≫今日も満員の名古屋日本ガイシホールです。
全日本女子の過酷な11連戦も今日が最終戦。
今大会でのオリンピック出場権獲得はなりませんでしたが世界で最も小さい日本の快進撃は我々の心を揺さぶりました。
今日の相手は金メダルを狙う世界最強のライバル、中国。
ワールドカップ最後の一戦はオリンピックに向けての最初の一歩でもあります。
打倒中国なるか。
つないだ先に夢がある。
最後まで、頑張れ、日本!≫激闘に次ぐ激闘もついに最終戦。
29歳、これが4度目のワールドカップ。
初めて日の丸をつけたあの日から私はバレーに全てをかけてきた。
だからこそ。
憧れの人を追いかけてたどり着いたこの舞台。
私は今、世界と戦っている。
夢じゃない。
だからこそ。
父と同じ道を歩むと決めた。
どんなときも私を見守ってくれる。
だからこそ。
喜びを、悔しさを全身で感じながら、みんなで必死に心をつないだ。
だからこそかみ締めた思いを無駄にはしない。
≫いよいよワールドカップ日本女子の戦いは最終戦を迎えました。
日本対中国戦です。
≫この10試合でバレーのことをより一層好きになりました。
≫そして昨日、木村沙織選手インタビューで、明日の試合でこのチームは最後だと言っていたんですが最後にどんなドラマが待っているか楽しみです。
≫そして宮下遥選手ですが昨日、涙を流したインタビューをされていまして今日はとにかく、この涙を笑顔に変えてもらいたいですね。
≫全員の笑顔、見たいですね。
コートサイドの大林さん。
日本選手の様子、いかがですか?≫大会初日に緊張しますね、なんて言っていた古賀選手、そして若手選手今、試合を重ねて日々、成長してきた顔がよくわかります。
本当にたくましくなってきたなとうれしく思います。
そして今日、選手が言っていたのはこのチームで戦う最後の試合勝って終わりたいという思いでした。
すべての力を出し切って頑張ってもらいたいと思います。
≫ありがとうございます。
そして、すごい報告があります。
毎日募集しているナイスプレイ投票が10戦で合計4200万票を超えました。
≫それだけ、すばらしい試合すごいプレーがたくさんあったということですね。
≫皆さんの応援しっかり届いています。
今日もみんなでつなぎましょう。
勝って未来へ。
≫日本対中国戦まもなくホイッスルです。
≫4年に一度の一大決戦。
ワールドカップバレー2015。
まもなく女子の最終戦日本対中国の一戦を迎えます。
放送の解説は元全日本キャプテンのお二人。
ミドルブロッカー出身の川合俊一さんとセッター出身竹下佳江さんです。
よろしくお願いします。
まず川合さん今日の相手、中国ですが日本に勝つとワールドカップ優勝、金メダル。
負けるとオリンピックの出場権すらとれないという大一番になりました。
だから中国は今日はものすごい気合が入ってきていますからね。
日本もその気合に負けないでほしいですね。
≫竹下さん、日本対中国といえばロンドンオリンピックの準々決勝これが思い出されますがどういうものが大事になってくる戦いなんでしょうか?≫中国、シュ・テイ選手という195cmのスパイクブロックのいい選手がいますからね。
今日は、鍵になると思います。
≫ロンドンオリンピックのあとに誕生したもはや今も世界のエースといってもいいでしょう。
2番、まだ二十歳のシュ・テイ選手を日本、どのように止めることができるでしょうか。
では、試合に先立ちまして両国国歌の演奏です。
まずは中国。
♪〜
(国歌演奏中)≫世界屈指の高さを誇る中国。
金メダルに向かいます。
続いて、日本。
心を1つに束ねます。
♪〜
(国歌演奏中)≫生中継でお伝えします。
ワールドカップバレー。
女子の最終戦、日本対中国。
中国は今日、日本に勝つと優勝が決まります。
一方、日本に負けると3位以下となりオリンピック出場の切符をつかむことができません。
相当な激しい戦いが予想されます。
そして、木村と古賀2人のヒロインの共演も今日でいったん見納めです。
日本はオリンピックの夢を来年5月に行われる世界最終予選に託すことになりました。
ただ、今日の相手、中国もオリンピックの金メダルその目標を達成するためには今日、この場で倒しておく必要があります。
それでは両チームのスターティングメンバーを紹介しましょう。
この試合、勝てば金メダルワールドカップ12年ぶり三大大会では実に2004年のアテネオリンピック以来11年ぶりの世界一に向かう中国のスターティングメンバーです。
スタメン平均190cmを超える超大型チーム。
中国はなんといっても2番のシュ・テイ、195cm。
スパイカーランキング2位につけています。
それから9番のチョウ・ジョウチョ、193cm。
スコアラーランキング9位サーブランキングは世界、堂々の1位。
シュ・テイ、それから9番チョウ・ジョウチョ、要注意です。
チーム平均23歳若いチームを率いるのはかつての中国の大エース鉄のハンマーと恐れられたロウ・ヘイ監督です。
一方、我らが日本のスターティングメンバーです。
今日もポイントゲッターは長岡。
そして今日が最後のワールドカップでの雄姿になります木村沙織。
その木村に続く次なるヒロイン候補、古賀紗理那。
ミドルブロッカー、島村燃えています。
セッターは涙をぬぐった宮下遥。
そして大きな成長を遂げた大竹里歩ミドルブロッカー。
リベロは座安と佐藤の2人。
オリンピックで金メダルをとるためにも勝たなければならない相手と話した眞鍋政義監督。
今日も全員バレーで挑みます。
アジアのチームには非常に強い迫田さおりは今日の日本の切り札です。
どうか全てを出し切って戦ってほしい今日の日本です。
宮下のファーストサーブで始まるローテーションです。
代表が集まって5か月。
ともに汗を流しともに世界と戦い勝った喜びも、負けた悔しさも全てをともに分かち合ってきました。
だから最後は勝ちましょう。
だから最後まで信じましょう。
試合が始まります。
頑張れ、日本。
日本対中国ワールドカップ最後の戦いが始まります。
≫出だしですね。
昨日はちょっとサーブが全体的に悪かったので。
今日は攻めてほしいですね。
≫古賀紗理那のフェイント。
これはアウトになりました。
竹下さんシュ・テイを上げていきましたが。
≫こういうレシーブを上げることによって相手のリズムを崩してきましたからどんどん上げたいです。
≫速攻できました、大竹。
真ん中にきました。
≫いいですね。
昨日ミドルは最初少なかったですが今日はちょっと増えていきますよね。
ミドルの打数が。
≫中国のブロックのつき方ですがちょっと分かれていますね。
≫ボールは日本のコートに落ちました。
2つ、リバウンドを取っていった日本。
そして、中国チームも気迫の表情。
中国は今日、勝てば金メダルが決まります。
負ければオリンピック出場権をつかむことができません。
≫控えのメンバーの雰囲気も中国はものすごいものがあります。
シュ・テイ、フェイントで落としていきました。
強打だけではありませんね。
≫高さがあるので日本は全体的に守備が後ろに守りますね。
≫シュ・テイ、きました。
よく粘っていますが。
≫中国は今日はすごい集中していますよね。
更に、日本はレシーブを上げる必要があります。
≫アウトになりました。
中国のサーブミス。
まだ第1セット4対3です。
非常に中身の濃い第1セットのスタートになりました。
中国の集中力、気迫。
それを跳ね返す力。
日本はチームの力で戦います。
ストレート勝負はアンテナに当たってポイント、日本。
≫ディグがいいですね。
スパイクレシーブがしっかりね。
トスを上げないところに上がってるからいいですね。
長岡に託しましたがブロック2枚、シュ・テイです。
昨日のロシア戦1人で29ポイント。
そのうちの7点が、ブロック。
≫真っすぐだな、打ってるのは。
≫ラインを越えてしまいました。
木村がラインを越えてしまってポイントが中国に入ります。
竹下さん、ややセルビア戦、それから昨日のアメリカ戦日本はミスを犯したあとの雰囲気ですよね。
≫そうですね。
こういう連続失点をなくしていきたいですね。
≫長いコース。
クロスで抜いていきました。
大林さん、この辺りは?≫今、間で早めになったのでそれがいいと思います。
クロスで間を抜いていくしかないのかなという気がしますね。
≫9番、チョウ・ジョウチョ。
この選手は95年生まれ。
まだ19歳。
今年、現れた中国の新しいエースです。
そして、ロウ・ヘイ監督が最も期待する選手。
≫ワールドカップの最終戦。
日本が挑むのは現在世界ランキング3位の中国。
シュ・テイが去年の世界選手権ではベストスコアラーに輝いてチームを銀メダル世界2位にまで押し上げました。
そのシュ・テイと宮下は同じ1994年生まれ。
ちょうどこのシュ・テイのストレートコースにセッターの宮下がレシーバーとして入るんですが今日、私は同い年のシュ・テイに負けたくない全部上げるつもりで戦っていきます。
そう話しています。
現在、シュ・テイはバックローテーション。
バックアタックを持っています。
ワンタッチはなしという判定。
ポイント、中国です。
≫竹下さん、宮下選手になんとか頑張ってもらいたいですがレフトの上げたトスに関して眞鍋監督、ちょっと首を振っていてそのあと、古藤選手に声をかけていました。
