(杉浦)ひまわり全開の中「キッチンが走る!」。
今回は山梨県北杜市です。
実はあちらで歌っているカントリーなおじ様シェフなんです。
歌う料理人大宮勝雄さん。
洋食界の革命児です。
大宮シェフ実は10代のころにレコードデビューした事もある元ミュージシャン。
しかし残念ながらヒットせず…。
ギターをフライパンに持ち替え東京・浅草でレストランを開店。
30年にわたって下町の味にヨーロッパのセンスも加えた独自の洋食を追求してきました。
さあシェフの演奏にのりながらキッチンが走ります。
60万本のひまわりが迎えてくれた旅の舞台は山梨県北杜市。
甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳が見下ろす町は日照時間が長く湧き水が豊富。
太陽と名水の楽園と呼ばれています。
でもきれいでしたね〜。
何か日照時間が日本一って言ってましたね。
だからそんだけ…畑に沿って走ると早速太陽の恵みに遭遇。
畑ありますよ。
きましたね。
あ〜投げてる!え…何か細長かった。
ラグビーボールみたいな感じだね。
何スイカやろ。
太陽といえばスイカなんです。
スイカですね。
こんにちは…っていうかおはようございます。
(ひとみ)おはようございます。
おはようございま〜す!おはようございます。
おはようございます。
今スイカ投げてませんでした?はい。
それ今収穫されてるんですか?そうです。
いつもこうやって投げて?
(小林)そうです。
ちょっと変わった形のスイカですね。
収穫しているのは小林栄一さんひとみさん夫婦。
これは小林さんオリジナルのスイカ。
その形から戦水甘と名付けています。
大宮シェフ採り入れテクニックを実体験。
これでいいですね小林さん。
(小林)そこのつるの所から。
つるを残して頂いて。
つるを残す感じで。
こういう感じで。
(小林)はい。
チョキンと。
よいしょ…うわ重いんですよこれ。
いきますよ。
太陽さん大丈夫ですか?よっしゃこい!落とさないで。
お〜!怖い…採れた〜!この大きさの割にむっちゃ重いですね。
とれたてを頂きます。
出た〜!いい色してますね。
みっちりです。
ぎゅっと詰まってますね。
うん…。
実が詰まってますよ。
かみ応えありますねこれね。
お〜!あ〜すがすがしい。
これ下の方いっても酸っぱくないですね。
(小林)ここまで味がありますでしょ。
白いとこまで食べてくれないお客さんにはね私はスイカその日売らないんです。
じゃあ食べないと。
危ない危ない。
危ない危ない。
すいませんどうも。
危なかった〜。
いやでもおいしいですね。
採り入れまでの3か月小林さんはスイカ一つ一つに細かい気を配ります。
太陽の光を満遍なく当てるため表面の色の変化を見ながら少しずつ回転させます。
分かりますか?スイカとしゃべって。
(小林)食べてそろそろ食べ頃っていうふうにいってもらうように。
小林さんのスイカへの情熱はこの地区でスイカを作り始めた父親譲り。
2代にわたって地元の名産にする事を目指してきました。
まあ有名とは言えなくてもこんなおいしいスイカが山梨県でずっと私たちが支えてきたんだよっていって頂けるためにちょっと私の奥さんとですね一緒になってじゃあ高級フルーツ店にも卸せるように俺たち頑張ろうよっていうんで。
シーズン中夫と収穫に打ち込むひとみさん。
結婚したのは27年前の事でした。
栄一さんのプロポーズの言葉は…一つの目標に向かって二人三脚。
願いは日本一のスイカを作る事でした。
しかし2人の願いとは裏腹に全国的にスイカの需要は落ち込んでいきました。
核家族が増えスイカひと玉を一家で食べる習慣が薄れた事。
冷蔵庫に入りにくい大きなスイカが敬遠された事などが理由でした。
いつも毎年言います。
5回ぐらいもう来年辞めよ。
小林さんは自分しかできないスイカに活路を求めます。
いくつもの品種を交配してオリジナルのスイカ作りを模索。
その成果の一つが戦水甘でした。
冷蔵庫にも入りやすい形と強い甘さが注目され3年前から東京の高級果物店にも並び始めます。
いろんなその…試行錯誤がありまして今ここまで育ててきてます。
まだこれからなんですけどね。
少しずつ少しずつです。
この夏はおよそ3,000玉を出荷予定です。
スイカのおいしさは実だけではないという小林さん。
スイカの芽を使ったオリジナル料理をごちそうしてくれるといいます。
