(拍手)「バラエティー生活笑百科」本日のゲストは歌手でエッセイストのアグネス・チャンさんです。
(拍手)皆様こんにちはアグネスです。
よろしくお願いします。
(拍手)ありがとうございます。
実は私も最近まで知らなかったんですけど私は海外女性アーティスト国内シングル総売り上げナンバーワンなんです。
(拍手)ありがとうございます。
なんせ40年以上歌ってましたから。
でも本当に皆さんが応援して下さったおかげで本当にありがとうございます。
今も新曲出して頑張っています。
今日はどうぞよろしくお願いします。
今日も四角い仁鶴がま〜るく収めまっせ!
(拍手)それでは相談員をご紹介いたしましょう。
お笑い三代たまには散財…落語はしっかり家ではうっかり…そして顧問は…それでは今日最初の相談は?海原はるか・かなたさんです。
(拍手)いや〜どうもこんにちは。
海原はるかでございます。
海原かなたと申します。
今日は私ら2人の知り合いのね松本さん一家の事で寄して頂きまして。
この松本さんとこがえらいもめてはりますねんや。
松本さんのお父さんというのは居酒屋をやってはってねまあつまりは居酒屋の大将ですわ。
我々2人よう飲みに行きますねん。
ほんでお店はね駅の近所ですわ。
分かりまっか?環状線をねグルーッと回っていってねフッと…鶴橋にねありまんねやがな。
回してな人の頭で鶴橋思い出すな!そのお父さんやけどねこの間気の毒な事に亡くなりはったんですよ。
確か先月の16日や。
そうやがな。
葬式行きましたがな。
ほんだら向こうの係の方がうちの相方見て「どうぞこちらの方へ」って。
えらい丁寧に。
坊さんと間違うてはったん。
何でやねん。
ぶっちゃけた話ね私三男さんとちょっと縁があるから関係者の方に案内されたんや。
なるほどなるほど。
松本さんのお父さんにはね3人息子さんおってね長男一郎君というのがこれ今お店を継いではるわけですわ。
2人弟はね会社勤めしてはんの。
でお母さんはもう既に亡くなってはるわけや。
ほんでこの間なんと遺言書が出てきおったんや。
見つかったん?そうやがな。
でその遺言書を見たらやな土地と家屋とそれから預貯金ねみんなで仲良う分けなさいってこう書いてあったんや。
ほな跡取ってる長男の一郎君はちょっと不服やったんやけどもそれはやっぱり遺言に従わないかんいう事で「ただ今ちょっとこの店がバタバタしてるしやなとにかく手続きする日まではお前ちょっと保管しといてくれ」いうて三男に預けたんや。
たけし君にね。
そうやがな。
ほんでその手続きの日になった時にたけし君の嫁はんが「あなたどうしましょう。
遺言書捨ててしまったの」。
「お前何をすんねんそれ!」。
よう聞いたら会社の大きな古い封筒の中に遺言書入れてたらしくてゴミと間違うて捨てたらしいねん。
それは私も聞いた。
家を改装してる時にねいろんな書類が出てきたらしいですわ。
ほんでもう捨てえ言うから捨てたんやけどもどうもその捨てた中に遺言書が入ってたらしいですわ。
言うとくけど奥さんな三男のあの奥さんもうちょっと汚いぞ。
「あなたどうしましょう!遺言書捨て…」。
そうそうそれや。
ピッタリや。
この声の出し方といいこの格好といいもうピッタリの気色悪さやな。
何ででも気色悪いか分かりまっか?その嫁はんねこいつのなんと妹でんねや。
やかましいわアホ。
という事でございまして長男の一郎君遺言書をなくした三男な…。
たけし君ね。
そうや。
相続をこれちょっと除外したいと思てんねんけどこれ除外できるかどうかという事でございます。
どうかよろしくお願いいたします。
(拍手)
居酒屋を経営する松本さんには3人の息子がおり長男が店を継いでいました。
先日松本さんが亡くなり財産を兄弟3人で平等に分けるようにと遺言書を残していました。
遺言書は三男のたけしさんが保管していたのですが不注意もあって妻が遺言書を間違って捨ててしまいました。
怒った長男は「相続人から除外する!」と言います。
たけしさんは相続人から除外されるのかという相談です
この相談は海原やすよ相談員の意見から聞いてみましょう。
これは除外されると思います。
たとえ間違えだとしても遺言書を捨てたりすると相続人としての資格がなくなると思うんですよね。
故意でなくてもですな遺言書を捨ててしまうと相続人から除外されるという事ですな。
