当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫今日のコメンテーターまず、ご紹介いたします。
朝日新聞論説副主幹立野純二さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、雲の衛星画像なんですが現在、台風18号の位置はというと八丈島南南西およそ250kmのところにあるんですがこの一番白が濃いところですがそもそも、台風だけでも語れない状況になっていますね。
もう周りには前線の雲がありそして、台風の外側の雲がありという3つが一体になっているようにも見えてしまうわけです。
さまざまな影響が出ています。
今日、浜松で局地的な大雨もありました。
ご覧ください。
≫静岡県浜松市。
台風18号の接近に伴い強い雨が降り続いた。
≫非常に大粒の雨が降り続いています。
ご覧のようにこの場所なんですが冠水しています。
大体私のひざ下ぐらいまではあるんですが≫台風18号の接近とはいえ上陸もしていないのに局地的な大雨となっている。
静岡県の浜松市だ。
あちこちで水があふれ道路が川のようになっていた。
処理能力を超えたからか排水溝の金属のふたを押し上げ水が噴き出している。
浜松市南区では住宅地の見える範囲一面で冠水が広がっていた。
≫この辺りはかなり大規模な冠水になっています。
この辺一面が大きな沼のようになってしまっています。
車が立ち往生していますね。
今、消防が駆けつけたようです。
それから船を出していますね。
小さい、手漕ぎボートでこちらに来ている方もいます。
≫ボートの住民に話を聞いた。
≫床上浸水となった建設会社の事務所。
≫保育園も冠水していた。
≫もう、床上浸水多分ギリギリですね。
玄関の入り口の戸の下のところまで水がきています。
≫迎えに来た母親は子どもを抱き上げ慎重に水の中を帰っていった。
土砂崩れも発生した。
≫民家の裏山の木が根こそぎ崩れ落ち土砂が玄関の軒先まで流れてきています。
≫浜松市では、合わせて11か所で土砂崩れが起きた。
男性1人が負傷した。
更に今回の大雨では男性2人が歩行中に転倒して怪我をしている。
浜松市を流れる安間川や馬込川が一時、氾濫危険水位を越えた。
午後2時の段階で、浜松市ではおよそ2万世帯7万人に対して避難指示を出した。
避難指示は避難勧告よりも緊急性が認められ強制力があるものだ。
一時、23人が避難所に身を寄せた。
≫午後6時20分ごろ避難指示はいったんは解除されたものの午後9時の段階でもおよそ1万1000世帯3万人に避難勧告は出されている。
これから近づいてくる台風に備えるためだろうか。
それにしても、なぜ浜松でこんなにも雨が降ったのか。
昨日、発生した台風18号は小笠原諸島の西側を北上。
日本列島に停滞している秋雨前線を刺激して大気の状態が不安定となった。
特に浜松は雨レーダーを見ても常に強い雨が降り続き降り始めからの積算雨量は300ミリを超えている。
これは平年の9月の1か月分を超える雨量だ。
もう一度雲の衛星画像を確認する。
台風がもたらした雲と秋雨前線の雲が一体化してその境目は判別できない。
この雲が、広い範囲に雨を降らせた。
関東地方にも雨雲は広がっている。
伊豆諸島の1つ、神津島では134世帯322人に避難勧告が出された。
東京でも午後3時過ぎには強い雨が降り始めた。
≫現在15時27分です。
港区では、今大粒の雨が降り続いています。
≫この雨と同じころ事故が起きた。
午後3時45分首都高速5号線で乗用車やトラックなど4台が絡んだ玉突き事故が発生した。
警視庁は濡れた路面でスリップした可能性もあるとみて調べている。
おとといの夜に発生した竜巻で大きな被害が出た千葉市中央区。
今日も断続的に雨が続いた。
その中、住宅の屋根に散乱したがれきなどの撤去が続いていた。
降り続く雨の中剥がれた壁を塞ぐなど復旧作業を急いでいる。
≫台風18号は明日紀伊半島付近に上陸するとみられている。
三重県尾鷲市では夕方の時点ですでに避難した住民もいる。
≫明日以降、台風の影響もあり広い範囲で雨が続くとみられている。
十分な警戒が必要だ。
≫例えば、浜松で見てみると去年やはり台風18号がきていて同じような地域に大変な雨、風がきたと。
