ニュース「栃木・茨城に大雨特別警報」関連 2015.09.10


60代の夫婦2人のうち、夫は救助されましたが、妻はまだ見つかっていないということです。
ご覧のように、裏山のある地域、たくさんあると思います。
こういった地域では、異常を感じたら、異変を感じたらすぐにその山の斜面から離れてください。
外が出るのが危険なときは、建物の上の階や、斜面から離れた部屋で、身を守ってください。
このあとも土砂災害が各地で起きるおそれがあります。
厳重な警戒が必要です。
それでは、福島県の状況について、福島放送局からお伝えします。
では、福島からお伝えします。
福島県内は、48時間の雨量が多い所で300ミリを超えていて、会津地方で50年に一度の記録的な大雨になっています。
今夜遅くにかけて、非常に激しい雨がふるみこみで、気象台は土砂災害に厳重に警戒し、河川の氾濫や低い土地の浸水にも警戒するよう呼びかけています。
福島県内ではきょう午前10時までの48時間の雨量は福島市の鷲倉で334ミリ、南会津町松戸原では観測史上最も多い308ミリと300ミリを超えています。
会津地方では50年に一度の記録的な大雨になっている所があります。
大雨の影響で、福島県南会津町を流れる桧沢川に架かる長さ7メートルほどの橋が、橋脚ごと崩れて流されました。
さらに、町内の川岸の木材工場の駐車場に止めてあった4トントラックが大雨の影響で70メートルほど下流まで流されました。
また南会津町の舘岩地区では舘岩川の川岸の国道352号線が100メートル余りにわたって崩落しました。
この影響などで、南会津町の舘岩地区では745世帯1817人が孤立しているということです。
福島県と福島地方気象台は、各地に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
午前10時現在、避難勧告などが出されている昭和村で、58世帯78人が避難所に避難しています。
福島県内では今夜遅くにかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、あす午前6時までの24時間の雨量はいずれも多い所で会津で200ミリ、中通りと浜通りで、150ミリと予想されています。
これまでに降った雨で、地盤が緩んでいる所もあることから、気象台は土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水
特別警報を発表し、川の氾濫や土砂災害、浸水に、最大級の警戒を呼びかけています。
福島県など、東北や関東のほかの地域でも大雨となっていて、厳重な警戒が必要です。
ではまず、被害の情報をお伝えします。
茨城県の常総警察署によりますと、午前10時現在、常総市若宮戸では鬼怒川からあふれた水で広範囲で浸水し、住宅や車に取り残された人たちからの救助の要請が相次いでいるということです。
警察署には、車に水が入ってきて、車の上に逃げているとか、住宅の中に水が入ってきているといった通報が、少なくとも数十件相次いでいるということです。
浸水している場所の近くまで警察官が向かいましたが、腰の辺りまで水かさが増していて、近づけていないということです。
陸上自衛隊は茨城県からの災害派遣要請を受け、常総市の若宮戸に部隊を派遣し、浸水を防ぐために、土のうを積む作業などに当たることにしています。
栃木県の鹿沼市教育委員会によりますと、鹿沼市油田町の南摩小学校では、きょう未明、学校の裏山が崩れ、土砂や木が校舎の一部に流れ込みました。
けさ7時前に撮影された写真には、校舎の北側にある給食の配膳室などに木が何本も流れ込み、窓を突き破って、部屋の中に入り込んでいる様子が分かります。
けが人はいないということです。
鹿沼市の畑の午前10時ごろの映像です。
周辺から流れ込んだ水がたまり、深い所で1メートルほどの深さになっています。
鹿沼土木事務所によりますと、きょう午前6時ごろ、鹿沼市玉田町付近を流れる黒川では、護岸が崩壊して水が流れ出し、川沿いにあった住宅3棟が流されたということです。
それでは、栃木県小山市を流れる思川から中継でお伝えします。
私は今、栃木県小山市を流れる思川の近くに来ています。
雨はまた強くなってきました。
ご覧のように、橋の下を濁った水が激しく流れています。
水の勢いは強く、時折、大きなごみや木が流されていきます。
ただ、川の中にある黄色いテントのようなものが見えます。
河川敷に設置してあるものです。
私がこの場所に来た6時間前には、全く見えていませんでした。
水位は少しずつ下がっているようです。
そして、川の対岸に見えるあちらの地域は、あふれた水が流れ込み、多くの住宅が今も水につかっています。
消防や警察が住民の救助を続けています。
この近くに50年住んでいるという人によりますと、これほど川の水が増えたのは、記憶にないということです。
