「あさイチ」ですまずは、ニュースをお伝えします
ニュースをお伝えします。
自民党の総裁選挙はきょう告示され、先ほど午前8時から、立候補の受け付けが始まり、再選を目指す安倍総理大臣が立候補を届け出ました。
一方、野田聖子前総務会長は記者会見して、立候補を断念する意向を明らかにし、安倍総理大臣が無投票で再選されることが確実となりました。
自民党本部です。
総裁選挙の立候補の受け付けは、ここ8階に設けられた会場で、午前8時から始まりました。
会場には谷垣幹事長ら執行部が立ち合い、野田毅総裁選挙管理委員長が、総裁選挙の告示を宣言しました。
そして安倍総理大臣の陣営の代理人が、立候補に必要な国会議員20人の推薦人名簿などを提出し、立候補を届け出ました。
一方、立候補を模索していた野田聖子前総務会長は記者会見し、総裁選挙への立候補を断念する考えを明らかにしました。
このたび、総裁選実現のために出馬を目指しましたが、私、野田聖子の力及ばず、本日、ただいま、総裁選への挑戦を断念いたしました。
立候補の受け付けは、午前8時半に締め切られ、自民党は近く、生字幕放送でお伝えします有働⇒きょうのゲストは福田彩乃さんです。
福田⇒よろしくお願いします。
井ノ原⇒陶子さんと入れ代わりでいたわけでしょう。
そうです、横浜編で。
「まれ」では不器用なパティシエ弥生さんで。
不器用でしたね。
陶子さんは本当に味の順位で?それともジェラシーが?自分以降の台本をいただいていないものですから。
いち視聴者として見てたんですね。
私も今後の展開が気になっているところです。
一緒に楽しみましょう。
まずは駒ちゃん、お願いします。
駒ちゃんがここに立ってるの新鮮です。
駒村⇒いつもより早い登場なんですが「解決!ゴハン」ではなくて、ことしの秋冬に流行間違いなしといわれているファッショントレンドをご紹介しようと思います。
本当ですか?ちょっと疑いの目線があるんですがそれはコートプラスカーディガン。
皆さん懐疑的ですがどういうことなのか調べてきました。
ヒントは、こちらのモデルさんが身に着けた秋冬の新作アイテム。
分かりますか?答えは、コートのようでもありカーディガンのようにも見えるアウター、コーディガン。
実は今、百貨店やセレクトショップで秋冬のイチおしアイテムとして店頭に出始めています。
有働⇒コートじゃないの?駒村特徴はコートのような厚手の生地。
⇒そして、カーディガンのように羽織れるというラフな仕立て。
この2つを兼ね合わせているものなんです。
多くの女性ファッション誌でも秋冬の最重要アイテムとして取り上げられています。
今、持っている服に1枚羽織るだけでぐっと、ことしらしさを演出できるんです。
このコーディガン流行が予想される理由の1つは目まぐるしく移り変わる最近の気候の変化だといいます。
さらに、女性にはうれしい魅力もあるんです。
ということで人気ファッション誌のライター高橋奈央さんにコーディネートのポイントを教えてもらいました。
こうしたラフでゆったりめの服装だと何だか締まらない印象になってしまいます。
これに対し襟の付いたワンピースやシャツなどと合わせるとラフなコーディガンとのバランスがよく1枚でおしゃれな感じになります。
「あさイチ」でもおなじみのことし流行したガウチョパンツに軽やかなトップスを合わせそこに1枚羽織るのが高橋さんのおすすめ。
そしてコーディガンを着るときに最も注意してほしいポイントが丈の長さ。
パンツやスカートの丈がコーディガンより出るか出ないかの長さにするとバランスがよくなります。
特にスカートの場合、丈が長いと重い印象になってしまうので注意が必要です。
井ノ原⇒これはファッションに詳しいYOUさんはどうなんでしょうかね。
福田⇒
YOUのものまね
そうだね、VTRの中でこれを着るときに中はちゃんとしたのを着ろと言っていたけどあんたきょうそれちゃんとしてるの?地味じゃない?駒村⇒確かにゆるっとしたメンズのシルエットでゆるっとした感じだと合わないんですけれどもカジュアルでも合うは合うんです。
私も合わせるのが難しいのではないかと思ってTシャツとジーパンで合わせてみたんですがそれはそれで成立するんです。
意外と何にでも合うなっていうのが実感です。
まだ懐疑的ですね。
何回も着替えましたね、今回。
ただ気をつけていただきたいのは丈の長さです。
身長が低い方だと、ロング丈はすごく難しいなと思われると思うんですが初心者だとやっぱり膝丈ぐらい。
膝前後で合わせていくのがおすすめです。
長さは結構いろいろあるわけですよね?コーディガンの中でも長めのものもことしは増えていたりするのでその点、膝丈前後がおすすめだと思います。
有働⇒グレーが無難な感じですか。
駒村⇒使えそうですね。
黒やグレーは体型もすっきり見せますしファッションライターの先ほどVTRに出ていた高橋さんによると隠れるのでラインが出ないおしゃれに見えて体型も隠せるということで40代の主婦にもおすすめということです。
コーディガンことし、くるかもしれません。
有働⇒ロングカーディガンでもよかったんじゃないですか?駒村⇒ことしはコーディガンです。
ここからは世界のスーパーシェフを迎える「レジェンドキッチン」です。
きょうのレジェンドは世界1、2を争うフレンチの巨匠アラン・デュカスさん!世界遺産となったフランス料理。
そのトップを常に走り世界に発信し続けてきたフランス料理界のまさに顔。
パリっ子たちにデュカスさんについて聞くと…。
33歳のとき史上最年少で3つ星を獲得。
さらに41歳では2か国で3つ星を取り、史上初の6つ星に。
現在、デュカスさんが持つ星の数は、なんと合計19個。
パリの最高級ホテルに構えるレストランのほかイギリス、イタリア、モナコアメリカ、カタール、中国そして日本と、世界8か国で24ものレストランを運営しています。
日本を代表する料理人のお二人も…。
でも、順調なことばかりではありません。
28歳、栄光を手にしかけたとき飛行機事故が襲います。
いかに再起を果たしたのか?「レジェンドキッチン」アラン・デュカス。
3つ星シェフの秘められた人生の物語と最高のフレンチの朝食をご堪能ください!井ノ原⇒それではお迎えしましょう。
有働⇒本日のレジェンドフランス料理界の巨匠アラン・デュカスさんです。
デュカス⇒ボンジュール。
よろしくお願いします。
トレビアン。
NHKの人はみんなフランス語しゃべれるの?そこは突っ込まないでください。