つるが実をつけると摘み取ってしまう芽を家庭料理に。
晩酌に欠かせない夫婦の味です。
もうちょっと薄くした方が良くない?水入れて。
じゃあこのくらい。
はい。
外野うるさいですね。
(ひとみ)作らない割にはうるさいのよね。
いつも作るのはひとみさんが作るんですね。
文句言うのは…。
(ひとみ)文句言うのは横で…。
いいですね一番いい役ですよね。
(小林)衣をもっと落としてねパリパリっと。
(ひとみ)どうですかこれで。
きつね色に。
パリパリっとなるきつね色に。
うるさ〜い。
仲いいですね。
ただ揚げるだけのこの作業にこんだけの会話が生まれるっていう。
よく耐えてますね奥さん。
もう27年耐えてます。
うちのに聞かせたいですね。
うちなんか文句言えないですよ。
文句言ったら二度と作ってくれないですから。
3分ほど揚げて出来上がり。
(小林)どうぞどうぞ食べてみて下さい。
あサクサク。
カリッとなってますよええ。
(小林)良かった〜。
いい香りしますね。
香ばしい香り。
山菜のホント苦みみたいな感じも感じて。
新芽ねわらびとかねこごみとかそういうイメージありましたけどスイカ?みたいな。
これは想像してなかったな。
いや〜これ箸が止まらないんですけど。
(小林)癖になりますでしょ?おいしいです。
スイカに託す小林さんの夢。
それは大きなスイカを囲んで家族みんなの気持ちが一つになる事です。
こういった皆さんがこう…みんなが集まってるところでそこで初めてスイカを切って頂いてぱっと割れますよね。
割れた瞬間の時にわ〜って言うじゃないですか。
とっておき!お使い下さい。
とっておきととっておきと。
はいありがとうございます。
ありがとうございます。
よろしく。
重い…。
夫婦の絆が詰まった甘〜いスイカ。
分けて頂きました。
よろしくお願いします。
大事に使って〜!ありがとうございます!
(小林)じゃあね!は〜い!「じゃあね」っていいですね。
じゃあね。
また会おうねみたいな。
旅好きですか?血が騒ぐみたいな。
旅をしながら料理の腕を磨いた大宮さん。
20代のころは自分で車を運転してヨーロッパやニュージーランドを回り各地の料理を体験します。
洋食への憧れが募る中32歳の時生まれ育った浅草でレストランを開きました。
ハンバーグやオムライスなど懐かしい下町の味をベースに海外の食材や調理法も取り入れ現代風の洋食に挑戦しています。
そんな大宮シェフの料理の原点は幼いころおじいちゃんに食べさせてもらったあるごちそうでした。
名水の里北杜市。
甲斐駒ヶ岳から流れ出る清流大武川に夏の暑さを忘れます。
大武川に沿って走ると…広い水田地帯が現れました。
道沿いにある直売所で食材探し。
・いらっしゃいませ。
結構いろいろありますね。
野菜の宝庫。
これ種類が多いからどれが名物なのか…。
店の主役はどうやら米。
(加藤)そうですね。
幻の米といわれています。
幻の米は農林48号という品種のようです。
それであの私なんかも山梨の出身ですが…この地域でしか食べられないという農林48号。
通称ヨンパチ。
どんな米なんでしょう。
興味を持った2人。
ヨンパチといえばこの人という農家を教えてもらいました。
県内有数の米どころ武川地区を訪ねます。
こんにちは〜こんにちは。
こんにちは。
暑い中大変ですね。
父親の代から60年以上ヨンパチを作っているそうです。
今も家々で愛されているというヨンパチ。
どんな味なんでしょうか。
弁当用納得!なるほど。
それでそのころは何ていうの…さんま買うったってさんまないしそのころはね。
戦後間もなく開発された農林48号は当時味の良さが評価されて山梨や富山栃木などで栽培されました。
しかしコシヒカリなどのメジャーな品種に押され昭和30年代には市場から姿を消していきます。
そうした中この地域は気候の変化に敏感なヨンパチでも栽培しやすい環境のため農家の多くが自家用として作り続けてきました。
今もおよそ120戸が舌になじんだヨンパチを守っています。
その中心が小澤さん。
ヨンパチのおいしさを広く知ってもらおうと今販売にも力を入れ始めました。
環境の良さを物語るのが甲斐駒ヶ岳がもたらす豊かな水です。
冷たいですか?全然温度が違いますね。
そんな違うの?全然違いますよ。
こっちちょっとぬるいですもん。
あ全然違うわ。
冷たい水はミネラル分も豊富。
田んぼにはもう一つ地元の人たちに親しまれてきた食材が。
何がいます?