≫こういう大きなチームとやるときはサイドのアンテナのところまでしっかりトスが上がらないとちょっとでもトスが短くなるとブロックされるんです。
昨日のアメリカ戦の途中からちょっと外まで伸びてないトスがあってブロックされたんですけどそこまでしっかりトスを上げるセッターじゃないとなかなかこういう大きなチームではレギュラーになれません。
≫チョウ・ジョウチョブロックをはじいています。
≫中国みたいに身長が大きいので適当に上げたら打ってくれるチームじゃないです。
日本は。
平均身長が10cmも低いので。
≫スタメン平均で今日は10cm違うんですね。
≫だから本当に細かく、精度を上げていかないとこの日本というチームは世界に勝つことはできないので。
≫バックアタック、長岡を使う。
宮下もライト側をうまく使えていますね竹下さん。
≫ここは本当に信頼している関係ですよね。
≫クイックで返してきた中国。
6番、ヨウ・クンセイ。
≫ちょっと中国にフェイントすると2人くらいカバーがいるのであまりフェイントやらないほうがいいです。
やるとしたら後ろのほうに深いところにプッシュするとかそういうことですよね。
≫ここはサイドから古賀紗理那。
ブロックのタッチアウトを奪っていきました。
ヨウ・クンセイの手のひらに当てています。
吸い込みです。
惜しいですね。
≫助走しなくても普通に打っちゃいますからね。
≫どうでしょう、竹下さん。
まだシュ・テイは生き生きとバレーボールしていますか。
≫そうですね。
本当に、全然助走なくてもあの状況で打てますからね。
≫古賀紗理那、クロスは手にジャストミートできなかったか。
中盤戦、5点差をつけられてあとに引けない日本。
ここで眞鍋監督立ち上がっています。
≫一発切るぞ、集中よ。
≫第1セットは劣勢5点ビハインドですが眞鍋監督は非常に落ち着いて選手に指示を与えていました。
こちらはこの大会のベストスコアラーランキングです。
長岡が世界の4位古賀が世界の6位。
この辺の数字は竹下さんどう見ればいいでしょう。
≫すごく頑張っていると思います。
ただ、やっぱりミドルをこの中国戦でもちょっと、見たいですよね。
≫今日はまだ1本ですかね。
島村の攻撃もありましたかね。
この辺が川合さんもうオリンピックまでは実は1年切ってるんです。
≫日本、ちょうどオリンピックに照準を前回のロンドンのときも合ってきたので。
ここの大会で力をつけてもらってそして、1年かけてミドルがどんどん打てるようにね。
もう1つ成長してもらいたいです。
≫シュ・テイがくる。
ノータッチで決めてきました。
表情にも、まだ余裕があります。
≫どれぐらい高いんだろう。
相当、上にきてますね。
≫竹下さん切り替えていいですか。
≫上ですからね。
レシーブとりにくいんですよね。
ポジションどりもしにくいので。
ここは切り替えたいです。
≫長岡のプッシュ。
落ちています。
ポイント、日本に入りました。
≫今みたいに速いトスからのプッシュはまだ空いてますよね。
高いトスでフェイントをやると高い分、時間があるので前によってくる時間がある。
これは、まだ向こうはレシーブの用意ができてませんのでなるべくプッシュをするときは速いトスですね。
≫シュ・テイ、ストレート。
宮下、はじかれました。
少し寄ってきてストレート。
≫厳しいコースですね、今のも。
ちょっとトスが短いところから落差があります。
≫ただ、日本は読みダブルというサインでしたが読み的には、場所的には合っているんですよね。
≫長岡、ストレート。
中国の左サイドに負けていません日本の右サイド。
シュ・テイがブロックにいるんですが。
≫高いストレートですね。
ボール1つ空いています。
≫ピンポイントで狙っていった長岡望悠です。
≫日本の前に立ちはだかります中国。
エースのシュ・テイ。
実は8月26日の韓国戦で右足首をねんざしたんですが3試合欠場のあとこのコートに戻ってきています。
完全復活はしていると本人は、話していますが川合さん、なんとかしないといけません。
≫そうですね。
この高さをね。
上から打たれるのは仕方ない。
だからブロックできないんですよね。
あとは守備で頑張るしかないですがものすごく広角に打たれてるので。
なかなかレシーブできませんけどもそれでもだんだん時間が経ってくるとデータが取れると思うので。
もうちょっと時間がかかるかな。
≫シュ・テイはバックローテに下がって今度はフォワードにシュ・テイよりも更に1歳若い19歳のチョウ・ジョウチョが上がってきています。
バックアタック、ノータッチで決めてきました。
誰もいないところを狙っています。
≫日本は第1セット2回のタイムアウトを使い切りました。
モーションスカウターです。
バックアタックのシュ・テイの打点の高さ3m7cm。
≫3mを超えたら相当、高いんです。
女子としてはね。
3m7は規格外ですね。
≫そのスパイクを放ち続けていますシュ・テイ。
タッチネットですね。
相手のミスによる得点ですが竹下さんもう、こういうバレーをしていくしかないですかね日本は。
≫何度も何度も攻めていくしかないですね。
あとはち密に日本がバレーをやっていくしかないと思います。
≫ポイント、中国です。
≫竹下さんが今、横にいますけどロンドンオリンピックのときは例えば竹下さんがレシーブしてもスムーズに誰かがトスを上げにきてセッターがたくさんいるのかなと思うくらいそのあとうまくコンビというかトスが回ったんですね。
このチームでセッターがレシーブしたときにじゃあ、誰が次にいくのかがバラバラだったりするのでそれを詰めていきたいですね。
≫中国、ダブルコンタクト。
時々、中国も若いチームなのでミスが出ることはここまでの大会、ありました。
ですから日本細かいつなぎの部分気持ちをつなげる部分の精度を高めていけばまだ、中国には対抗し得ます。
決まりました。
中国、足が止まりました。
大きいからあまり俊敏な動きはできないでしょうか、中国。
≫今、ちょっと倒れている人に引っかかっちゃったのかな。
≫まだ5点のリードがありますが中国、ロウ・ヘイ監督タイムアウトを要求しました。
≫Aパス、Bくるけど今、6番よりもライトに注意しようか。
8番が入ってくるパターン。
崩れたらレフト。
頑張れよ。
2番、上がったときもAパスでレフト上がって…。
Cパスになったときだけしっかり上がってるから。
ほかは全部Aパスのときに使ってるから。
≫今コーチから話がありました。
川合さんシュ・テイが上がってきたときAパス、いわゆるセッターにきれいに返ったときにはシュ・テイには上がっていないんだと。
≫乱れたときシュ・テイになんとか適当に上げておいてドーンと打ってくるパターンがこの2番の選手、多いのでしっかりサーブレシーブが相手のセッターに入ったら細かい攻撃ライトとか、してくるのでシュ・テイは、そのとき外すブロックを。
どっちみちいいレシーブが入ってシュ・テイに上がっちゃったらほとんど打たれるので。
それ以外、シュ・テイ以外をブロックでなんとかつぶしたいですね。
≫チョウ・ジョウチョをブロック!日本、最初のブロックポイント。
島村か!ドミニカ戦以来、春世が止めた。
≫この手の出し方をずっとやっていけばなんとかなりますよ。
≫連続ブロックポイント。
今度は古賀。
あっという間に3点差!≫上から打たれない限りこうやってブロックできますから。
あとはシュ・テイをレシーブするだけ。
≫中国、どうする。
セッターはチン・セイシ、26歳。
アウトになりました。
この前がショートサーブ。
今度は伸ばしてきた木村。
4点差です。
≫前と後ろで崩れましたからね。
ああいう狙いはいいですね。
サーブで。
≫古賀紗理那、アンテナに…。
ストレートを狙っていったところでした。
≫今のは結構、いいトスだったと思いますけどね。
≫ヨウ・クンセイのワンレッグ。
≫セッターがうまいですね。
≫ワンハンドトスでした。
ただ、座安が…。
≫相当スピードのある球ですからね。
≫木村がよく戦っています。
島村春世がストレートを抜きました。
これも大林さん、見事でしたね。
≫そうですね。
きれいに抜いたナイススパイクでした。
≫サイドプレーヤーのようなストレートスパイクを打ちました。
ここで日本、切り札1枚目。
21歳、鍋谷友理枝。
心拍数が47%。
≫これ、本人いつも気にしていて。
私はいつも緊張せずに冷静に打ちたいからしょうがないんですと言っていました。
≫チョウ・ジョウチョ。
これはうまいスパイク。
ブロックアウトをとってきました。
ここで、シュ・テイが中国はフォワードに上がってきます。
ピンチサーバーの鍋谷に代わってコートに島村。
島村に代わってレセプションリベロの座安琴希がコートに入りました。
Bクイック、ヨウ・クンセイ。
≫これは高さがあるが故の攻撃ですね。
≫190cm。
ロンドンオリンピックの準々決勝。
日本戦のコートにも立っていた選手。
≫いいサーブだ。
≫ここでサーブポイント。
24点目が中国に入りました。
日本コール。
セットポイント、中国です。
これはアウトになりました。
頭を抱えたのがまだ19歳のチョウ・ジョウチョ。
日本は、この試合、思えば宮下のサーブポイントから始まったゲームです。
ブロード攻撃を持ってきました。
25点目、中国。
第1セット、中国がその力を見せ付けています。