以上、栃木県小山市からお伝えしました。
こちらは栃木県小山市の現在の様子です。
道路が冠水しています。
消防の隊員の姿が見えます。
足のくるぶし付近まで、水につかっている様子が分かります。
そしてその奥を見ますと、道路をゴムボートで進む様子が見えます。
道路が冠水している様子が分かります。
冠水した道路では、水の下でマンホールのふたが外れていたり、側溝や用水路が隠れていたりするおそれがあります。
たまった水の中では慎重に行動してください。
やむをえず外に出る場合は、棒などで足元を確認するなどして、慎重に行動してください。
栃木県小山市の現在の様子です。
この画面では、深い所ではひざからもものくらいの所まで道路が水につかっている様子が分かります。
そして付近の住民の皆さんの姿も見えます。
家から出られなくなったり、孤立したりした人は、携帯電話などで救助を求めてください。
そして、窓から大きな布を振ったり、大きな声を出すなどして、助けを求めてください。
諦めずに救助を待ってください。
栃木県小山市、道路が冠水しています。
それでは、東京23区の東部などを流れる中川の今の様子を中継でお伝えします。
東京・葛飾区、中川です。
画面の奥が下流方向です。
この中川は上流の埼玉県吉川市の観測所で、氾濫危険水位に達しました。
現在、この辺り、雨は上がっています。
薄日も指しています。
ただ、川には茶色く濁った水が今も流れています。
この辺りの水位の変化を、対岸の堤防で見てみますと、きょう未明にはこの緑色の芝生の一番下の辺り、石段との境い目辺りまで水が来ていました。
今はそのときから比べると、50センチ余り川の水位が下がっています。
ただ、河川敷は今も水の下です。
川幅は堤防から堤防まで広がって今も流れています。
引き続き警戒が必要です。
東京・葛飾区、中川でした。
南会津町の静川地区に来ています。
きのうからの雨で、茶色く濁った水がごうごうと流れています。
その奥にはもともと幅7メートル、長さ12メートルのコンクリート製の橋が架かっていましたが、夜の3時ごろに流されてしまったということです。
福島県南会津町の午前9時ごろの様子です。
長さ7メートルほどの橋が崩れて流されました。
川が増水して、住宅に迫っています。
道路のほとんどが冠水して、水浸しになっています。
各地で川が増水し、住宅などが水につかる被害が出ています。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧の影響で、湿った空気が流れ込んで、大気の状態が不安定になり、関東から東北南部にかけて、きのう午後から、帯状の発達した雨雲が、南北にかかり続けています。
午前10時までの1時間には、茨城県常陸太田市中野と、千葉県勝浦市で32ミリの激しい雨を観測しました。
また茨城県が城里町に設置した雨量計では、午前9時までの1時間に72ミリの非常に激しい雨を観測しました。
関東では、栃木県でこの24時間の雨量が多い所で500ミリを超えて、平年の9月1か月の雨量の2倍に達しているほか、茨城県でも48時間の雨量が300ミリ近くに達する記録的な大雨となり、川の氾濫や土砂災害などの危険性が非常に高まっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で、甚大な災害の危険が迫っているとして、栃木県に続いて茨城県に大雨の特別警報を発表しました。
その上で、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか、周囲の状況を確認して、外に出るのが危険な場合は、建物の上の階に移動するなど、できるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
さらに、東北南部や関東のほかの地域でも断続的に雨が降り、福島県の会津地方では48時間の雨量が300ミリを超え、50年に一度の記録的な大雨となっているところもあります。
これまでに降った雨で、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山形、それに福島の各都県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また、栃木県と茨城県、埼玉県、千葉県、それに新潟県では、川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
低気圧の影響で、湿った空気が流れ込み続けるため、あすにかけて、関東から北日本の広い範囲で、雷を伴って激しい雨が降り、栃木県をはじめ、関東や東北ではきょうは局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、関東と東北で200ミリ、北海道で120ミリと予想されています。