(小澤)ここにいるよ。
タニシ久しぶりに見たな俺。
あホントだ〜!タニシです。
俺何年ぶりに見たかなタニシ。
いや〜何かちっちゃいころを思い出したな。
タニシ拾いしてましたもん俺。
(小澤)稲刈りするとみんなとりにくるよ。
え〜…みたいな感じだったんですけど。
この地域ではツボと呼ばれるタニシ。
自然に近い田んぼに生息しています。
童心にかえって2人はタニシとりを始めました。
(小澤)そうでしょ奥まで行かないでもいるんじゃない?いたいたいたいた!
(小澤)水の流れのある方がいるんだ今は割と。
寒暖差があるから…。
よ〜く探すといますね。
沼田の方に。
タニシに夢中の大宮シェフ。
また一つ創作料理の食材に出会いました。
小澤さんがお昼御飯に誘ってくれました。
(小澤)そう仲間がいるの。
ヨンパチ仲間。
仲間がね。
何仲間ですか?出てきたのはヨンパチのおにぎり。
あこれちょっと冷まってるやつですか。
昔から農作業の合間に食べられてきました。
そしてタニシのみそ汁…皆さん自分の田んぼでヨンパチを作っている仲間たち。
いただきます。
(一同)いただきます。
まずはツボ汁を頂きます。
ホントですか?
(小澤)みそ汁とツボだけ。
出てきますね〜。
めちゃくちゃうまいですよ。
続いてシンプルな塩むすび。
うんうんうん…。
甘みが増した気がするんですけど。
(小澤)もうちょっと口に残ればいいんだけどね。
これに…お米作りについては何の不平不満もないんだけども暑くても寒くても。
まだ出ないんだよなかなか。
いやおいしいですよ。
おいしいですか。
ここは自然に囲まれていいとこですよねでもね。
お水は良し米も良し。
野菜もおいしいし。
女性はきれいだし。
甲斐駒ヶ岳の名水が潤す田んぼの味頂きます。
水の恵みを堪能した2人。
釣り好きのシェフの希望で渓流に寄り道です。
もう「川の流れのように」ですよ。
魚釣れなかったんで他の食材探しましょうか。
そうですね。
ハハハハ!シェフ残念。
気を取り直して食材探し再開しましょうか。
近くにユニークな農場があると聞いて訪ねてみます。
ここは自然を生かして野菜や鶏を育てているという農場。
特に卵が名物のようです。
あどうもこんにちは。
こんにちは。
お邪魔します。
どうも〜。
卵がおいしいと聞いてやってきたんですけども。
はい。
ちょうど今餌をやるところで。
これ餌ですか。
あトウモロコシ。
トウモロコシとあのこれ…
(内藤)あとトウモロコシ。
農場で働く…うわ〜奥までいますね。
(内藤)岡崎おうはんという品種で。
純国産の鶏岡崎おうはん。
卵とともに肉も食べられます。
地面に放した平飼いで伸び伸びと育ちコクのある卵を産みます。
餌やりを手伝います。
ほら食べろ!鶏の餌は農場の畑で育てている有機野菜。
ここ押すと飲める感じにしてあるんですかね。
さっきつついてましたよね。
名水だ。
みんな後ろ飲んでますね。
飲み水は山の地下水。
名水をたっぷり飲んで育ちます。
農場のリーダー…もともと東京の下町で学習塾を営んでいましたが食の安全を目指し34年前に農場を開きました。
そして養鶏と野菜作りのかたわら都会の子供たちのために自然学校を始めます。
農場で合宿する事でありのままの自然や命の大切さを知ってもらいます。
東京出身の内藤光さんは小学校に入る前から毎年参加していました。
大学を出た8年前時間に追われる都会生活に疑問を抱き農場で働き始めました。
内藤さんが自信を持ってすすめる卵。
頂きます。
割っていいですか。
・はい。
わ〜この色か。
輝くレモン色のような。
これは原点の色なんですね。
鶏本来の色。
おすごいですね。
うん…やっぱ色と濃厚さが違うんですね。
濃い色だから濃いんじゃなくてこのレモン色でもしっかりぐっと感じますから。
卵といえばやっぱり卵かけご飯。
いただきます。
いっちゃって下さい。
いい感じですね〜。
いい感じ思わず笑いましたね今。
卵を産んだ親鳥も頂きます。
塩とこしょうでシンプルに炒めました。
お肉あったかいうちに頂きましょうか。
鶏大好き。
いただきます。
やっぱりかみ締めると味が出てきますね。
いいですねこの食感。
ぎゅっぎゅっとこううまみが出てくる感じが。
農場で生活して8年。
内藤さんは自然の奥深さを体感する毎日だといいます。
自然から学ぶ良さって何ですか?自然から学ぶ良さですか。
あと何だろう…例えば草刈りをすればもう鼻にその草を刈った独特のにおいですとかあの…何だろう…。
ふかふかの土の上を歩いてる時の足の裏の感触ですとか。
何か分かります。
音があるんですよね非常にね。
音がこう…あるんです。
静かだけど音があったりするんですよ。
ウォンウォンっていう…ありますよね。
ありますね気配みたいなのが。
