられています。
≫栃木県警によると午後9時半ごろ行方不明となっている女性とみられる人を見つけた。
土砂に埋まっている状態で救出を急いでいるという。
濁流となった鹿沼市内を流れる黒川。
増水した川に土台が削られ住宅は半分川に浸かり木工所は崩落寸前の状態だ。
≫建物の一部が流され中は大きく壊れています。
≫住宅街を流れる川も濁った水があふれ出していた。
≫鹿沼市では48時間降水量がこれまで観測した数字の倍近い490.5ミリを記録した。
栃木市内では増水した川で橋が流された。
≫栃木市内を流れる永野川に来ています。
あちら、大雨の影響で橋が崩れてしまいました。
橋が寸断され行き来ができない状態となってしまっています。
≫浸水被害を受けた住民の方が消防によってボートで救助されています。
≫栃木県南部の小山市。
24時間雨量が観測史上最大となる268.5ミリに達した。
≫栃木県内では小山市で7500世帯栃木市で200世帯などおよそ1万世帯で断水が続いている。
水道管の破損や浄水場が水没するなどしたためだ。
給水車を出すなどして対応している。
福島県南会津町でも50年に一度という大雨となった。
桧沢川にかかる全長20mの橋が流され護岸も大きくえぐられた。
増水で近くの橋も通行止めとなりこの奥の集落に住む180世帯457人が一時孤立状態となった。
流された橋の5km下流に住む大竹さん。
自宅は川のすぐそばにある。
≫水が押し寄せ玄関が開かなかったため窓からレスキュー隊のボートで救助された。
今夜は避難所で過ごすという。
国交省の雨量計によると南会津町では降り始めから400ミリ近い雨となった。
夜になり、雨雲は東北へ流れ雨を降らせている。
≫午後8時を過ぎた段階なんですが飯舘村いまだに強い雨が降っています。
そして、我々はこの先車で通ろうと思ったのですがご覧ください。
土砂崩れが起きていて完全に通行することが困難になっています。
≫いわき市ではおよそ2万人に避難勧告が出されている。
≫各地で大変な被害が出ていますけれどもここで、茨城県や栃木県の被害の最新情報をお伝えします。
常総市では、およそ700人が自宅などで取り残されていてその中でおよそ170人が救助を求めているということです。
そして、9人の方の行方がわかっていません。
≫数字が少しずつ変わりますね。
≫そうですね。
茨城県などによりますと常総市では住宅やスーパーなどでおよそ700人が今も取り残されているということです。
また、床上浸水の被害が122軒で確認されています。
このほか、これまでに9人の方と連絡が取れていないということです。
その9人の方の性別や年齢などは明らかにされていません。
そして栃木県でも被害が出ています。
鹿沼市では住宅が土砂崩れに巻き込まれ63歳の女性が生き埋めになりました。
先ほど、その女性と思われる方が発見されましたが安否はわかっていません。
そして、日光市では20代の男性が泥水の排水作業中に足を滑らせて排水管に吸い込まれ意識不明の重体となっています。
≫ここで縣さんお伺いしておかなくてはいけないのは今後の気になる関東と東北に関してお願いします。
≫わかりました。
今後の雨を見ていきましょう。
まず、これが現在の雨雲の様子になります。
記録的な大雨になりました関東ですが大雨の峠は越えているんですね。
ただ少し、雨雲が残っているような状況ですがこれもあと数時間でやむとみています。
現在、線状降水帯ライン状の雨雲がもう東北南部に移ってきているような状況です。
そして今回の雨さまざまな気象条件が重なりました。
天気図で見るとよくわかるんですね。
まず、北のオホーツク海高気圧そして元台風18号の低気圧。
更に台風17号。
この3つが影響し合っているんです。
まず、この北の高気圧が張り出したことでこの低気圧の動きが遅くなりました。
この低気圧に向かって暖かく湿った空気が次々に流れ込み更に17号の東風も相まって同じようなところに積乱雲が発達し続けたということなんです。
ただ、これが動きが出てくるんですね。
明日は、この低気圧は弱まりますので南からの湿った空気という流れ込みはなくなります。