≫日本、第1セットを落としましたが日本らしいプレーたくさんありました。
副音声SexyLIVEZoneはどんな様子ですか、中島君。
≫2セット目も切り替えて頑張ってほしいです。
そして、こちらには世界最強のリベロこと佐野優子さんがいらっしゃっています。
佐野さん、日本が中国に勝つためには何が必要でしょうか?≫中国は非常にミスの少ない手ごわいチームなんですけど日本は、自分たちから絶対にミスをしないというのを常に心がけて集中し続けることなんじゃないかと思います。
≫高い集中力で第2セット、頑張ってほしいです。
今夜は佐藤君100万円チャレンジの出題お願いします。
≫日本はサーブランキング1位を独走していますのでこのあとの第2セット以降日本は何本、サービスエースを決めるか、これでお願いします。
中国をサーブでどんどん揺さぶってほしいです。
≫ではこのあとの第2セット以降日本は何本、サービスエースを決めるか。
2本以下か、4本以下かそれとも5本以上かを当てていただきます。
電話番号を通知のうえ0180から始まるご覧の番号におかけください。
正解者の中からお二人に50万円をプレゼントします。
試合終了まで受け付けています。
間違い電話が多くなっていますのでお気をつけください。
そして、第1セットのナイスプレイ投票の結果も出ました。
声援量に基づく会場内投票に加えデータ放送、スマートフォンパソコンより視聴者の皆さんの投票を加算すると、第1セットは島村春世選手のブロック。
7万5303票を集めてベストプレーでした。
≫第1セットのナイスプレイは島村春世のブロックポイントでした。
流れの中でも川合さん大きな1本でしたし島村自身もうれしい1本でした。
≫次につながる1本ですね。
≫ドミニカ戦で3本のブロックがあったあと5試合、ミドルブロッカーとしてほかの面でサーブとかで活躍はしていたんですがブロックがなかった。
≫ブロックって相手に合わせたりタイミングをね。
自分主導じゃないので修正するのがものすごく難しいんですよね。
そういう意味では修正というより、今みたいに1本、ぱっと決まるとこんな感じなんだっていいときを思い出してくれれば一番いいですね。
≫いろいろ悩んでいましたからね。
≫サーブとかスパイクって自分から。
例えばサーブは自分から打ちます。
クイックは今からBクイック打ちますって自分で決めることができるんですけどブロックは相手の高さとかトスの速さとかに合わせて跳ぶので相手ばかり見ているとなかなか手の出すところを気にしていられないので。
なかなか、難しいプレーの1つなんですね。
≫2セット目以降も期待していいですね。
≫あのタイミング覚えておけばまた次もできますよ。
第2セットが始まります。
第1セットを落とした日本。
中国はこの試合、日本に勝つとワールドカップの優勝。
実に12年ぶりのこのワールドカップ制覇となります。
一方、日本。
この中国はアジアのライバル。
必ず、ここでたたいておく必要があります。
ワールドカップの最終戦は来年のリオデジャネイロオリンピックに向けての第一歩、始まりでもあります。
第2セット日本にメンバー変更なし。
古賀紗理那いいスパイクになりました。
≫今のトス、速くていいじゃないですか。
≫竹下さん、どうでしょう。
≫いいですよね。
スピードがありました。
≫ちょっと遅れてますね。
少しだけ。
≫日本にタッチネットありというホイッスルでした。
≫日本、チャレンジします。
≫チャレンジを眞鍋監督が要求しています。
長岡辺りを副審が指差しましたがタッチネットがあったかどうかをチャレンジします。
各セットに2回まで審判の判定に対しビデオ判定を要求することができます。
各セット2回まで。
チャレンジ成功すれば残りますが、どうでしょう。
着地したときに…。
≫わき腹の辺りですかね。
あの辺だと…。
ユニホームかもしれませんけどわからないかもしれませんね本人、自分でも。
≫日本のチャレンジ、失敗。
日本、このセット残りのチャレンジの回数は1回となります。
ダイレクト。
17番、ガン・ニがきました。
サーブで崩してのスパイクです。
≫ちょうど間に打たれて座安がかなり動かされた感じですね。
≫立ちはだかります192cm。
スタメン平均が190cmを超えています、中国。
切り込んで、古賀紗理那。
先ほどは、ブロックアウトを狙ったスパイクで。
竹下さん、今度は切り込んで。
≫先ほど、眞鍋監督のほうからも中に入ってインナーを切っていいぞと言われていましたから。
≫ガン・ニ。
ブロック2枚の内側でした。
≫今もセッターに返ったので返ったときはこういう攻撃に気をつけないといけないですね。
2枚以外ですね。
≫オーバータイムスです。
誰かが2回触りましたか。
3対3の同点です。
第1セットを失っている日本。
長岡望悠。
ミドルブロッカー大竹のレシーブからポイントゲッター、決めました。
≫日本が勝つにはこういうプレーの連続なんですよね。
しぶとくやっていかないと。
なかなか点は入りません。
≫ダイレクト!日本、連続ポイント。
今度は島村!前に出ました、日本。
≫サーブ、効いてますよ。
≫9番、チョウ・ジョウチョを狙っています。
今度は大竹、届かず。
3枚の上でしょうか。
深いコースを狙ってきました。
≫あそこはとりたいですね。
≫今のボールは上げてほしいボールです。
あまり相手の状態がよくないんですよね。
≫ここで速い攻撃がきましたね。
≫いいですね。
Aパスのときしか今、使えてないんですね。
とにかく、ちょっとでも数字を上げていきたいですね。
≫相手のブロッカーを真ん中に意識させる。
チョウ・ジョウチョ。
ワンタッチがあります。
このチョウ・ジョウチョはレセプションサーブレシーブに1つ弱点のある選手です。
フォワードにくるとベストサーバーランキングは現在1位ですしベストスコアラーランキングでも世界の上位に入っています。
トップ10に入っています。
長岡!竹下さん、解説を。
≫両サイドに引っ張ってもらって真ん中のブロックが手薄になるところを攻めてますね。
≫いい組み立てですね。
≫ばらばらですよね。
ブロック。
これは組み立てとしては100点ですね。
≫モーションスカウターでは2m79cmという情報です。
ソ・シュンライのスパイク。
ワンタッチがあります。
中国、食らいついていきます。
1回目のテクニカルタイムアウトを日本はリードで迎えたい。
次の1点を確実に取りたい日本。
古賀が決めました。
第2セット、8点目。
日本、リードで迎えています。
これは、川合さんすばらしいスパイクでした。
≫大きな選手はいるんですけどね。
スイングの速さとコースのよさですね。
リベロが対応できなかったですからね。
≫まだ19歳。
三大大会は初めての出場です。
今日がこのチームで戦う最後の一戦。
最年少だけど、私は優しい先輩たちに囲まれて本当に楽しい時間を過ごしてきました。
小学校からバレーボールを始めていろんなチームでプレーをしてきたけどこんなに団結力の強いチームは初めてです。
古賀は、そう大会前にも話していました。
木村沙織から受け継がれる日本のエースの宿命。
あとどれだけの時間を2人はともに過ごすことができるでしょう。
この大会の総得点日本は長岡が1番2番目に古賀紗理那が挙げています。
竹下さん、次世代のエースと我々、呼んできましたがもう2015年、この時点で古賀はエースに成長したといってもいいかもしれないそんな活躍でしたね。
≫本当に頼りになりますね。
苦しいときに決めてくれるのは本当にセッターにとってはありがたい存在なんですね。
≫ブロックも、川合さんいいんです。
大会で13本ですね。
今日、1本決めて14本。
≫なかなかいいものを持ってますね。
もっともっとよくなりますよ、これから。
≫古賀はブロードのブロックをしたいんだと言っていましたね。
≫そこは、またこれから勉強ですね。
≫ブロックがはじかれました。
≫今のはブロックできるな。
ちょっと、コースが今低かったですから。
場所が悪かった。
手に当たってますね。
≫長岡のバックアタックはブロックのリバウンドフォローはできず。
しかしまだ、同点です。
ただ、中国のムードが高まるブロックポイント。
大林さん、この辺の空気をどう跳ね返すかですね。
≫ある程度ブロックは当たると思うんですけどリバウンドとフォローをしっかりしてほしいです。
≫すとんと落ちてきました。
これがサーブランキング第1位チョウ・ジョウチョ。
今年、現れた中国の新しいエースです。
非常に貧しい農村地点に生まれた5人兄弟の真ん中で自分がナショナルチームに入って家族を楽にできるそれがうれしいと話すまだ19歳。
Bクイック!竹下さん、大きくうなずきました。
≫いいコンビでしたね。
あそこを1つ、使うことでまた、長岡選手だったり古賀選手、サイドの選手が楽になってきますからね。
≫これは抜かれています。
ブロード攻撃クロスに打ってきました。
≫わかりやすいですね。
セッターに返ったらクイックとか細かい攻撃ですね。
≫時間差攻撃。
古賀紗理那。
≫入ってきました、中に。
≫Bクイックのあとの攻撃です。
≫Bの前に入っていく。
相手のブロックがちょっとついてますけど少し間が空きました。
≫長岡、ブロックアウト!日本、連続ポイント。