気配みたいなのがあるんですよ。
ウォンウォンってこう…。
山の方に囲まれてるんですけど。
あと誰もいないんですけどもウォンウォンってこういう。
一方で自然の怖さを痛感した出来事がありました。
去年山梨を襲った記録的な大雪。
農場も大きな被害を受けました。
11棟ある鶏舎は全壊。
1年がかりの再建には地域の人や自然学校の経験者300人以上が参加。
自然の脅威に立ち向かう力になってくれました。
(内藤)大変でしたね。
ただありがたかったのはやっぱりその撤去作業だとかを手伝って頂けてそういったつながりのありがたさをホントに痛感したっていう…。
つながりの助けがあったんですね。
ふるさとの自然が詰まった平飼い卵と鶏肉。
分けて頂きました。
太陽と水が演出する生産者たちの夢舞台。
1日を終えた甲斐の山里に満ち足りた時間が流れます。
お披露目会の朝。
ワゴンの中で一人料理の準備に取りかかった大宮シェフ。
作っているのはコックの帽子を描いた小さな旗。
どうやら洋食の道に憧れた原点お子様ランチを作るようです。
北杜市で出会った食材がどんな料理に変身するのでしょう。
火が上がりますのでこっちにのせて下さい。
はい分かりました。
シェフが用意したのはダッチオーブン。
アウトドア料理には欠かせない調理用具です。
ガスないですよ。
今日はもうアウトドアでがっちりと。
ホントにアウトドアクッキングなんですね。
その割にはこのコート着てるっていうのが合わないですかね。
このギャップがいいじゃないですか。
タニシいいだしが出るんでだしをとります。
タニシだし。
タニシだし。
まずはタニシを使った料理。
田んぼの恵みで洋食の定番オムライスに革命を起こします。
色出ましたね。
いい色出てますね。
何かだしが出てますね。
貝のうまみが詰まったタニシブイヨンが完成。
そして同じ田んぼで育ったヨンパチが登場。
そこへ…。
赤くしたいんですけども。
赤く…。
パプリカパウダー。
なぜ赤くするんですか?シェフが子供のころ感動したチキンライスをヨンパチで再現。
ここで何とタニシの身。
チキンライスならぬタニシライス。
これがツボですね。
はい入れます。
そして仕上げに平飼い卵でライスを包みます。
ほい!お〜お〜お〜…。
田んぼオムライスの出来上がり。
こちらのダッチオーブンではケーキ作り。
いきますよ。
はい!お〜!たっぷりの卵を使ったスポンジにのせるのは…。
小林さん夫婦が手塩にかけた完熟のスイカ。
旦那様の情熱…。
情熱の色と繊細な女子の…。
そうですね。
いよいよメインディッシュ。
生産者たちのふるさとの愛をローストチキンで表現します。
中に詰める食材はスイカ。
白い部分まで食べてほしいという小林さんの願いに応えます。
そしてヨンパチ。
鶏に入れるんですけど…。
入れちゃって下さい。
これ冷やしたんですね。
そうですあえて冷やして…。
冷やしたおいしさ。
出会いの感動を全てチキンに詰め込みました。
これをダッチオーブンで焼き上げます。
お〜いきますね!熱々だ。
熱いでしょう。
見えないわけじゃないですか中。
昨日の光さんみたいですね。
五感を感じられるからって…。
そうなんですよ。
待つ事およそ30分。
どうでしょう。
お〜!うまそ〜!いいですね。
どうでしょう?バッチリです。
オーケー?オーケーです。
お披露目会場はかつての小学校。
子供たちの歓声が聞こえてきそうです。
そこで食べてもらうのはお子様ランチ。
どうも〜。
すいません。
お待たせしました。
できました〜。
顔ぶれは…大人のお子様ランチ。
お〜きましたね。
だからワンプレートなんですね。
ワンプレートなんです。
要するに豪華に盛りたいなっつうか…。
試食を前にメインディッシュのローストチキンを切り分けます。
これは豪快ですね。
肉質がしっかりしてるのでかみ応えのあるすばらしい…。
ワイルド。
シェフこん身のお子様ランチ。
最初に味わってもらうのは…タニシを具にした大人のためのオムライスです。
じゃあ頂きましょう。
(一同)いただきます。
この黒いのがタニシ…。
さすが!いただきます。
ツボっていうんですよね確か。
今日初めて食べたんですよね俺。
東京の人ですもんね。
知ってました?いやこんなに味がしっかりしてるなんて初めて知りましたね。
ちょっと赤みを思い出して下さい。
(ひとみ)トマトケチャップじゃない大人の…。
うそでしょ?そんだけオムライス食べたあとに卵嫌いってどういう事ですか。
メインディッシュは3組の食材を一つのおいしさにまとめたローストチキン。
一番左に付け合わせたのはスイカの芽のフライ。
これもヨンパチを使って…。
食感がいいんですよね。
(内藤)しっかり味も残ってるし。
いつもとやわらかさは違いますか?