特に記録的な大雨となっている地域では、今後の雨で川がさらに増水して氾濫の危険性が高まったり、土砂災害の危険性がさらに高まったりするおそれがあります。
気象庁は、川の氾濫や土砂災害、浸水に、最大級の警戒をするとともに、福島県など東北や関東のほかの地域でも厳重な警戒を呼びかけています。
今回の大雨を受けて、政府は、総理大臣官邸で緊急の会議を開き、安倍総理大臣が、政府一体となって、人命の安全確保を第一とする災害応急対策に全力で取り組むこと。
国民に対し、情報提供を適時的確に行うこと。
地方自治体とも緊密に連携し、避難支援などの対策に万全を期すことを指示しました。
では、各地の河川の最新の状況です。
茨城県常総市の鬼怒川に、国土交通省が設置しているカメラの中継映像です。
茶色く濁った水が見えます。
そして川の中ほど、木が上流のほうから流れてきているのが分かります。
依然として水位が高いもようです。
川には決して近づかないようにしてください。
鬼怒川は、こちらの常総市の若宮戸付近と、筑西市の船玉付近、伊佐山付近で堤防から水があふれ、氾濫しています。
そしてこの映像からは、手前の土手の緑が見えます。
水が越えるような様子は見られません。
そして画面奥のほう、中州に生えている木でしょうか。
現在はかなり水位が上がって、枝の辺りまで水につかっているのが見えます。
この地点にある水位観測所では午前10時現在、まだ水位が上がり続けています。
氾濫した河川には絶対に近づかないでください。
茨城県の常総警察署によりますと、午前10時現在、常総市若宮戸では、周辺一帯が広範囲にわたって浸水し、取り残された人たちから救助の要請が相次いでいるということです。
そしてこちらは、栃木県小山市、利根川水系の思川に国土交通省が設置している、カメラの中継映像です。
思川はこの付近にある観測所で、氾濫の危険性が非常に高くなる、氾濫危険水位を越えています。
この映像化らは、この地点で水が堤防を越えるような様子は見られません。
ただ、河川に近づくのは非常に危険ですので、様子を見に行ったりしないようにお願いします。
思川に架かる観晃橋の近くの住宅街では、けさ早く、道路が深い所で1メートル以上水につかり、消防のレスキュー隊員などが、お年寄りをゴムボートに乗せるなどして救助したということです。
国土交通省によりますと、茨城県内を流れる利根川水系の鬼怒川は、これまでに常総市の若宮戸付近と上流に当たる筑西市の船玉付近と伊佐山付近で堤防から水があふれ、氾濫しています。
さらに鬼怒川の常総市にある水位観測所では、午前10時現在、まだ水位が上がり続け、筑西市にある観測所も、氾濫危険水位を超えた状態が続いています。
また栃木県や茨城県、新潟県、それに福島県などを流れる河川は、各地で水位が上がり、氾濫の危険性が高くなっています。
こちらは栃木県小山市の利根川水系の思川の、午前11時前の様子です。
依然として水位が高い状況が続いているのが見られます。
濁った水が勢いよく流れています。
国土交通省のデータによりますと、午前10時現在、氾濫の危険性が高くなっている主な河川は次のとおりです。
栃木県内を流れる利根川水系の思川は小山市にある観測所で、新潟県の阿賀野川は、阿賀町の観測所で、埼玉県や東京23区東部を流れる中川は、埼玉県吉川市の観測所で、栃木県と茨城県を流れる小貝川は、栃木県真岡市にある観測所で、それぞれ氾濫の危険性が非常に高くなる氾濫危険水位を超えています。
また避難の目安となる避難判断水位を超えている主な河川は次のとおりです。
栃木県の田川は、上三川町の観測所で、栃木県を流れる五行川は真岡市の観測所で、那賀川水系の荒川は栃木県さくら市にある観測所で、それに栃木県の姿川は小山市の観測所で、それぞれ避難氾濫水位を超えています。
川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒が必要です。
新しい情報です。
茨城県石岡市は、市内を流れる恋瀬川が氾濫するおそれがあるとして、午前8時40分、4090世帯1万2798人に避難指示を出しました。
このほかの全域には、避難勧告が出されています。
繰り返します。
茨城県石岡市は、市内を流れる恋瀬川が氾濫するおそれがあるとして、午前8時40分、4090世帯1万2798人に避難指示を出しました。
このほかの全域には避難勧告が出されています。
自治体の指示に従って、早めの避難をお願いします。
栃木県鹿沼市では、きょう未明、山あいの住宅地で土砂崩れが起き、住宅3棟が巻き込まれました。
このうち1棟には、60代の夫婦2人が住んでいて、夫は救助されましたが妻はまだ見つかっていないということで、警察と消防が捜索を進めています。
土砂崩れの現場から、中継でお伝えします。
栃木県西部、鹿沼市の現場です。
