当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫中に大きな栗が入っております。
≫こんばんは。
≫今日のコメンテーターをご紹介します。
経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上さんに今日、月曜日入っていただきました。
よろしくお願いいたします。
千葉の中央区ですね。
突風。
先ほど、気象庁はこれはやはり竜巻だと言いました。
今回、夜の竜巻であったということ小規模な竜巻は夜、意外に起きているんですが今回、規模が小さかったとはいえない竜巻だったとみられているわけですね。
それからもう1つ、台風18号が発生して日本に足が速い状態で近づきつつあります。
その影響によりまして竜巻とか、また大雨の懸念というものが出てきております。
≫千葉市の突風被害。
今日、気象庁が竜巻の可能性が高いと判断した。
昼間の竜巻は地上と上空の気温差が大きいため発生することが多い。
しかし昨日は気温差の少ない夜間に発生した。
≫これは、被害直後の千葉市中央区の映像。
どれほどの竜巻だったのか。
コンクリート製の電柱さえ途中でぽっきりと折れていた。
別の電柱には、飛ばされた鉄板が巻きついていた。
ブロック塀もなぎ倒されコンクリートの塊が直撃したのか車のリアウィンドーが粉々になっていた。
≫突風の瞬間を捉えた映像がある。
昨日午後9時36分ごろJR蘇我駅前に止まっていたタクシーの車載カメラ。
左から傘をさして2人の人物が歩いてくる。
突風にしゃがみ込むが後ろの人物は耐え切れずに転倒。
鉄板のようなものがものすごい勢いで飛ばされてきた。
駅に入る直前で電車は停止。
直後に、車内の電気が消えた。
駅に入ってきたこの電車とみられる画像。
飛んできたもので窓ガラスが粉々になった。
運転士は竜巻のようなものを見たため緊急停止したという。
およそ100人の乗客に怪我はなかった。
蘇我駅の東口にあるマンションの1階。
エレベーターを降りてきた2人が外に出た瞬間急いで中に戻ってきた。
その直後、看板のようなものが飛び込んできた。
更に、もう1つ。
竜巻というと昼間に発生するイメージが強いが専門家によると夜も発生しているという。
≫これは2008年3月に撮られた画像。
相模湾で複数の竜巻が確認されている。
一夜明け、被害の状況が明らかになった。
上空からの映像では応急処置のためかぶせられたいくつものブルーシートが見える。
中には、2階の室内が丸見えの住宅もあった。
≫こちらのお宅は2階の屋根が飛ばされてしまっています。
それから、その隣の家を見てください。
こちらのお宅屋根、それから壁の一部も飛ばされていますね。
更に、その右手の2階建てなんですがこちらは2階の屋根の部分がほぼ全てなくなってしまっています。
≫こちらの住宅では屋根に木材が突き刺さっていた。
木材は屋根瓦を貫通しているように見える。
別の住宅の屋上を取材すると…。
≫お隣のフェンスが倒れてきてこっちまでのしかかっている状況ですね。
≫この住民は竜巻のようなものを見たという。
≫この周辺で最初に被害にあったとみられているのがこちらの海のそばにある工場でトタンの屋根が剥がされてそれが数十メートル飛ばされているものもあります。
更にその北側に位置しているこちらのゴルフ練習場ではちょうど今私たちの頭上に張ってあったゴルフのネットがずたずたに切り裂かれるという被害も出ています。
≫確認された被害はJR蘇我駅を越えて北東およそ1kmにかけての範囲に集中している。
千葉市の北東にある成田市でも住宅の屋根瓦が飛ばされるなどの被害があった。
時間は、千葉市よりもあとだったという。
≫レーダーを見ると竜巻が発生した時間雨雲が東京湾から内陸に向かっている。
小林教授によると今回の竜巻は海上で発生した可能性が高いという。
≫今回の竜巻で千葉市中央区では65棟が被害に遭い3人が軽い怪我をした。
昨日、被害があった時間帯千葉県内に大雨警報や竜巻注意情報は出ていなかった。
台風18号があさってにも上陸する可能性がある。
関東から近畿にかけての太平洋側は早くも明日から注意が必要だ。
≫明日にかけては更に注意が必要なんです。