あなたは?日本を代表するタレントさんです。
ムッシュムラムラということで。
そんなギャグは使わないと思いますよ。
フランスからお越しいただいて。
うれしいです、こちらに伺うことができて。
私はアラン・デュカスさんのお店でプロポーズされるのがずっと夢でしたからね。
そうなんですって。
それはいいアイデアですよね。
世界中の私たち食べる人たちだけではなくて世界中の料理人に注目されています。
生で料理をされる姿は非常に珍しいということです。
早速、楽しみにしています。
はい、楽しみにしています。
この「レジェンドキッチン」では必ずこちらにサインと人生哲学を書いていただいています。
福田⇒すごい。
何でも結構でございます。
ちょっとインクがね。
薄いかな。
これは何て書いてあるんですか?分かち合いです。
なぜこのことばだったんですか?私の仕事のやっぱり中心は皆さんと分かち合うということなんですね。
まず知識を分かち合う、そしてレシピをみんなで分かち合う。
料理というのは、やっぱりみんなで楽しむ分かち合うものなんですね。
すごいですね。
レシピも貴重なものだと思うんですが。
ではニュースをお伝えします。
自民党の総裁選挙はきょう告示され、安倍総理大臣のほかに立候補の届け出はなく、安倍総理大臣が無投票で再選されることが決まりました。
自民党本部です。
総裁選挙の立候補の受け付けは、ここ8階に設けられた会場で、午前8時から行われ、8時半に締め切られました。
その結果、安倍総理大臣のほかに、立候補の届け出はなく、安倍総理大臣が無投票で再選されることが決まりました。
自民党の総裁が無投票で再選されるのは、平成13年の小泉総理大臣以来、14年ぶりで、昭和30年に立党して、安倍総理大臣で7人目です。
立候補の届け出に先立って、安倍総理大臣は国会近くのホテルで開かれた、陣営の出陣式に出席し、次のように述べました。
間違いなく、雇用も、そして収入も向上しています。
皆様のご支援を力に変えて、結果を出していくことによって、皆さんと共に、その責任を果たしていきたい。
立候補を模索していた野田聖子前総務会長は、午前8時から記者会見し、総裁選挙への立候補を断念する意向を明らかにしました。
有働⇒きょうは「レジェンドキッチン」アラン・デュカスさんをお迎えしています。
先ほど、サインを書いていただきましたら日本のサインペンの技術は優秀なんですがわれわれのチェックが甘くて書き直していただきました。
立体的になってよくなりましたね。
福田⇒メルシーね。
それでは早速作っていただきたいと思います。
きょうご紹介するお料理はこちらです。
ブレットのオムレツは南仏、ニースの郷土料理で地元野菜のブレットをたっぷりと入れて作るオムレツです。
もう1つ、緑のコンディモン。
コンディモンとは調味料のことです。
デュカスさんの三つ星レストランでも使われている、このレシピをきょうは大公開です。
おうちでも三つ星の味が作れます。
分かち合ってくださるんですね。
ではそのレシピがこちらです。
難しそうですけれどね。
ざっくりとしてあります。
素材を切って、調味料を混ぜて焼く。
裏返して焼く。
とてもざっくり。
福田さんとイノッチにいろいろと聞き出してもらってフランス最高の技を書き込んでいって時間内に最高のレシピに仕上げます。
有働さん忙しいですね。
必死に書きます。
ぜひお願いします。
見ている皆さんもここが聞きたいとか料理人の方からもたくさんすでにいただいていますがもっと聞いてくれとか、デュカスさんのこんなところを知りたいというものを、ぜひお寄せください。
そもそも、このブレット何やねんそれという方のためにご用意しました。
大きい。
ブレットは南仏でよく使われる野菜なんです。
現地取材してきました。
南仏のリゾート地、ニース。
やってきたのは地元の食材が並ぶマルシェ。
探してみると…ありました、ブレット!1束およそ170円。
ほうれんそうのような感じですね。
ほぼ年中、手に入る身近な野菜なんだそうです。
なるほど。
こちらは地元で人気の伝統的なニース料理のレストラン。
やっぱりありました、ブレット。
いろんな料理に使えるそうで…こちら、炒めたブレットをパスタ生地に包んで焼いたバルバジュアン。
ブレットと米、卵の詰め物を子牛の肉で包んだラ・ポッシュ・ド・ヴォー・ファルシー。
なんとお菓子にも。
タルト生地にブレットを挟んだラ・トルタ・ド・ブレア。
いろんな料理に使えるブレットはニースの人のソウルフードなんですね。
うーん、セ・ボン!ところで、ブレットなんて聞いたことないと思ったあなた、日本にもあるんです!実は、江戸時代には栽培されていたそうで日本名は不断草。
絶え間なく収穫できることがその名の由来とか。
きょう使うブレットを提供してくれた農家の長島勝美さん。
デュカスさんも日本の食材を見に長島さんの畑を訪ねたことがあるそうです。
お久しぶりということでしたね。
デュカス⇒もちろん覚えています。
こうやって、生で食べちゃっていいんですよ。
生のときにもフレッシュで口当たりがよくてとてもおいしいんです。
おいしいですか?とてもおいしいですよ。
これをちょっと切ってみましょうか。
福田⇒そうやって切っていくんですね。
芯を残して。
これはですね、調理すると付け合わせにとてもおいしいんです。
肉の付け合わせ。
つるし切りですか。
とてもエレガントな切り方です。
エレガント切りです。
エレガントに切ってください。
葉っぱと茎を分けるという感じですね。
そもそもの質問ですがこの野菜はなかなかスーパーで見たことがなくて代用できるお野菜はありますか?ほうれんそうなんかがいいですよ。
そんなに変わらないということなのかな。
でもね、日本でブレットを手に入れることができるようになりましたから使っていただければと思います。
最近よく見るようにはなりましたけどね。
ない場合はほうれんそうですね。
ほうれんそうでも大丈夫です。
ちなみにほうれんそうだと根っこがピンクだと鮮度が高いっていわれていますがブレットはどういうところを見ればいいですか?まず買うところですよね。
生産者から買うとか市場で買ったりそういうふうなところで買うといいですね。
やっぱり料理のいちばん楽しいところは市場に行って選ぶところですからぜひ行ってほしいと思います。
これは何ですか?触ってみますと手応えがありますね。