これ遺言書を捨てた奥さんが悪いみたいな言い方されてますけど私たちみたいな主婦っていうのはね家の中を掃除するのは主婦の仕事ですから要らないものやゴチャゴチャしたものはどんどん捨てたくなるのも分かりますし。
でもお姉ちゃんのともこちゃんから聞いたんですけどやすよちゃん衣装とかね私服とかなかなか捨てられへんって聞いたよ。
衣類はこれまた別なんですけど。
服って不思議ですよね。
去年買ったやつが今年はちょっとちっちゃくなってたりとかするんですよね。
それね服が小ちゃいんやなくてあんたが大きいなってるんや…。
よう似たもんやと思いますけどね。
吉弥相談員はいかがお考えですか?これね三男さんが相続から除外されるなんて事はございません。
故意に捨てたわけやないんですよね。
でも捨ててしもうたんですけど相続の内容は3人さんみんな分かってる事でございますからこれは相続から除外されるなんて事はございません。
わざと捨てたわけでないのんで除外されないという事ですな。
はい。
ところが奥さんがね旦那さんが大事にしてるものを間違うて捨てるいう事はよくありますわ。
うちの嫁はんねこの間古新聞捨てましたん。
古新聞捨てるのは普通やと思いますよ。
いや皆さん分かってない。
私の大師匠が桂米朝いうんですけども忙しいて読めへんかった新聞を世間にやっぱり遅れたらいかんちゅうので取っといて時間ができるやろうないう時に古新聞をまとめて紙袋の中に入れて持っていくんよ。
へえ〜そうなんですか。
そやから米朝師匠見習って古新聞ちょっと置いといてね読めへんかった部分は読もう思て置いてたのを嫁はんが捨てたわけですよ。
捨てはったのは当たり前やと思いますけど吉弥さん米朝師匠ほど忙しいないでしょ?忙しいよ!サッカー観戦とかゲームとかね。
いや遊びですやんほとんど!そら奥さんに怒られますわそういう事してたら。
そうかなあ…。
何言うてんねや。
(笑い)ゲストのアグネス・チャンさんはどちらの相談員の意見に賛同されますか?吉弥相談員の意見に賛同します。
除外されないと思います。
遺言の中身内容はもう兄弟分かっているししかも平等に分けるという事ですから例えば遺言書がなくても私は相続権があると思います。
アグネスさんのおうちにもお子さんが3人なんですね。
そうなんです3人なんですよ。
この前三男がおかげさまで高校卒業したんですね。
でみんなで卒業式の時に久しぶりに家族そろったんですよ。
やっぱり写真撮りたいじゃないですか。
でもカメラ向けるとみんな変顔するの。
こんな顔して。
全く真面目に見てくれない。
でもそのふざけているバカやっている子供たち見てるとまたすごいうれしいんです。
アグネスさんとこは何かあると変顔するんですか家族で。
(アグネス)そうですね。
変顔大好きです。
吉弥さんとこもそうですよね?えっうちが?吉弥さんとか結婚式か何かかな親族一同で集まってる写真一回見せて頂いたんですけど全員変顔してはりましたよ。
違うがな。
みんな普通の顔やそれ。
紛らわしいわ〜。
この相談は間違って遺言書を捨てた場合に相続人から除外されるかでありますが弁護士の伊藤芳晃さんはいかがお考えでしょう。
三男さんは相続人から…本来相続人である人が相続権を失う場合というのはいくつかありまして1つは相続人が自らの意思で相続しない事を選択する「相続放棄」。
それから2つ目として相続人が被相続人に対して虐待とか重大な侮辱をした時に裁判所の手続きで無理やり相続権を奪う「廃除」という制度それから3つ目として今回問題となる「相続欠格」というのがあります。
で今回の「相続欠格」ですがこれは…具体的にどんな行為かというと1つ挙がっているのが相続に関する遺言書を破棄した場合というのがあるんですね。
ですので今回三男さんの一家が遺言書を捨ててしまったという事で相続欠格に当たるんじゃないかというのが問題になってきます。
しかし今回の遺言書の破棄を含めて相続欠格というのはあくまで…これは相続欠格の趣旨が違法な事までして自ら利益を得ようというそういう事に対する制裁の趣旨ですので故意であった場合そんなひどい場合に限るというふうに解されているんですね。