こちらは、暖かく湿った空気の流れなんですが南からの湿った空気とは別に台風18号が取り巻く湿った空気の固まりがあります。
明日にかけては、この台風周辺の湿った空気とダブルで列島に流れ込むことによって秋雨前線の活動が、更に活発化する恐れがあるんです。
千葉で起きた竜巻のとき以上に大気の状態が非常に不安定になる恐れがあります。
明日、そして台風が直撃するあさってにかけて激しい雨や竜巻などに厳重に警戒が必要です。
≫台風17号っていうのは遠くのほうにあったんじゃないの?とかそうじゃなくて18号また新たな台風が近場で生まれて近づいてきているということなのでまた番組後半の気象情報のところで詳しくお伝えします。
小川さん、次まいりましょう。
≫自民党の総裁。
事実上の総理大臣を選ぶ選挙が明日、告示されます。
安倍総理の無投票再選で決まりかという流れの中で野田聖子前総務会長が告示前夜の今でも出馬を模索しています。
こつこつこつこつ20人の推薦人を集めようとしています。
≫明日告示される自民党総裁選。
安倍総理の無投票再選が濃厚な中野田聖子前総務会長がギリギリまで出馬を模索している。
≫出馬には20人の推薦人が必要だ。
自民党内全ての派閥がすでに安倍総理の支持を表明しているため推薦人集めは厳しいとみられてきた。
事態が急変したのは先週金曜日。
大阪でのテレビ出演を終えた総理は急遽、自民党本部に入り谷垣幹事長と会談。
14日の週の法案採決の確認をしたというがこのとき野田氏周辺に動きがあった。
安保法案に批判的で野田氏を支持する古賀誠元幹事長。
自ら率いていた派閥で現在も名誉会長を務める岸田派の若手議員に推薦人となるよう働きかけたのだ。
野田氏自身も連日、自ら電話するなどして推薦人集めに奔走している。
これに対し、岸田派は今日緊急集会を開き安倍氏支持で結束する方針を確認した。
≫官邸側も出馬阻止に動く。
加藤官房副長官も出席した安倍陣営の会合では野田氏の推薦人となりそうな怪しい人リストが示された。
少なくとも20人を挙げそのうち15人以上を切り崩したという。
躍起になるにはわけがある。
野田氏が出馬した場合明日から総裁選が行われ投開票は20日だ。
事実上総理を選ぶ選挙となるため官邸側は、その間野党が安保法案の審議に応じなくなることを警戒しているのだ。
≫安倍陣営は派閥の長だけでなく業界団体まで使って猛烈な切り崩しを図る。
一方、自民党内には野田氏の推薦人に10人から15人が集まったという情報もある。
≫そもそも野田氏は安保法案について慎重な見方を示していた。
去年、集団的自衛権の行使を認める閣議決定が行われる直前月刊誌の取材に集団的自衛権を認めるならば憲法改正が必要との持論を展開したうえでこう述べていた。
≫安保法案の審議が始まると自らのブログで…。
≫ただ、野田氏は安保法案の採決に賛成した。
郵政法案に反対し刺客を送られた経験から造反しないで主張する道を選んだとしていた。
官邸側が神経をとがらせているのは野田氏の動向だけではない。
昨日、東京・新宿の歩行者天国で法案に反対する若者、学者が呼びかけて街宣活動を行った。
与党・公明党の支持母体創価学会員も参加していた。
デパート目の前でのアピールに買い物客が足を止める姿も。
≫明日、自民党本部では朝8時に総裁選立候補の受け付けが行われ午後には国会で安保法案について参考人を呼んでの質疑が行われる。
≫ショーンさんデモからまず伺いたいんですが変わってきた部分もあると思いますが。
≫活動家以外の方がこうして参加されるというのは非常に今回は違うなという感じがするんですが彼らの声を聞いてみると法案そのものに対して異議を唱える人あるいは進め方そのものに関しておかしいんじゃないかというプロセスに関してのノーということ。
もう1つは先の選挙において今の政権に対して安全保障というこれほどに重要な国家の政策の変更。
それに対する今の現政権での判断を委ねた覚えはないという。
それに対する彼らなりの議決権の行使の方法なんだろうなと。
これほどの規模のデモがある一定の緊張感をもたらしているのはとてもいいと思うんですね。
野田氏の総裁選への出馬ということでいうとこれも彼女が言っていたように民主主義国家である以上はありとあらゆる多様性はあえて見せてそしてそれを収斂していくというプロセスということにおいてはこの総裁選というプロセスはいったん停止してやるべきではないかと考えるんですね。