それでフレッシュだと分かるんです。
すごくしっかりしていますね。
カリカリしているというかね。
それからバジルですね。
バジルです。
ニースではとても皆さんに好まれているハーブです。
香りがいいですね。
続いてイタリアンパセリですね。
日本のイタリアンパセリです。
日本のイタリアン、ややこしいですけれど手でちぎっていいんですね。
はい。
手でちぎっていいですよ。
バジルは少し粗切りにします。
みじん切りでもいいんですけれど。
4人分ですよね。
そうです。
この量はすごく多くないですか?そうです、野菜がたくさん入ったオムレツなんです。
簡単に、粗切りしてください400gのブレットです。
それぐらい入れていいってことですね。
卵は4個です。
たまねぎも4個。
小さいですね。
ちょっと小さめですね。
みじん切りですか?すごいきれい。
みじん切りですよ。
日本の食材ってデュカスさんから見たらどうなんでしょうね?とてもおいしいですよ。
やっぱり地元で季節の、旬の物を買うというのがいちばんいいですね。
できれば生産者と顔見知りになったりするともっといいですね。
生産者の顔が見える食材を買っていただければと思います。
本当に野菜がたくさん入っていますね。
たまねぎはみじん切りですね。
これを混ぜるんですね。
バジルとイタリアンパセリとブレットとたまねぎですね、覚えましたか?覚えました。
パルメザンチーズです。
ありますか?これはブレットの入ったオムレツですから卵も入れなければいけません。
4つ使います。
これも鶏が産んだんでしょうね。
鶏の鳴きまね
スタジオに紛れ込んじゃったかな。
冷静ですねアラン・デュカスさん。
あなただったの?私です。
怖かったな。
今、何を入れましたか?塩です。
ひとつまみですね。
3秒ぐらい流しを2回やりました。
卵にひとつまみ、野菜のほうにふたつまみぐらいですかね。
卵をといてください。
それからこしょうも入れました。
どれくらいですか?ちゃんと見ていましたか?まんべんなく。
それは?オリーブオイルです。
それからパルメザンチーズを入れますよ。
オリーブオイルは15ccを2杯。
30ccってことですね。
チーズは188gです。
入れる順番というのは分けたほうがいいんですか?こういう感じで、こういう順番でどうぞ。
覚えましたか?覚えました。
チーズを入れてから、さらにオリーブオイルが15ですね。
塩は合計で2.5g入りました。
これは一度に入れちゃって大丈夫ですか?一度に全部入れてください。
よく混ぜてください。
パルメザンチーズに塩けがありますので、そんなに塩はたくさん入れなくて大丈夫です。
混ぜるときのコツはありますか?今、私の手つきを見てください。
こんなふうに混ぜてください。
下から上にかき混ぜるように。
全体がよく混ざるように。
生で味見するのが好きなのでちょっと味見をしてみます。
パーフェクト。
シンプルでそしておいしいです。
そんなに塩もきいていないですから。
さらに塩がひとつまみ入りました。
1gです。
味見してからまた入れるんですね。
味見は大事なんですかね。
試してみますか?いいですか?うれしい。
いいな、いいな。
あーんしてくれるかと思った。
おいしいよ!これめちゃくちゃうまいわ。
うん!おいしい。
香りがすごくいいですね。
ナチュラルでシンプルでおいしい。
バジルの香りだ。
これで1つのサラダとしてもいいレシピですよね。
現時点ではシーザーサラダにちょっと近いような。
でもそんなにまだ濃厚ではない感じですね。
食べやすいですね。
今は何をしているんですか?私たちがしゃべっている間小島景さんがちゃんと焼き具合を見てくださいます。
よろしくお願いします。
小島さんは東京の私のお店のシェフなんですけれども15年間ニースでお過ごしになりました。
いつもにっこりしていて髪もいつも整っていて。
びしっとしていますものね。
バターを少し入れました。
これはどのぐらいですか?2gですね。
フライパンにオイルを入れるのは温めてからでしょうか?冷たいうちでしょうか?温めてからです。
ちなみに火加減はどのぐらいですか?これは強火ですかね?中ぐらいです。
中火です。
全部入れます。
中に全部入らないんじゃないかとちょっとどきどきしますけど、実は入るんです。
デュカスさんはどきどきしながらフライパンに入れています。
すごい、もりもり。
小島さんから見てデュカスさんはどんな方ですか?小島⇒尊敬しています。
ゴムべらで少し押さえていますね。
デュカス⇒小島さんはフランス人なのか、日本人なのか自分でも分からないような。
分かんなくなっちゃったんですね。
それぐらい。
生活が長いんです。
有働⇒ちなみにデュカスさんは数年前のインタビューで、ちゅう房の引き出しが整っていなかったことに大変ご立腹されたことがあるということでした。
料理は、もちろん友達とか家族の人に喜んでもらうものなんですけど、そのためには非常に厳格さが必要です。
ちゃんと正確に厳格に守るということが大切です。
道具をちゃんときちんと守って決まったところに置かないといけないとか、大切にしないといけないということなんですね。
いつも調理場はとてもきれいでかつ整理整頓されなくてはいけないんです。
そしてレシピに使う材料も全部その味、もとの味をすごく大切にすることが大事です。
今ふたをされましたね。
ふたをしてから少し弱火に半分ぐらいあいていますね。
料理は時間をかけることが大切ですので小島さんに見ていてもらいますけれども。
水分が入っています。
野菜の中にブレットの中に水分が入ってますので、蒸発させるためです。
ふたは4cmほどあいています。
水分を蒸発させるためにふたをあけます。
とっても野菜がたくさん入っているオムレツでゆっくりとあとは焼いていきます。
野菜たっぷり、女性にとってうれしいですね。
子どもも、それから高齢者の方もそして家族も皆さんも大人の方も喜んでいただけるようなオムレツです。
それに安いし。
それも重要ですよ。
確かにそうですね。
有働⇒すいません、ここで焼けるまでお時間がありますのでレジェンドのキッチンに無理やりお邪魔コーナーです。
デュカスさんの店があるのは国賓やスターも泊まるフランス屈指の最高ホテル。
何、この入っただけで足がすくむ感じ…。
いざ、中へ。
ベルサイユ宮殿をイメージした豪華な内装に気分はマリー・アントワネット。
ちなみにディナーは5万円ほど。