また今回の三男さんの関与の程度はちょっとよく分からないんですが考え方によっては三男さんというよりは奥さんがやった行為という意味でも相続欠格には当たらないでしょうしもう一つ言えば先ほどの相続欠格の趣旨からすれば遺言書を破棄する事で自らが利益を得たという事が必要なんですが今回の遺言書はなくてもあっても結論が変わらないものなのでやっぱり相続欠格には当たらないと考えられます。
従って三男さんは相続人の資格を失いません。
この相談のポイントをまとめて下さい。
相続人にとって相続人の資格を失うというのは非常に重大な影響がありますので相続欠格に当たるのは民法に規定する一定の行為を故意で行った場合に限られています。
かなたさんお分かりになったら参考にして下さい。
海原はるか・かなたさんでした。
(拍手)それでは次の相談は?宮川大助・花子さんです。
(拍手)はいよろしくお願いいたします。
今日の相談はですね私がよく行く行きつけの居酒屋さんの相談なんですけどね。
あんたの行きつけの居酒屋さん?知ってる?知ってる?というと大阪の鶴橋のあの松本さんとこの居酒屋か?そうや。
そこの大将がねこの間亡くならはってね遺言書を捨ててしまったんですよ。
ちょっと待ちいやあんた。
それさっきのはるか・かなたさんの話やんなあ。
でもすごい思わへん?うちの夫。
こんなギャグをかませるようになったんですよ。
すごいやないの。
私が言うたとおりにちゃんとしゃべれたやん。
何やそれ。
俺が考えたわ。
私の行きつけって近所近所。
近所の居酒屋さんなんです。
いつもね家族で行ってるんですよ。
この人なんか私が1回行くごとにものすごい行ってるんですよ。
私が行くいうても夜1回だけやん。
そらそうやがな。
あんた2回行ってるやないの。
何で俺が2回やねん。
一日2回行ってるんですよ彼は。
私たちをね送っていって迎えに来る時と2回行ってるんですよ。
俺アッシー君やそれ。
ちょっと待って「アッシー君」やて。
アイドルみたいな言い方してなあ。
誰がそんなん言うてんの。
えらい事言うて。
居酒屋というのが表通りからちょっとね外れてますねん。
ほんでその角に駐車場があったもんですから居酒屋さんの大きな壁がちゃんと見えててそれに大きな看板が掛かってましたんや。
お客さんもこの看板見てね来てはるんですよ。
店が分かるように。
それが今最近ビルが建って見にくいんですよこれ。
それね何でか言うたらそこの前駐車場あったんですよ。
そこの駐車場のオーナーさんがいてたんやけどそこの土地地主さんがそれ売ったんですよ。
その売った人が新しいビルをそこにバーンと建ててしまって。
前までやったら大通りから中入る時に私道を通ってたんや。
ところが新しいビルになったからその私道も通られへんようなった。
店の看板が見えへんから店のお客さんが減ったんやて。
だからここの新しいビルのオーナーんとこ言いに行ったんや。
「ワレコラ」と。
それお前得意中の得意やな。
ふだん使わへんのに何でここだけ使ってしまうの。
「ちょっとあんた言うとくけどなここに店の看板があったからみんな来てくれたんや。
これなくなったからすんませんけどお宅のビルの表の所にうちの看板ちゃんと立ててもらえますか」と言いに行ったわけですわ。
その看板は居酒屋さんのお金で?何でやねんなそんなもん!アホかあんた。
お人よしかバカたれほんとに。
何を言うてんの。
そんなん向こうがビル建てたんやもんなあ。
ほなビルのオーナーにお金払うてくれんの当たり前やん。
それ言いに行ったんや。
それ払うてくれるんかなあ?ううん。
何にも言われへんかった。
「ああさようですけ」ってこれで終わりや。
だからねあなた今度私たちを送りに来た時そのまま家帰らなくていいよ。
えそうなの?そうそう。
家帰らないでねそこの大通りに立ってやね看板持って「こちらでっせ。
店こっちでっせ。
居酒屋こっちでっせ」って宣伝してて。
ちゃんとしゃべらな…。
ちょっと練習してみ。
まあ…。
あかんわあかんわもう。
という事でこのビルのオーナーに看板を立ててもらう事ができるんでしょうか相談に来ました。
お願いいたします。
(拍手)
花子さんのよく行く居酒屋は大通りの交差点から少し入った路地裏で営業しています。
店の隣は見通しのいい駐車場で店の看板が通りからよく見え繁盛していました。
駐車場の地主さんは駐車場の私道を通って客がお店に来る事も了承していました。
しかし最近地主さんが変わりその駐車場の土地にビルが建ち始め看板も見えなくなり客足が減ってきました。