今の野党ということでいえば本来ならば今の政権に対して一定の緊張感あるいは牽制という力学を生み出さなければいけないと思いますがなかなかそこがうまくいっていないという中で恐らくはもし、総裁選となれば8日以降の審議を拒否するという戦術も成り立つんですがこの辺りしっかり戦術を練って本来あるべきプロセスを実現していっていただきたいなと思いますけどね。
賛成する人も賛成していない人もわからない人も一様にいうのは、この法案を現政権で成立させてよいのかというところに関しては共通項なんですよね。
≫民主党の枝野さんとか細野さんとかそういう方々を例にとれば審議拒否なんかしませんよときちっとやりますよという意見もいっぱい出ていますしなんともいえないと思うんですがだけど総裁選に関していいますと仮にお伝えをしたように官邸側が本当に切り崩しをしているならば総裁選に自由に出馬しようという人の推薦人に関して周りに切り崩しをしていると。
そんな簡単に切り崩しといっちゃっていいのと。
なんで、そんなことするのと。
いくら日程で外遊があるそれから安保法案が予想以上にずれ込んできた。
ずれ込むと思うんですよこんなに大事なことはその狭間で、総裁選がこんなことで行われたらうまくいかないということで仮に切り崩してるんだとしたらいや、切り崩さないでくださいよと。
大事なことでしょって感じがしますけどね。
≫ここに対する一強他弱の今の自民党の中での様子派閥が弱くなってきたともいわれますがそこの力学も私たちは見てみたいという気はしますよね。
≫次のニュースは主にシリアからの難民の方々の動きについてハンガリー、ドイツそしてシリアと3か所で取材した模様をこれからお伝えしようと思うんですがこの1枚の写真は夜、ハンガリー側なんです。
この道路は。
そして暗闇、向こうはすぐオーストリアとの国境ということになります。
このシリアからの難民のご家族は実は、このご夫妻は3人のお子さんを母国シリアで殺害されております。
そして、2人のお子さんを連れての難民としての脱出ということになります。
後ろ姿、そしてご主人が手を振っている。
誰に振っているのか実はテレビ朝日の取材班に手を振っています。
ここまで同行取材をハンガリーでさせていただきました。
このあと、いつ会えるだろうかとスタッフも思っていたそうですが翌日、ドイツのフランクフルトで会うことができました。
≫シリア人難民のマネルさんイブラヒムさん家族が6日、ドイツのフランクフルトに到着した。
≫家族はシリア東部のデリゾールに暮らしマネルさんはエンジニアイブラヒムさんは弁護士として働いていた。
だが、街が過激派組織イスラム国に支配されてから夫妻は職を失った。
家はアサド政府軍に破壊され5人いた子どものうち3人が殺された。
残された子どものことを考えマネルさんたちはシリアを出ることを決意する。
取材班がマネルさんたちと初めて会ったのは4日前。
ハンガリーの首都ブダペストの駅だ。
≫家族はトルコからギリシャに海を渡りマケドニア、セルビアを歩きブダペストにたどり着いた。
だが、そこで身動きができなくなってしまう。
ハンガリー政府が押し寄せる難民の対策に消極的で国際列車の運行停止などの措置をとったためだ。
マネルさん家族をはじめ多くの難民が何日間も駅の周辺で寝泊まりすることを余儀なくされ業を煮やした難民の一部は道のりで200km以上あるオーストリア国境に向かって徒歩で移動を始めていた。
こうした事態を受けてドイツとオーストリアは緊急措置として国境を開放した。
そしてマネルさん家族もついにブダペスト東駅から列車に乗ることができた。
ようやく先が見え始め表情も明るい。
≫到着した駅、窓越しにハンガリーの市民の方々が水や食料お菓子を差し入れています。
≫列車はオーストリアとの国境付近で停車。
家族は徒歩で国境を越えた。
≫国境の検問所です。
ここから先はもうオーストリア。
その先はドイツです。
家族4人、今手を振ってくれていますね。
元気に頑張ってもらいたいな。
≫難民への支援の輪も広がっている。
≫バチカンのローマ法王フランシスコは日曜礼拝でヨーロッパ中の、あらゆる教区、教団、教会、修道院がそれぞれ1家族を受け入れることを求めた。
ヨーロッパにはおよそ12万2000の教区があるという。
