こんにちは。
正午のニュースです。
千葉県内では、昨夜、激しい突風が吹き、千葉市で3人が軽いけがをしたほか、県内で建物74棟の被害が確認されています。
気象庁などは、竜巻が発生した可能性があるとして現地に職員を派遣して調査を始めています。
千葉市の現場から中継です。
千葉市中央区今井の住宅街です。
この奥の家、ご覧ください。
壁に物が当たったようなものが無数についています。
そして今作業員の方が、屋根の上に乗った瓦を取ろうとしています。
住民の方々、家の後片づけに追われたり業者の方に家のふき替えを頼んだりしています。
この辺りの被害は100メートル以上続いています。
この奥のベージュの家、ご覧ください。
屋根が吹き飛ばされてなくなっています。
壁面のとたんもはがれ窓ガラスも割れています。
激しい突風が吹いたときにこの家には誰もいませんでした。
突風のときに外にいた方によりますと木材など多くのものが空を舞っていました。
立っていることもできずとても怖かったですと話していました。
千葉市中央区今井からお伝えしました。
昨夜9時半過ぎ、千葉市のJR蘇我駅前に止まっていたタクシーのドライブレコーダーの映像です。
画面の左、女性2人が、突風にあおられ1人は倒れてしまいました。
画面左側からは突然、段ボールのようなものが高速で飛んできました。
多くの被害が出た千葉市中央区の今井地区です。
住宅の屋根に柱のようなものが刺さっています。
この住宅では、屋根の一部や閉めていた雨戸も吹き飛ばされていました。
NHKが取材したところ、今井地区では、数百メートルにわたって建物などに被害が確認され、電柱が根元から倒れるといった被害も見られました。
消防によりますと、千葉市中央区では、女性3人が突風で転倒するなどして軽いけがをしたということです。
千葉市のほか、成田市や鎌ケ谷市でも、突風の被害が相次いでいて、千葉県などによりますと、午前11時時点で建物の被害は、合わせて74棟に上っているということです。
また、昨夜9時半過ぎ、JR蘇我駅に到着する直前の上りの快速電車に、風に飛ばされたとみられるものが当たり車両の窓ガラスが割れました。
けが人はいませんでした。
JR東日本によりますと運転士から、竜巻のようなものを見たため緊急停車したと連絡があったということです。
銚子地方気象台と気象庁は竜巻が発生した可能性があるとして、現地に職員を派遣し調査を行っています。
不正な会計処理が発覚し2度にわたって決算発表の延期に追い込まれる異例の事態となっていた大手電機メーカーの東芝は、きょう、過去の決算を修正して発表しました。
新たに問題のある会計処理が見つかったことなどから、過去7年間に、下方修正が必要な税引き前利益の総額は118億円増え、2248億円に拡大しました。
東芝は、新たに問題のある会計処理が見つかったことから、先月末、通常より2か月遅れで予定していた決算の発表を再び取りやめ、2度も決算発表を延期する異例の事態となっていました。
その後、監査法人の監査が終わったとして、きょう過去にさかのぼって修正した決算の情報を盛り込んだ有価証券報告書を提出し発表しました。
それによりますと、ことし3月期の決算は、最終的な損益が、当初公表していた1200億円の黒字の見通しから、一転して378億円の赤字となりました。
また、今回の不正会計によって、過去7年間で下方修正が必要になった税引き前の利益の総額は、これまで2130億円になるとしていましたが、その後、発覚した案件を含めると118億円増え2248億円に拡大しました。
一方、東芝は、取締役会議長に資生堂の前田新造相談役を招へいすることを決めました。
東芝は今月30日に改めて株主総会を開き、新しい経営陣の承認を得たうえで、再発防止の取り組みを進め、大きく損なった信頼の回復を急ぐことにしています。
秋田県鹿角市の道の駅の駐車場で、タクシー運転手の男性を殺害したとして、強盗殺人の疑いで55歳の男が逮捕された事件で、男は、勤務先での仕事を終えた直後に事件を起こした疑いがあることが関係者への取材で分かりました。
秋田県鹿角市に住むホテルの清掃関連のパート従業員、東屋仁容疑者は、おととい午後9時過ぎ、鹿角市の道の駅かづのの駐車場で、タクシーの運転手田中義次さんを、金を出せなどと脅して刃物で襲ったあと、自分の車ではねて殺害したとして強盗殺人の疑いで逮捕されました。
東屋容疑者は、現場からおよそ10キロ離れたホテルに勤務していて、関係者によりますと事件のおよそ30分前の午後8時半までは仕事をしていたということです。
警察によりますと、タクシー会社の記録や防犯カメラの映像などから、その後、通勤に使っていた車を、いったん道の駅に置いて、およそ700メートル離れた場所に移動し、そこから電話で配車を依頼してタクシーに乗り込んだのは、午後9時ごろとみられています。
警察の調べに対し東屋容疑者は、刃物で刺したことは認めていますが、強盗についてはあいまいな供述をしているということです。
警察は、仕事を終えた直後に現場近くに向かい、タクシーに乗り込んだとみて、詳しいいきさつや動機を調べています。