店主は看板を設置して費用も負担してほしいと思っていますが看板をビルに設置してもらえるかという相談です
アグネスさんは外でお食事をなさる事ありますか?あります。
近所の食堂に時々行きます。
この前ね有名人に会ったんですよ。
東野幸治さんと博多華丸さんバッタリ会ったんです食堂で。
そして話聞いていると中国語を学んでいるんですよお二人で。
それで私を使って練習し始めて中国語講座になっちゃったんです。
それでも足りないみたいでうちにまで来たんですよ。
そしたら私みっちり深夜まで2人勉強してもらいました。
じゃあ僕もちょっと中国語教えてもらおうかなアグネスさんに。
いいですよ。
じゃあどういう言葉にしますか?自分の事を紹介すんのにやっぱり「名人吉弥」と言いたいので。
それなら吉弥さんは「ベンダン」ですね。
ベンダンベンダン…。
(アグネス)じゃあ続けて言ってみて。
ベンダンベンダン。
(アグネス)とってもいい。
(吉弥)「ベンダン吉弥です」。
これでいいですか?中国行って言うんですか?
(吉弥)はい言います。
いやそれはやめた方がいいと思います。
(吉弥)何で?「ベンダン」というのは「おバカさん」という意味です。
何でや!
(笑い)だって自分から「名人」って言うんだもん。
この相談は桂吉弥相談員の意見から聞いてみましょう。
これは看板つけてもらえます。
前の地主さんはその看板がね通りから見通せる事を前提として駐車場のとこも通ってええよ言うてくれてはりましたしここのお店もねそれがあってはやってたと思うんですよ。
そやから今度のオーナーさんもねやっぱりその条件を引き継がなあかんと思います。
前の地主さんが認めてくれた条件は新しい地主さんにも引き継がれるという事で。
新しい地主さんもねやっぱりね近所づきあい考えなあきませんね。
やっぱね噺家落語家っちゅうの近所に迷惑かけるんですよ。
弟子の稽古なんかしててもね「おっおまはんかいな。
ちょっとこっち入っといで」言うたら前通ってる人が入ってきたりするの。
ほんまですか?声大きい…通るからね。
なるほど。
家が狭いからね。
何でやねん。
ほんで落語稽古終わってから「お前ええかげんにせえよ」と弟子にダメ出しする時もついつい気持ちが入って大きい声になって周りにちょっと迷惑かかってると思うねや。
家が狭いから。
ほんでね弟子のダメ出し終わって弟子帰ってからもダメ出しありますねん。
お弟子さん帰ってからダメ出しってどういう事ですか?うちの嫁はんがね僕の大学の落研の先輩なんですよ。
ほな「今日のあんたの教え方は何や!」いうて嫁はんからダメ出しされますねん。
厳しいですね。
ほんで「あんたも修業時代思い出し!」いうてね掃除させられますねやがな。
掃除はすぐ終わるでしょ?そう家狭いからね…。
やっぱり狭いねや。
お隣の海原やすよ相談員はどうお考えで?これ看板は設置してもらえないと思います。
前の駐車場の地主さんは好意で看板の事は認めてくれてましたけど新しい地主さんはこれを引き継ぐ必要はないと思うので無料で設置というのはもう難しいと思います。
でもこれはお金を出してでも看板はつけた方がいいですよね。
居酒屋といえばやすよちゃんのお父さんも…。
うち父親お店やってるんですけどもその父親のお店って…うちね姉の娘いわゆる私のめいっ子ですよねめいっ子がすごいおじいちゃんっ子でようお父さんの家に遊びに行ってるんですよね。
でもうちお父さんは店が忙しいなるとめいっ子の相手もできひんからほったらかしたりするんですがある日めいっ子が来てる日に全くお客さんが来おへんかった日があるんですよ。
ほんでうち父親めいっ子と遊んでめいっ子は満足して帰ったんです。
ほんでお店閉めてうちの父親が看板入れに行こうかいうて外出たらなんとその店の看板にめいっ子の手書きの字で「今日は店閉めました」っていう手紙あったん。
これ実話ですよ。
ほんまの話?はい。
いっちょまえに書いてたんですよ。
全然お客さん入ってこなかったんです。
ゲストのアグネスさんはどちらの相談員の意見に賛同なさいます?私はやすよ相談員の意見に賛同します。
やっぱり設置してもらえないと思うんですよ。
前のオーナーは優しかったからそれができた事で次のオーナーは…そのオーナーの好意に頼る事はできないと思うんですね。
先ほどはね外食もされるという事でありましたがご自身で料理をされる事もあるんですか?料理は大好きです。