ドイツのサッカーチームバイエルン・ミュンヘンはトレーニングキャンプを開催し難民の子どもたちにサッカーのトレーニングやドイツ語の習得食事の支援を行うという。
また日本円にして1億3300万円を寄付する。
ドイツには2日間で2万人以上の難民が入国した。
今回の国境開放はあくまで一時的な措置だ。
ハンガリーには今も多くの難民が集まり更なる流入も続いている。
トルコ第3の都市イズミル。
難民たちのほとんどはここを拠点にヨーロッパを目指す。
この街を、イスラム社会とヨーロッパの関係が専門の内藤正典教授とともに歩いた。
≫トルコの国内にいるシリア難民の人たちの数は一向に減っていません。
現在190万人以上に達しています。
こちらのイズミルというのはここから先ギリシャに近づくために多くの難民の人たちがここを目指してきます。
≫難民は街の至るところにいた。
≫多くの荷物を抱える者着の身着のままの者その姿はさまざまだが共通していたのは皆一様に黒いポリ袋を持っていたことだ。
中身を見せてもらうと救命胴衣そして浮き輪が入っていた。
≫これが20リラ。
救命胴衣が50リラだそうです。
≫黒いポリ袋に入れているのは救命胴衣を持っていると難民だということがわかって警察に捕まってしまうからだという。
≫街中では難民向けに救命胴衣が堂々と売られていた。
こうした店の多くは密航業者と裏でつながっているという。
ドイツなどを目指す難民たちはまずはトルコから海を越えてギリシャの島に密入国する。
トルコとギリシャは陸でもつながっているが警備が厳しいためパスポートがなければ通過できない。
戦火を逃れた難民の多くがパスポートを持っておらず密航業者に金を払ってボートを手配してもらい海を渡るしか選択肢がないのだ。
≫ギリシャへの渡航を仲介する密航業者とはどんな者たちなのか。
エルナブリスさんは妻と2人の子どもとともにモスクに身を寄せていた。
エルナブリスさんは前日ギリシャへの渡航を試みたばかりだった。
だが…。
≫エルナブリスさんは58万円を払ったが戻ってくるはずと話すがその後どうなったかはわからない。
≫ドイツにたどり着いても市民権や永住権は得られない。
だが、難民たちは過剰な期待を抱き今日も海を渡る。
≫やっぱり、あのバスだね。
ここはシリア難民の人たちイズミルから更に、どこかの海岸に行ってそこからギリシャに渡ろうとするブローカーたちが手配をしてこのバスに乗せていくその瞬間ということです。
≫ブローカーに払うお金ってものすごく高いですよね。
どういうお金を工面するんだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんがいろいろ調べて、聞いてみるとやはり、今、シリアの難民として動いている人たちは比較的、中間層といいますかある程度収入を得ている人。
なけなしの家を売って作ったお金をブローカーに渡すお金として家族で出てくる。
出てこられる人が出てくるお金を持って。
そして誇りが高いからあえて移民として。
難民として動くときに洋服を新調してきれいないでたちで入ってくる。
そういう方も非常に多いということを聞きますね。
さて、そういう中で我々こういうふうにみるときにEU各国は大変だなという目線ではだめですね、これ。
≫古舘さんがおっしゃったようにその難民の中でもVTRの中でもありましたようにスマートフォンが映っていましたけどあの中で例えば、バルカン半島を渡ってこられる北に上られる方の中にもすでにソーシャルネットワークを使いながらここの国境警備は緩いよとかここだと安全だよということを情報交換しながら非常に教育レベルの高い人によってはハイヒールを履いて難民活動をしている人もいたりするということもあるんですが、やはり一方で、そうではないいわゆる私たちが想像する難民の人たちですよね。
いわゆる紛争や迫害や人権侵害を受けて希望を求めている人たち数千万人国内での避難者も含めて6000万人ですからとてつもない数が大移動をしているという中でヨーロッパ、EUの求めた理想というのが本当にかつてない挑戦を受けているということですが足並みがなかなかそろわないというのが一番しんどいところなのかなと。
つまりいわゆる母国それから経由地、目的地。
そして国際社会、あるいは欧州連合というところの足並みがそろわないのとプラス、難民の方たちが行きたいところ行きたくないところと。