G20、主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議で中国経済の減速に懸念が示される中、きょう、上海の株式市場の取り引きが5日ぶりに再開され、代表的な株価指数は小幅な値動きとなっています。
株価の不安定な値動きが続く上海の株式市場は、抗日戦争勝利70年を記念した軍事パレードなどのため今月3日から取り引きが休みとなっていましたが、週明けのきょう、5日ぶりに取り引きが再開されました。
代表的な株価指数は、取り引き開始直後に1%以上値上がりしたもののその後、売り注文も出て、前の営業日の終値と比べて小幅な値動きとなっています。
中国経済を巡っては、G20の財務相・中央銀行総裁会議でも議論が交わされ、中国経済の減速や、それに伴う世界同時株安などの金融市場の動揺に懸念が示されましたが、中国の中央銀行、中国人民銀行の周小川総裁は、株式市場の調整はすでに、おおよそ一定の水準に達しているなどと述べ、投資家の懸念を解消したいねらいもあるものとみられます。
市場関係者は、きょうから株式の先物取引に関する規制が大幅に強化されたこともあり、これまでのところは、売り注文に一定の歯止めがかかった形となっているなどと話しています。
昨夜遅く大阪生野区で、男性が刃物で切りつけられて死亡し2人が大けがをしているのが見つかった事件で、現場から外国人風の男4、5人が走って逃げたことが警察への取材で分かりました。
被害に遭ったのはいずれも、アジア系の外国人とみられるということです。
昨夜11時過ぎ大阪生野区の路上で、男性が刃物で切りつけられて路上に倒れているのが見つかり近くの集合住宅でも男性2人が倒れているのが見つかりました。
近くの防犯カメラの映像です。
4、5人の男が1人の男性を追いかけ回し、取り囲んでいる様子が映っています。
警察によりますと被害にあった3人はいずれもアジア系の外国人とみられ、路上に倒れていた男性はまもなく死亡しほかの2人は重傷だということです。
その後の調べで、死亡した男性に切りつけたのは、外国人風の4、5人の男で、走って逃げたことが警察への取材で分かりました。
警察は、集合住宅で倒れていた男性2人についても同じ男らが切りつけた疑いがあるとみて、殺人などの疑いで行方を捜査するとともに、被害者の身元の確認を進めています。
渋谷駅周辺で行われている大規模な再開発のうち、JRの駅の利便性を高めるため埼京線のホームを移設したりバリアフリー環境を整備したりする工事が始まることになりきょう起工式が行われました。
渋谷駅とその周辺では、都市の利便性や安全性を高めるため、駅の改良工事や複合施設の建設などの大規模な再開発が行われていて、今後10年以上にわたって進められる計画です。
このうち、JR渋谷駅では、きょう駅の利便性を高めるための改良工事の起工式が行われ、関係者がくわ入れをして、工事の安全を祈願しました。
JR渋谷駅の改良工事では、まず、駅の南側に離れた埼京線のホームを北側へ350メートルほど移し、山手線のホームと並べて乗り換えの距離を縮めます。
この工事は2020年春の完了を目標にしています。
また、内回りと外回りで分かれている山手線のホームを1つにまとめたり、駅の1階から3階までをエレベーターで結んで、バリアフリー環境を整えたりするなどの工事については、2028年3月までの完了を目指すとしています。
次です。
若き日の作家、太宰治が、文壇の重鎮に宛てて書いた手紙が新たに見つかりました。
自分の作品を芥川賞に選ぶよう懇願するなどの内容で当時の心境を物語る資料として、注目されています。
見つかったのは、昭和10年からよくとしにかけて、太宰治が、文壇の重鎮で芥川賞の選考委員も務める佐藤春夫に宛てて書いた3通の手紙です。
昭和10年6月の日付がある手紙で、佐藤から作品の評価を伝え聞いた太宰は、うつかり気をゆるめたらバンザイが口から出さうで、たまらないのですと喜びをつづっています。
また昭和11年1月の手紙では、前の年に行われた芥川賞の最初の選考会に関連し、こんどの芥川賞も私のまへを素通りするやうでございましたなら、私は再び五里霧中にさまよはなければなりませんなどと自分の作品を選ぶよう懇願する内容になっています。
太宰はその後も芥川賞を受賞することはありませんでした。
手紙を見つけた実践女子大学河野龍也准教授は、かなわなかった敗北感がその後の核となりのちの作品に生かされたのだろうと指摘しています。
ベニズワイガニの水揚げ量日本一を誇る鳥取県境港市の境港で、今シーズンの初水揚げと競りが行われました。
今月1日に解禁された今シーズンの日本海のベニズワイガニ漁、境港には、けさまでに漁を終えたカニかご漁船が戻り、およそ28トンのベニズワイガニが水揚げされました。
そして、港では今シーズン初の競りが行われました。
きょうは30キロ入り1ケースに平均で8240円の買い取り値がつきました。
関係者によりますと、円安の影響などで海外産のズワイガニやタラバガニの国内での流通量が少ないことから、値が上がったとみられるということです。
生字幕放送でお伝えします2015/09/07(月) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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