こちらは、シェフズテーブル。
VIP専用の奥の間です。
ちゅう房で働く料理人たちを眺めながら料理を楽しめるんですが井ノ原さん、どうですか?井ノ原⇒いいですね。
フランス料理の最先端が味わえるデュカスさんの店。
カツオとナスの一皿は実は日本料理の調理法を取り入れています。
こちらは野菜と果物だけの一皿。
切り方や火入れで繊細な味わいを引き出し…野菜のエキスと甘めのワインを合わせたソースをかけます。
続いて、ちゅう房にも入れていただきました。
スタッフはおよそ30名。
3つ星で腕を磨こうと世界から集まった精鋭たちがデュカスさんのアイデアを形にしていきます。
指揮を執るのがデュカスさんの右腕37歳の若き総料理長クリストフさんです。
こちらは開発中の根セロリのサラダ。
一品一品の味、食感をデュカスさんと議論しながら作り出すそうです。
食材の新たな魅力を発見しながらフランス料理の未来を生み出そうとしています。
日々研究という感じがしましたね。
デュカス⇒そうです、いちばんおいしい食材をいつも探しています。
その地元の季節の、旬の野菜をもとの味を生かしながら使うのがポイントです。
そして塩とか脂肪とか糖分を入れすぎないように注意します。
ですから味もおいしいしそれから健康にもいいんですね。
すごい繊細な作業なんですね。
あとでテストしますからね。
ちゃんと覚えていてくださいね。
聞いていないですよ。
有働⇒その前に小島さんにお料理を見ていただきながらここでデュカスさんの人生の物語をひもとかせていただきます。
こちらからご覧いただきましょう。
デュカスさんは1956年フランス南西部のランド県の農家の長男として生まれました。
4歳のころのお写真です。
料理上手のおばあ様の横でお手伝いをしながら料理への関心を高めていったそうです。
16歳のとき実家の農家を継がず料理人になることを決意。
レストランで見習いを始めます。
その後もさまざまな店で修業を積まれて22歳のとき当時フランス料理界のレオナルド・ダ・ヴィンチと称された天才料理人アラン・シャペルさんのお店に入ります。
シャペルさんの店で力を付けたデュカスさん、別の店に移って二つ星をいきなり取ってしまうんですが突然悲劇が起こります。
1984年8月9日乗っていた飛行機が山に墜落。
同乗していた料理仲間4人全員が亡くなってたった1人生き残りました。
大けがを負って半年以上ベッドで寝たきりの日々。
しかしデュカスさんはベッドからアイデアを、そして指示をスタッフに出し続けたんです。
その事故から3年後。
やっと自分の足で歩けるようになったころにチャンスが再び訪れます。
モナコ公国の故レーニエ大公からの依頼で公営の最高級ホテルでレストランの総料理長を務めるよう依頼を受けたのです。
そして僅か3年で三つ星に当時史上最年少の33歳での獲得でした。
さらに41歳で2つの店で三つ星を獲得。
つまり六つ星シェフに。
これも世界で初めての快挙でした。
現在も活躍の幅をますます広げていらっしゃいます。
ざっと波乱万丈な人生をご紹介しました。
正しいです。
事故から、ベッドから寝ていらっしゃったときに料理のアイデアを、次々指示を出されたんですね。
このときははどんなお気持ちだったんでしょうか?やっぱりすごくつらいときだったんですけれどもつらいのをそのまま受け入れてしゅんとしてしまわないということが大切なんですね。
やっぱり社会に参加できない社会の外に置かれるというのがいちばんつらいことですね。
ちょうど事故でけがをしましたからなかなか社会に十分参加できなかったんです。
ではニュースをお伝えします。
自民党の総裁選挙はきょう告示され、安倍総理大臣のほかに立候補の届け出はなく、安倍総理大臣が無投票で再選されることが決まりました。
自民党本部です。
総裁選挙の立候補の受け付けは、ここ8階に設けられた会場で、午前8時から始まり、8時半に締め切られました。
その結果、安倍総理大臣のほかに、立候補の届け出はなく、安倍総理大臣が、無投票で再選されることが決まりました。
自民党の総裁が無投票で再選されるのは、平成13年の小泉総理大臣以来14年ぶりで、昭和30年の立党から、安倍総理大臣で7人目です。
立候補の届け出に先立って、安倍総理大臣は、国会近くのホテルで開かれた陣営の出陣式に出席し、次のように述べました。
頑張ろう!頑張ろう!
一方で、ぎりぎりまで立候補を模索してきた野田聖子前総務会長は、午前8時から記者会見して、総裁選挙への立候補を断念する意向を明らかにしたうえで、次のように述べました。
今回の総裁選挙を巡って、自民党内では、7つの派閥すべてが早々に安倍総理大臣の再選支持を打ち出したほか、安全保障関連法案など、終盤国会の審議への影響は避けるべきだとして、安倍総理大臣の無投票での再選を支持する意見が出ていました。
自民党は近く、党大会に代わる両院議員総会を開いて、安倍総理大臣の再選を正式に決めることにしています。
内閣府の発表によりますと、ことし4月から6月までのGDP・国内総生産の改定値は、年率に換算した実質の伸び率でマイナス1.2%となり、先月発表された速報値の段階のマイナス1.6%から上方修正されました。
では全国の天気、雲の動きです。
前線に伴う雲が東北から西日本にかかり、東日本の太平洋側では雨が強まっています。
台風18号は日本の南の海上を次第に発達しながら北上しています。
きょうの天気です。
井ノ原⇒きょうは世界のスーパーシェフを迎える「レジェンドキッチン」。
フランス料理界の巨匠アラン・デュカスさんです。
有働⇒年表をご覧いただきましょう。
こちらのお写真を見ていただきましょう。
修業時代のお写真です。
隣のお方はどなたか覚えていますか?デュカス⇒日本人のシェフだと思うけど、誰だったかな?覚えてないな。
とぼけていらっしゃいますが。
カミーユ。
上柿元さんね。
覚えていますか?もちろんですよ。
若いね。
もう昔のことですよ。
アラン・シャペルのときですね。
同じ時代に修業なさって。
20年以上前ですね。
今や上柿元シェフも日本のフレンチ界の重鎮で日本の長崎や鹿児島でお店をされています。
毎年お会いしますけれどもね日本で。
また会いたいですよね。
きょうはサプライズでお越しいただきました。
上柿元勝さんです。
上柿元⇒お願いします。
びっくりしましたか?全然変わらないね。
まあ毎年会っているから変わらないのは確かだけど。