たった今、重機が運ばれてきました。
向かってる先は画面の左側です。
大量の土砂が流れ込んでいます。
少し見にくいんですが、画面の右下のほうに、車が埋まっているのが分かります。
ここはもともとガレージでして、上のプレハブ部分が、1階部分まで押しつぶされるような、押しつぶすような形で崩れてきています。
この隣に、屋根瓦が見える家があるんですが、この方、ここに住んでる方にお話をうかがいました。
夜中の3時40分ごろ、寝ていたときに土砂崩れの音を聞いたそうです。
雷のようなごーっという音がしたということです。
そこに住んでいた方も土砂に埋まったんですが、親戚の方に助けてもらったということです。
画面の今度は左上になります、高台にある家です。
土砂が家の左側に大きく流れ込んで、崩れているのが分かります。
この家の住民のまだ安否が分かっていません。
以上、栃木県西部の鹿沼市の現場からお伝えしました。
改めてお伝えします。
栃木県鹿沼市日吉町の土砂崩れの現場です。
この地区では、裏山の斜面が崩れ、住宅3棟が巻き込まれました。
警察によりますと、このうち1棟から男性が救助されましたが、60代の妻の行方が分からなくなっているということです。
同じ鹿沼市の南摩小学校です。
写真はけさ7時前に撮影されました。
教育委員会によりますと、学校の裏山が崩れ、土砂や木が校舎の一部に流れ込んだということです。
けが人はいないということです。
栃木県の日光市消防本部によりますと、鬼怒川温泉のプラザホテルで、一部が崩落したという情報が入り、現在、被害の状況を確認しているということです。
コンクリート製の建物が、脇を流れる鬼怒川のほうに大きく傾き、壊れている様子が見えます。
けが人は確認されていないということです。
こちらは常総市を流れる、鬼怒川沿いのいしげ地区の中央商店街です。
川からあふれた茶色く濁った水が、画面の奥側から流れ込み、商店街のメインストリートまで浸水しています。
茨城県でも被害が出ています。
警察によりますと、救助を求める通報が、少なくとも数十件相次いでいるということです。
警察官が向かったものの、水かさが増していて近づけていないということです。
また、機動隊のゴムボートも、流れが速く近づけないということです。
先ほど、午前11時過ぎの栃木県小山市の映像です。
住民がボートで救助されています。
男性のひざの辺りまで道路が冠水しています。
栃木県内では避難指示が栃木市、鹿沼市、小山市、野木町、壬生町、さくら市、塩谷町、宇都宮市の合わせて8つの市と町の、少なくとも3万6239世帯9万1163人に出されています。
茨城県では常総市、筑西市、下妻市、結城市、石岡市、八千代町の一部に避難指示が出されています。
千葉県では市川市の7つの地区と、鎌ケ谷市の4つの地区、102世帯206人に避難指示が出されています。
鉄道の影響です。
山形新幹線は福島駅と新庄駅の間で、上下線とも運転を取りやめています。
この区間は終日、運転を取りやめるということです。
では、大雨の現在の状況や今後の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
現在、大雨の特別警報が茨城県と栃木県の全域に出されています。
最大級の警戒が必要です。
この72時間に降った雨の量を見てみますと、栃木県の日光市では600ミリを超えている所があります。
平年の1か月間の雨量の2倍を超える観測史上最も多い記録となっています。
また福島県内も360ミリを超えている所があります。
この大雨で各地で川が増水し、また土砂災害の危険性も高まっています。
土砂災害の危険度を見ていきますと、詳しく見ていきます。
赤や紫色が非常に危険度の高くなっている地域です。
茨城県、栃木県、それに福島県も、土砂災害の危険性、非常に高まってる地域があります。
そしてこのあとの雨の様子です。
引き続き関東付近には、南北に延びる非常に発達した雨雲がかかり続けています。
この時間も各地で強い雨が降っています。
こうした雨雲の下では、いったん雨が弱まっても、再び急に非常に激しい雨の降るおそれがあります。
それでは雨の予想です。
午後1時は、茨城県、栃木県を中心に1時間に50ミリ以上、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
夕方から夜にかけて見ていきますと、東北の南部でも非常に激しい雨の降りだす所がありそうです。
あすの未明にかけては、東北の南部、各地で非常に激しい雨が降る見込みです。
暗いうちに大雨となり、土砂災害の発生するおそれがあります。
さらにこのあとです。
あすの昼ごろには、東北北部でも激しい雨の降りだす所がありそうです。
予想される雨量は、あす昼までの多い所で東北や関東で200ミリです。
土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