≫今のは丁寧でしたね。
ここまでみんな丁寧にできていましたよ。
≫つなぎの部分ですね。
≫この精度ですね。
≫ギリギリを2本続けて狙っていきました。
ただ、川合さんサーブは攻めないと…。
アメリカ戦の最後みたいになりますから。
≫アメリカ、最後はちょっと点差が開いた瞬間にどんどん攻めてきましたからね。
≫入っていますか…。
≫落ちますね。
≫そういうサーブが多いですね。
≫完全に座安はアウトだと思って喜ぼうと思ってたくらい。
完全に見送りましたからね。
≫中国のブロックポイント。
ここで中国が3連続ポイント。
抜け出します。
日本、眞鍋監督ここはタイムアウトに入りました。
≫我慢して、我慢していくぞ。
1本集中だよ。
≫さあ、第2セットは13対11。
中盤戦に入ってきたところで2点を追いかける展開。
竹下さん、改めて第2セットの日本のバレーはどう変化してきていますか?≫いいところでミドルを使いながらいい形もできていますけどサーブレシーブで崩されたあとの展開を丁寧に持っていくというのも大事になってきますね。
≫川合さん、どうしてもレシーブを乱されたあとは両サイドに高いトスがいってしまいます。
≫ちょっとフェイントが今のところあまり効いてないので。
ちょっとくらいトスが悪くても当ててリバウンドとるか思い切り打っていく。
どっちかですね。
フェイントがたまに決まるかもしれませんがなかなか決まりませんから。
≫ストレートを抜かれています。
≫ここ、我慢ですね。
≫我慢、日本。
この中国とはもちろん、オリンピックでもメダルをかけて争うことになるでしょう。
そういう意味でも今日はこの中国に絶対に勝ちたい。
選手はそう思っています。
ライト、長岡!やはりAパスと呼ばれるコンビが使えるときには竹下さん、決定力がありますね。
≫今、シュ・テイ選手アンテナのほうに寄ってたんですね、ブロック。
そこで中に長岡選手が入ってきていましたよね。
≫サーブは、乱すとシュ・テイなんですよね。
川合さん、1つ9番のチョウ・ジョウチョがレシーバーに入っているときは…。
≫そこを狙ってですね。
≫長岡ブロックアウトをとりました。
長岡、当たっています。
大林さん。
≫いいと思います。
打ち終わったあと大画面に自分のスクリーンが映るんですけどそれを見て、ブロックを毎回、やってますね。
冷静です。
≫ダブルコンタクトがありまして日本、連続ポイント。
これで1点差。
≫サーブ、9番がバックレフト側なので。
そっちを狙った。
そこが得意ですからね長岡選手は。
≫ただ、中国もリベロのリン・リがそこをカバーするような動きを見せます。
日本、同点!≫リベロがカバーにいきすぎましたね。
≫これ、竹下さん中国側の心理、わかりますか。
≫リベロがカバーにいってるんですよね。
日本はやっぱり、9番をターゲットにしているので。
そこは意識的にフォローにいってます。
≫今日も名古屋の日本ガイシホールから生中継でお伝えしています。
ワールドカップ女子の最終戦日本対中国。
第2セットは日本がリードする展開で始まって途中、中国に逆転を許しましたが再び日本食らいついて16対15。
1点差で追いかけています。
竹下さんここから追いついて追い越していくためにはどういうバレーが必要になってくるでしょうか?≫まずはサーブですね。
サーブは攻めていきたいですね。
あとは、本当に自分たちがやろうとする展開をどれだけたくさん作っていけるかということですね。
≫川合さん、タイムアウトの中で眞鍋監督がここからは2番がくるぞという指示を与えていました。
≫大事なところは2番のシュ・テイが打ってきますからね。
≫島村だ。
やはり何か、日本吹っ切れた感じがします。
ブロックの間を抜いていきました。
23歳、2013年以来の代表招集。
ソ・シュンライ。
入っています。
≫たまに、きますね。
サウスポーでちょっと、厄介な選手が…。
≫1つのミスも許されない対中国。
そういうゲームになりました。
ダイレクトだ。
たたみかけてきました中国の高さ。
2点差。
ここで眞鍋監督がタイムアウトを要求しています。
大林さんここが大事な場面ですね。
≫そうですね。
ここでしのいですぐ次、変わったら鍋谷選手がサーブで備えていますから我慢してほしいです。
≫今日は大林さんウォームアップゾーンの雰囲気はどうでしょう。
≫すごく声を出しているということより祈りながら自分たちの出番を待っています。
ちなみに、先ほど迫田選手にも声をかけていたのでワンポイントでいろんな選手が出てくるかもしれません。
≫迫田は先のオリンピック3位決定戦韓国戦でもそうですが対アジアのチームに対するとき非常に高い決定率結果を残してきました。
眞鍋監督いわくそういうリオ迫田さおりの持っている部分に持っているものにかける場面が恐らくくるだろう。
そんな話もしていました。
竹下さん、迫田が持っている雰囲気迫田が取る1点。
全てを変える力を持っているんじゃないかと思うんですが。
≫やはりみんな、練習のときから一緒にやっていますから。
どれだけ彼女が頑張ってきたかという思いもつないでトスを上げていると思いますよ。
≫この迫田の力が必要になるときが、恐らくこのあともくるでしょう。
2点を追いかける日本第2セット。
まずは1本。
クロスを抜きました。
≫よく決めましたよ。
≫なんという頼もしい19歳。
≫サーブレシーブ乱れてアンダーのトスで絶好の、中国からしたらブロックチャンスでしたから。
≫前が192cm。
ロシアからブロック6本をとっていた選手でした。
今大会初めての鍋谷友理枝のサーブポイント。
ほしかった鍋谷の1点!非常にこの大会サーブでよく崩していましたがポイントがなかった。
≫そんなふうに見えなかったんですけどね。
≫決まった、逆転!≫このバレーですよね。
このバレーをやっていれば勝てる。
≫このボールを長岡。
サウスポーだから返せました。
そしてそのボールを最後は長岡。
その前に、キャプテン木村のすばらしいレシーブもありました。
日本の心がつながっていきます。
中国、メンバーチェンジ。
セッターを代えています。
セッター、16番のテイ・カ。
それから19番のリュウ・アンカンも入れて2枚替えです。
神が舞い降りる!連続ポイント。
≫難しいんですよ。
メンバーチェンジで変な間が空いて、打つのは本当に難しいんですけど。
≫チョウ・ジョウチョが下がります。
21番のリュウ・ギョウトンが入ります。
鍋谷友理枝は毎日個人練習になったとき毎日、サーブの練習をしてきました。
21点目。
ロウ・ヘイ監督が初めて立ち上がりました。
今、日本の心がつながっていきます。
代表候補選手を含めて集合は4月でした。
それから5か月。
団結力を上げる。
これをテーマに始まった、このチーム作りでした。
世界と戦ってきた仲間とのラストゲーム。
この大会前には20日間あの血のにじむレシーブ練習もしてきました。
世界選手権7位に終わった去年の反省からチームワークに主眼を置いたチーム作りでした。
木村沙織が思い描いたチームに今、なっています。
鍋谷のピンチサーブから5連続ポイント。
これは、鍋谷友理枝のお父さんとも親しい大林さんにも伺いましょう。
鍋谷、頑張っていますね。
≫彼女、スタメン人生しか歩んでこなかったんですね。
ここにきてこういう使い方でベストパフォーマンスを出すのは本当に難しいとずっと悩んでいたのでこれからの人生でつかんでくれるんじゃないですか。
≫高校時代に東九州龍谷高校春高3連覇を達成した伝説のエース。
ここは、まだ世界に向けての小さな一歩。
アウトになった。
止まらない日本の連続ポイント。
タイムアウトを挟んで6連続!ロウ・ヘイ監督が落ち着け、落ち着けとコートに声をかけています。
≫上から打っているんですけど逃げましたね。
≫ここはクイックできました。
1番のエン・シンゲツ。
途中出場。
199cmあります。
ここは鍋谷、頑張りました。
3点リードですから川合さん、まだ…。
≫まだ、わかんないですよ。
でもこの1点、大事ですよ。
ムードはまだ中国にいってませんから。
≫ワンタッチがあったのではないかというチャレンジを眞鍋監督。
このセットチャレンジは2回目。
1回目は失敗しているのでこれが最後のチャレンジです。
当たっていませんか。
日本のチャレンジ、失敗で22対20。
≫今ので、長岡あんな感じでブロックが出ているのかとよくわかったと思うので次は決めてほしいですね。
≫長岡が決める。
これが、今大会長岡の強さです。
今までは1本ブロックされたら1本ミスをしたら気持ちが沈んでしまうところがありました。
でも、長岡は日の丸を背負い強くたくましくなりました。
23点目、日本。
決めた!宮下遥のサーブポイント。
≫リベロのところにいったんであれ?と思ったんですけど落としましたね。
≫ロウ・ヘイ監督、このセット2度目のタイムアウトを要求しています。
日本、4点差。
中国は今日、勝てば金メダルが決まります。
2004年のアテネオリンピックを最後に中国も金メダルからは遠ざかっています。
しかもロンドンオリンピックは準々決勝でライバル日本に敗れて実に12年ぶりにベスト4を逃すという屈辱を味わいました。
その翌年、中国の大エースロウ・ヘイ監督が監督に就任。
チームの若返りを図り強化を図ってきました。