そのときは10月の6日だったんですね、去年の。
やっぱりずれているわけです。
さて、山口豊アナウンサーが三重の尾鷲にいます。
雨が降り出しているのが見えますが。
山口さん、お願いします。
≫こちら、尾鷲なんですが雨は降り方が強まったり弱まったりを繰り返しています。
断続的です。
今は若干弱いような状況です。
ただ、ずっと降り続いている雨が岸壁を濡らしていますよね。
水がたまってその表面に雨が打ちつけている様子がご確認いただけるかと思います。
そして、普段はこの辺りたくさんの漁船が並んでいるんですが今回の台風の接近に伴いまして船は全てほかの場所に避難しています。
陸に揚げられているものもあります。
唯一、こちらの岸壁の先に大きめの船が係留されています。
ロープで頑丈にくくられているんですがここ防波堤の中なんですけどそれでも船が大きく揺れている様子が確認いただけるかと思います。
現在、台風18号はこの尾鷲から見まして南東方向およそ300kmの海上を北上しています。
予想どおりに進みますと明日の午前中にはこの紀伊半島付近のどこかの場所に上陸するのではないかとみられています。
今は、雨も風もそれほど強くはないんですが今年の台風の特徴と言っていいかもしれません。
勢力を強めながらやってくるわけですよね。
今回の18号も勢力を強めながら接近してきています。
明日の未明日付をまたいだ未明から明日の朝にかけてこの尾鷲の付近では時間雨量が80ミリという猛烈な雨が降るという予想も出ています。
最大瞬間風速も35メートルという強風が吹く恐れも出てきています。
今年は、海水温が高いためにそのように接近するときに勢力を増してやってくるわけですがそれとはまた別1つの特徴として台風が本当にたくさんやってきていますよね。
この時期のこのタイミングで18号というのは実に11年ぶりのハイペースだということです。
それから今日浜松で取材して皆さんおっしゃっていたんですがこんなに雨が極端に降ることは今までなかったということなんですね。
やはり雨の降り方もだいぶ、変わってきているということも言えるかもしれません。
これから明日、あさってにかけて十分な警戒が必要です。
≫山口さん、尾鷲でいいますと9割は山林と聞きます。
それから高齢化も進んでいるので行政を含めて、ちゃんとした対応をしていただきたいと強く思いますね。
≫そのとおりですね。
こういう地方に取材に来るといつも思うんですがお年寄りが多くて逃げようと思っても、もう家の前が川のようになっていて逃げられないという方が多いんですね。
今日の浜松もそうでした。
ですから、早め早めの避難そこへの行政の援助も大切だと思います。
≫ありがとうございました。
スタジオには気象予報士の縣梨花さんに来ていただきまして解説をいただきます。
よろしくお願いします。
≫では、早速台風18号の最新の進路から確認していきます。
台風18号は、速度を上げながら列島に向かって北上していまして早ければ明日の朝にも紀伊半島から東海付近に上陸する可能性が高まってきました。
≫足がどんどん速くなってきている感じもありますしそれから台風がまだ上陸をしていないという状態からもう、どんどん雨が降るということで、台風だけで考えられないですね。
≫そうなんですよね。
雲画像を見るとよくわかります。
列島付近には大きな雲の塊が広がっていますよね。
実はこれ、3つの雲が一体化しているものでして秋雨前線、そして台風本体更にアウターバンドと呼ばれる台風の外側の雲で構成されているわけなんです。
ですから、今日は接近前から前線による大雨そして、これから台風本体の雨雲、そして台風が去ったあともアウターバンドの雲がかかり続ける。
ということで、今回の台風は大雨が長引きそうなんです。
≫そうするとこだわるわけじゃないんですけどもう1回、ちょっと台風の進路予想図ですが台風のみの進路予想図が意味をなさないんじゃないかと。
ほかにもいっぱい付随して一体になっているからとつい、思いがちなんですがどうですか?≫進路図だけでは語りきれない予想できない気象条件というものがいくつも重なり合っていると思いますね。
ですから進路付近だけではなくて進路から離れたところでも大雨ということが考えられるわけなんです。