やっぱり東ヨーロッパは非常に厳しいからと。
例えばポーランドに行くとウクライナに備えておきたいと。
経済的にいいドイツやフランスやスウェーデンやということになってくるとその辺りのバランスの取り方が非常に難しくなってきていると思いますね。
じゃあこのいわゆるEUが求めた理想というもののいわゆる外部性コストというものを誰がどういうふうに分配して請け負うかと。
これは今、申し上げた4つの主体では無理でやっぱり第三国が積極的に関与しなきゃいけないと思うんですね。
すでにアメリカを含めアルゼンチンだとかブラジルであるとかそのほかの国も移民を受け入れとなるんですがじゃあ、我が国はとなったときにもちろん、年間300億以上の支援をし、十数人程度のこの程度を多いとみるか少ないとみるかはあるんですがドイツ3万人の受け入れに対して日本が十数人の受け入れということではやっぱり少ないと思わざるを得ない。
≫去年5000人申請あったんですけどね。
≫そうなってくると私は積極的平和主義ってどこで発揮すべきかって、まさにこのタイミングで日本も何ができるのか何をすべきなのかというのをしっかり考える必要があるのかなという気はいたします。
≫国際社会とひと言で言うのはいやなんですがシリア内戦に全く、いい意味の介入ができてこなかった。
その付けが回っていると考えたときに日本は直接は関係ありませんけれども今、おっしゃるようなことでいえば地球儀をふかんする外交という≫ニュースが入ってきました。
今年の司法試験で問題の作成を担当した明治大学法科大学院の教授が教え子に試験問題の内容を漏らした疑いがあることがわかりました。
関係者によりますと司法試験の問題内容を漏らした疑いがあるのは明治大学法科大学院の男性教授です。
男性教授は司法試験で試験問題の作成などを担当する考査委員を務めていましたが試験前教え子の女性に問題の内容を漏らした疑いがあるということです。
法務省は男性教授から話を聞くなど詳しい調査を行っています。
司法試験をめぐっては2007年に当時、考査委員を務めていた慶應大学法科大学院の教授が答案作成の練習会を開くなど学生に便宜を図っていたことがわかり法務省はこの教授を解任しています。
司法試験の合格発表は明日です。
≫川崎市の介護付き有料老人ホームSアミーユ川崎幸町で去年11月から12月にかけて深夜の時間帯に80代から90代の入所者3人が相次いで部屋のベランダから落ち死亡していたことがわかった。
当時、施設は職員3人の当直体制だったという。
そのうちの1人で3人が転落死したいずれの日も勤務していた元職員は…。
≫この問題を受け川崎市は今日、会見を開いた。
≫同施設は3月にも男性の入所者が浴室で溺れて死亡していたことが明らかになった。
市は今週中にも施設の責任者から説明を求める予定だ。
≫経済同友会の元トップ国際派経済人として知られる小林陽太郎氏が亡くなった。
82歳だった。
小林氏は1978年44歳で富士ゼロックスの社長となりその後、会長に就任。
1999年には経済同友会の代表幹事となり企業の社会に対する責任という理念を唱えた。
一方で、海外に豊富な人脈を持つ財界随一の国際派としても知られ日米財界人会議の議長を務める。
日中の有識者で作る新日中友好21世紀委員会の日本側の座長も務めた。
≫ロシアの閣僚による北方領土への訪問が相次いでいる。
ソコロフ運輸相は今日国後島択捉島を訪れ道路の舗装状況を視察。
水産加工工場にも立ち寄った。
実はロシア政府は今後北方領土などに1300億円の資金を投じ開発を進める計画を立てており先週も農業相が訪れたばかり。
先月22日にはメドベージェフ首相も訪れ実効支配を誇示し日本を牽制する狙いがあるとみられている。
これに対し、日本政府は…。
≫アメリカ軍普天間基地の移設をめぐる政府と沖縄県の集中協議。
今日、安倍総理が初めて出席し最後の会議が行われた。
≫政府は、沖縄県による辺野古沖の潜水調査が終わり次第、協議の間中断していた移設工事を再開するとしている。
≫翁長知事側が埋め立て申請の許可これを取り消すのかどうか。
そのほかの手立てがあるのかどうか。
千葉市中央区で屋根が飛んだ方は大変だと思いますけど台風がまた。