雲の様子を見てみますと、きのうからの動きです。
関東付近には、南北に伸びる非常に発達した雨雲、かかり続けています。
台風18号は温帯低気圧に変わりましたが、この低気圧の動きが遅いためにこの低気圧に向かって吹く、非常に暖かく湿った空気、関東付近に流れ込み続けています。
この影響で、非常に激しい雨、長く続いて、あすにかけても厳重な警戒が必要です。
避難の注意点です。
安全な場所、避難所などに早めに避難することが大切です。
しかし、道路が冠水するなどして外出が困難な場合は、家の中の2階以上、また、山や崖からは離れるようにしてください。
あすにかけて厳重な警戒が必要です。
栃木県や茨城県などでは、記録的な大雨で浸水などの被害が広がっています。
台風18号から変わった低気圧の影響で、きのう午後から長い時間、栃木県や茨城県など、関東から東北南部にかけて、帯状の発達した雨雲が南北にかかり続けています。
栃木県日光市の温泉街、鬼怒川温泉です。
きょう未明にはホテルの宿泊客などが避難所に浴衣姿のまま集まりました。
このとき、すでにホテルの廊下やロビーは水浸しだったといいます。
栃木県鹿沼市を流れる黒川です。
川の水は茶色い濁流となっています。
川岸にある住宅や建物が、傾いて半分水につかっていて、今にも流されそうになっています。
降り続いた雨で、各地で浸水が相次いでいます。
栃木県小山市では、住宅地一帯が水につかっています。
私のいる先、道路のほとんどが冠水して水浸しになっています。
車が何台か、水の中に取り残されているのが分かります。
住民は、ひざまで水につかりながら、歩いています。
茨城県常総市です。
画面中央に見えるのは、門の柱と見られますが、水につかっています。
福島県南会津町では、川に架かる長さ7メートルほどの橋が、橋脚ごと崩れて流され、途中からなくなりました。
記録的な大雨による被害が各地で広がっています。
それでは引き続き、首都圏の被害と影響についてお伝えします。
では関東甲信越の詳しい情報をお伝えします。
台風18号から変わった低気圧の影響で、茨城県では、断続的に非常に激しい雨が降り、記録的な大雨となっています。
気象庁は、栃木県に続いて、新たに茨城県に、大雨の特別警報を発表し、川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒を呼びかけるとともに、大雨となっている関東のほかの地域でも、厳重な警戒を呼びかけています。
まずは、水戸放送局と宇都宮放送局からお伝えします。
水戸です。
茨城県では断続的に非常に激しい雨が降り、記録的な大雨となっています。
気象庁は茨城県に大雨の特別警報を発表しました。
川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒を続けてください。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧の影響で、湿った空気が流れ込んで、大気の状態が不安定になり、関東から東北南部にかけて、きのうの午後から帯状の発達した雨雲が南北にかかり続けています。
7日の降り始めからの雨量は、古河市で293.5ミリ、坂東市で260.5ミリ、つくば市で225ミリなど、県西や県南地域を中心に、記録的な大雨となっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で、甚大な災害の危険が迫っているとして、茨城県に大雨の特別警報を発表しました。
自治体の情報に従って、直ちに安全な場所に避難するか、周囲の状況を確認し、外に出るのが危険な場合、建物の上の階に移動するなど、できるかぎりの安全を確保してください。
またこれまでに降った雨で、土砂災害の危険性が非常に高くなっていて、現在、県内の26の市町村に、土砂災害警戒情報が発表されています。
また県の西部を流れる鬼怒川は常総市や筑西市で、また西仁連川は古河市で水があふれる越水が発生しているということです。
このあとも低気圧の影響で湿った空気が流れ込み続けるため、茨城県内では昼前にかけて、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、あすの朝6時までに降る24時間の雨量は、多い所で150ミリと予想されています。
栃木県や茨城県などでは、記録的な大雨となり、大雨の特別警報が発表されています。
今後の雨で川がさらに増水し、氾濫の危険性が高まったり、土砂災害の危険性がさらに高まったりするおそれがあります。
気象台は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に最大級の警戒をするとともに、高波や竜巻などの突風、落雷にも十分注意するよう呼びかけています。
