6ちびまる子ちゃん【知らない男子にモテる?/お母さん、バレーに挑戦するの巻】 2015.09.06


(男の子)ここだ。
(すみれ)あら?こんにちは。
あっこっこんにちは。
うちに何かご用?
(男の子)いえあっあの…。
さよなら。
(すみれ)あっ僕…。
うん?
(まる子)男の子?うちのクラスの男子じゃなかったの?それだったらお母さんだってだいたい分かるもの。
知ってる子じゃなかったわねえ。
ふ〜ん誰だろ?
(さきこ)逃げてっちゃうなんて変だよね。
怖かったんじゃないかねえ。
怖かった?
(すみれ)何が?そりゃお母さんの顔だよ。
怖くて逃げちゃったんじゃないのかな。
はっ?それそれそういう顔だよ。
あ〜怖い怖い。
そんな顔よその子にしない方がいいよ。
気の弱い子だったら泣いちゃうよ?そっそこまでじゃないでしょ?それによその子にしないわよ。
ならいいけどさ。
その子が今夜怖いおばさんが出てくる夢にうなされませんように。
(すみれ)あんたね…。
それ以上余計なことを言うなまる子よ
翌日
(たまえ)へえ〜そんなことがあったんだ。
きっとあれだね。
お母さんがにらみを利かせたんだよ。
こ〜んな顔で。
(たまえ)ハハハハまるちゃんったら。
うん?どうしたの?いや誰かに見られてたような。
えっ?気のせいか。
アハ行こたまちゃん。
うん。
(まる子・たまえ)フフフフ…。
ハァ…。
(ハマジ)俺じゃないぜ。
(ブー太郎)おいらも違うブー。
ハマジやブー太郎ならうちのお母さんだって分かるよ。
(ハマジ)それがそうでもないんだぜ。
えっ?こないだブー太郎がうちに来たんだけどよ…。
(ハマジの祖父)《フォフォフォフォ》《うん?おおブータン君》《のりたかブータン君じゃよ〜》《ブー太郎ですブー》こういうこともあるからな。
あのときは参ったブー。
(ハマジ)もう今日からブー太郎はブータンでいいかって思ったもんな。
思わないブー。
ねえ君。
(丸尾)はい?何でしょうか?さくらももこさん呼んでくれる?あっ?ああはいはい分かりました。
さくらさ〜ん!
(一同)うん?さくらさんを〜こちらの方が〜お呼びです〜!あの…声大き過ぎない?私学級委員選挙のときの演説で鍛えてますから。
誰だろ?あれは確か隣のクラスのやつだな。
隣のクラスの人が?何で?さくらお前何かしたのか?ええっしないよ隣のクラスになんて。
知らず知らずにとか。
ないよないって。
ハッまさか…。
ほら見ろあるじゃねえか。
いやこないだ…。
《セーフ!うん?》《あれ?誰?どうして?》《えっ?ここ俺の席だけど》《えっえっえ〜?》《わー!教室間違えた!失礼しましたー!》
(児童たちの笑い声)やだなあ忘れようとしてた心の傷なのに。
ハハハハ…。
あのうこないだ隣のクラスをお騒がせしてごめんなさい。
何ですって!?さくらさんが隣のクラスをお騒がせ!?申し訳ありません私丸尾末男学級委員として一緒に謝らせていただきます。
丸尾君。
何の。
学級委員として当然のことです。
その代わりと言ってはなんですがさくらさん。
次の選挙もどうぞよろしくお願いしますね。
ハハわっ分かった。
(男の子)ねえちょっと待ってよ。
違うよ。
えっ?あのさ。
何でしょうか?いや君じゃなくてさくらさんに…。
私学級委員として立ち会わせていただきます。
え〜。
あのう?また他の人がいないときにねじゃあね。
何ですか?あれは。
私がいたら言えないなんて。
(冬田・みぎわ)キャー!
(みぎわ)これって。
(冬田)もしかして。
(冬田・みぎわ)キャー!
(まる子・丸尾)はあ?丸尾君お邪魔虫ね。
お邪魔虫?
(冬田)さくらさんも隅に置けないわね。
えっ?物好きっているのね。
さくらさんも私たち恋する乙女の仲間入りね。