でもまさか、ここにいると思わなかったでしょう?写真は何年だったかな。
78年か。
1978年の写真でしたね。
まだほんのちょっと前のことです。
いや、昔のことですよ。
サプライズのために控え室は階を変えるわこそこそ来ていただくわずっと待っていていただいたんですよ。
この写真私は予定しているなんて知らなかったから本当に驚きましたね。
さらに上柿元さんにお越しいただいたのには訳があります。
日本人で最もデュカスさんを知っている上柿元さんに上柿元勝シェフが語るここがすごいぞアラン・デュカスさんということで料理人から見てどこがすごいのか教えていただきます。
1つ目が技。
どういうことでしょうか。
上柿元⇒私は1978年にアラン・デュカスさんと一緒にアラン・シャペルというフランスのリヨンの近くの三つ星レストランなんですけれどもそこで入ってまもなくいろいろなフランス人シェフと仕事をしてきたんですけれどもソースなどをやっている部署で彼は。
私は魚の部門だったんですけれどもまず何がすごいかというとすべてにおいて仕事が早く、正確ですばらしかったのとその中で、スペシャリテでプーレアンヴェッシーという豚のぼうこうに、ブレス鶏を詰めて焼くんですけれども皮と身に三大珍味の1つのトリュフを8枚入れてそれが仕上がりが本当にすばらしいんですね。
むね肉がぽこっとしていてヴェッシーの袋に入れてコニャックと混ぜてトリュフジュースを入れてちょっと塩を入れて混ぜて毎朝20から251羽で4人前取りますからそれが完璧で、ほかのシェフやほかのスタッフがヴェッシーをやってもそのすばらしい仕上がりやってもそのすばらしい仕上がりができないんです。
袋はそんなに大きくありませんから形が難しいんですね。
それがきれいに煮上がるんです。
そのテクニックというか技がすごく速くて私がお魚料理のところでお魚をさばいている間にデュカスのお仕事、速くてこんなすごいのがいるんだと自分の師匠アラン・シャペルさんも彼を信頼していましたね。
仕事ははやいのと正確なのと彼が持っている才能もありますけれども人以上に努力しています。
すごかったですね。
師匠のシャペル氏がいろいろなところに出張に連れて行くんですけれども必ず彼を連れていくんです。
私たち羨ましいんですよね。
またアランかよと。
ムッシューシャペルの信頼度は抜群でしたね。
すごい技を持っているんです。
2つ目は人情ですか。
彼は情に厚いんですよ。
修業時代ちょうど3か月ぐらいたったときにフランス人のシェフがいてあるとき仕事をしているときに私の仕事が悪かったのかものすごく怒られたんですね。
ギガというシェフなんですけれども、彼は私も本当に若かったし血の気が多かったんですね。
いつもいじめられてこいつ、いつかぶん殴ってやろうと思っていましたね、悔しくて。
そのときに彼が肉を焼きながら私に目で鋭い目で、カミーユ、今は静かにしておけ粗塩をストーブの上に置いたらパチパチと音がするんですけれども目を覚ませ、今お前が怒って出ていくと仕事ができないよ、とすごくなだめてくれたんですね。
それは彼の顔と表情で分かるんですよ。
こちらは悔しいからいつかやってやるぞと思っていたらそこでやっちゃったら終わりだと。
今はないんですよ。
彼に対していろいろな意味で恩返しをしたいなと。
やっぱり自分の師匠の中で一緒に仕事ができて私はそのあとの2年半ミヨネという村でシェフをして神戸で10年間ムッシューシャペルの仕事ができたのはアランのおかげなんですよ。
今のを伺っていかがですか?彼がやっぱりしっかり勉強して努力して厳格でだからこそ今の彼があると思います。
私のおかげでは、ないですね。
本当によく勉強されて。
そして彼も分かち合いをする人です。
やっぱり料理というのは本当にみんなと分かち合うみんなのことを考える仕事なんですね。
それを体現しているのが上柿元さんだと思います。
修業時代からおよそ40年ぐらいたっていると思うんですがそれぞれ、いろいろなお料理がある中でフランス料理はどこがすばらしいのか今どう思っていらっしゃいますか。
デュカス⇒やっぱり多様なことですね。
もちろん厳格に規則を守って作るものなんですけれども、いろいろな多様な材料を使う。
そして素材を生かすことですね。
いい素材を使うことが大切です。
やっぱりフランス料理を作る料理人は何人もいて自分の表現をするわけですけれども、それはフランス料理の一部にすぎないんですね。
その人その人が自分なりのフランス料理を表現していくんです。
ですから料理長一人一人自分のフランス料理の物語があって自分のフランス料理の物語をみんなそれぞれが語っていくんです。
上柿元さんも自分なりのフランス料理というものを見いだしてそれをちゃんと表現してかつそれをいろいろな方と分かち合っている。
日本の若い料理人の方に伝えているし、日本の料理人の方と分かち合いをしているんですね。
三國さんも同じ考え方ですね。
40年以上前に上柿元さんと同じように日本人としては、草分けとしてフランスにいらっしゃった方ですね。
興味、分かち合うというのがすごく大切です。
フレンチの魅力を伝えるフランスレストランウイークというイベントが今月末にあります。
上柿元⇒ことしで5年目なんですよ。
全国の500店舗のフランス料理店が低額で限定コースを出してフレンチに親しんでもらおうということです。
彼が5年前に提示をして年々増えていて評判がいいんです。
ランチが2215円、ディナーが5000円ほどということです。
オムレツが。
福田⇒いいにおいがしている。
再開ということで。
すごいですね、大変なことになっています。
福田⇒お話が尽きないですね。
いい感じに。
あれだけあった野菜が。
福田⇒しゅん、となりましたね。
おさまりましたね。
ひっくり返していきましょう。
1、2。
福田⇒ふたを利用するんですか。
フライパンをひっくり返してふたの上にふたを使ってひっくり返していました。
そのとおりです。
お好み焼きみたいに見えますね。
形もきれいに整えましょう。
ゴムべらで周りを整えていきます。
あと5分10分ぐらいですね。
触ってみますか?いいんですか?触って。
卵が出てくるかも。
鶏が出てくるかも。
鶏の鳴きまね
やわらかいです。
どうぞ。
こんな感じで。
やわらかいです。
ホットケーキをちょっとかために焼いたぐらいのやわらかさですね。
あと5分ですね。
そのあと、味見をしましょう。