去年、世界選手権でロウ・ヘイ監督はチームを銀メダルに導きました。
ただ、中国の国民はそれを許さなかったそうです。
中国伝統の女子バレーは金メダルをとって初めて評価される。
だから、このワールドカップも絶対に優勝しなければならない。
そういうプレッシャーの中で中国は戦っています。
必死の中国を日本、追い詰めました。
第2セット。
クイックできた。
雄たけび、ミドルブロッカー18歳、エン・シンゲツ。
ただ、まだ日本にセットポイントです。
今日は記者席には中国からのメディアも殺到しているそうです。
24対22。
その差が2点に縮まります。
もう日本のタイムアウトは使い切っています。
≫中国もバタバタしていますから。
しっかり返せばなんとかなります。
≫タッチネットがありました。
ポイント、日本!あの中国から日本、セットを奪い返しました。
≫皆さんからいただいた第2セットのナイスプレイ投票の結果なんですが最もナイスだったプレーは宮下選手がサービスエースを決めたシーン。
≫優勝を狙う中国の前に日本が立ちはだかっています。
セットカウント1対1。
これから第3セット。
1つだけ不安な材料があります。
竹下佳江さん、今日木村沙織にまだポイントがありません。
≫なかなかAパスでトスが上がってくることがないんです今のところ。
だから、いい状態で1番、スパイクが見たいというのはありますけどそのほかのサーブレシーブディグではしっかり効果を出してくれていますからね。
≫いいサーブ、それからファインレシーブもいくつもありましたね。
あとは、攻撃というところになりました。
第3セットが始まります。
決まった!長いラリー、最後は日本!≫この1点はムード上がりますよ。
よく頑張った。
≫アウトになりました。
エン・シンゲツまだ18歳の選手ですが1m99cmある選手が入ってきます。
打つときに、恐らくテレビをご覧の皆さんにも聞こえていると思いますが悲鳴が聞こえてきます。
この選手が上げている声です。
199cm。
きました。
≫これ、崩さないほうがいいのかなというくらい…。
崩れたら、シュ・テイ。
上から全部打たれますね。
難しいところですね。
≫195cmあって最高到達が3mを超えてくる。
今のは2m99ですか。
≫それでも高いですよね。
日本のブロックの上からきますから。
≫古賀紗理那は大林さん、何かつかんでいますかね、対中国。
≫そうだと思いますよ。
2セット目、インナーでまた、長いコースとか全部考えて打っている感じがします。
≫シュ・テイがきます。
≫竹下さん、木村選手先ほど、お話がありましたけど2セット目、途中からかなり肩を回したりスイングを自分で気にしているんですよ。
だから、早く1本、決めてほしいと思います。
≫ツーできましたシュ・テイです。
竹下さんもロンドンオリンピックは指の骨折がありながらプレーされましたが。
木村の思いというのはどう感じますか?≫木村選手は本当にチームのことをすごく考える子なので。
そういうスタッフとかの思いも背負って頑張ってくれると思います。
≫これは、今のボール川合さん…。
≫フォロー全然できますね。
ちょっとみんなでフォローしてあげたいですね。
≫ただ、10本以上スパイクを打って1本も決まらずという今日のフォワードの木村沙織です。
長岡で勝負をしましたがサイドラインを割っています。
中国の連続ポイント。
中国の4連続ポイントで5対3。
立ち上がり、大事ですからね。
≫ここはついていきたいですね。
最初は。
≫この選手はロングサーブにちょっと注意です。
セッター、5番のチン・セイシのサーブは注意です。
≫今はアウトになりましたがふっと、あそこで落ちるんですよね。
エンドラインの手前で落ちるサーブがやっかいです。
≫ネットにかかりました。
≫トスも今、雑でしたね。
中国のセッターが。
≫セッターを代えますか。
≫1本雑なことやったらすぐ代える。
≫高さは180cmしかないんですが…。
≫いくらでも代わりはいるぞという感じですね、中国は。
≫長岡、タッチネットだ。
≫またタッチネットがあったようです。
≫今のもつなぎの精度ですね。
2本目、ネットに近すぎて打てないっていう。
2本目、日本はもう少し、1本目はなんとかレシーブしていますから。
≫ガン・ニ、アウトになりました。
ちょっとコンビは合っていないようです。
これぐらいの中国ならばという感じもしますが。
ミスが2つ出ました、このセット。
≫クイックとか何かやってくれるといいんですけどシュ・テイに上がるのが一番厄介ですね。
≫ソ・シュンライ。
ソ・シュンライは人のいないところをついてきます。
高さもありましたね。
≫ありますけど、ちょっと打たれちゃいけないところに打たれてますね。
≫ブロッカーの問題ですか。
≫はい。
あそこはレシーブ入らないですから。
≫うまく押し込んでいます。
古賀のきれいなサーブレシーブレセプションから生まれた島村のブロード攻撃。
何か、山口のような決め方をしましたね。
≫やっぱりセンタープレーヤーって打数が少ないから調子が上がってくるのが難しいんです。
今みたいに何度かトスが上がってますからね。
≫アウトか…。
≫タッチネットかワンタッチか…。
≫1回目のテクニカルタイムアウトに入ります。
中国がチャレンジをしてきます。
ポイント、日本というところ中国のチャレンジ。
ボールのイン・アウトです。
ラインにボールが触れていればイン。
触れていなければ、アウトです。
大事な8点目をめぐる攻防。
中国のロウ・ヘイ監督がチャレンジをしてきました。
この間を使って大きな声で指示を出します。
90年代にも一度ロウ・ヘイ監督は中国、ナショナルチームを導きましたがそのときも世界一には届きませんでした。
≫セットカウント1対1で迎えた第3セット。
1回目のテクニカルタイムアウトが明けました。
名古屋の日本ガイシホールは今日も超満員に膨れ上がって日本チームの背中を押してくれています。
その差は1点。
第2セットを取り返した日本の第3セットの戦いです。
古賀紗理那、フェイント。
≫今、完全にとられるようなフェイントを向こうが触ってくれたんでよかったですね。
あれが、もしブロックに触ってなかったら後ろ、2人きてましたからねフェイントカバーが。
≫やはりフェイントは落とさないと。
≫そういうスタンスです。
中国は。
≫アウトになりました。
これで日本、逆転。
≫今、シュ・テイがバックなのでサーブはいいサーブを打っていいですね。
これがフォワードだと全部、打たれるので。
≫シュ・テイがサーブレシーブのフォーメーションに入っています。
古賀紗理那、クロス!リベロを弾き飛ばしていきました。
≫そんなに振り切った感じじゃないスパイクですが力がありますね。
≫日本、連続ポイント。
中国、タイムアウトです。
改めて、古賀紗理那という19歳の選手。
川北コーチの声です。
≫上からくるからディフェンス、ちょっと前めね。
≫またこの第3セット中盤に向けての戦略を携えていきました。
改めて川合さん古賀紗理那、思い返せば8月22日のアルゼンチン戦でも衝撃的なデビューでしたが大会を通じての成長というのはいかがでしょう。
≫高いブロックのチームばかりと対決してきたので。
高いブロックのかわし方とかワンタッチのやり方とかそういうのは日に日に上達していますね。
≫あまりブロックは高いと思わないようにして利用しやすいなと思うようにしているそうです。
≫そのほうがいいですね。
高いと思ったら恐怖で打てなくなりますから。
≫そんなメンタル1つで生まれ変われる古賀紗理那19歳。
中国の2枚看板です。
シュ・テイとチョウ・ジョウチョ。
更には1番、18番エン・シンゲツ。
二十歳と19と18歳。
このメンバーで恐らく来年のオリンピックも戦うはずです。
当然2020年の東京にもメダルを狙ってくるでしょう。
古賀紗理那。
決まった。
今度は弾丸スパイク!世界に見せ付ける古賀紗理那のこれがポテンシャルです。
クロスのあとはストレート。
≫ストレート、空いてましたね。
トスが速くて、ブロックがついていけなかったんですね。
宮下もいいトスでしたね。
≫ここでシュ・テイが前に上がってきています。
≫フォワードにきちゃってたのか。
ここから、ちょっと厳しい時間帯に入りますけど。
≫竹下さん、当然シュ・テイが前にきたのは選手もわかるわけですよね。
≫少々のA、Bパスなら絶対に打ち切れるので工夫するしかないです。
≫古賀紗理那、今度はクロス。
≫今のも難しいですよ。
≫中国のブロックはロシアに次ぐ世界2位なんですね。
≫まだ1本ぐらいしかブロックされてないですかね。
≫すばらしい古賀紗理那の今日の出来栄えです。
シュ・テイ、きました。
フェイント、高いところからです。
≫これはしょうがない。
全部、後ろに構えましたからね。
≫ライン、空いてますからね。
あそこで強打を構えてフェイントというのは非常に難しいですね。
≫ボール2つ以上分ストレートコースが空いてますから下がりますからね。
ストレートのレシーバーが。
これはネットにかかりました。
≫シュ・テイが前のときはもうサイドアウトだけでいいですね。
サイドアウトをなんとか…。
≫アウトか。
今のは入っていたんじゃないかと宮下がアピールしています。
眞鍋監督、チャレンジです。
