おはようございます。
6時半になりました。
おはよう日本です。
台風18号は北上を続けていて、このあと東海地方にかなり接近し、上陸するおそれがあります。
東海地方では、すでに大雨となっているほか、東日本や近畿を中心に、非常に激しい雨が降り続くおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫などに警戒するよう呼びかけています。
では、NHK津放送局前と、東京・品川駅前から中継です。
三重県中部、津市にあるNHK津放送局前です。
15分ほど前から、時折強い風が吹き抜けるようになりました。
その風にあおられるように、雨が横殴りに降っています。
また道路に目をやると、ところどころで大きな水たまりが出来ています。
その雨水が風にあおられています。
この時間帯になり、通勤の方の姿も見られるようになりました。
風に向けて傘を横に差しながら歩く方の姿、そしてこの大きな水たまりを大きな歩幅でよけながら歩く方の姿もありました。
このあとも長い時間、雨は降り続く見込みです。
低い土地の浸水、そして川の氾濫に十分警戒してください。
このあとお出かけされる方、足元にも注意してください。
NHK津放送局前からお伝えしました。
JR品川駅前です。
日の出から1時間余りたちましたが、まだ薄暗く感じます。
風は地面に立っていますと、それほど強くは感じないんですが、上空を見上げますと、雲の流れはかなりのスピードです。
それに伴って、降ってくるこの雨の強さも、目まぐるしく変化しているという状況です。
通勤時間帯が近くなりまして、人通りも増えてきていますが、傘を差していても、足元がぬれるぐらいの強さになることもあります。
駅前を走っている大きな道路、第一京浜国道15号線です。
ヘッドライトをつけている車もありまして、そしてワイパーを速く動かしている車も、かなりの数、見受けられます。
品川駅を通るJR各線と東海道新幹線、始発から平常どおり運転しています。
ただ、私鉄の京急、神奈川県で降っている雨の影響で、一部列車に遅れが出ているということです。
以上、品川駅からお伝えしました。
台風から流れ込む湿った空気や前線の影響で、東北から中国地方にかけての広い範囲で雨雲が発達し、この時間は、東海地方で強い雨が降っています。
また風も強まり、伊豆諸島の神津島では、午前5時過ぎに30.9メートル、静岡県の石廊崎では、午前4時40分過ぎに29.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
静岡県では、今月6日の降り始めからの雨量が、浜松市で300ミリ以上となるなど、平年の9月1か月分の雨量を超えている所があります。
また福島県と宮城県では、これまでに降った雨で、土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
気象庁によりますと、台風は北上を続け、このあと東海地方にかなり接近して、上陸するおそれがあります。
台風の接近に伴って、東日本や近畿を中心に、雨が急激に強まる見込みで、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、関東甲信で300ミリ、東海で250ミリ、東北で200ミリ、中国地方と近畿、それに北陸で150ミリ、伊豆諸島で120ミリと予想されています。
台風はその後、日本海へ進むと見られますが、あすにかけて東海や関東甲信を中心に湿った空気が流れ込むため、雨が長引くと予想されています。
あすの朝からあさっての朝までの雨量は、いずれも多い所で、関東や東北でさらに100ミリから150ミリと予想されています。
風も次第に強まり、きょうの最大風速は、東海で25メートル、中国地方と近畿、北陸、それに伊豆諸島で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
台風の接近に伴って、伊豆諸島ではすでに大しけとなっているほか、東海と近畿でも大しけとなる見込みです。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水や暴風に警戒するとともに、高波や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
台風18号の北上に伴って、各地で被害が出ています。
静岡県内では、大雨による冠水の被害が出ています。
浜松市内では、きのう夕方までに道路の冠水が49か所確認されています。
また、静岡県磐田市でも、道路の冠水が35か所あるということです。
大雨の影響で浜松市内では、男性3人が転倒するなどして軽いけがをしました。
住宅への浸水の被害も出ています。
浜松市南区や東区では、複数の住宅が床上まで水につかったほか、床下の浸水が静岡県の磐田市で3棟、袋井市で2棟の合わせて5棟となっています。
浜松市内では道路沿いや住宅近くの斜面など合わせて11か所で土砂崩れが起きています。
いずれも規模が小さく、けが人はいないということです。
続いて避難の情報です。
浜松市では昨夜11時現在、南区の2つの地区の合わせて1万1105世帯2万9557人に避難勧告が出されています。
また伊豆諸島の神津島のよたね地区と上の川地区、上の山地区の合わせて134世帯322人に避難勧告が出ています。