それでは鬼怒川の水があふれた常総市の隣、下妻市から中継でお伝えします。
鬼怒川沿いにある下妻市の小学校の脇に来ています。
ここは、堤防から水があふれる越水が発生した、常総市若宮戸地区から北西におよそ3キロ離れた地点に位置しています。
鬼怒川は濁った水が勢いよく流れている様子が見受けられます。
がれきも流されている様子が見受けられます。
また、私がここに来てから2時間ほどたちますが、その間にも水位が増しているように見受けられています。
ここの小学校は、避難所として指定されていますが、午前11時現在、13世帯31人が避難しています。
避難した人たちは、横になって休んだり、家族に連絡をして安否を確認したりしていました。
越水した常総市若宮戸地区からこちらに避難した74歳の女性は、油断して自宅で川の様子を見ていたところ、越水して5分もしないうちに、ひざ下まで水がつかってしまい、慌てて避難しました。
70年住んでいますが、生まれて初めてのことで、驚いていますと話していました。
茨城県下妻市からお伝えしました。
台風の影響で茨城県内では栃木県との県境に近い地域を中心に、住宅などが水につかる被害が出ています。
警察や消防などによりますと、午前10時現在、境町で262棟の住宅の床上や床下が水につかっているということです。
また古河市や結城市など、7つの市と町で、合わせて少なくとも26棟が、床上や床下が浸水しているということです。
避難に関する情報です。
NHKが午前11時の時点で、茨城県内の自治体に取材し、まとめたところ、避難指示が常総市と筑西市、下妻市、結城市、石岡市、牛久市、八千代町に出されています。
また県内の広い範囲に避難勧告が出ています。
ご覧の自治体に避難勧告が出ています。
茨城県では断続的に非常に激しい雨が降っています。
何しろ…だったからね、周りが真っ白になって、初めてのことだから、何がなんだか分からない。
どうなってるかね、分かんない。
茨城県には、大雨の特別警報が発表されています。
川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒を続けてください。
水戸から茨城県内の情報をお伝えしました。
続いて宇都宮からお伝えします。
お伝えしていますように、栃木県では記録的な大雨となっていて、気象庁は大雨の特別警報を発表して、最大級の警戒を呼びかけています。
台風の影響で栃木県では土砂崩れが起きて人が巻き込まれ、行方が分からなくなったり、住宅が水につかるなどの被害が出ています。
警察によりますと、鹿沼市の山あいの住宅地には、裏山の斜面が崩れ、住宅3棟が巻き込まれてこのうちの1棟が壊され、住宅に住む男性が足に大けがをしたほか、女性がまだ見つかっていないということです。
栃木市では木工所の裏山が崩れ、建物が流れ込んだ土砂で壊れるなど、土砂災害の被害も相次いでいます。
県によりますと、日光市やしもつけ市、それに宇都宮市の合わせて10棟の住宅が、床上まで水につかる被害が出ているほか、宇都宮市や日光市、栃木市、上三川町、それに塩谷町で合わせて27棟の住宅の床下が水につかる被害が出ているということです。
また鹿沼市や日光市、それに宇都宮市で合わせて1500世帯が停電しているということです。
このほかにも各地で建物が浸水したり土砂崩れが起きているという情報があり、消防や警察が確認を急いでいます。
NHKが午前10時半の時点で栃木県内の自治体に取材してまとめたところ、避難指示が栃木市の2万289世帯5万1901人、鹿沼市の8383世帯2万3176人、野木町の3282世帯8148人、壬生町の2602世帯6818人、避難指示の出ている自治体です。
小山市の1928世帯5154人、さくら市の428世帯1234人、塩谷町の37世帯121人、宇都宮市の5世帯12人の合わせて8つの市と町の3万6954世帯9万6564人に出されています。
また避難勧告が鹿沼市の3万6121世帯9万8711人、那須塩原市の3063世帯7564人、宇都宮市の2345世帯8135人、小山市の1025世帯2480人、佐野市の295世帯769人、上三川町の234世帯710人、野木町の174世帯428人、塩谷町の155世帯446人、避難勧告の出ている自治体をお伝えしています。
下野市の45世帯、茂木町の26世帯74人、壬生町の23世帯80人、高根沢町の10世帯34人、大田原市の5世帯23人の合わせて13の市と町の4万3521世帯、少なくとも11万9454人に出されています。
国土交通省のデータによりますと、午前10時現在、利根川水系の思川は、小山市にある観測所で、栃木県と茨城県を流れる小貝川は真岡市にある観測所でそれぞれ氾濫の危険性が高くなる氾濫危険水位を超えています。