この中盤の1点をめぐる攻防です。
眞鍋監督がこのセット1回目のチャレンジを要求。
ブロックしたボールライン上に乗っていればインです。
日本のブロックポイントです。
入っています。
日本のチャレンジ成功。
そして、この大歓声です。
14対11。
ここで日本の連続ポイントが入りましてその差が3点に広がって中盤に入ります。
長岡!圧倒していきます。
金メダルを狙う中国を日本、ねじ伏せていきます。
ここで中国、ロウ・ヘイ監督タイムアウトを要求しました。
≫2番、注意して。
≫今日のここまでのスコアラーランキングです。
中国のシュ・テイ、16点。
日本は長岡が17点。
≫上回ってますね。
≫本当にたくましいエースに成長しました。
ちょうど長岡はオポジットといわれるセッター対角に入りますので。
川合さん、相手のエースと相対することが多くてこれまでも韓国のキム・ヨンギョン。
それからロシアのコシェレワ。
あるいはドミニカの2m1cmマルティネス。
今日はシュ・テイ。
≫世界のそうそうたるメンバーの前で、打っていかないと。
勝負していかないといけないわけです。
負けてないですよね。
≫去年まで少し波がある選手でした。
≫ただ、この大会に関しては本当に満点ですね。
≫大林素子さん以来のサウスポーエース。
今度は、これから長岡オリンピックに向けて大林さんを超えるサウスポーエースになっていかなければなりません。
クイックがきました。
≫ああいうクイックだなと思ったら最初に早めに相手にプレッシャーを与えるブロックの練習もしていかないといけません。
まだ、その辺がちょっとブロックにいくと合わせて跳びにいくので最初に跳んで手を見せて、ミスらせるような。
相手のミスを誘うブロックをしないといけない。
≫クイックがきます。
≫ちゃんと返ったらクイックですね。
わかりやすいですね。
それを思い切りコミットヤマをかけてブロックするのをできないとあれはブロックできない。
≫2点差に迫られたところ日本、眞鍋監督早めの手当てタイムアウトに入りました。
≫集中して、いくぞ。
フォロー、入って。
≫今日はまだ木村に得点がありませんが木村以外の長岡、古賀この2人がよく得点を挙げています。
4年に一度のバレーボールの祭典ワールドカップバレー。
最多得点は今、長岡。
14点、古賀。
7点、ミドルブロッカーの島村春世が記録しています。
今日の戦いはワールドカップの最終戦にして日本チームにとってはもう、1年を切っている来年のオリンピックに向けての第一歩でもあります。
チームワークだけは世界のどこにも負けたくない。
これが新チーム結成時の木村沙織キャプテンの言葉でした。
ただ、中国のキャプテンソ・シュンライは昨日、話しています。
私たちの団結力はどこよりも強い。
それが中国女子バレーの伝統でもある。
今日の一戦はその国の誇りを背負った選手たちの戦いでもあります。
日本対中国セットカウント1対1で迎えた≫アメリカチームがこの会場に駆けつけています。
今、優勝争いはセルビア、中国。
この2チームによって争われています。
中国が勝てば金メダル。
一方、日本が勝ちますとセルビアが三大大会では初めての金メダルを獲得するというゲームです。
≫セルビアチームもアメリカチームの横にいます。
≫大林さん、日本を応援しているでしょうね。
≫そんな感じ、ありますけどね。
≫これは、よくよけたといっていいでしょうかシュ・テイ。
シュ・テイを狙っていきましたがアウトになって、2点差。
まだ安心できない点差ですね。
≫全然できないですよ。
≫木村ブロックにかかりました。
まだ木村にスパイクのポイントなし。
≫今のも乱れたところがトスだから2枚ついてきましたけど。
≫ただ、宮下もどうしても沙織さんに頼らざるを得ないんですといいます。
いいレシーブが入ったときはどうしてもほかの選手を使いたい。
だから沙織さんには負担がかかる。
ブロックポイントになりました。
≫金メダルを狙う中国が追いついてきました。
第3セット16対16の同点です。
今、日本のローテーションはフォワード左に木村。
真ん中に島村。
長岡はバックライトに備えるというローテーションです。
バックアタック、長岡。
≫長岡でいくしかないのか。
≫長岡の切れ味は依然、光り輝いたまま。
≫躊躇してないのがいいですね。
少しでも躊躇すると向こうのブロックが完成してしまうので。
その前に、気持ちよく打ってます。
≫ブロックにかかりました。
エン・シンゲツが雄たけびを上げています。
古賀紗理那と同じ96年生まれ。
ユース時代からネット越しに日の丸、中国と国を代表して戦ってきた2人でもあります。
真ん中に落とされました。
中国、逆転。
ここからです。
失ってはいけない1点を失いました。
≫今のは、話し合いをもうちょっとしないと。
誰が今のをとるのか。
サーブが相当いいのでだいぶ変化していると思うので。
≫ソ・シュンライ、ストレートはアウトか。
≫いや、入っているということですかね。
≫ポイント、中国です。
眞鍋監督、チャレンジを要求。
先ほど、一度チャレンジをしました。
日本、眞鍋監督成功しています。
ビデオ判定の権利がまだ日本、2回、残っています。
ソ・シュンライのスパイクがインだったかアウトだったか。
ラインズマンはアウトを示しましたが、主審がオーバーコールでインとしました。
≫打球が速いので。
ちょっとギリギリだとなかなかジャッジが難しいところはありますが。
≫ラインに触れていたということでチャレンジ失敗。
ポイント、中国。
19対17。
その差が2点に広がりました。
今こそ頑張れ、日本!フェイント。
落としてきました。
1m93、チョウ・ジョウチョ。
中国、4連続ポイント3点差。
≫まずサーブレシーブ真ん中でもいいから上げていきたいですね。
≫ちょっと乱されていますね。
≫古賀紗理那。
1つ流れを切りました。
そして、鍋谷というカードがあります。
≫ここでサーブ、2点取りたいな。
≫竹下さん、鍋谷ですね。
≫本当に冷静に落ち着いて入ってきてくれますね。
≫心拍数を抑えて狙いを定めていきます。
ドリブルをとって日本、ポイント。
≫今、サーブですね。
サーブで取ってます。
≫はじきましたね。
≫やっぱり、さっきのセットのいいサーブのイメージが多分中国にあるんでしょうね。
≫追いつきました、日本。
≫その前のリバウンドナイスリバウンドですね。
打てない球をね…。
≫自分で拾って自分で決める。
21歳、鍋谷のサーブから19歳、古賀紗理那のスパイクポイント。
跳ね返した。
≫アウトか、惜しい…。
≫21点目は中国に入ります。
≫次、本当に切り替えてね。
≫ピンチサーバー、鍋谷から島村。
そしてサーブレシーバーリベロの座安琴希が入ります。
ただ、フォワードに古賀がいます。
入れば、大竹も使えます。
いいレシーブなら大竹も使えます。
ただ、世界一のサーバーがきます。
チョウ・ジョウチョ。
シュ・テイがここで覆いかぶさってきました。
≫これ、しょうがないですね。
ちょっと高さとパワーが…。
今、ブロックが当たってコースが変わったので守備もしにくかったんですけど。
≫鉄のハンマーと呼ばれたロウ・ヘイ監督の後継者ともいわれています。
2代目鉄のハンマーシュ・テイがくる。
シュ・テイ、鉄のハンマーが振り下ろされました。
23点目。
3点差。
さあ頑張れ、日本!≫サーブレシーブしっかり入れて…。
決まってる選手ですね。
今、一番決まっているのは古賀なのかな。
ちょっと打ち急いだ…。
≫頼みの長岡に珍しいミスが出ました。
24点目、中国。
このセットは終盤までリードしていた日本。
ただ、やはりたたみかけてきます。
中国。
ダイレクト!右と左のエースでだめならば真ん中、大竹、日本。
あと3点。
≫セットカウント2対1。
中国リードで迎えるこれから第4セット。
日本は同じメンバーで挑みます。
一方、中国は16番の控えセッターテイ・カがこのセットは頭からいきます。
日本のオーダーはご覧のとおり。
まず、古賀のフォワードからのプレーが始まります。
16日間で11連戦というこの過酷な戦いもいよいよグランドフィナーレが近づいてきました。
この一戦は世界が見つめ今年の三大大会の1つワールドカップの栄光をどのチームが手にするのか。
その行方を見守っています。
後がなくなった日本の第4セットが始まりました。
古賀紗理那です。
ブロックアウトをとりました。
今、セッター、小さなほうを狙っていったでしょうか。
≫ストレート側ですね。
小さな180cmの。
中国の中では小さな選手。
古賀とは身長が同じくらいですから古賀からすれば小さいとは思ってないでしょうけど。
≫シュ・テイがきます。
また悲鳴が聞こえましたがオトリで跳んでいるエン・シンゲツの雄たけびです。
大林さん、シュ・テイがなかなか止まりませんね。
≫そうですね。
ブロックとしてはしてるんですが上は仕方がないと。
木村選手が盛んにスパイクのことを気にしていて周りの選手に何か言われていましたね。
≫もったいないミスになってポイント、中国。
木村沙織はセルビア戦でもスパイクポイント2本。
これで途中交代。
昨日のアメリカ戦でもスパイク4本しか決まらず途中交代というシーンがありました。
チームの足を引っ張ってしまったと後悔の言葉もあった木村ですが。