≫お伝えしていますように今日、日本の近海で発生した台風18号は速度を上げて列島に向かって進んでいます。
早くも、あさってには本州にかなり接近し上陸しそうです。
この台風の特徴なんですが接近前から大雨をもたらすことです。
というのも、こちら雲の様子を見てみますと台風の雲と今、列島にかかっています秋雨前線の雲が一体化して1つの雲のようになっているんですよね。
台風からの湿った空気が前線を活発化させますので明日から大雨になりそうです。
雨の予想を見ていきます。
列島に沿うようにライン状の雲がかかっています。
明日の朝から東海や関東ではあちらこちらで局地的に雨雲が発達します。
これが午後になってもほとんど状況は変わりません。
いつどこで大雨になってもおかしくない状況ですのでお気をつけください。
更に日付が変わるころには今度は台風本体の雨雲がかなり接近してきますのであさってにかけては更に雨が強まりそうです。
≫スポーツです。
今日はちょっと時間が短いんですが青山さん、お願いします。
≫はい、お伝えします。
こちら、昨日行われた18歳以下野球ワールドカップ決勝。
日本惜しくも敗れてしまったんですが試合後の様子、見てみると本当にいい表情していますよね。
チームの仲のよさも伝わってきます。
一夜明けた今日選手たちがそれぞれの思いを語りました。
≫昨日、アメリカとの決勝戦。
≫日本1点を返しました。
津田翔希のタイムリー!≫アウトだ!≫激闘の末、わずか1点及ばずアメリカに初優勝を阻まれた。
次の開催は2年後。
唯一1年生で代表入りした清宮が3年生の年だ。
≫一方で3年生たちは次のステージへ進む。
今大会2勝を挙げ最高勝率の佐藤世那はプロ志望届を提出する見込み。
18イニングを0点に抑え最優秀防御率を獲得した上野は大学へ。
そして最優秀守備選手に選ばれたオコエは大きな目標を口にした。
≫ブラインドサッカーアジア選手権。
日本は韓国との3位決定戦で今大会初のPK戦へ突入。
キッカーは3人ずつ。
日本が先攻。
キッカーは、コーラーが左右のゴールポストをたたく音でゴールの位置を把握する。
すばやいキックに健常者のキーパー反応できない。
このあと3人ずつで勝負は決まらず韓国の5人目日本、決められたら負け。
キーパー佐藤がファインセーブ。
しかし、続く6人目日本は外し韓国が決めたため日本は敗れ、4位に終わった。
≫今後に向けて今大会エースとして活躍した黒田選手はチャンスで決めるという得点力を上げて更にレベルアップしたチームを作っていきたいと話していました。
≫ショーンさん、実は私どうしても会ってお話を伺いたい方がいらっしゃいまして。
とてもその方はシンプルに人間の生きる意味について語ってくださるので私、おととい行ってまいりました。
かつて京セラ、そしてKDDI更にはJALの再生にも関わった稲盛和夫さんです。
その人生哲学、ひと言で言うのは難しいといいつつこれです。
「なんまんなんまん、ありがとう」です。
≫「生き方」、あの本に私は、言葉に表せない感動を与えていただきましてありがとうございます。
≫恐れ入ります。
≫世の中、開闢以来人は迷い本当にどうやって生きたらいいのかということで苦しんでいると思うんです。
稲盛さん、どうなんでしょう。
なんのために生まれなんのために生きるかということがわからないから迷うような気もいたしまして。
ずばり、授かった魂を磨くために人は生きるんでしょうか?≫私はそう思っています。
我々、自らの意思でもって生を受けたわけじゃないわけですね。
気がついてみると偶然、両親のもとに生まれておったわけです。
それで波乱万丈それぞれの人生を生きるわけですけども生きていく中で、人間というのはいろんな苦難にも遭いますしまた、幸せなときも過ごすと思いますがそういうものを経過しながら現世の荒波で心を洗ってなるべく美しい心になるように私は人生はできているんじゃないかとこのように思っておりますけど。
≫災難に遭ったらつらいですし苦しいことのみ多いような気がしてつらいんですけど、もしかしたらそういう苦しみすらも魂を洗わせてもらう機会なんでしょうか?≫そうなんですね。
私はそう思っています。
ですから災難に遭っても嘆き悲しむことはそうないんではないかと思っています。
