大学生たちが大盛り上がりのバーベキュー大会。
でも網の上で焼いているのは…。
どのテーブルも…もしやコノコたちは!?今きのこなどの菌類を体にとり入れて健康や美容に生かす「菌活」が女性を中心に広がっています。
街で聞いてみても…。
ヨーグルトめっちゃ食べます。
おみそ汁とかキムチが好きだからキムチ食べたり。
納豆はよく食べるようにはしてるんですけど。
そこで今回は「菌」のチカラに大注目。
達人に学ぶ魅惑の菌活ライフに新たな発見が相次ぐ驚くべき「菌」のチカラ。
自然豊かな日本。
もっとすごい埋蔵「菌」が見つかるかも!?目には見えない小さな生き物たちの大きな力!その可能性をサキどります!
(2人)おはようございます。
今日のテーマは「菌活」という事でさまざまな菌の食材集めてみました。
菌そのものきのこ類ですよね。
そして納豆菌当然納豆。
そして乳酸菌豊富なチーズヨーグルトお漬物。
こういった良い菌をとり入れると菌の力が活発になりそれで健康美容に生かしていけるというのがまさに菌活なんですね。
いいじゃないですか。
そもそも腸内の細菌どのくらいいるかご存じですか?ハハハ!でもね正解。
どのぐらいかというと…すごい量ですね。
こうした良い菌をとり入れるとその腸内細菌も活発になってお通じがスムーズになったり免疫力がアップしたりとさまざまなメリットがあるわけなんです。
いいじゃないですか〜。
という事はこれはもう取りまとめて今ガーッとこう全部とり入れる。
…というわけでもないんですね。
えっ…。
どうしたらいいのか。
まずは実際に「菌活」を実践している方の様子ご覧下さい。
夕方5時過ぎ。
「サキどり」が訪ねたのは仕事終わりの女性が集まるヨガ教室。
えっ何でヨガ教室かって?実はこちらは菌活サークルが開いた…食事の前にヨガの独特な動きや腹式呼吸で腸の働きを活発にするのだそうです。
レッスンが終わるといよいよレストランに場所を移して菌活メニューの食事会です。
コースは全部で8品。
きのこたっぷりのソースをかけた一皿にインドネシアの納豆と呼ばれる…他にもみそやしょうゆ塩こうじといった発酵食品をふんだんに使った料理が続きます。
この菌活サークル初めは仲間内の小さな集まりでしたが評判が広まり今では会員200人になっています。
この「菌活」をとことん楽しんでいるという方を見つけちゃいました。
服飾関係の会社に勤める山田さん。
展示会の前などは仕事が深夜に及ぶ事もしばしばですが菌活のおかげで体調は万全だとか。
お昼は手作りのお弁当。
もちろん菌の食材をふんだんにとり入れています。
しかも…。
他にも手作りの菌食材があるというのでお宅にお邪魔させて頂きました。
マンションで1人暮らしの山田さん。
菌食材は一体どこ?とまず見せてくれたのはぬか床。
乳酸菌がたっぷりです。
こちらはパン作りに使う酵母。
あっ!ブクブクと発酵してますね。
他にもさとうきびのお酢や梅の酵素ドリンクも。
乳酸菌や酵母などさまざまな菌をまるでペットのようにかわいがっているんです。
冷蔵庫の中も塩こうじやヨーグルト納豆など手作りの菌食材がいっぱいです。
更にはこんな使い方も。
菌の管理には手がかかりますがそれもまた楽しみなんだそうです。
いや山田さんすばらしいですね。
ペットのようにかわいがってらっしゃいましたね。
めでてかわいがってっていうね状況ビックリしましたけれども。
さあ日頃から菌活をされているという春香クリスティーンさん
(3人)よろしくお願いします。
ここまできてますよ。
いやすごいですね。
全くこんな事に世の中なってるとは知らなかったです。
私は日頃もうほんとに普通の事ですけどヨーグルトは何かよくいいって聞くので結構頻繁にほぼ毎日食べるようにしてますし。
あとは個人的に今思うと納豆と梅干しが大好きなんですよ。
全ての食べ物の中で。
なので割と頻繁にとり入れてる方かなという。
なるほど。
今日は菌活勉強していきますよ。
という事でまずは腸内の事を知っていきましょう。
というわけでこちらをご覧下さい。
これおなかの中若干くびれもあります。
あ〜ほんとですね。
なるほど。
善玉菌悪玉菌。
これよく聞きますよね。
このバランスというのが非常に大切になってくるんです。
通常腸内細菌というのは善玉菌が2割悪玉菌が1割。
残りの7割は日和見菌。
日和見菌?その名のとおり日和見。
つまり強い方に味方しちゃおうという菌なんです。
気分屋さんなんですか?そうなんですよ。
ですから例えばね不規則な生活が続いて悪玉菌がちょっと増えてきちゃったとなると日和見菌たちはあれ悪玉菌の方が強そうだよと言って悪玉菌の味方をしだしちゃうんです。
変わっちゃうわけ?悪玉に。
そうなんですよ。
悪玉化していくと。
ですのでこの腸内環境をよく整えるためには善玉菌を優勢にしておく。
これが大切。
私たちはこの善玉菌が常に優勢であるように環境を整えておかなければならない。
だから菌活が重要になってくるという。
菌たっぷり入ってる食材をこれもうとにかくとればいいの?これねただやみくもに食べればいいというわけじゃないんです。
違うんですか?菌活のコツご覧下さい。
上手に菌活するコツ。
管理栄養士の本多京子さんによるとポイントは2つあるそうです。
うん?「食菌」は菌を食べる事だと思うけど「育菌」って一体どういう事?