このほか、田川は上三川町の観測所で、五行川は真岡市の観測所で、那珂川水系の荒川はさくら市にある観測所で、それに栃木県の姿川は小山市の観測所で、それぞれ避難の目安となる避難判断水位を超えています。
また栃木県は、県内に特別警報が発表されたことを受け、福田富一知事を本部長とする、災害対策本部の会議を開き、関係部局が連携して、災害への対応に当たることを確認しました。
県は県内の市や町と連携し、職員が24時間態勢で県庁に待機し、警戒に当たることにしています。
お伝えしていますように、栃木県では記録的な大雨となっています。
気象庁は大雨の特別警報を発表しています。
どうぞ命を守る行動を取ってください。
宇都宮からお伝えしました。
ではそのほかの地域の被害や影響についてお伝えします。
東武スカイツリーラインの線路が冠水している、埼玉県越谷市から中継でお伝えします。
埼玉県越谷市にある東武スカイツリーラインのせんげんだい駅です。
越谷市では今は雨が弱まっていますが、きょう午前11時までの24時間の雨量は、230ミリを超えています。
この雨で線路が冠水しているため、せんげん台駅には始発から電車が入れなくなっています。
始発から6時間半が過ぎましたが、駅には、今も電車を待つ人が大勢残っていて、中には階段に座り込んでいる人もいました。
これから仕事に向かうという40代の女性は、道路が冠水して、駅に着くまで海のようでした。
電車もバスも動かず困っています。
早く復旧してほしいですとうんざりした様子で話していました。
東武鉄道によりますと、せんげん台駅にいつ電車が入るのか、メドは立っていないということです。
以上、埼玉県越谷市の冠水しているせんげん台駅からお伝えしました。
数台の車が冠水した道路に取り残されています。
埼玉県内の状況です。
住宅の被害では、坂戸市で住宅の屋根瓦およそ30枚が吹き飛ばされたほか、小鹿野町で住宅の裏山の土砂が崩れて窓ガラスが割れました。
このほか、これまでにさいたま市で2棟、幸手市で9棟、吉川市で3棟、松伏町で8棟の合わせて22棟が床上まで水につかりました。
また避難勧告が、吉川市の639世帯、八潮市の4661世帯、それにさいたま市の77世帯に出されています。
市川市を流れる真間川です。
大雨で増水し、住宅街も水につかっています。
千葉県の状況です。
午前11時現在、野田市で住宅6棟が床上まで水につかったほか、市川市で住宅2棟が床上まで水につかりました。
このほか各地で床下が水につかる被害が出ています。
NHKが午前9時の時点でまとめたところ、千葉県内では、避難指示が市川市の7つの地区545世帯と、鎌ケ谷市の4つの地区の102世帯に出されています。
また避難勧告が、16の市と町の合わせて1万9922世帯に出されています。
神奈川県内の状況です。
川崎市で4棟、横浜市で1棟の合わせて5棟で床上が水につかったほか、茅ケ崎市で1棟の床下が水につかる被害が出たということです。
いずれもこれまでに水は引いているということです。
また、避難勧告が横浜市と川崎市の合わせて28万6273世帯に出されています。
新潟県内の状況です。
午前10時の時点で、阿賀町の43世帯104人に避難勧告が出ています。
関東甲信越の情報をお伝えしました。
では続いて、福島県の状況について、福島放送局からお伝えします。
福島です。
福島県内は48時間の雨量が、多い所で300ミリを超えていて、会津地方では、50年に一度の記録的な大雨になっています。
今夜遅くにかけて非常に激しい雨が降る見込みで、気象台は土砂災害に厳重に警戒し、河川の氾濫や低い土地の浸水にも警戒するよう呼びかけています。
福島県内では、きょう午前10時までの48時間の雨量は、福島市の鷲倉で334ミリ、南会津町松戸原では観測史上最も多い308ミリと、300ミリを超えていて、会津地方では50年に一度の記録的な大雨になっている所があります。
大雨の影響で、福島県南会津町を流れる桧沢川に架かるながさ7メートルほどの橋が、橋脚ごと崩れて流されました。
さらに町内の川岸の木材工場の駐車場に止めてあった4トントラックが、大雨の影響で70メートルほど下流まで流されました。
また、南会津町の舘岩地区では、舘岩川の川岸の国道352号線が、100メートル余りにわたって崩落しました。
この影響などで、南会津町では、2つの地区の合わせて342世帯797人が孤立しているということです。
福島県と福島地方気象台は、各地に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
午前10時現在、避難勧告などが出されている昭和村では、58世帯78人が避難所に避難しています。
福島県内では、今夜遅くにかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、あす午前6時までの24時間の雨量は、いずれも多い所で会津で200ミリ、中通りと浜通りで150ミリと予想されています。