そして、先ほど見ていただいた雲画像でしたりあとはスーパーコンピューターで計算しているような雨の予想などを含めてお伝えしていきたいと思います。
では、雨がいつどこで強まるのか見ていきましょう。
こちらは明日の朝の通勤時間帯です。
こちらが、台風本体の雨雲。
紀伊半島にかかっています。
そして少し離れたところにライン状の雨雲がありますよね。
これが、静岡から関東付近にかかっているわけなんです。
こういう雨雲が危険でして竜巻のような突風を伴う恐れもあります。
このような状況が明日の夜そして、あさってにかけて台風が過ぎ去ったあともこのようにずっと雨雲がかかり続けそうなんです。
ということで、雨量がかなり多くなりそうです。
明日、あさってにかけて降る雨の量。
東海から関東・甲信なんと500ミリ以上なんですね。
どのぐらいの雨かといいますとたった2日間で2か月分もの雨の量が一気に降ってしまうという計算になるわけなんですね。
記録的な大雨になるところも出てきそうです。
更に、先ほどお伝えしていましたが静岡付近ではもう300ミリ近い雨が降り始めから降っているんですよね。
この雨が、土の中に含まれていて浜松市などでは、もう地盤が緩んでいるところもあるんですね。
ここに先ほど見ていただいたような更なる大雨になりますから土砂災害などには引き続き警戒が必要です。
≫あとは河川の増水いつも言っていることですけど低い土地の浸水も気をつけなきゃいけない。
それから、さっき伝えていただいたように紀伊半島、それから東海これから関東特に通勤時、通学時はもう要注意ですね。
≫交通機関にも影響が出る可能性がありますので最新の交通情報もチェックしていただきたいと思います。
≫縣さん、どうもありがとうございました。
小川さん、次のニュースまいりましょうか。
≫まいりましょう。
自民党総裁選。
結局、野田さんは推薦人20人集められなかったということで寂しい、朝の会見でした。
一方、時を同じくしてこちら、安倍晋三出陣式とありますが結局、無投票再選で安倍総裁で、なのに、何に声を上げて皆さんいらっしゃるのかななんてちょっと思ってしまうんですけど朝の7時半です。
集まった国会議員は衆参両院で280人。
皆さん大勢でエイエイオーと一斉に声を上げたわけです。
これで16日にも安保法案は委員会採決という流れ。
どんどんと進んでいきます。
≫頑張ろう!頑張ろう!≫朝7時半過ぎにもかかわらず安倍総理の周りには総勢280人の国会議員が集まっていた。
≫結局、投票はないまま次の3年間、自民党総裁を務めることが決まった。
同じころ、ギリギリまで出馬を模索していた野田前総務会長は…。
≫同席したのは尾辻元参院副議長だけだった。
≫安倍陣営は安保法案を確実に成立させるため総裁選阻止に必死だった。
この結果に、野党は…。
≫地盤を改めて固めた安倍政権。
今日、安保法案の成立に向け事態は大きく動いた。
≫安保法案を審議する参議院の特別委員会は与党などの賛成多数で来週15日に中央公聴会を行うことを決めた。
この中央公聴会は採決の前提となるものだ。
これが決まったことで政府・与党は16日にも委員会採決に踏み切る方針だ。
野党が抵抗しても18日までの成立を目指す。
成立に向け日程だけは順調に進むが法案審議で明らかになった課題は山積みとなったままだ。
与野党それぞれが推薦した参考人を呼んで行われた今日の審議。
野党推薦の大森政輔元内閣法制局長官からこれまでの政府の説明は事実と違うとの新たな指摘が飛び出した。
1999年に成立した周辺事態法。
事実上、日本周辺のアメリカ軍支援を決めたものだ。
大森氏によれば、当時戦闘に向かおうとするアメリカ軍の航空機への給油は武力行使の一体化につながるとして認めなかったという。
今回の安保法案では新たにそれを可能とする。
当時認められていなかったことをなぜ、今回認められるのか。
政府はこう説明してきた。
≫しかし当時、内閣法制局長官を務めていた大森氏は…。
≫政府が憲法違反にあたらないとして新たに行う活動について大森氏は当時憲法違反にあたるとして認めなかったことを明らかにしたのだ。
こうした指摘が出てきても政府・与党は来週16日にも、委員会で採決する方針を変えるつもりはない。