待ってよ恋する乙女って何さ。
ホント鈍ちんね。
あれは告白。
ええ〜?だから二人きりのときでないと言えないのよ。
あ〜私にも大野君が言ってくれたらいいのに〜。
私も花輪君と二人きりになかなかなれなくて花輪君に言えないのよね〜。
(みぎわ・冬田)ハァ〜。
みぎわさんと冬田さんはそう言うけど知らない人だよ?それにあたしに告白する人なんていないよ。
そんなことはないと思うけど。
いや〜ないないないって。
でももしかしたら…。
えっ?まるちゃんのいいところちゃんと見ててくれた人なのかも。
えっあたしのいいところ?うん。
どんな?元気だし優しいし。
たまちゃん。
一緒にいて楽しいし他にもいっぱいいいところあるよ。
ホント?エヘッ何?何?ええと他は…。
ええと。
ええっと…。
たまちゃん無理しないでいいよ。
違う違う一言で言えないっていうかいっぱいあるよ。
ホントだよ。
たまちゃん。
たまちゃんにこんなに気を使わせて申し訳ないと思うまる子であった
(さきこ)ふ〜んうちを見てた男の子ってその子だったのかもね。
そうかなあ。
それにしても人の好みっていうのは分からないもんだね。
いったいこんなあんたのどこがいいんだか。
失礼だね。
きっと分かる人には分かる魅力があるんだよ。
《オーホホホ…》・
(男の子)《姫!》《うん?》《私は隣の国の王子です》《ずっとあなたをお慕いしておりました》・「ズンチャッチャッズンチャッチャッ」
(さきこ)何やってるの?あっ。
いやほらダンスを。
(さきこ)はっ?ダンス?漫画の王子さまとお姫さまってそんな感じじゃん。
おめでたいわね。
やだなおめでとうなんて早いよ〜。
まだ何か言われたわけじゃないしアハハハ。
私はおめでとうじゃなくておめでたいって言ったの。
いや〜いや〜アハハハ…。
まったくおめでたい
翌日
あっ。
おはよう。
おっおはよう。
今なら大丈夫だね。
えっ。
よかった。
《うっこれはもう間違いない。
決まりだね》《どうしようここで踊っちゃうの?あたしたち》さくらさんに渡したいものがあって。
渡したいもの?《これってまさか》《おお麗しのまる子姫どうぞ受け取ってください》《まあ奇麗!》
(男の子)さくらさん?ハッ。
あっごめんごめん。
えっ?早くしまって。
うん?あ〜!
(男の子)学校の廊下に落ちてたんだ。
すぐに届けに行ったらもうさくらさん帰ってて…。
4組の人に家を聞いて届けに行ったんだけどさくらさんのお母さんに見つかっちゃって。
あっ大丈夫だよ見せてないから。
そういうこと…。
あ〜やっと渡せた。
これからは落とさないように気を付けてね。
分かったありがとう。
じゃ。
ああ。
ハハ…あたしって…。
うん?とんだピエロね。
さくらさんお気の毒。
みぎわさん冬田さん。
こんなことだろうと思った。
ハハハ…ハハハハ…。
こんな自分を受け止めてくれる王子さまはこの先も現れない気がするまる子であった
どのフルーツをキャッチするか当ててね。
よっ!ほっ!フフフ。
正解はリンゴ。
当たったかな?ママさんバレー?富田さんがお友達に頼まれてどうしてもメンバーが足りないから参加してくれないかって。
(ヒロシ)やめとけ。
慣れないことするとケガするぞ。
でも。
(さきこ)いいじゃないバレーボール。
そうだよ回転レシーブとかしてさ。
(さきこ)東洋の魔女みたいでカッコイイよ。
そんなこといきなりできないわよ。
それに運動したらお母さんもちょっとは痩せるかもね。
余計なお世話よ。
でもちょっと楽しそうかなって。
(友蔵)体を動かすのはいいことじゃ。
練習月曜と水曜の夜と土曜の午後にもあるみたいなんですけど。
(おばあちゃん)うちのことなら私も手伝うし人助けと思って参加してみたらどうかね?まあいいんじゃねえか。