ただ、座安琴希が話していました。
木村沙織がコートを出たあと連続失点をすると前を向ける選手がいなくなる。
これは古賀の言葉ですが沙織さんがひと言、発するだけでコートの中がピリッと引き締まる。
木村沙織は今の選手たちにとってそういう存在です。
タッチネットが日本にありました。
ポイント、中国。
≫日本ベンチ、迫田選手に声がかかりました。
どことですかね?大林さん。
≫まだ札は出してませんが監督が声をかけてました。
≫ここで網にかかりました。
中国、連続ポイント。
4対2。
≫中国はセット間も、ずっと長岡をどう攻めるかの指示をしていましたね。
≫そして、ここで入ります。
アジア相手にはめっぽう強い、迫田さおり。
この大歓声の中向かっていきます。
≫木村沙織が1枚の網にかかりました。
≫なんか調子悪いのかな、木村ね。
≫この大会でオリンピック出場権を取る可能性はなくなりました。
ただ、竹下佳江さん。
これだけの方が日本、日本と声を枯らしてくれている。
うれしいことですね。
≫そうですよね本当に子どもたちがここを目標に頑張っているはずですよね。
だからこそ、コートの中の姿で示してほしいですね。
≫この大会での目標達成はかないませんがこの日の丸のユニホームを着る以上やらなければいけないことがあります。
迫田さおり、ブロックアウトをとりました。
今のジャンプ力、スパイクは竹下さん、どうですか?≫本当に、1本目なのでとにかく思いっきり打っていったという感じですよね。
≫迫田は思い切り打つしかないですからね。
そこが一番彼女の持ち味ですから。
≫木村、やっときた!第4セット、キャプテン木村にファーストポイント!佐藤が笑っている。
長岡が拍手を送ります。
≫やっと振り切りましたね。
≫どこか悪いのかなと思ってましたがほっとしたでしょうね、本人も。
≫これでコートの空気も全く変わるはず。
シュ・テイ、フェイントです。
シュ・テイの前に迫田がブロックで跳ぶ形になります。
ここでシュ・テイがサーブに下がってチョウ・ジョウチョがフォワードです。
シュ・テイもサーブのいい選手。
木村に今日初めての待望のポイントが入りました。
チョウ・ジョウチョ、クロス。
なんというコースでしょう。
≫入ってるかな…。
≫入っていますね。
あまり大林さんあのコースに打つ選手というのは。
≫ないですよね。
思わず真正面にきたので逃げてしまいましたがすごい振りでしたよ。
≫ワンタッチがあります。
汗をぬぐいました。
≫ワンタッチありましたね。
≫こういうボールを決められる竹下さん、選手ですよね。
≫ちょっと今も落ち際に打ってましたけどやっぱりみんなの思いはつながっていますからね。
≫サーブポイント!≫いいサーブが落ちましたね。
ここからぐっと。
≫この大会なかなかサーブ打ってなかったですから。
≫追いつきました、日本。
ワンタッチをとってからの切り返し。
≫島村も力でねじ伏せましたね。
≫前に193cmが立っていましたが。
そして、アップゾーンの一体感。
これが、木村沙織の作ってきたチームです。
≫日本の追い上げでその差が1点に縮まりました。
迎えた第4セットです。
セットカウントは2対1。
後がない日本。
勝てば金メダルという中国を相手に第2セット以降は互角の戦いを見せています。
クロスはアウトになりました。
9点目、中国。
今のスパイクは竹下さんどう見えましたか。
≫ちょっと押していっているようなボールの中間、真ん中ぐらいを押していっているようなスパイクに見えますね。
≫迫田さおりのフェイント決まった。
座安のファインレシーブから迫田!まずワンハンドで、座安。
前、高いんですけども。
フェイントは勇気がいると思います。
≫迫田も、このポジションで頑張らないと。
今回、腰を痛めていますが宮部もいますし。
ひざが治ってきたら江畑という選手もいますから。
≫江畑は今年アキレス腱断裂の怪我をしていてワールドカップには間に合いませんでした。
島村!この島村も同様です。
オリンピックへ向けての日の丸代表争い。
このワールドカップで自分の存在感を示したいという島村。
竹下さん、この第4セット島村もいいですね。
≫ラリー中空いているスペースを自分で見つけて打っていっていますね。
≫足が出た…。
≫長い足が出たようです。
エン・シンゲツ。
199cm、腰の位置も非常に高いエン・シンゲツ。
10対9、日本逆転したところで中国、タイムアウトになりました。
日本が逆転に成功しています。
それから、今年のチームの新しい特徴ですが今、宮下と古藤が円陣の外で話をしていました。
今年から始まったことですがタイムアウト中は2人のセッターが話し合ってコートの外から見て何かアドバイスを送ろうという決まりごとをつくっています。
竹下さん、コートの中では感じられない、見えないものがセッターにはあるそうですが。
≫コーチも含めて3人で。
やっぱりセッターならではの見方というのはあると思うのでそういったところを話していますよね。
≫宮下も古藤さんからのアドバイスは本当に的確で助かるんですと。
このワールドカップ開幕戦は古藤がスタメン宮下はバックアップ。
流れを変える役割という気持ちで臨んだ大会でもありました。
今は宮下、スタート。
古藤が宮下を支える役目。
チーム14人全員が支えあって戦う日本です。
クイックがきました。
悲鳴とともにエン・シンゲツ。
≫高さがあるんでブロックするの難しいんですけどよく守備でも、まだ頑張ってます。
≫木村ですね。
古賀紗理那ワンタッチをとっています。
≫いいですね。
ここにきて、頑張ってる。
≫これも古賀の前に…。
中国の中では小さく見える180cmのテイ・カがいると。
≫でも、しっかりブロックの手は出てますね。
≫リュウ・ギョウトン。
パワーがありますね。
この選手、バックにいくとジャンプサーブもある選手です。
クロスに打ってきました。
非常にミスの少ない選手。
身長188cmのリュウ・ギョウトン。
ここでシュ・テイがフォワードに上がりました。
これは、とれません。
エン・シンゲツは時々動きの緩慢なときがあります。
12対11、日本1点リード。
≫まだ、18歳と若いですから。
全部できるわけじゃないですから。
≫シュ・テイがくる。
2枚ブロックの内側。
しかもレシーブのいい佐藤の横を抜けていきました。
≫しょうがないですね。
あのコースにはいないですもんね。
≫3m2cm。
モーションスカウターは見ています。
クイックできました、ガン・ニ。
わかりやすい攻撃ではありますが。
≫わかりやすいですよね。
だから日本も平均身長190cmくらいならバンバンブロックできるんですけどね。
ちょっと遅れてブロックにいくと今みたいになりますね。
≫エン・シンゲツのサーブはアウトか。
入っているという審判の判定。
ポイントが中国サーブポイントになります。
ここはチャレンジにいきません日本。
≫ラインズマンも目線でボールの軌道ではアウトだというところですっと落ちましたね。
これぞ迫田さおりのスパイクです。
≫思い切り、躊躇ないですからね。
≫ここ2日間ぐらいでいいジャンプをしていたんですよね。
思いっきり打っていますね。
≫やはりアルジェリア戦で迫田は復活しましたね。
中国にタッチネットがあったようです。
ポイント、日本。
14対14。
連続ポイントで追いつきました。
≫いいサーブ!≫古賀紗理那のサーブポイント。
≫いいところを狙った!≫また前に出ます、日本。
≫たまに変なドライブかけるんですよ。
ジャンプサーブじゃないんですよね。
でもジャンプフローターの軌道でもないんです。
≫シュ・テイが強い。
シュ・テイが高い。
16点目がどちらに、入るかがこのセット、非常に大切です。
なんとか前に出たい、日本。
≫いよいよ勝負の第4セットはここから終盤に入っていきます。
川合さん、逆転するためには…。
≫細かいプレーですよね。
ミスしないということですね。
日本は。
レシーブは上がってるのでその次のプレー。
いいトスをみんなで上げることですね。
≫改めて試合開始のときを思い出してつなぎのプレーを丁寧に。
アウトになりました。
ナイスジャッジ。
座安のコールがかかったでしょうか。
竹下さんはここからのポイントどういうところに置かれますか。
≫やはり丁寧にやりながらも攻め続けてほしいですよね。
≫気持ちの面ですか。
ガン・ニがきました。
大林さんはここからどんな戦いを日本に期待しますか?≫中国は雰囲気がまだ盛り上がってきてないのでかなり慌ててるんですよ。
なので、やっぱりここで1本、日本のブロックが出ると、もっと焦ってくるんじゃないかと思います。
≫プッシュしたボール。
よく見ています。
≫いいですね。
決定率、高いでしょうねこの試合の島村は。
≫今日、64%という数字が、ここまで出ています。
ここはネットにかかったボールですが拾いきれませんでした。
ポイント、中国です。
その中でロンドンオリンピックのときには木村沙織、お前が崩れたら日本が負ける。
そういうプレッシャーを与え続けられて日本は28年ぶりとなる銅メダルを獲得しています。
バックアタック!迫田の当たりはワンタッチがあります。
≫完全にアウトですからね。
危なかったな…。
≫ただ、何か竹下さん迫田にも、もう1回見せてくれよという。
≫一生懸命やっていたら取れた1点という感じですね。