台風による鉄道への影響です。
東海地方のJRは、一部の区間で始発から午後1時ごろまで運転を見合わせます。
始発から運転を見合わせるのは、紀勢線の亀山と新宮の間、参宮線の多気と鳥羽の間の全線、名松線の松阪と家城の間、それに飯田線の中部天竜と天竜峡の間です。
また、東海地方のJRの在来線は、午前9時から午後5時まで、運行本数を減らすことが決まっています。
東海道線でふだんの3割程度、高山線、飯田線、武豊線、太多線で半分程度、中央線と関西線がふだんの7割程度の運行になる予定です。
さらに大阪と北陸を結ぶ特急サンダーバードは、始発から午前11時ごろまで、上下合わせて18本が運転を取りやめます。
一方、JR身延線は、山梨県の身延駅と静岡県の西富士宮駅の間の上下線で、始発から運転を見合わせているほか、特急ワイドビューふじかわの上下線合わせて4本の運休が決まっています。
空の便への影響です。
きょうの国内の空の便は、中部空港を午前中に発着する便を中心に、合わせて27便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、全日空が、中部を発着する午前中の一部の便や、伊豆諸島を発着する便の合わせて21便、日本航空が、中部を発着する午前中の4便、スカイマークが、中部を発着する午前中の2便です。
航空会社は、ホームページなどで最新の情報を確認してほしいとしています。
では、台風が接近している各地の様子です。
こちらは静岡県御前崎に設置したカメラの現在の映像です。
台風の接近に伴い、波が高くなっています。
そして灯台のふもとの木、上空の雲の動きを見ますと、風が強いのが分かります。
このあと、東海と近畿では、大しけとなる見込みです。
風のごーという音も聞こえます。
海や港の様子を見に行くのは大変危険です。
近づかないようにしてください。
かわって、愛知県常滑市にある中部空港の現在の様子です。
カメラのレンズに大粒の雨が打ちつけています。
雨が降り、視界が悪くなっています。
このあと、さらに雨、風とも強まるおそれがあります。
安全を確保してください。
また交通機関の運行の状況なども、最新の情報を確認するようにしてください。
台風については、また後ほどお伝えします。
では、中東やアフリカから難民や移民がヨーロッパに押し寄せている問題についてです。
国連は、EU・ヨーロッパ連合が掲げる難民の受け入れ人数では不十分だとして、ヨーロッパ各国が受け入れ態勢を整えるよう、求めました。
中東やアフリカからヨーロッパに流入した難民や移民の数は、ことし、これまでに38万人を超えています。
ドイツなどを目指す難民や移民の経由地となっているハンガリーには、連日、1000人から3000人程度の難民や移民が、セルビアとの国境を越えてきていて、その数は、ことし、これまでに15万人を超えました。
ハンガリー政府は今後、混乱を避けるため、セルビアとの国境に登録手続きを行う施設を設けたり、密航をあっせんした際の刑罰を重くしたりするなど、新たな対策を始めることにしています。
ヨーロッパへの流入に歯止めがかからない難民。
EUは、域内全体で合わせて16万人の難民を受け入れる方針を示しています。
これについて、UNHCR・国連難民高等弁務官事務所のフレミング報道官は8日、記者会見で、現状を見れば、必要な人数は20万人になるはずだと述べ、EUが掲げる受け入れ人数は不十分だという認識を示し、国際社会にさらなる支援を訴えました。
こうした状況の中、8日、フランスのパリでおよそ70の国や、国際機関が参加して、閣僚級の国際会議が開かれ、シリアなどから逃れた難民に対して、国際社会が結束して支援を強化していくことで一致しました。
会議では、自宅を追われた難民のために、住居や教育、医療などを提供するとともに、多数のシリア難民を受け入れているトルコやヨルダンなど、周辺国への支援も強化すべきだとする行動計画が採択されました。
日本からは、園浦外務政務官が出席しました。
東海道新幹線の乗降口の床に取り付けられていた長さ60センチ、幅5センチほどのステンレス製の部品がなくなっていることが分かりました。
JR東海では、同じ構造のすべての車両を点検するとともに、原因を調べています。
JR東海によりますと、部品がなくなっていたのは、東海道新幹線のN700系の車両です。
きのう午後、東京・品川区にある東海道新幹線の車庫で、出発前、清掃中の作業員が気付きました。
部品は、乗客が乗り降りする際に、床が傷つかないようにするステンレス製の保護板と呼ばれるもので、長さ60センチ、幅は最大5センチ、重さはおよそ760グラムあります。
画面左が通常の状態の乗降口で、右は、部品がなくなっていた16号車の乗降口です。
部品は4本のねじで床に取り付けられていました。
JR東海によりますと、この車両は車庫に入る前に新大阪から東京まで運行していて、これまでのところ、部品とねじは見つかっていませんが、乗客のけがや運行への影響はなかったということです。
JR東海では、同じ構造のすべての車両133本を点検するとともに、なくなった原因を調べています。
東京電力福島第一原子力発電所で、建屋の周辺などからくみ上げた地下水を浄化して海に放出する、新たな汚染水対策が始まる方向です。