多分得意の方だと思います。
特に中華料理には自信あります。
私の得意料理はカレー味の春巻きとかあと中華風スペアリブとかあとギョーザですね。
ギョーザはすごい…。
実は他の番組で…他のテレビ局の番組で私ギョーザ王になっているんです。
え〜。
すごいギョーザに力入ってますね。
そうなんです。
ちっちゃい頃から母が作ってくれる手作りのギョーザで育ってましたから。
そうですねコツとしてはソースの中にパクチーってあるじゃないですかパクチー入れるとすごくおいしい。
そして具の中にねタカノツメってありますよねそれを種までたたいて細かくしてちょっとでいいから入れるとすごくピリッとしておいしいんですよ。
料理番組になってきたね。
(アグネス)すいません。
こだわってはりますないろいろとね。
そういう料理はごちそうになりたいと思いますからアグネスさん来週からあそこへ座って下さい。
(海原)室長!室長もうちょっと待って下さい。
もうちょっと?ええなあもうちょっと…。
この相談はですなビルの建設で見えなくなった看板をビルに設置してもらえるかでありますけれども弁護士の伊藤芳晃さんはいかがお考えでしょう。
これはビルのオーナーには設置してもらえません。
法律の世界では被害者となる人に具体的な法的な権利があってその権利が違法に侵害された場合は不法行為責任に基づいて損害賠償請求とか場合によってはその侵害行為を差し止めるという事ができます。
例えば日照権というのは法的な権利として保障されていますが近隣にビルが建ってこの日照権が違法に侵害された場合は損害賠償とかビルの建築をやめさせるという事が可能になります。
ところが今回のご相談の居酒屋の看板というのは…従ってビルを建築する事で居酒屋の看板が見えなくなったとしてもそれは決して違法な事ではないのでビルのオーナーに何か言えるものではありません。
先生前の人は大通りから見えるようにとか駐車場通るとかそういう…認めてくれてはったんでそれは今回のオーナーさんも引き継ぐとかいう事はないんですかね?以前の地主さんがおっしゃってた店の看板が見えるようにという話はそれは…通行のところも…仮にそれらの2つの点が法的な権利が発生する約束だったとしてもこういうのを債権的効力というんですが当事者間でしか主張できない約束なので第三者のビルのオーナーにはとても主張できないという事になってしまいます。
それでは伊藤先生この相談のポイントをまとめて下さい。
厳しい言い方にはなりますが何か法的に救済されようとする場合は具体的な権利がある事が大前提です。
権利として曖昧なものでは何も救済されません。
花子さんお分かりになったら参考にして下さい。
宮川大助・花子さんでした。
(拍手)本日のゲストは歌手でエッセイストのアグネス・チャンさんでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは次回のこの時間をお楽しみに。
さいなら〜。
2015/09/08(火) 11:05〜11:29
NHK総合1・神戸
バラエティー生活笑百科 ∇遺言書が消えた!ほか【ゲスト】アグネス・チャン[字][再]
くらしの中の相談事を「四角い仁鶴がま〜るくおさめる」バラエティー。ゲストはアグネス・チャン。自宅で友人に語学を教えた話や家族のエピソードをまじえて楽しくトーク。
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くらしの中の相談事を「四角い仁鶴がま〜るくおさめる」バラエティー。ゲストはアグネス・チャン。自宅で友人に語学を教えた話や家族のエピソードなどをまじえて相談員の桂吉弥、海原やすよと楽しくトーク。相談は、父の残した遺言書を預かったが自宅の改装に紛れてまちがえて捨ててしまった。兄は相続人から除外すると言うが除外されるのかを問う「遺言書が消えた!」と「見えなくなった看板」。相談室長は笑福亭仁鶴。
出演者
【出演】アグネス・チャン,【相談室長】笑福亭仁鶴,【相談員】桂吉弥,海原やすよ,【漫才】宮川大助・花子,海原はるか・かなた,【弁護士】伊藤芳晃,【アシスタント】白ヶ澤香織,【ナレーター】一丸志帆
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