ただ、この台風17号が接近して北上してくるんです。
ですから台風周辺の湿った空気が今度北日本にやってくるというわけなんですね。
では雨の予想です。
また線状降水帯が心配です。
これから、明日の午前中にかけて東北にまたライン状の雨雲がかかります。
激しい雨、集中豪雨のような降り方であったり竜巻のような突風にも警戒が必要です。
そしてこちらが明日の朝です。
こちらに台風17号のまとまった雨雲がありますよね。
これと線状降水帯の雨雲がどちらも今度は北海道に流れ込んできそうなんです。
しかも、こちらの台風はやや強いですからこの道東方面は大雨に加えて暴風雨と荒れた天気になる恐れが出てきています。
一方で、明日関東は天気が回復して晴れ間も出る予想なんですがやはり川の水位というのはすぐには引かないんですね。
先ほど見ていただいた鬼怒川上流の五十里の雨のデータです。
昨日の夜から今日の明け方にかけてが雨のピークでした。
これをよく覚えておいてください。
この五十里から100km南。
茨城県常総市の水海道ここの鬼怒川の水位のグラフを見ていただきます。
初めは20cm程度だったんですがこれが、午前6時に氾濫危険水位を越えているんですね。
ただ、上流の雨のピークが過ぎたあとに到達している。
更に進めていきます。
ピークになったのが午後1時になっているんです。
8mに到達しました。
ですから、上流の雨のピークと下流の川の水位のピークというのは時間差があるということなんですね。
今回はなんと9時間も差がありました。
≫どんどん上流方向でピークまでいって雨が降りきったかに見えてだいぶ経ってからどっと下流に出てくるということを実感しなければいけないんですね。
≫そして過去にも大雨の次の日に河川が氾濫したというケースもありますので今自分が住んでいるところは大丈夫だと思わずに、引き続き見守る行動を取っていただきたいと思います。
≫北海道の一部も大変心配ですが東北の線状降水帯でいいますと縣さん、あれは東西にぶれるといいますよね。
だから例えば仙台も盛岡もいろいろ要注意ありますがちょっと幅広く東北を見ておかなくてはいけないんでしょうか。
≫そうですね。
しかも被災地ですと低い土地の部分が結構多いですから浸水被害が拡大する可能性があるかもしれません。
≫気をつけなくてはいけないですね。
そして今仙台の周辺が非常に赤くなっていて気になるところ。
ちょっと仙台の今の情報カメラ生の映像が出せますかね。
だいぶ雨が今後要注意ですね。
そんなに雨脚は現在は強くないようですけれども。
≫強弱を繰り返しながら雨が強まっていくパターンだと思います。
≫ここで安保法案についてのニュースをお伝えします。
いよいよ採決に向けた動きが大詰めとなってきていますけども自民党ではですね衆議院側は来週16日の採決を目指しているのに対しまして参議院の自民党はその2日後18日の採決を目指しているということなんですね。
このたった2日の違いなんですがこれが大きな意味を持つということなんです。
≫安保関連法案の採決。
与党は来週16日に委員会で採決を行うことでは一致している。
しかし、衆議院側が16日に参議院本会議を開き法案の成立を求めているのに対し参議院の自民党は18日の成立を目指すとしている。
官邸サイドが恐れているのは法案の成立がずれ込み連休中に反対デモが盛り上がることだ。
このため参議院が採決しない場合衆議院で再可決できる60日ルールを使う案も浮上している。
≫ただ、世論調査では依然として今の国会での成立に反対する意見が多い。
公明党の支持母体創価学会の会員が山口代表に反対署名を直接手渡そうとしている。
しかし、山口代表に会うことはできなかった。
今日も党本部を訪れたが空振りだった。
≫ただ、山口代表は過去に農業団体や経済団体からの陳情を直接受けたことがある。
その山口代表が今日、強調したのは自民党との更なる協調路線だ。
≫とかくスケジュールでいつ採決かということになるんですがそもそもこの安保法案を廃案にすべきだという考えとそれから、そこまではいかないとりあえず時間をかけるべきだ。