更に先週、共産党が突きつけた自衛隊の内部文書問題もあいまいなままになる恐れが出てきた。
自衛隊トップの河野統幕長が去年12月アメリカ軍幹部と会談した際の記録とされ事実とすれば国会審議も始まっていないのに安保法制の成立時期を伝えていたことになるものだ。
今日、文書の真偽を調査していた防衛省は委員会に対し、当該資料と同一のものの存在は確認できなかったと回答した。
≫与党は統幕長の国会招致に応じる考えはない。
そもそも、政府としてはアメリカとの外交問題になりかねないため文書があったとしても公開できない事情があるのだ。
ただ、ある防衛省幹部は犯人捜しをするために省内がどたばたしていると話し同じ趣旨の会談録があることを示唆している。
今日の株価。
昨日より400円以上値下がりし7か月ぶりの安値となった。
再選した安倍総理はアベノミクスの第2ステージに取り組むとする。
経済界が強く求めていた派遣法改正案。
参議院の厚生労働委員会で、今日自民党・公明党の賛成多数で可決された。
政府・与党はあさって10日にも成立させる構えだ。
≫そもそも、この改正案は企業が派遣社員を実質、無制限に受け入れられるようにするものだ。
民主党など野党は派遣社員が増えるなどとして反対していた。
安倍総理は賃上げを進め景気回復の実感を地方に広げるとしているが専門家は…。
≫ちょっと、ここで情報が入ってきましたけども大雨警報が東京都の大島に出ました。
これは、10時18分。
先ほどですね。
数分前ですけども、大島もさまざまな災害がありました。
本当に各地心配なところですね。
また、情報が入り次第お伝えします。
先ほどのニュースの話に戻りますが本当に経済に関しても第2のアベノミクスという気炎が上がっていますが今日、出た実質のGDPの改定値も減少はしたものの、縮小はしたもののマイナスはマイナスだし設備投資も個人消費も奮わない中でこれは派遣法が通り賃金が下がる人たちが増える可能性がある。
これは、いろんな意見がありますが可能性はあるにもかかわらず一方では賃上げで景気を回復させてインフレターゲットも緩やかに。
よくわかりませんね。
ここから、立野さんに伺いますが総裁選を含めて今日の流れ、なんでしょう。
≫自民党の3年前の前回総裁選を思い出したいと思うんです。
あの時、全国の地方の党員の投票では安倍さんは、かなりの数で負けていたんですね。
それを国会議員による決選投票でひっくり返して安倍さんが総裁に選ばれた。
そして、今回です。
恐らく前回以上に全国には多くの声があったことでしょう。
そういった多様な意見が交わされる機会はこれで失われました。
政党政治というものが制度疲労を起こしているとは今、世界的にいわれていることだと思います。
私が取材をしましたアメリカでも二大政党制の限界がいわれて久しい状態でした。
それでも大統領候補を選ぶ過程は党内で激しい論議をしてそれを国民に見せる。
そして、大統領もタウンミーティングを多用して国民との対話の場を設けるという場が、数多くあります。
それは、大統領というものは党の代表ではなく国民の代表だという意識があるからだと思うんですね。
さて日本、首相と国民あるいは、党と国民の間にどれほどの距離感があるか。
最近の動きを見てみますとますます、物事を東京の永田町の身内の中で決めてしまうという風潮が強まっているように私には思えます。
その最たるものが安保法案じゃないかと私は思うんです。
国民の理解や支持が乏しくてもいい。
自分たちは正しいんだ。
そうした一方通行の政治でいいんでしょうか。
ますます、政治不信が高まるような心配をします。
≫多様な意見にとにかく耳を傾ける。
そのうえで民主主義の最終、最後の手段が多数決。
こういうことだと私は理解しているので今日、朝午前7時半。
午前7時半に300名近く280人ですか集まって、気炎を上げるのはいいんですが国民のもっともっといろんな意見に耳を傾けたうえでということを≫再来年の4月に消費税を8%から更に2%上げて10%にする。
これは決まっているわけですね。
逆進性、いろいろ消費税は問題、課題を抱えているので食料品その他に関してはどれをどうするかっていろいろ大変だけれども軽減税率、事務処理も大変だけど軽減税率を導入。
公明党だけではなくてそういう話が出ていたわけです。