確かに、災難に遭えば人間誰しも、みんな悩んだり苦しんだりするんですけどそれは自分自身の魂を磨くために神様が与えてくれたものだというふうにとればその災難のつらさもそんなに厳しくはならないというふうに私は思っています。
心というものは私は、利他の心と利己の心といいますかその2つが同居しているというふうに思っていまして。
と、申しますと我々はついついいい物を食べたいと思ったりそういう利己的な欲に根ざした利己の心というものとほかには利他の心つまり自分はそうじゃなくても他を慈しむ他を愛する。
なるべくそういう、美しいいいほうの心というものを常に心の中に出してきてそれでもって生きていくように私はすべきだと思っています。
脱線しますけど最近、京都大学の中で心というものを研究しようという動きが出てきまして。
それを稲盛財団としましては支援をしてあげていまして今度その心の会議というのが行われますので私も出て、話を聞こうと思っております。
いわゆる立派な大学で心というものを真正面から取り上げて研究されるのは恐らく京都大学が初めてじゃないかと思っていますね。
≫そういう心の研究者の方々の中から稲盛財団が設けている京都賞。
あのすばらしい賞を受賞する一部門になるかもしれませんね。
≫なってほしいと思っているんですけど。
≫宇宙には因果律というものがある。
全て原因があってそれが結果になってその結果が原因となってまた結果につながる。
これがある限り運命は少なからず変えられるんだこういうことなんでしょうか。
≫そうですね、その人がいい思いいい心を考えていけば運命というのはそれに従ってもともと自分が持っていた運命がいい方向に変わっていくというふうに思っていまして結局、どんな逆境であっても腐らないで一生懸命努力をすれば必ず、そういう自然の利他の風が吹いて自分を押してくれるというふうに思いますね。
≫謙虚であることを自分にブレーキをかけて謙虚であることのコントロールってなかなか難しいんじゃないでしょうか。
≫大体、努力家で一生懸命努力をして成功させる方また有名になられる方そういう方が往々にして謙虚さを失ったがために没落をしていかれるというケースを見ていますがやはりどんな状態になろうとも謙虚さというのは非常に大事なことだと思いますね。
≫ともすると大きな企業にのし上がった創業者は、会社は自分のものと思ってしまったりどうしても自我が強く出たりするケースが多いですよね。
≫多いですね。
私はそういう方々を創業者であってもまたサラリーマンからトップになった人を見てもそういう方を見るとハラハラしますね。
必ずどこかでこけるんではないかという気がしてハラハラして注意してあげたいなと思うぐらいですね。
≫「なんまん、なんまん、ありがとう」はこれ、ものすごい大事な、日常の必須条件じゃないでしょうか。
≫そうですね。
結局自分が今、存在するのは自分が自力で存在するのではなしにやはり、そういうほかの力で生かしてもらってるんだと。
それがやっぱり非常に大事なものですから私の場合には5〜6歳の、小学校に行く前に隠れ念仏という旧薩摩藩で浄土真宗が迫害を受けてそれで山の奥で浄土真宗の信仰を絶やさないでやっておった。
その山奥で小学校に行く前に父親に連れられてお参りに行ったんですがそこに座ってお仏壇に手を合わせて拝んでおったときにお坊さんが坊やね、「なんまん、なんまんありがとう」と言って頭を下げなさいよ。
それで、それはいつでも覚えておってどんなときでも「なんまん、なんまんありがとう」と言うんだよということを言われたんですね。
それは「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏、ありがとう」というのを鹿児島弁で「なんまん、なんまんありがとう」というふうに教わったんですが、それは強烈な5〜6歳でしかなかった小学校に行く前ですが強烈な思い出。
それが今日まで、今83歳ですが今でも「なんまん、なんまんありがとう」というのは出ますね。
≫教えられますよね。
転じて、奥様に教えられたというエピソードが僕は大好きなんですけどさすがの稲盛さんだってたまにはうっかりするときがあって、家を忙しくパンと出るときに会社の車が迎えに来ていて奥様もお出かけになると。
じゃあ、駅まで乗っていったらと私はあなたの車なら乗るけれども会社の車には乗ってはいけませんとピシャリとたしなめられる。
何も言えないですね。