この5分のときはふたをしますか。
ちょっと。
ここをちょっとあける感じで。
滑りますね。
小島さんが滑らないように見ていてくれます。
さっきより増えていますね。
5cmあけます。
ここら辺は4cmでも5cmでもいいと思いますけれども。
とても野菜がたくさん入っています。
20分。
上柿元さんがお手伝いをしてくださるというので。
ニースの料理のスペシャリストです。
すごい、上柿元さんが押さえてる。
日仏の巨匠が。
コンディモンにいきましょうか。
そうなんです、もう一品教えていただきます。
こちらにざっくりと書いてあるんですが、どのように作るのかお願いします。
モナコなどでよく使われるものですけれども、生野菜を一緒につけて食べるととてもおいしいです。
このすり鉢でハーブをすりつぶしていきます。
何で代用できますかね。
実は私はこのすり鉢が好きですり鉢ですりつぶすのが好きなんです。
石でないとだめなんですか?私たちは石が好きなんですけれどもあるものを使っていただいて結構です。
すり鉢は石でなくても大丈夫です。
上柿元⇒日本のすり鉢でもいいんじゃないですか。
すりつぶすのがお好きだそうです。
もちろん日本のものでいいです。
ぎざぎざの入ったすり鉢でも大丈夫です。
何ですりつぶすのが好きなんでしょうか。
こうやってすりつぶしますと香りと味が立つんです。
それがとても気持ちいいんです。
あとで香っていただきましょうね。
バジルとルッコラアンチョビを入れます。
どのくらいまですりつぶしますか。
全部はすりつぶさないんです。
少し葉っぱが残るぐらいがいいですね。
日本のすり鉢だったりするとこうやって回すんですけれどすりつぶす感じになるんですけどたたいたほうがいいんですかね。
じゃあ彼にやってもらいましょう。
アシスタントとしてはちょっと給料が高いけどね。
たたきながら潰していきます。
上柿元⇒葉っぱの香りを少し残したいね。
今、生の卵黄を入れました。
続いてゆで卵の卵黄ですか。
今度は火を入れた卵黄です。
福田⇒なぜ生とゆでたものを使うんですか?こうすると、より滑らかさが出るんですね。
よいつなぎになります。
これはやったほうがよさそうですね。
パルメザンチーズを入れています。
結構入りましたね。
上柿元⇒久しぶり、38年ぶり。
福田⇒オリーブオイルが入りました。
うまくいかなかったら上柿元さんのせいです。
福田⇒コンディモンは日本で言うマヨネーズのような感じと聞いたんですけれど。
やっぱり地中海はエキストラバージンのオリーブオイルを使うんですね。
上柿元⇒乳化させるために、ちょっとずつオリーブオイルを入れていますね。
一気に入れると分離しますからね。
マヨネーズがリキッドになったようなやつ。
福田⇒混ぜながらオリーブオイルを入れていくんですね。
今、最後に入れたのはお酢ですか?赤ワインビネガーです。
福田⇒だいぶとろみが出てきましたね。
あら、事故が起こってしまいました。
嗅いでみてください。
福田⇒本当だ。
いい香り。
何の香りだ?食欲が出てくる。
ハーブを潰したものですね。
オムレツが焼けたようですね。
コンディモンももうすぐ終わりです。
ほぼ同時に出来上がった感じですね。
福田⇒お二人で作業するのが久しぶりで気合いが入ってますね。
38年ぶりですから。
でも、リズミカルで楽しそうな感じがしますね、見ていて。
オムレツも出来上がっています。
すごい、手際がいい。
さすが。
ビネガーをちょっと入れてこれでパーフェクトです。
味見してください。
上柿元⇒セ・ボン。
おいしい?そうですね。
野菜をつけて食べます。
味もいいです。
福田⇒できました。
できました。
有働⇒オムレツはどんなふうに?今、お皿の上に。
味見をしたいですか?もちろんです。
では切り分けをお願いします。
これぐらいのやわらかさですよ。
触ってみてください。
福田⇒先ほどよりは、かためになりましたね。
お好み焼きぐらい。
来週、私あなたのおうちに行ってオムレツを食べに行くので招待してくださいね。
私が作るんですか?そうですよ。
本当に?ぜひ。
本当に来ちゃうんですか?断面がすごくきれい。
では試食のお席のほうにお越しください。
見てください。
デュカスさんに取り分けていただいてもいいでしょうか?はい、皆さんで試食しましょう。
私のナイフ、あった。
完成いたしました。
すごい。
それでは先に、オムレツのほうを食べていただきましょうか。
オムレツをください。
作らなきゃいけないからね。
メルシー。
どうぞ。
おいしいですよ。
ご本人から取り分けていただけるなんて。
ありがとうございます。
すごい、何層にも野菜が。
ぎっしりと詰まっていますよね。
野菜をたくさん使うのがとても好きなんです。
福田⇒いただきます。
ぜひ召し上がって。
いかがでしょうか、お味は?みずみずしい。
歯応えもしっかり残っていますね。
おいしすぎる。
上柿元⇒ブレットがたっぷりで食べたときに野菜の香りが広がります。
ご自身で作ったものを食べるのはいかがでしょう。
いつも自分で作ったものを味見しています。
おいしいですね、とてもおいしいです。
コンディモンは?福田⇒おいしい!にんじんとか、かぶとかセロリ。
これはにんじんの葉っぱですけれど食べていただいていいですよ。
あとベビーレタスですね。
いろんなものに代用できそうですね、さっぱりしていておいしい。
上柿元⇒万能調味料ですね。
このレシピは必ず放送後に番組のホームページに載せますので再現していただけるようにしますね。
「あさイチ」はいろいろあるんですけれどよかったら日本の生放送を体験ということでこのあともおつきあいいただけるとうれしい。
ぜひ一緒にお願いします。
もちろんです。
おつきあいいただきます。
続いてはこちらのコーナーです。
篠山⇒さあきょうも「出たトコ!」の時間がやってまいりました。
2日目ということです。
おはようございます。
なぜ僕がぶら下がっているのかといいますと長野県生坂村で見つけてきたピカピカと深く関係があるからなんです。
何なのか。
ちなみに、イノッチさんこちらから見えないですがアランさん、僕のことをどんな目で見ていますか?ひそひそ話をしていますよ。
アランさんぶら下がっている僕は何に見えますか?早く答えて!アクロバットかな?ワインのもとになっているような。
いい線いってる。
生坂村で見つけてきたピカピカご覧ください。