さくらブー。
ブー太郎たちもお母さんの練習を見に来たの?ズバリ母さまの応援でしょう!
(紺野)キャプテンの紺野です。
今回は富田さんがお友達と参加してくれて助かりました。
大会まであまり時間がないので頑張りましょう。
(一同)はい!
(丸尾の母・すみれ)ああ…ああ〜。
(たまえの母)それ!ああ…。
とみ子ちゃん見っけ。
(とみ子)ブー。
あっ。
(一同)それ。
ああ…。
数日後
お母さんおやつは?そこにあるから食べて。
はーい。
今日もカレー?そうよ。
練習行くから温めて食べてね。
うん頑張ってね。
ありがとう。
飯まだなのか?お母さんがカレー作ってたよ。
またカレーか。
いいじゃんカレー。
ハァ…。
ご飯まだ〜?それがお母さん炊飯器のスイッチを入れ忘れちゃったみたい。
お母さんもうっかり屋さんだね。
大丈夫もうすぐ炊けるよ。
(すみれ)ごめんなさい。
うっかりしていて。
(ヒロシ)腹が減って倒れそうだったぜ。
大げさだね。
すぐに炊いたから大丈夫だよ。
大丈夫なもんか。
だいたい最近バレーバレーってうちのことほったらかしじゃねえか。
ほったらかしてなんかいないわよ。
ご飯だってちゃんと作ってから行ってるし。
最近カレーばかりじゃねえか。
あら他にも作ってるけどそれで怒ってるの?いいじゃんあたしはカレー好きだよ。
練習のときは協力してあげようよ。
(ヒロシ)もうやめとけよ。
うちのことはちゃんとやります。
今抜けたらメンバー足りなくて迷惑掛けるし。
(ヒロシ)フン。
翌日
フンとかなっちゃってさ。
えっそれは大変だね。
うちもだブー。
母ちゃんがいないと何でも自分たちでやらなきゃいけないから父ちゃんの機嫌が悪いブー。
どこも同じだね。
何とかならないかな。
(たまえ)うーん。
(丸尾)あっこれはどうでしょう?母さまたちが一生懸命練習している姿を家族に見てもらうのです。
そうすれば分かってもらえるのでは?うんそうかもね。
でもうちのお父さん来るかな?・ああ穂波さんどうも。
えっ今からですか?いいですね。
秋ナスの甘辛焼きでビールにしましょうか。
(穂波)そうですねまだまだ暑いですからね〜。
あっそうだ。
飲みに行く前に妻に届け物があったんだ。
はあ?
(穂波)ちょっといいですか。
ああ…。
あっまるちゃん来たよ。
えっ?ホントだすごい。
まる子。
いやあ実はまるちゃんにお父さんを連れてきてほしいと頼まれましてねすみません。
あっ…そうですか。
いやこちらこそすみません。
おいまる子いったい…。
お父さん。
お母さん頑張ってるよ。
(丸尾の母)もう一度。
(すみれ)それ!
(ブー太郎の母)うちの父ちゃん洗濯物を取り込みもしないブー。
あらうちだってそうですよ。
カメラいじりばっかりで。
うちなんてバレーやめとけって。
(丸尾の母)まあ。
(たまえの母)男の人って勝手よね。
お父さんええとこれは…。
帰るぞ!ただいま。
(友蔵・おばあちゃん)おかえり。
あのあしたなんですけど急に練習することになってしまって。
大丈夫だよ行っておいで。
すいません。
(ヒロシ)フン何が練習だ。
くだらないおしゃべりするために行ってるんじゃねえか。
えっ?旦那の悪口言ってる暇があったらうちのことをちゃんとやれ。
なっ何のこと?あのお母さん実はさっきお父さんが練習を見に来て…。
えっ?
(ヒロシ)試合なんか出たってどうせみんなの足を引っ張るだけなんだからやめちまえ!
(すみれ)えっ!お父さんそんな言い方ひどいよ。
お母さんは下手くそだけど頑張ってるよ!まる子…。
あっ…。
お母さんこうなったら特訓だよ。
特訓?うまくなってお父さんを見返してやるんだよ。
翌日