≫そういう点では家内は本当に公私の区別をしっかりする女性でしたね。
結婚してから今日まで一回たりともお金が足りないとか今困っているとかということは愚痴を言ったことは1回もありませんね。
≫そうですか。
「なんまん、なんまんありがとう」と同じように奥様に対しても感謝のありがとうを常に、やっぱりされるんですか?≫もう本当に本人にはそうあからさまに言ったことはありませんが本当にありがたいことだと思っています。
≫なんで言わないんですか?あからさまに。
ちょっと恥ずかしい?じゃあ、もうここを使っていただいて。
これ奥様に見ていただいてね。
VTRでもいいから。
≫本当にすばらしい家内だと思っています。
お化粧もしない、本当に愛想もない女ですけれども本当に心優しい女性なんですね。
≫じゃあお化粧もしない愛想もよくないここはカットしましょう。
≫いやいや、カットせんでもいい≫本人もそのとおり思ってますから。
≫「生き方」の本の中にありますが宇宙のビッグバンはどうして起きてどういう成り立ちで宇宙は生成発展しているかって考えると、ちょっとそこにつながってくると思うんですね。
稲盛さんもおっしゃっていますビッグバンは何かと一番ちっちゃいものは何か素粒子。
素粒子同士が結びつくことによって中性子と、それから中間子と陽子ができる。
そのこの3つがまた重なることによって原子の核ができる。
原子の核ができることによってそこに電子を取り入れることによって原子になる、原子と原子が核融合という形になってあらゆる種類の原子ができる。
あらゆる種類の原子ができることによってまた分子が出来上がる。
更に分子ができることによって結びついて高分子になる。
高分子になったところでDNAが取り込まれて生命が誕生した。
僕、あそこで図らずも涙が出たんです。
生成発展する法則があるんだから自分の魂も高次元になっていけるんだよということですか?≫そうですね。
≫僕は大体、不遜ですよね。
稲盛さんがおっしゃったことを丸暗記して今、ここでご本人に再現する必要はなかったんですけど自我の賜物で偉そうに言ってしまいました。
言いたくてしょうがなくて。
≫本当に、よく本を読んでおられますよ。
偉いですよ。
そういう宇宙の中に我々は今、住んでいるわけですから宇宙というのは森羅万象、あらゆるものを生成発展する方向に流してくれている。
ですから、みんな何もしなくても、いい方向に流れていくはずですと。
ましてやそれで、いい心といいますか優しい思いやりの心利他の心を持って生きていけばですね更にそれが増幅されて幸せな人生が送れるはずですとそういうふうに私は理解をしておりますけども。
≫ちょっと今違う方向になっていますね。
≫私なんか戦争が終わったときが中学の2年生でしたのでね。
鹿児島の街も空襲で全滅し私の家も焼けてしまったんですがああいう戦争というものを経験した中で二度と戦争を起こしてはならんとやっぱり耐えていくという。
確かに腹が立つこともいくらでもあるかもしれませんがやはりその中で耐えていくということが非常に大事だと私は思っております。
ですから安保法案改正うんぬんという問題もあります。
また、日米同盟の中で日米協力をということも言われておりますけれども決して、そういうことで日本の平和が守られるものじゃないと。
日本人の心そういうもので日本を守っていくしかないのではないかと思っています。
≫放送時間に限りがありましたのでお出しすることはできなかったんですけど強く、もう1つ稲盛さんがおっしゃっていたのは企業というものは創業者のものでもなんでもない。
株主のものでもない。
従業員と従業員の家族のものだ。
その信念でずっと私はやってきたし今の京セラもそうでなければいけないと強く思っています。
2015/09/07(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
“安保法案デモ”都内の繁華街でも▽歩いて国境越え…難民ドイツに到着も、続く混乱追跡▽今だから聞きたい“人として大切なこと”稲盛和夫×古舘伊知郎
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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