VTR「出たトコ!」この日は、およそ3週間ぶりの本格的な雨。
人もあまり見当たりません。
歩くこと15分、若い女性を発見。
何君ですか?半ば強引に夫の居場所を聞き出し訪ねることに…。
あわよくばぶどうが食べられるかも?千葉でぶどう作りを学んだ花房さん。
新規就農できる場所を探していたところ生坂村では、住まいや栽培の指導などサポート体制がしっかりしていることを知りおととし、やって来ました。
今は、地元のぶどう農家の指導を受けながら自分で栽培を始めています。
せっかくなので大きなぶどうをみたい。
新規就農の先輩を紹介してくれることに。
金元さんご自慢のナガノパープルを食べさせてもらうことに。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
おいしいぶどうをいただいたあと気になる場所に向かうことに。
実は前日…。
生坂村に到着したときからあるものがずっと気になっていました。
スタッフ⇒ほうほう書いてありました?きたきたきた、乳房いちょう。
そこで、看板を頼りに見に行くことに。
降りてみると…。
歩いてみると、さらに…。
きた!乳房いちょう公園。
すごいですよこれ。
ちぶ…乳房観音堂。
観音様の名前まで。
辺りは乳房と名前の付くものだらけ。
(鐘の音)何はともあれ手を合わせてみました。
はい、すみません。
隣には、乳房いちょうが。
ついに、乳房の訳を発見!ここでもやっぱり手を合わせてしまいました。
乳房いちょうや観音様にはいったいどんな歴史があるのか近所の人に聞いてみることに。
ご近所の平林さんも子どもや孫が生まれるときにお参りに来たそうです。
なるほど乳房は重力に逆らえないんですね。
観音様には乳房の形をした木綿のお供え物が奉納されていました。
別のご近所さんにもお話を聞いてみると。
拓磨君。
拓磨君、大きくまた顔がかっこいい。
なるほど。
福田さん、そんな間をとられても困りますよぶら下がっているので。
福田⇒なんかあそこに行くと出るものが出るみたいなことですけれども。
だからなぜ僕がずっとぶら下がっているのかということをご理解していただけたんじゃないですか。
1つは?ぶどう。
そうです、生坂村のおいしいぶどう。
色が変わっていますね。
よく見ると。
有働⇒白いということは?なるほど。
パイオツ。
業界用語でパイオツですね。
有働⇒すいません、通訳さんが細かく通訳されているんですけれども篠山⇒クールジャパンとおっしゃっておいてください。
下はちょっと見づらいんですけれども今回ぶどうと、乳房いちょうを見つけてきました。
乳房いちょうは樹齢が800年あるということで長野県の天然記念物にも指定されている由緒正しき木なんです。
生坂村は昔からぶどうというのが特産品なんですが今、新規就農の方が増えているということです。
移住してきた方とかね。
後継者不足の問題があったんですが、村では研修制度を設けまして今まで14家族が新しく村に来ているそうです。
分かち合っていますね、技術を。
アランさんはどうだったんですかね。
見ていてどうでしたか?自分の情熱を分かち合うっていいですよね。
そして、とてもいいものをしっかり作るということが大切で本当によかったです。
だから、ぶどうでもいちばん最高のものを作ろうと努力されているのが分かりました。
有働⇒プレゼンテーションのやり方はフランスの方から見てどうでしたか?いいぶどうじゃないですか?篠山⇒ありがとうございます。
たわわに実りました。
「出たトコ!」ではピカピカを探してほしい地域を探しています。
番組にどしどしお寄せください。
続いてはこちらのコーナーです。
行ってきます。
おはようございます。
駒村⇒きょうのお悩みは長崎県の方からです。
コーディガンは着ていないんですね。
ごはんコーナーですからね。
魔法の料理術を持った女性のところに行ってきました。
きょうもこの時間がやってきました。
鏡よ、鏡よ、鏡さんどや顔できる魚料理を教えて〜!やって来たのは東京・目黒。
いらっしゃいました。
こんにちは。
お世話になります。
「解決!ゴハン」駒村多恵です。
きょうはどうぞよろしくお願いします。
ベトナム出身の料理研究家トラン・ティ・ハーさんです。
ハーさんは東京、神奈川、埼玉で料理教室を開いています。
教えているのはベトナムの家庭料理。
この日は野菜たっぷりのぶりの酸味スープです。
実は、ハーさんおととしまで人気のベトナム料理店を開いていました。
体調不良のためお店は閉めましたが、その味が忘れられないという人たちがこの料理教室に通っているんです。
1959年、ベトナム中部の町に生まれたハーさん。
子ども時代をベトナム戦争の戦火のさなかで過ごしたといいます。
1981年、22歳のときに船で祖国を脱出。
いわゆるボートピープルとして5日間、海の上をさまよいました。
難民として日本に定住したハーさん。
なかなか日本食になじめずベトナム料理が恋しかったといいます。
その後、料理の道を志したハーさんは調理師学校と大学を卒業。
現在は、母校の非常勤講師としてベトナムの家庭の味を学生に伝えています。
さあ、ここからお悩み解決。
生臭さのない絶品魚料理を教えていただきます。
今回使うのは、かつお。
ベトナムでもたくさん取れるのでよく食べるそうです。
下味には塩、粉とうがらし続いて、ベトナム料理になくてはならないニョクマム。
日本のしょうゆや、みそと同じ感覚で使うそうです。
そして、魚の生臭さを消すとっておきの材料がこちら、レモングラス。
ベトナム料理には欠かせないハーブです。
レモングラスの茎は細かく刻みます。
すっごい、いい香り。
この香りが魚の生臭さを消してくれるんです。
最後に、たっぷりのレモングラスを加えしっかりとまぶします。
あとは冷蔵庫で味をなじませます。
さらに風味をプラスしてくれるニョクマムだれを作ります。
にんにく、とうがらし、砂糖をベトナムでよく使う石臼に入れたたくように潰していきます。
生春巻きなどに使うこのたれは毎回手作りするそうです。
ニョクマムと水を加えたあと最後のレモン汁の搾り方に技があります。
こうやって、包丁でこそげ取ると余すことなく使うことができます。
福田⇒難しそうですね。
これを混ぜ合わせるとたれができます。
さあ、焼いていきます。
レモングラスは焦げやすいのでフライパンをいったん強火で温めたあと中火にしてかつおを焼きます。
