1癒し屋キリコの約束 #29【dボタンでQUOカード当たる!】 2015.09.10


(伝助)今日はついにキリコと犯人が対決する運命の日だ。
キリコは命を懸けて自分の罪に向き合おうとしてる。
過去にけじめをつけようとしてる。
(伝助)最後まで一緒に見届けようじゃねえか奥さん。
えっ?
(カッキー)あれ?
(カッキー)キララちゃん?あなたお店の中担当でしょ?
(キララ)そうなんだけど昼キャバ頑張っちゃったせいですっかり眠っちゃったのね。
(カッキー)あっ。
うん。
(キララ)で目覚めたら涼君に「悪いんだけどバーガーとポテト買ってきてくんない?」って頼まれちゃって。
ほれてる身としちゃ断れんでしょ?あっ。
じゃあこれでパトロールしてるみんなの分も買ってきてくれる?
(キララ)うん。
いいよ。
あっ。
1,000円買うと1回ガチャポンできるんだけどやっていい?
(カッキー)どうぞ。
(キララ)やったー。
いってきます。
(カッキー)うん。
大丈夫。
涼君がいれば安心。
ポッポー。
ポッポー。
ポッポー。

(足音)
(キリコ)《ムショの窓から飛び降りたナミが息を引き取ったのは9月10日。
真夜中の3時8分だった》《ナミの復讐のために私を狙ってるやつはきっとこの時間を狙ってくる》《今回の一連の脅迫状の件は私が自分で解決したいんだよ》《私が人生懸けてでもやり遂げたい》《言ってみりゃ自分自身の癒やしのチャンスなんだよ》・
(ドアの閉まる音)
(カッキー)《その赤ん坊って男の子?女の子?》
(キリコ)《その子は義務教育から高校に進むとき身上調書を見て自分の出生地を訪ねてみようと思い立ち行ってみたの》《出生地には産婦人科が立ってて。
その病院は刑務所に収監された女性の分娩を取り扱うと聞いて…》
(院長)《通常では絶対に話すことはできないんだがあなたの場合には産んだ母親が亡くなってることだし》《あなたのお母さんは女子刑務所に収監されてすぐあなたを産んだ》《その1年後に刑務所の窓から飛び降り自殺をしている》《お母さんの親友だったという嘱託医が私にね…》
(キリコ)《私のせいです》《私がナミに出産を勧め彼女から赤ちゃんを取り上げた》《彼女を死に追いやってしまったのはこの有村霧子なんです》・許せない。
大昭和御霊神社さま。
けさ私全財産をおさい銭として奉納しました。
どうか。
キリコさんをお守りください。
いいのよ。
私殺されても。
死んだらあなたのお母さんに会えるかもしれないし。
ねっ?涼君。
(涼)気付いてたのか?脅迫状は自作自演。
自分で出して自分で届けた。
《彼は養護施設を抜け出して失踪してそのまま行方は分からなかった。
それが10年前》《涼君がこの店に顔を出すようになってから1年》《私涼君があのときのナミの子供だなんて考えもしなかったんだけどついこの間…》
(カッキー)《お待たせ。
はい。
サンドイッチ》《ありがとう》
(カッキー)《うん》《いってらっしゃい》
(涼)《いってきます》・
(ドアの開閉音)大概の人は箱庭に生き物や植物を必ず配置する。
人間か犬か猫か猿か熊か。
ゴジラかはともかくとして。
なのにあなたは家を真ん中に置いただけでその周りには電信柱と道路標識を置いただけで生き物は何一つ置かなかった。
だよね?世の中で息をしているものは何にも置かなかった。
私前に一度だけそれと同じ箱庭を見たことがあるの。
どこでだと思う?上山涼君。
本名杉島幸也君が中学まで育った養護施設で。
学園長の話では失踪する直前に幸也君がこさえていった箱庭だって。
箱庭は心理療法に使われている人の心を読み取る道具。
涼君。
あなたは杉島幸也。
ナミが産んだ男の子だよね?ねっ?そうだよね?ああ!そうだよ!俺なんか生まれてこなかった方がよかったんだよ。
俺さえ産まなければ母はきっと自ら命を絶つこともなかったんだ。
俺は生まれてわずか1年で天涯孤独になって施設でも学校でもいじめられっ放しだった。
つらかった。
俺に仕送りしてくれてたあしながおじさんって誰だろうってずっと思ってた。
何でその人俺を援助してくれるんだろう。
何て人でどこで何やってるんだろう。
会ってお礼を言いたい。
ずっとそう考えてた。
施設抜け出していろんなことやってバイク便でやっと食べていけるようになって。
施設に忍び込んであしながおじさんが誰か調べた。
(涼)とんだあしながおじさんだよね。
母を死に追いやったやつだったんだもんね。
俺必死であんたを捜した。
で1年前…。
ついに私を見つけた。
殺すために私を捜してたのね?ああ。
さっき殺されてもいいって言ったよね?ええ。
言ったわ。
じゃあ死ねよ!死ねよ!死ね!死ね!怖い?人を殺すのってやっぱり怖い?私が抵抗した方がやりやすい?ならするけど。
刺しなさい。
あなたのお母さんを死に追いやったこの私を刺し殺しなさい!
(すすり泣く声)何で?何でだよ?何でだよ?何でだよ!何でだよ…。
何で?何…。
ごめんなさい。
あなたのお母さんを救えなくて。
癒やせなくてごめんなさい。
涼君。
止めてほしかったのよね?殺すのは簡単なのに止めてほしくてこんな回りくどいことしたんだよね?どうしてそう思うわけ?私一応元セラピストだから。
じゃあ…。
じゃあどうして俺を止めなかったの?1mmの心残りもないくらいすっきりさせたかったから。
すっきり?うん。
涼君の心も私の心もね。
人間ってさ何かに真剣に迷ったときには他人の言葉に安易に従うよかとことん迷いに迷ってでも自分で答えを見つけてその答えのとおりに行動した方がいいの。
だってそれが成功しても失敗しても心をすっきりさせる唯一の方法だから。
それに私自信を持って涼君に殺されない方に懸けてたから。
どうしてそんな自信が?誰よりも知ってるから。
ナミのこと。
えっ?私が敬愛してた親友がさおなか痛めて産んでたとえ1歳まででも愛情たっぷり注いで育てた子だもん。
その子が人を殺すなんてことするはずないじゃん。
(息遣い)
(せきばらい)今のがあなたのお母さんのせきばらいと息遣い。
そしてこれがお母さんの最後の演奏。