早めて審議して、そして採決を早めるというのはどうかと疑問を呈しているなど全部その意見を含めると世論調査でも8割から6割の人ということになるんですね。
国民の声をもっと聞くべきでないでしょうか。
≫ここでスポーツをお伝えします。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずはレスリングの世界選手権です。
吉田沙保里選手2002年の世界選手権からオリンピック3大会連続の金メダルを含めここまで世界大会15連覇してきました。
そして、今日16連覇達成です。
≫女子53kg級決勝。
赤の吉田沙保里は1点リードされ、試合を折り返す苦しい展開。
負けるかと思ったという吉田だが第2ピリオド。
出た、代名詞、高速タックル。
相手を場外に押し出して同点。
更に再びタックルで相手は場外へ、一直線。
これで逆転。
見事、個人戦200連勝。
世界大会16連覇。
≫続いてプロ野球まいりましょう。
セ・リーグ大混戦となっています。
まずは、昨日も白熱の試合となりましたセ・リーグ首位阪神対3位巨人の一戦です。
今夜はどうなったんでしょうか。
≫昨日、延長戦を制した首位、阪神は2点リードされた6回。
先発メッセンジャーが阿部に二夜連続となるホームランを浴び点差を4点に広げられる。
1点を返し、迎えた7回。
ツーアウト満塁のチャンスでバッターは梅野。
これが2点タイムリー1点差にまで詰め寄る。
しかし、直後の8回。
坂本にホームランを浴び再び点差を広げられてしまう。
その後、またも1点差に迫り9回ツーアウトランナー3塁1塁で鳥谷。
あと一歩が及ばず敗れた阪神。
巨人とのゲーム差は2に縮まった。
≫首位、阪神を1ゲーム差で追う2位ヤクルトは4回、山田。
ホームラン争いで2位に10本差をつける34号ソロ。
ヤクルト、連勝で阪神に並び首位に立った。
≫そのほか3試合の結果です。
広島は逆転勝ちです。
ソフトバンクが敵地北海道で日本ハムに3連勝。
優勝マジックは6。
柳田選手に31号ホームランが飛び出しています。
セ・リーグ、ヤクルト首位に並びました。
本当に最後までわからないですね。
≫ものすごい僅差だからね。
パ・リーグと大違いですね。
≫ソフトバンク強いですね。
さて、今一度気象情報まいりましょう。
林さん、お願いします。
≫六本木ではこの時間雨はやんでいます。
ようやくピークは過ぎたんですが関東では明日の朝までまだ降りやすい状態が続きます。
そしてレーダーを見ていただきますと活発な雨雲は北へと移動しているんですね。
今は仙台などで強い雨が降っています。
このあとの動きを見ていきます。
雨雲は少しずつ北上し特に明日の朝は北日本にライン状の活発な雨雲がかかります。
局地的に雷を伴って非常に激しい雨の降る恐れがあります。
この雨が明日の昼ごろまで続きます。
午後になると今度は北海道の東部に渦を巻いた雨雲がかかります。
これは、台風17号で雨に加えて強い風を伴います。
夜にかけて、横殴りの雨に注意が必要です。
関東では雨がやんだあとも川が氾濫する危険が残ります。
こちら今氾濫している鬼怒川。
そして、いつ氾濫してもおかしくない状態にある河川、更に警戒すべき河川が≫30分ちょっと前の夜10時半の映像です。
茨城県常総市です。
その様子なんですがなお170人の方が救助要請をしているのですが自衛官が、この映像はボートを引っ張っております。
ちょっと暗がりの中でわかりづらいでしょうか。
ボートを引っ張っております。
避難所があるのですがその避難所自体が孤立しています。
2015/09/10(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

栃木・茨城に特別警報、鬼怒川など河川の氾濫相次ぐ…土砂崩れもあらゆるところで▽関東・東北・北海道、広い範囲で断続的な大雨が続く、どうすれば…

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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