焼きすぎるとかたくなるので半分くらい火が通ったらすぐに裏返し焼き色がついたら出来上がり。
たっぷりの野菜とハーブなどを添えたらかつおのレモングラス焼きの完成です。
たれをかけて野菜で巻いていただきました。
じゃあいただきましょう。
アラン・デュカスさんにも召し上がっていただいています。
本日のゲスト、ベトナム出身の料理研究家トラン・ティ・ハーさんにお越しいただいています。
ハー⇒よろしくお願いします。
いかがですか?香りがすごい広がります。
デュカス⇒香りがいいですね。
とてもおいしいです。
味がしっかりしているし普通ない味ですよね。
ベトナム料理ってフランスではあまりないですか。
あまりないですね。
あまり食べることはないんだね。
VTRのレモングラス焼きを生春巻きにして皆さんに召し上がっていただきました。
レモングラスの香りがすごいですね。
たれもお手製ですものね。
上柿元⇒魚の臭みがレモングラスと一緒になってスパイシーで、食べやすい。
ハーさんですがベトナムにいたときは全く料理をしたことがなくて日本に来て、お母さんの味が恋しいということで始められたそう。
ハー⇒はい、きょうだいが多いのですることがなかったですね。
難民として日本に来られて恋しいということなんですよね。
そうですね。
国を出るとき、ご両親はどんなお気持ちだったんですか?とても心配でした。
1週間寝込んでいるみたいですね。
母はとても心配しました。
僕は子どものときクラスに1人、2人はベトナムの子がいたかもしれません。
難民ですか?国際救援センターが近くにあってみんな同じ学校に通っていたんです。
私もそのころですね姫路のほうにいました。
気が優しくて頭がよくて僕ベトナムの子に、国語を教えてもらっていたんですよ。
それだけ僕はできなかったんです。
それだけ一生懸命頑張って勉強されていたんでしょうね。
次にご紹介したいのはベトナムの、ハーさんのおふくろの味です。
先ほども出ていましたがレモングラスを使った油漬け。
これがポイントになってきます。
爽やかな香り広がるレモングラスチャーハン。
ハーさんにとって子どものころから大好きな料理です。
10年前に亡くなったハーさんの母タイ・ティ・ダンさん。
ハーさんが難民として日本に来るときに離れ離れになり14年後にようやく再会できました。
チャーハンを香り豊かにするレモングラスの油漬け。
焦げやすいので炒める前にごはんと混ぜ合わせておきます。
そして溶き卵を半量だけ加えます。
残りはあとで具として使うんですよ。
続いては腸詰め。
これが、独特の食感と風味を出してくれます。
ない場合はベーコンやサラミでもOKです。
この腸詰めと先ほどの残りの溶き卵をサラダ油で炒めます。
ポイントは味付け。
ニョクマムと、なんとスイートチリソースが入るんです。
最後に細ねぎとシャンツァイフライドオニオンを添えたらレモングラスチャーハンの完成です。
出来たてをいただきました。
スタジオでは皆さんすでにレモングラスチャーハンを召し上がっていただいています。
いかがでしょうか?上に載っているのは何ですか?ねぎです。
フライドオニオンも載っていますね。
アラン・デュカスさんどうですか。
ハー⇒レモングラスを細かく刻んであるから分からないですね。
デュカス⇒分かち合いということが世界の中でお互いを知り合って、そしてよりお互いを受け入れるということにつながるんだなと感じました。
日本のチャーハンにない味ですからね。
すごくアクセントになって食欲がそそられます。
お子さんとかも食べられる感じです。
ハー⇒特に夏食欲がないときにいいですよ。
香ばしさもあります。
上柿元さんはどうですか?上柿元⇒さらに元気が出る。
レモングラスの油漬けというのがポイントですね。
ハー⇒そうですね。
保存しておくときに油漬けをしておくといいということです。
福田⇒かめばかむほど味が出てきます。
新しい形のチャーハンでぜひお試しください。
上柿元⇒疲れもとれます。
ハー⇒元気になれます。
きょうご紹介したレシピはdボタンを押せば「あさイチ」の放送時間内にデータ放送でご覧いただけます。
トラン・ティ・ハーさんに来ていただきました。
ハー⇒ありがとうございました。
有働⇒アラン・デュカスさんにたくさんのメッセージ・質問がきていますのでご紹介します。
30代の奈良県の方からでした。
おめでとうございます。
拍手
福田⇒ハッピーバースデー!有働⇒お誕生日はどのように過ごされますか?という質問です。
デュカス⇒飛行機の中です。
お忙しいですね。
お子さんのお土産に日本のお弁当箱を買っていきたいとおっしゃっていたという話を聞きました。
もう買いました。
何で日本のお弁当箱なんですか?日本のお弁当の中にフランス料理を入れて文化の交流を楽しんで息子に、長男に楽しんでもらうためです。
おうちで作ったお弁当のほうが向こうの学校で食べるよりおいしいので。
有働⇒そりゃそうでしょうね。
給食のほうがおいしかったらまずいですよね。
世界一おいしいですから。
愛情とそしてほかの方に楽しんで食べてもらおう、分かちあいをしようと思って作った料理はすべて私の心に残っています。
2015/09/08(火) 08:15〜10:00
NHK総合1・神戸
あさイチ「レジェンドキッチン フランス料理界の至宝 アラン・デュカス」[字][デ]
レジェンドキッチン フランス料理界の至宝 アラン・デュカス▽出たトコ!「長野県生坂村(2)」▽出張 解決!ゴハン ベトナム料理で魚を味わう【ゲスト】福田彩乃
詳細情報
番組内容
レジェンドキッチン フランス料理界の至宝 アラン・デュカス▽出たトコ!「長野県生坂村(2)」(篠山輝信)▽解決!ゴハン「出張 解決!ゴハン ベトナム料理で魚を味わう」【ゲスト】福田彩乃【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子、柳澤秀夫 ※「解決!ゴハン」はデータ放送 <中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】フランス料理シェフ…アラン・デュカス,福田彩乃,【出演】フランス料理シェフ…小島景,上柿元勝,通訳…高野勢子,【講師】ベトナム料理研究家…トラン・ティ・ハー,【キャスター】井ノ原快彦ほか
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