そこへきて、数日前ぐらいからの印象なんですが、私は。
一部の新聞が1面で書き始めた。
どうやら軽減税率はやめてその分飲食料に関しては2%上がった分をとっておいてあとで戻す。
つまり還付するという話になってきている、財務省は。
え?と思う方もいらっしゃると思いますし、更に、この案が仮にあるとすれば2つの問題がどんな方でもぱっと浮かんでくると思うんですね。
まず1つ目は返してもらうといっても上限が決まっている。
これは、いかにということもありますね。
それから、マイナンバー。
これが関連しておりましてこのマイナンバーのカードを持っていって買ったときに、それなりのちゃんとした手続きを踏まないと、お店で。
これは2%分は全然、返ってきませんという話。
どうでしょう。
≫消費税を10%に引き上げる際に軽減税率をどうするのか。
財務省の秘策が話題を呼んでいる。
本来、軽減税率とは買い物をする時点で対象となる商品に低い税率をかけるのが一般的だ。
しかし、財務省の案は来年1月に始まるマイナンバー制度と組み合わせることで軽減税率分をあとから還付するという。
一体どういうことなのか。
具体的な仕組みはこうだ。
まず買い物時にICチップつきのマイナンバーカードをレジにある専用の端末にかざす。
すると、本来受け取るべき軽減税率の2%分がポイントとして国税庁のデータセンターに蓄積される。
還付を受ける際にはマイナンバー関連のウェブサイトから申請。
一定額がたまるごとに申請でき還付金が本人の口座に振り込まれるという流れだ。
≫対象となるのは酒類を除く飲食料品でここには外食も含まれる。
しかし、店からは負担を心配する声も上がる。
≫そもそも、個人情報から年金記録まで結びつく予定のマイナンバーカードをむやみに持ち歩くことにリスクはないのか。
≫2%の還付はおよそ1兆3000億円の税収減となる。
そのため財務省は還付額には上限を設ける考えだ。
上限額は、1人年間4000円という案が出ている。
これは年間20万円分。
月に直すと平均でおよそ1万6000円分を超える食料品には税金が還付されないということだ。
自民党は今日税調の幹部会を開きこの案をベースに検討を進めることで合意した。
≫そもそも、この景気状況で再来年の4月から10%に上げられるんですかなんて思ったり。
だとすると、とりあえずこれは打ち上げ花火で終わってくれたらいいんじゃないかとふと、魔が差すように思ったりいろいろなんですけれども立野さん、いかがですか。
≫自分の日々の飲食品の買い物をお役所の官に把握されるというのは気持ち悪いと思う人が多いと思うんですよね。
この制度はつまりもし、あなたが税金を払い戻してもらうという恩恵を受けたいならばカードを発行してもらってそして日々の買い物のデータを公的システムに差し出しなさいよということなわけですよね。
マイナンバー制度というのは本格的には来年1月に始まると差し迫っているわけですけど現時点で、このカードを申請すると考えている人は4分の1しかいないという調査結果があります。
こうした税還付を絡めて、政府がもっとカード普及を進めようということを考えているとすればそんなことが理解されるだろうかという気がします。
今まで、年金番号が、実際に流出したりしたわけですから国民が政府がちゃんと情報管理するんだろうかということを不安に思うのは当然だと思うんです。
これからの長い少子高齢化の社会の税、財政システムを考えますとマイナンバー制度自体はこれは避けて通れないんでしょう。
ならば、このマイナンバー制度をしっかり、着実にまずは始めるということに専念したほうがいいんじゃないかと私は思いますね。
≫ちょっと、いろんな合わせ技で言われても、気持ち悪いしちょっと恩着せがましいなと思うんですよね。
≫明治大学法科大学院の教授が自分が作成を担当した司法試験の問題を教え子の女性に漏らして法務省が東京地検に刑事告発しました。
この発覚のきっかけとなったのが満点答案。
これどういうことなんでしょうか。
≫今日は司法試験の合格発表日。
≫弁護士や裁判官の卵たちに笑顔がこぼれる一方で司法試験制度の根幹を揺るがしかねない事態が起きた。
試験問題を作る教授が試験を受ける女性に問題を漏らしていたというのだ。