これまでに降った雨で、地盤が緩んでいる所もあることから、気象台は土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。
福島からお伝えしました。
お伝えしておりますように、台風から変わった低気圧の影響で、関東から東北南部にかけて、記録的な大雨になり、住宅などへの被害も相次いでいます。
気象庁は、栃木県と茨城県に大雨の特別警報を発表し、川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒を呼びかけています。
福島県など、東北や関東のほかの地域でも大雨となっていて、厳重な警戒が必要です。
では、茨城県筑西市の鬼怒川沿いにある地区では、堤防から川の水があふれ、住宅が浸水しています。
現場から中継でお伝えします。
茨城県西部の筑西市です。
雨が降り続いています。
強くなったり弱くなったりを繰り返していますが、またちょっと降り方が強くなってきたという印象があります。
あちらの橋をご覧ください。
筑西市内を流れます鬼怒川に架かっている境橋です。
橋脚の部分、川の水位がここまで上がっています。
水は濁っています。
時折、材木のようなものでしょうか、ものが流れる様子も確認できます。
そして、この境橋のすぐ近く、川沿いのこの辺りが避難指示が出ています、船玉地区です。
ご覧のように、川からあふれた水にすっかりつかってしまっています。
ふだんは道路の部分がまるで川のように流れています。
場所によってはひざ上くらいまでの深さになっているものと思われます。
避難指示が出ている地区ということもありまして、この辺りの方、避難所で夜をすごして、明るくなってきてからこちらのほうに戻ってきて、安全な高台から心配そうに家のほうを見守るという姿も見られました。
筑西市から中継でお伝えしました。
続いて、浸水被害が出ている栃木県小山市の商店街から中継でお伝えします。
私は今、栃木県小山市のだいぎょうじという地区に来ています。
小山市を流れる思川のすぐ近くにある地区です。
この辺りでは、午前4時ごろから水があふれてきたということで、今も、消防がボートを使って住民の救助を続けています。
この先の道路は、大人の胸ぐらいの高さまで水がたまっているということで、お年寄りや女性を中心に、何度も往復して、救助活動が続いています。
また、荷物を抱えて自分で避難する人の姿も見られます。
近くに住む男性は、とにかくびっくりしました。
後片づけがとても大変ですと話していました。
以上、栃木県小山市の現場からお伝えしました。
では、被害の情報です。
茨城県の常総警察署によりますと、午前10時現在、常総市若宮戸では、鬼怒川からあふれた水で、広い範囲で浸水し、住宅や車に取り残された人たちからの救助の要請が相次いでいるということです。
警察署には、車に水が入ってきて、車の上に逃げているとか、住宅の中に水が入ってきているといった通報が、少なくとも数十件相次いでいるということです。
家から出られなくなったり、孤立したりした場合には、携帯電話などで救助を求めてください。
また、諦めずに救助を待ってください。
陸上自衛隊は茨城県からの災害派遣要請を受け、常総市の若宮戸に部隊を派遣し、浸水を防ぐために、土のうを積む作業などに当たることにしています。
福島県南会津町や消防によりますと、南会津町の舘岩地区は、大雨の影響による土砂崩れなどの影響で、周囲に通じる道路が寸断され、一部が孤立しているということです。
栃木県鹿沼市の畑の午前10時ごろの映像です。
周辺から流れ込んだ水がたまり、深い所で1メートルほどの深さになっています。
冠水した道路、また浸水している地域では、溝にはまったりしないように、十分気をつけてください。
千葉県市川市で避難所となっている真間小学校では、グラウンドが水浸しになっているほか、付近の道路が数十メートルにわたって冠水し、車が通行できなくなっていました。
水がひざ上辺りまで上がっている場所もあり、市の職員が小学校の周辺を巡回して被害がないか、確認に当たっています。
各地で川の氾濫や浸水、土砂災害の情報が入っています。
このあとも最大級の警戒をお願いします。
そして、今入った情報です。
茨城県常総市は市内を流れる鬼怒川が氾濫するおそれが高まっているとして、午前11時10分に、石下地区とみつかいどう地区の合わせて6226世帯1万7459人に避難指示を出しました。
繰り返します。
2015/09/10(木) 11:00〜11:54
NHK総合1・神戸
ニュース「栃木・茨城に大雨特別警報」関連[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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