09月12日 12時25分
プロ野球史上最年長で2000本安打を達成した中日の和田一浩選手が今シーズン限りで引退する意向を固め、球団側に伝えていたことがわかりました。
和田選手はプロ19年目の43歳です。
平成9年に西武に入団し、30歳となった平成14年にレギュラーに定着したあと、中心打者として2回のリーグ優勝や、平成16年の日本一に貢献しました。
平成20年にはフリーエージェントの権利を使って中日に移籍し、38歳になった平成22年は、打率3割3分9厘、自己最多となる37本のホームランを打ってチームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献し、MVP=最優秀選手に選ばれました。
今年6月にはプロ野球史上最年長となる42歳11か月で2000本安打を達成しました。
今シーズンはひざを痛めた影響で出遅れ、先発メンバーから外れることも多くこれまで70試合の出場にとどまり、204打数59安打、打率2割8分9厘、ホームラン5本、24打点の成績となっています。
球団関係者によりますと和田選手は今シーズン限りで現役を引退する意向を固め、球団側に伝えたということです。
和田選手は、現役引退の意向であることを認めたうえで「会見もそのうちすると思います」と話していました。
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