(内藤)違いますね。
こんだけ大きくしてこんだけやわらかく食べれるっていうのは。
グッド?ありがとうございます!ありがとうございます。
北杜を丸ごと?
(小澤)北杜を丸ごと。
この北杜の米で…。
まさかスイカの芽まで出てくるとは思わなかったです。
「愛のラリー二人のケーキ」という。
お〜!ご夫婦のための。
デザートを彩るのは夫婦のラブ。
スイカのショートケーキです。
うん!
(小林)パンチのきく…。
このクリームの香りもいいですね。
スイカが甘いのでどうなるのかなと思ってたんですけど。
初めてケーキの中にスイカが使われたというのがもう私たち夢だったですから。
あららら!スイカはねもうどうしようかと思って。
スイカがおいしいじゃないですか。
これどうやってこう…。
旦那さん熱いじゃないですか。
何か怒られんじゃないかと思ってね。
こんな事しやがってなんて今日…。
ホントに何ていうんですかね…。
この何十年間の中で毎年毎年辞めたい…辞めちゃおうかなっていつも途中でなるんですよね。
でもこんだけね皆さんにおいしいって言ってもらえたらまた来年も作らなきゃいけないんじゃないですか?頑張りますね。
頑張ります。
大自然に囲まれた農場に東京から移り住んだ椎名さんと内藤さん。
第2のふるさとに人一倍魅力を感じています。
水にひかれたんですね。
「お〜!」っと!こういった場所に憧れて関わってみたいんだけど関わるための何ていうんですか手段がないっていうかそういった人たちでも来れるような場所を何らかの形で残していければなっていうふうには思います。
社長将来光さんはここに住んでいろんな人を受け入れる側になれそうですかね?アウトドア大好きの大宮シェフ大自然の空気を満喫した旅でした。
この土地に来てシェフも何かご自身の中で変わったものってありますか?やっぱりまた元に戻ったみたいな。
やっぱりずっと東京にいるとずっと仕事に流されちゃってたまにやっぱり自然とかくると。
また来て下さい。
田舎へ。
何かシェフのね思い出と皆さんの思い出がリンクしながら自然で五感を感じた旅になりましたね。
ホントにありがとうございます。
どうもありがとうございました。
ごちそうさまでした。
(拍手)フィナーレにシェフから歌のプレゼント。
将来に向けた強い意志を歌ったビートルズのナンバーです。
木造の校舎から流れ出るメロディー。
自然への感謝。
食材に寄せる決意。
それぞれの思いを乗せて夏草がまぶしい山里に響きます。
2015/09/08(火) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
キッチンが走る!「暑さ知らず!太陽と名水の里〜山梨・北杜市〜」[字][再]
太陽と水の楽園、山梨県北杜市。自然を生かした個性的な食材がいっぱいだ。洋食の達人・大宮勝雄シェフが生産者と出会った感動を自慢の歌声に乗せて創作料理に凝縮させる。
詳細情報
番組内容
太陽と名水の楽園・山梨県北杜市。周囲に甲斐駒ケ岳や八ヶ岳を望み、豊富な湧き水が旅人の心を潤す高冷地は暑さを忘れる別天地だ。夢を託すスイカ、幻の米、コクのある卵…そこではチャレンジングな生産者たちが自然を生かしてユニークな食材を作り出している。旅人は、洋食・大宮勝雄さん(64)。世界各国で修業を積み挑戦心旺盛な庶民派シェフが、豊かな自然と人情に出会った感動を自慢の歌に乗せて創作料理に凝縮させる。
出演者
【出演】洋食料理…大宮勝雄,【リポーター】杉浦太陽,【語り】八嶋智人
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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