国家公務員法違反の疑いで東京地検特捜部に刑事告発されたのは明治大学法科大学院の青柳幸一教授、67歳。
憲法が専門で、試験問題の作成などを担当する考査委員の取りまとめ役を務めていた。
考査委員は非常勤の国家公務員で守秘義務が課せられる立場だ。
試験問題を漏らしたとされる相手は20代の女性。
青柳教授の法科大学院での教え子だ。
≫漏洩が発覚したきっかけは教え子の女性の試験結果でした。
9問ある論文問題のうち問題が漏洩した憲法だけが100点満点という不自然なものだったのです。
≫論文式試験は800点満点で青柳教授が漏らしたとされる憲法の問題には100点が配分されていた。
女性は、この問題で100点満点を取ったが漏洩がなくては作成困難な答案だったという。
疑問に思った別の考査委員が情報提供して発覚した。
≫青柳教授は一体どんな形で女性に教えていたのか。
法務省の調査に2人は漏洩を認め女性は採点の対象から除外された。
≫東京地検特捜部は自宅を家宅捜索するなどすでに捜査を進めている。
≫ご家族とご本人の気持ちを思うときに本当にたまらないですね。
川崎の老人ホームで去年11月から12月にかけて3人の入居していたお年寄りがベランダから転落死したんですね。
そして今日、わかったことはこの施設内でわかっているだけで今年の5月からなんですが虐待が行われていたということなんです。
≫86歳の母親が虐待を受けたと憤る男性。
川崎市の介護付き有料老人ホームSアミーユ川崎幸町。
母親の訴えで男性はカメラを設置したという。
そこに映っていた職員の行動。
≫この男性の母親との関連は不明だが施設での虐待は実際にあった。
今年5月、入所者の家族が川崎市に相談したことで発覚。
男性職員4人が虐待を認め市は施設への立ち入り調査を行った。
施設によると2人は今も自宅待機中でもう2人は働き続けているという。
≫同じ施設で、立て続けに起きた3件の転落死にも疑惑の目が向けられている。
去年11月と12月80代の男性と女性が4階の部屋のベランダから転落し亡くなった。
更に96歳の女性が6階から転落死した。
女性の部屋は609号室だったがそこから離れた601号室から転落したのだという。
高さ120cmの手すりを乗り越えて転落し3人とも中庭に倒れていたという。
神奈川県警は、当時3件とも事故として扱っていた。
今日、新たにわかったこと。
施設によると2件目のときにはベランダに普段は置かれていないパイプ椅子が倒れていたという。
≫施設のホームページ。
入所者が自分のペースで自宅と同じような生活を送れるとうたっている。
事業は2000年から始まり施設数は、全国307か所に上っている。
急拡大の一方で今回、明るみに出た虐待や不審な転落死。
≫4つニュースを続けてお伝えします。
まずフランスのオランド大統領これまでの方針を転換をしてシリアでの空爆の検討を始めました。
≫フランスは過激派組織イスラム国がフランスを攻撃するためにテロリストを養成しているとして去年9月からイラクでの空爆を行っている。
だがシリアでの空爆はアサド政権にとって有利となるとして行ってこなかった。
今回の方針転換には急増するシリア難民の流出を阻止する姿勢を見せる狙いがある。
やはり、シリアでの空爆には参加していなかったイギリスのキャメロン首相も7日イギリス空軍の無人機がシリア北部のラッカで空爆したと発表した。
イギリス議会はシリアでの軍事攻撃を承認していないがキャメロン首相は自衛のためとしている。
≫インドネシアの首都ジャカルタで28歳の日本人女性が死亡しているのが見つかった。
現地メディアは女性はヤマハ発動機の現地子会社に勤める西村良美さんと伝えておりヤマハ発動機は確認を急いでいる。
遺体は7日朝自宅に西村さんを迎えに行った運転手がベッドの上で発見した。
死後数日が経過していて首には絞められたような痕があったという。
遺体には白い毛布がかけられていた。
西村さんの部屋から携帯電話が見つかっていないことなどから交友関係などを中心に捜査している。
現場は、大型商業施設に隣接する高層マンションの10階。
西村さんは、ヤマハ発動機の現地法人に先月から勤めていた。
≫中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は昨日、8月末の外貨準備高が3兆5573億ドル。