国と東京電力は、今月14日にも放出を始める方向で最終的な調整を進めていて、きょう、正式に決定する方針です。
福島第一原発では、地下水が建屋に流れ込んで、毎日300トンの汚染水が新たに発生し、たまり続ける汚染水が大きな課題になっています。
汚染水の発生を抑えるため、建屋の周辺に掘ったサブドレンと呼ばれる井戸などから地下水をくみ上げ、浄化して海に放出する計画で、国と東京電力は、今月14日にも放出を始める方向で、最終的な調整を進め、きょう正式に決定する方針です。
放出を始めるのは、去年8月以降に試験的にくみ上げた処理後の地下水およそ4000トンで、その後も地下水のくみ上げと浄化、放出を断続的に続けることにしています。
一方、福島第一原発では、地下水が海に直接流れ出すのを防ぐため、護岸沿いに遮水壁と呼ばれる鉄の壁を打ち込む作業が進められています。
この工事は、地下水の放出のメドが立つまで中断されていましたが、東京電力は、これについても今週中に再開し、海側の護岸を完全に鉄の壁で囲う予定です。
一連の対策で、新たに発生する汚染水の量を半分程度に減らせるほか、海の汚染も抑えられるとしており、東京電力は、課題を抱える汚染水問題の解決に、道筋をつけたいとしています。
スポーツです。
サッカー日本代表は、ワールドカップアジア2次予選の第3戦で、アフガニスタンに快勝です。
そのほかのニュースと続けてどうぞ。
日本はここまでの2試合、思うように得点を挙げられていません。
その流れを打ち破ったのは、香川でした。
前半10分。
2試合連続ゴールで先制。
これで波に乗りました。
35分。
本田が粘って、森重が押し込みました。
前半で2点をリードします。
日本は、後半も勢いが止まりません。
5分、香川がこの試合、2点目で相手を突き放します。
さらに12分、今度は香川が起点。
素早い連係から、最後は岡崎が決めました。
日本、ようやく攻撃陣が結果を出して、2連勝です。
テニスの錦織圭選手が、今月18日からの国別対抗戦、デビスカップに出場することが決まりました。
全米オープンでは、初戦で敗れた錦織選手。
全米オープン後、最初の試合です。
デビスカップで、日本は16チームが出場する最上位のワールドグループに入っていましたが、3月の1回戦でカナダに敗れ、今回、コロンビアとの入れ替え戦に回りました。
日本のエース、錦織選手は、ワールドグループ残留を決めて、浮上のきっかけをつかみたいところです。
ソフトバンクの柳田は、打率3割、ホームラン30本、30盗塁のトリプルスリーに近づいています。
6回の第4打席。
詰まったと言いながら、打球はフェンスを越えました。
節目の30号ホームランとなります。
そして8回。
今度はヒットで塁に出ます。
しかし、必要なときに走ると、盗塁はせず、残る30盗塁まであと2つです。
スポーツでした。
台風18号は北上を続けていて、このあと東海地方にかなり接近し、上陸するおそれがあります。
東海地方では、すでに大雨となっているほか、東日本や近畿を中心に、非常に激しい雨が降り続くおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫などに警戒するよう呼びかけています。
台風から流れ込む湿った空気や前線の影響で、東北から中国地方にかけての広い範囲で雨雲が発達し、この時間は、東海地方で強い雨が降っています。
また風も強まり、伊豆諸島の神津島では午前5時過ぎに30.9メートル、静岡県の石廊崎では午前4時40分過ぎに29.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
静岡県では、今月6日の降り始めからの雨量が、浜松市で300ミリ以上となるなど、平年の9月1か月分の雨量を超えている所があります。
また、福島県と宮城県では、これまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
台風の接近に伴って、東日本や近畿を中心に雨が急激に強まる見込みで、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、関東甲信で300ミリ、東海で250ミリ、東北で200ミリ、中国地方と近畿、それに北陸で150ミリ、伊豆諸島で120ミリと予想されています。
さらにあすの朝からあさっての朝までの雨量は、いずれも多い所で、関東や東北でさらに100ミリから150ミリと予想されています。
風も次第に強まり、きょうの最大風速は、東海で25メートル、中国地方と近畿、北陸、それに伊豆諸島で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水や暴風に警戒するよう呼びかけています。
2015/09/09(水) 06:30〜07:00
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼ニュース7項目〜国内外の最新ニュースをコンパクトにお届けします ▼スポーツ情報 ▼気象情報 ▼世界のニュースザッピング ▼まちかど情報室
詳細情報
番組内容
9月9日(水)のまちかど情報室は、すきまの汚れをきれいに落とすためのアイデアです。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:20909(0x51AD)