(『別れの曲』の演奏)刑務所内でのラストコンサート。

(『別れの曲』の演奏)涼…。
杉島幸也君。
私に会いに来てくれてありがとう。

(ドアの閉まる音)・
(足音)・
(ドアベルの音)・
(ドアの開閉音)
(呼び出し音)
(カッキー)もしもし。
キリコさん。
大丈夫ですか?大丈夫に決まってるでしょ。
私を誰だと思ってんの?
(カッキー)あなたは癒し屋キリコさんです。

(配達員)千香ちゃん。
これ郵便。
お願い。
(千香)はーい。
(配達員)どうも。

(ドアの開く音)
(千香)こんちは。
(一同)はい。
ああ。
(千香)カッキー。
郵便。
(カッキー)うん。
ありがと。
キリコさん。
(カッキー)東京太郎君からです。
(一同)えっ?何何?えっと。
「キリコ。
誕生日おめでとう。
脅迫状笑えたでしょ?」「近いうち飲みに行こうね」
(敦也)あれ?今日キリコの誕生日だったっけか?
(清助)確か去年は寒い時季だったような記憶が。
(敦也)うん。
(カッキー)人の記憶ほど当てにならないものありませんよねキリコさん。
そうだよ。
(キララ)それにしても涼君どこ行っちゃったのかな?
(カッキー)お母さんのお墓参りかも。
(キララ)えっ?お墓どこにあんの?
(カッキー)えっと。
それは…。
どこでしょうね?キリコさん。
あっ。
さあね?山ん中なのか海の見える丘なのか。
(叫び声)
(キララ)そっか。
キリコさんまた一つ年を取るんだ。
(栞)幾つになったんですか?うるさいね。
ますます磨きのかかったいい女になるんだよ。
キララちゃんも栞ちゃんも早くこの年においで。
私この年のまんま待っててあげるからさ。
(清助)キリコ。
母ちゃんの言うとおりやっぱり魔女なのかもな。
(笑い声)・「春の日あの道に君の好きな花が咲いたよ」・「今日から悲しみに負けないで」・「前を向いてきっと歩き出すから」・「いつでも君のこと忘れないよ」・「Yousaygoodbye,」いやぁ。
俺は泣けたね。
「会いに来てくれてありがとう」なんてキリコが言うと思わなかったぜ。
えっ?ようやくキリコは悲しい過去を受け入れることができたんだな。
「会いに来てくれてありがとう」なかなか言えるもんじゃねえよ。
2015/09/10(木) 13:25〜13:55
関西テレビ1
癒し屋キリコの約束 #29[字][デ]【dボタンでQUOカード当たる!】

謎に包まれたキリコ(遼河はるひ)の過去が今週明らかに!「人を殺しちゃったの…」キリコの言葉に秘められた想い、そして彼女を脅迫し続けてきた“東京太郎”の正体とは?

詳細情報
番組内容
 キリコ(遼河はるひ)に送りつけられてきた差出人不明の謎の脅迫状…。そこに書かれているキリコ殺害予告の当日夜、自室で眠ったふりをしながらも起きているキリコと、徹夜で警護にあたるカッキー(前田亜季)たち癒し屋の面々。彼女たちは、今までの人生で一番長い夜を迎えようとしていた。
 子供の頃からのキリコの親友ナミ(中村綾)が亡くなったのは真夜中の3時8分。
番組内容2
ナミが死んだのはキリコのせいだと復讐を狙っているとしたら、ナミが亡くなったその時間に襲ってくるはずだとキリコは予想する。親友を救えなかった自分の罪に向き合おうと、自分の力で、命をかけて過去にけじめをつけようとするキリコ…
 その時刻が迫る中、涼(戸塚祥太)と一緒に純喫茶・昭和堂を警備していたはずのキララ(中山来未)が、外にいたカッキーのところにやって来る。食事の買い出しを涼に頼まれたのだと言う。
番組内容3
カッキーは涼がいてくれたら安心だと願望を込めて思うが、ちょうどその頃、昭和堂では店とキリコの部屋をつなぐ階段で、わずかに軋む音がする。階段を上ってきたのは、なんと涼だった…。
出演者
有村霧子:遼河はるひ 
柿崎照美:前田亜季 
上山 涼:戸塚祥太(A.B.C−Z) 
小出清助:長谷川朝晴 
都幾川敦也:小林正寛 
キララ:中山来未 
本城 栞:吉原茉依香 
小笠原千香:月船さらら ほか
スタッフ
【原作】
森沢明夫『癒し屋キリコの約束』(幻冬舎文庫)
【脚本】
佐伯俊道 
【演出】
星田良子 
【プロデュース】
市野直親(東海テレビ) 
高橋萬彦(共同テレビ)
【音楽】
森英治 
【主題歌】
「Thank You For The Music」ラストヒロイン(中山来未)(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
【制作・著作】
共同テレビ
【制作】
東海テレビ
ご案内
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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