日本円でおよそ424兆6000億円と発表した。
7月末と比べて、およそ11兆2000億円減少した。
外貨準備高の減少は4か月連続で現地メディアによると過去最大の減少幅だという。
外貨準備高が減少した理由について中国人民銀行は先ほど声明を出しドル売り元買いの為替介入を行ったことを認めた。
そのうえで、中国の外貨準備高は十分に豊富で人民元の国際化に伴い外貨準備高の増減があるのは正常なことだとしている。
≫与党・公明党の支持母体である創価学会の会員が政府・与党が来週中にも成立を目指している安保関連法案について白紙撤回を求める署名を届けるため公明党本部を訪れた。
≫集まった署名は9143人分。
だが…。
≫山口代表に直接手渡すことができなかったため署名は持ち帰り、明日再び党本部を訪れるという。
創価学会では全国各地で行われているデモに参加する会員も増えていて安保法案に反対する声が広がっている。
≫お伝えしていますように台風の接近前から太平洋側を中心に大雨になっています。
現在は近畿や東海にまとまった雨雲がかかっていてそして、列島のすぐ南の海上には台風本体の雨雲が迫ってきています。
その台風18号は時速35キロと速度を上げて北上しています。
早ければ明日の朝にも東海地方に上陸しそうです。
今日は台風から離れた関東でも強い雨となりました。
強まったり弱まったりを繰り返しているんですがこの時間も降り続いていまして雨粒が細かいんですね。
連日の雨で気温も上がっていません。
今、見ていただきますと18度台。
肌寒い夜となっています。
関東では、あさってまで降り続く見込みで、今回の台風とにかく、雨に警戒が必要です。
あさってにかけて予想される雨の量は関東・甲信、東海で500ミリ以上。
たった2日間で2か月分の雨が降ることになります。
更に台風から離れている東北でもかなりまとまった雨となりそうです。
では、雨の降り方を詳しく見ていきます。
台風本体の雨雲は明日の朝紀伊半島から東海に直撃しそうです。
道路がたった数時間で冠水するほどの猛烈な雨が降る恐れがあります。
そのあと台風本体は昼には日本海に抜けそうですが東海や関東周辺に注目してください。
活発な雨雲がかかり続けているんです。
台風の雨雲が画面から消えてもずっと同じところで降り続きこれがあさってまで続く予想です。
土砂災害や河川の増水そして竜巻などの突風にも警戒が必要です。
≫また、雨が強まってきているところがあるとしたら後ほど、お伝えできる機会があるかもしれません。
ここでスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫プロ野球から、お伝えします。
こちら現在、パ・リーグはソフトバンクが優勝マジック12と首位を独走中。
2位、日本ハムとは10.5ゲーム差と圧倒的な差のようにも感じるんですがこの先の日本ハムを見てみるとソフトバンクとの直接対決が残り7試合もあってそのうち6試合がホームでの試合なんですね。
今日からの3連戦。
栗山日本ハムは差を縮めることができるんでしょうか。
≫僕は信じています。
数字的には正直いえば皆さんが考えているとおりだとは思います。
ただ、それだけにそこに逆にチャンスがあるというふうに思っています。
逆の立場なら、そうなったら勝たなければならないプレッシャーにとらわれる。
≫7試合という中でやっぱり、勝つ、負ける。
連敗すれば、危機感というものが現実のものになってくるので。
≫うちにとっては最後のチャンスをつかみに行く3連戦なので。
≫初戦勝てるか勝てないかは非常に大きいなと思いますので。
≫とにかく全て勝つようにしっかりやっていってそういう空気ができたときにチャンスが生まれてくるので。
そのチャンスをつかみにいきたいと思います。
≫日本ハム先発のメンドーサは1回。
4番、内川にスリーランホームランを打たれ先制点を許す。
試合開始から大きく動いた首位決戦。
日本ハムはその裏連打で1塁3塁のチャンスを作り4番、中田。
東浜のストレートに手が出ず三振に倒れる。
直後の2回、満塁のピンチを背負ったメンドーサ。
迎えるは再び内川。
センター前に運ばれる2点タイムリー。
このあと、更に1点を失いリードを広げられる。