うまくなるためにはみんなよりたくさん練習しなきゃ。
びしびしいくよ!フンッ!あっ。
それ!ああ…。
まだまだ!あっ!ちょっと休憩。
お母さん!だって…。
「女の子だもん」とか言うんじゃないでしょうね。
えっ?コートの中じゃ苦しくても平気なんでしょう!?分かったわよ。
やるわよ。
はっ!あっ。
こうして母とまる子の特訓は続くのであった
そしてとうとう試合当日
じゃあいってきます。
(さきこ)お母さん頑張ってね。
ありがとう。
ファイトだよ。
ケガをしないようにね。
わしらも後から行くからな。
頑張ります。
お父さんも一緒に行こうよ。
(おばあちゃん)さて準備しようかね。
お母さんはいつもうちのことを一生懸命やってくれているからね。
今日は私たちが精いっぱいお母さんを応援してあげようね。
(さきこ・まる子)うん!
(ホイッスルの音)やったー!勝ったー!ズバリ1回戦突破でしょう!お母さんたちすごいね。
2回戦始まっちゃう。
お父さん本当に来ないのかな?うん。
母さま〜。
(丸尾の母)えいや!ああっ。
(ホイッスルの音)惜しい。
ドンマイじゃ!おっ。
(まる子・ヒロシ)あっ。
(紺野)はい。
(ブー太郎の母)ブー!
(ホイッスルの音)
(ブー太郎・とみ子)やったブー!よし!最高の1枚が撮れたぞ〜。
(ホイッスルの音)2回戦惜しかったブー。
しかしズバリ1回戦を勝ったのは素晴らしいことでしょう。
うん!お母さんたち何かカッコ良かったよ。
感動したね。
応援ありがとう。
時間をやりくりしての練習は大変だったけど楽しかったですね。
(3人)うんうん。
お父さんも見に来ればよかったのに。
(おばあちゃん)1階じゃ見づらかったんじゃないかい?えっ?《あっ》えっ?お父さん来てたの?ああ…いや。
ありがとうお父さん。
おいまる子。
風呂入るぞ。
みんなもありがとう。
(すみれ)まる子いいかげんに起きなさい!うわっ分かったよ。
起きるよ〜。
バレーボールで鍛えたことで母の強さが増したように感じるまる子であった
へ〜おじいちゃんがお裁縫得意なんて全然知らなかったよ。
色々頼りになるお年寄りだね。
でもあたしどうしてもまる子虫を見つけたいんだ。
手伝ってくれないかな。
次回の『ちびまる子ちゃん』は…。

(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」2015/09/06(日) 18:00〜18:30
関西テレビ1
ちびまる子ちゃん[字][多][デ]【知らない男子にモテる?/お母さん、バレーに挑戦するの巻】

『まる子、知らない男子にモテる?』の巻
『お母さん、バレーボールに挑戦する』の巻

詳細情報
番組内容
 お母さんしっかり!こんなアタックも受けられないんじゃ試合になったら泣いちゃうよ。あたしも今、男の子からモーレツにアタックされてるんだ。レシーブ!していいのかな?
 今回のちびまる子ちゃんは『まる子、知らない男子にモテる?』『お母さん、バレーボールに挑戦する』の2本だよ。お楽しみにね。
出演者
まる子: TARAKO 
おじいちゃん: 島田敏 
お父さん: 屋良有作 
お母さん: 一龍斎貞友 
お姉ちゃん: 水谷優子
スタッフ
【原作】
さくらももこ 

【OP曲】
「おどるポンポコリン」 

【END曲】
「100万年の幸せ!!」 

【脚本】
池野みのり 
鹿目けい子 

【絵コンテ・演出】
市橋佳之 
野田泰宏 

【作画監督】
才田俊次

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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