今のは。
≫これは入っています。
まだまだ頑張れる。
そう思わせてくれるチームになりました。
今年のワールドカップを戦う、日本の14人です。
アウトになりました。
迫田、よくよけました。
迫田、よく粘っています。
島村のサーブ。
島村、惜しかった。
≫今、アンテナの後ろじゃないかと…。
≫ポイントが日本に入りました。
≫スパイクがアンテナの後ろから外からきているということですね。
≫ということで中国、ロウ・ヘイ監督がチャレンジを要求しました。
ただ、主審の目の前でしたので…。
≫意外と目の前のほうが見づらいときもあるんですよね。
≫アンテナの内側をしっかり通ったのではないかという再確認のチャレンジです。
ロウ・ヘイ監督、2013年に代表監督に戻ってきました。
去年、銀メダル。
それからその前はアメリカチームのナショナルコーチも務めていましたが、そのときもオリンピック銀メダル。
監督としてはまだ金メダルがない。
だから選手たちは絶対ロウ・ヘイさんを世界一の監督にするという思いがあります。
日本の選手がアンテナに触ったということのチャレンジでした。
これで、ポイント中国で20対19。
まだ1点差です。
シュ・テイがきました。
2点差。
眞鍋監督、ここでタイムアウトを要求します。
頑張れ、日本!このチーム最後の戦いです。
≫いいよいいよ、次いくぞ。
≫戦ってきたのはもちろん選手だけではありません。
ベンチに座る渡辺アナリストが情報を集めて分析してそのデータをもとに川北コーチはほとんど一睡もせずに勝つための戦略を練り上げてきました。
大久保コーチがもたらした意識改革で日本のサーブは日本一に。
斉藤コーチは前に3人のミドルブロッカーとミーティングを重ねて高さと戦ってきました。
辻コーチが声を枯らして作り上げたディフェンスは日本の窮地を救い水野コーチは2人のセッターとともに日本を勝利に導くために知恵を絞っています。
この連戦を勝ち抜くために甲谷トレーナーが選手のコンディションを整え若宮トレーナーは連日連夜選手の治療に専念してきました。
木村が自分の誕生日に贈ったバボちゃんマスコットバッジ。
その数は宮崎マネジャーのものを含めて31個。
火の鳥ニッポン、心は1つ。
自分たちの力を信じて絆、もう一度その言葉を胸に頑張れ、日本!中国に挑みます。
中国、サーブポイント。
古賀と木村、日本の誇る2人のヒロインの間を切り裂いていきました、中国。
≫ちょっと今のはしょうがない。
向こうのサーブがすばらしかったと思うしかないですね。
≫次の1点…。
ネットにかかってポイント、日本。
≫ここでサーブが大事になってきますよね。
≫宮下のサーブです。
フォワードに迫田、大竹。
そして古賀紗理那。
シュ・テイ、フェイント。
≫これはしょうがない。
≫宮下が悔しそうに頭を抱えました。
まだまだ日本、頑張れ日本。
≫まず1本できることですね。
≫サーブのいいエン・シンゲツがやってきます。
ストレート。
抜きました、迫田さおり!これにロウ・ヘイ監督チャレンジをします。
迫田のスパイクがインだったかアウトだったか。
迫田の挙げる1点は日本にすばらしい空気を呼び込みます。
この大会、調子が悪いときは練習中試合中、とにかく大きな声を出すことを心がけていました。
何かチームの役に立ちたいそう思っていた迫田。
入っています。
迫田のスパイクはイン。
そんな姿をみんなが見ていたから迫田が決める1点は特別です。
2点差。
深いところを狙っていきましたが…。
19歳、古賀紗理那のサーブはアウト。
これで中国にマッチポイントがともります。
その差は3点。
しかし最後までこのチームこの選手、スタッフで戦えるのは勝つも負けるも今日が最後です。
ここで中国はベテランオリンピックセッターのギ・シュウゲツをピンチサーバーで起用してきました。
日本もオリンピックメダリストは2人。
頑張れ、奇跡を起こせ。
ブロックアウト。
やっぱり、木村は必要です。
追い込まれても、なお威風堂々のキャプテン、木村。
2点差。
大竹のサーブ。
フォワードには木村がいます。
シュ・テイがきた。
最後の1点は中国のエース。
この瞬間、中国チームワールドカップ12年ぶり4回目の優勝が決まりました。
そして、敗れた日本。
金メダルチーム、中国を相手に日本、よく戦いました。
川合さん、まず今日のゲーム振り返って、いかがでしょう。
≫戦い方としては悪くなかったんですけどね。
やっぱり、中盤の…。
シュ・テイに上から打たれるのはこれは、どうしようもないことですのでシュ・テイが後ろにいっている間もう少し点数を取りたかった。
それが、ちょっと2〜3点足りなかったんでしょうね。
その辺の精度の高さ。
もう少し細かいプレーの精度を上げていけば見た感じ、そんなに勝てなくないなというのは。
身長差がこれだけあって戦えるということはやり方次第で次は勝てる可能性が十分にありますね。
≫そして、ご覧いただいたように優勝、中国。
そして2位のセルビアが来年のリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得。
3位、アメリカ。
日本は5位という結果になりました。
竹下さんはどんな感想でしょう?≫やはり、リオで金メダルを目指すチームなのでその中でち密なバレーをこれから追求してほしいと思います。
≫円陣の中木村が声をかけています。
大竹は涙を流しているでしょうか。
≫日本!≫世界一のチームを作り上げたと…。
木村の目にも涙!そして、笑顔です。
大林さんやっぱり、こう見ると5か月の苦労を見てきていますので。
≫本当に、木村選手なんかもその思いが最後にまた、出し切れたような出し切れなかったようなものが多分、すごい責任となって自分で感じているんですけどでも最終的にはリオですから。
リオオリンピックで金メダルを目指してほしい。
コートサイドではスタッフも選手とハイタッチをしていますね。
≫本当に、涙、涙の日本、いいチームにはなりました。
来年5月にオリンピック最終予選。
そこで日本は夢を追いかけることになります。
選手、それからその選手たちを囲んだスタッフ。
5か月、このチームを見てきましたが、間違いなくチームワークはこれまでの歴代日本の中でもピカイチ、世界一でした。
あと1つ足りなかった何かを求めて日本の戦いはまだまだ続いていきます。
≫日本、惜しくも敗れてしまいましたが次につながるこのワールドカップバレーでしたね。
≫そうですよね。
とにかく未来につながるいいバレーを全日本女子していたと思います。
そして今大会、古賀選手宮下選手など未来につながるニュースターが誕生しましたからこれからに期待です。
≫そして次はいよいよ男子の戦いが始まります。
日本対エジプトが初戦です。
火曜日、夜7時から完全生中継です。
≫男子には石川祐希という日本史上最高の逸材がいますから期待したいですね。
≫NEXT4という2015/09/06(日) 19:00〜20:57
関西テレビ1
ワールドカップバレーボール2015女子 日本×中国[字][多][デ]
(延長時、以降の番組変更繰り下げあり)
最終戦はアジアのライバル中国と激突!日本の命運握る木村沙織・19歳古賀紗理那・長岡望悠・宮下遥ら全員で勝利へ!
詳細情報
番組内容
『FIVBワールドカップバレーボール』は、オリンピック、世界選手権と並びバレーボールの3大公式大会として4年に一度開催されるビッグイベント。
男子12チーム、女子12チームがそれぞれ総当たり戦を繰り広げ、男女上位2チームには、2016年リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられる大注目の大会を名古屋・日本ガイシホールより生中継でお届けする。
まずは世界ランキング4位の全日本女子が先陣を
番組内容2
切った。名将・眞鍋政義監督のもと、主将の木村沙織を中心に成長著しい古賀紗理那、宮下遥、石井優希ら新たな選手も台頭し2大会連続五輪メダル獲得へ向けパワーアップした火の鳥NIPPON。
注目の最終戦の相手は世界ランキング3位・アジア代表の中国。今回で最後の五輪挑戦と決意する大黒柱・木村の勇姿にぜひご注目いただきたい。
(世界ランキングは2014年10月13日現在/選手は2015年8月4日現在)
番組内容3
★「デジタルワールドカップ」開催中!抽選でプレゼントも当たる!
データ放送から、またはPC・スマホの特設サイト(URLは下記)から「ナイスプレイ」投票に参加しよう!
http://www.fujitv.co.jp/sports/vabonet/wcv/dwc
出演者
【解説】
川合俊一
竹下佳江
【実況】
竹下陽平(フジテレビアナウンサー)
【コートサイドリポート】
大林素子
【大会スペシャルナビゲーター】
Sexy Zone
スタッフ
【プロデューサー】
太田光史
【チーフディレクター】
斎藤拓也
【大会テーマソング】
『Cha−Cha−Cha チャンピオン』Sexy Zone
【制作】
フジテレビスポーツ部
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
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