7対1で迎えた6回。
先頭の柳田に30号ソロホームランを浴びこれで7点差。
日本ハムは7回に1点を返し迎えた8回。
ツーアウトから9番、西川がタイムリーを放ち8対3。
更に、1番、杉谷2番、中島が続き3点差に迫る。
なおもチャンスで3番、田中。
微妙なプレーも、判定はアウト。
栗山監督の猛抗議も実らず日本ハムが初戦を落とした。
≫3連勝中の西武。
先発、岸は3回…。
オリックス、ブランコに7号ソロを浴び先制を許す。
1点を追う4回ツーアウト2塁、1塁でシーズン200安打まであと4本1番、秋山。
空振り三振。
得点を奪えない。
1点差のまま迎えた8回ランナー1塁で5番、メヒア。
25号逆転ツーラン。
ひと振りで試合をひっくり返した西武4連勝だ。
≫3位西武を追う4位ロッテは3回7番、鈴木。
楽天先発、則本からレフトへ5号ツーランを放ち5対1、楽天を突き放す。
先発の石川は、持ち前の緩急をつけたピッチングがさえ7回を1失点で10勝目。
チーム64年ぶりの快挙となるルーキーイヤーから2年連続の2桁勝利を挙げた。
≫広島は1回4番、エルドレッド。
フルスイングから放たれた打球はレフトスタンドへ。
対広島の防御率0.60。
苦手としてきた中日先発八木から2点のリードを奪う。
更に3回、バッターは前田健太。
飛距離は十分も打球はポール左へファウル。
この打席はレフトフライに打ち取られる。
しかし、マウンドでは躍動。
切れ味抜群の変化球で中日打線を6回までわずか2安打無失点に封じ込める。
ところが7回、前田健太が招いたツーアウト満塁のピンチ。
セカンド、菊池が窮地を救うこのプレー。
これで前田健太はリーグトップタイの12勝目を挙げた。
≫広島が先制したこちらのこのホームラン。
注目は、エルドレッド選手を出迎えているホームランガールなんです。
≫大興奮で本当にうれしそうですけれども実は、今日から3日間広島カープでは元祖カープ女子企画と銘打って普段よりは少しご年配の方がホームランガールを務めているんです。
今日のホームランガールは企画の発案者でもある52歳の藤木淳子さんでした。
≫では、順位です。
続いてメジャーリーグ心配なニュースです。
≫ジャイアンツ青木宣親が脳しんとうの後遺症のためあさって、ピッツバーグで専門医の診断を受けることになった。
青木は8月10日…。
頭部へのデッドボールで脳しんとうを起こし戦線を離脱。
3日後の復帰戦ではレフトの守備でフェンスに軽くぶつかったあと頭がフラフラすると訴え再び離脱した。
およそ1週間後2度目の復帰を果たしたものの今月6日、めまいや頭痛などの症状を理由に三度、戦列を離れていた。
現在の状態について青木は…。
≫三重の尾鷲が冒頭のころよりもちょっと雨脚が強くなってきたようですね。
だいぶ、台風が接近しているわけですが。
山口豊アナウンサーです。
お願いします。
≫こちら、雨がだいぶ大粒になってきました。
そして、若干ですが風も吹き始めています。
一番違うのは、海なんですね。
湾内なんですが先ほどに比べてこちらに係留している船が上下左右に大きく揺れるようになってきています。
船長の方にお話を伺ったんですが実は台風接近前に湾内の別の安全な場所に避難させようとしたらしいんですがそこが別の避難してきた漁船でいっぱいだったそうです。
それで、この場所にいつもよりもロープを増やして頑丈に係留しているということです。
今日は、徹夜でこの船の安全を見守るということです。
この尾鷲なんですが降り始めからの雨量がもう200ミリを超えています。
これから未明にかけて明日の朝にかけて猛烈な雨も予想されています。
このあと十分な警戒が必要です。
2015/09/08(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
台風18号が日本列島に接近…近畿・東海を中心に大雨警戒▽自民党総裁選は無投票で決着▽プロ野球!セリーグは混戦のまま…「阪神×巨人」甲子園3連戦!ヤクルトは?
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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