(本多)こういうものをしっかりとるという事が大事ですね。
その自分の中にある菌を育てる。
より元気にさせるという事なんですね。
まさにほんとに人間のようなね。
育てていいものにすればよく活動してくれるという事なんですよね。
へえ〜。
続いては菌の力について考えていきます。
菌の力さまざまな菌活の中でも代表的な菌というのがあって。
よく聞きます。
実際例えばスーパーに行くとヨーグルトいろんな種類ありませんか?
(春香)いっぱいありますね。
数字アルファベットさまざまなものが書かれていますけれども実はこれ全て菌の名前なんです。
これそれぞれ全部違った機能特徴を持ってるんです。
例えばこの「ガセリ菌SP株」これ内臓脂肪を減らす効果があると。
またこの「BB536」。
これ大腸がんを抑制する効果があるとされているわけなんですね。
それぞれ役割が違うんですね。
そうなんですよ。
というわけでここで突然ですがクイズ!
(拍手)ああ…はい。
はい皆さんついてきて下さい。
クイズです。
はい。
はい。
さあそのさまざまある乳酸菌の中でこの「L8020乳酸菌」というものがあるんです。
どんな力を持っているでしょうか?難しくないですか?このクイズ。
ヒント!「8020」これがヒントです。
はいはいはい!「8020」ですよね。
だから80歳の方でも20歳ぐらいの若さに若返るっていう意味で何かこう若返り菌みたいな。
なるほど。
正解はこちら。
(春香)どうだろう?やって来たのは広島市内の歯医者さん。
治療を終えた患者さんに手渡しているのは…。
L8020乳酸菌の入ったヨーグルト。
そう。
正解はL8020乳酸菌虫歯菌や歯周病菌を退治してくれるんです。
(春香)へえ〜すごい。
この乳酸菌を7年前に見つけたのは…この乳酸菌を虫歯菌の中に置いてみると…。
ほら分かりますか?周りの虫歯菌が死んでいます。
実験ではこの乳酸菌が含まれるヨーグルトを2週間食べ続けた人は口の中の虫歯菌が80%減少しました。
「8020」という名前には「80歳になっても自分の歯を20本以上残してほしい」。
そういった願いが込められているんです。
ほぼ正解ですよ。
(春香)惜しかった。
いやすばらしい。
発想は近かったんですけどね。
発想はほぼ正解でした。
結果は全然違いますけど。
さあ続いては第2問!こちらです。
一体どんな力を持っているんでしょうか?これヒントはお酒を飲む方にはいい菌かなあ。
そうなると肝機能強化とか。
うん?そういう事になってくるんじゃないですか?正解はこちらです。
どうですか?豊かな農産物が自慢の…その乳酸菌が見つかったのはここでしか栽培されていない野菜です。
えっ何ですか?それは…主に漬物として愛されている伝統野菜なんです。
この温海かぶの漬物から驚くべき力を秘めた乳酸菌が見つかったんです。
さあ一体どんな力があるのか?ヒントはこちらシジミ。
お酒を飲む人には二日酔いの対策にいいといいますよね。
さあ答えは?これは特にオルニチンが増えるというかぶだったので…そうカビラさん正解。
「オルニチン」肝臓の働きをサポートするアミノ酸です。
シジミなどに含まれるこの成分を作る事ができる新種の乳酸菌だと分かったんですね。
これには温海かぶの生産者たちもビックリ!おとうさん!同感。
早速地元では新種の乳酸菌を使った商品を開発。
甘酒と混ぜたユニークな乳酸菌飲料です。
いやあ乳酸菌いいって聞きますけどこんなに的確なこう決めた役割をそれぞれ持ってるんですね。
そうもうね奥がかな〜り深いんです。
というわけでここからはもうおひと方です。
微生物の働きにお詳しい…
(一同)よろしくお願いします。
こうやってどんどんいろんな菌が出来ているわけなんですけども他にも新しい菌さまざまあるんですよね?ものすごい種類いるわけですよね。
だって地球の中にいる全ての菌なんつったらこれはもう想像もつかないわけ。
例えばその辺の土土壌ですね。
土の1グラムだからほんのちょっとね。
1グラムで10億個。
え〜!ドーンときましたね。
(小泉)ドーンときます。
だから微生物の可能性ってすごいですよ。
例えばですねナポリの海底火山の温度で言えば113度ぐらい。
我々手入れたらもうすぐやけどしてしまう。
そこにサーモフィルスというバクテリアがウヨウヨ。
…で彼らは全くやけどしないわけですよね。
だからたんぱく変性しないわけ。
それから南極の不凍港にいるマイナス70度ぐらいのところにいる微生物はですね凍らない。
なぜ凍らないのか。
これは分からない。
だからねそういうね可能性がすごくあるの。
へえ〜菌をうまく使えばいろんな可能性を秘めてるという事なんですね。
それはすごいですよええ。
ここは秋田県の森の中。
おや?何やら真剣に枯れ木を見つめている人が。
一体何をしているの?枯れ木や土から菌を集めているこの方…人呼んで…橋さんが20年間通い詰めている白神山地は世界自然遺産にも登録される豊かな森。
今も人知れずたくさんの菌が眠っています。
その住みかは8,000年にわたって落ち葉が積み重なった厚さ1mの腐葉土。
特にこんな雨の滴る日はチャンスなのだとか。
橋さん木の根元で泡立っている水たまりに目を留めました。
これまで橋さんや仲間たちが白神山地で見つけた菌はおよそ…中でも一番活躍しているのがこちらの酵母です。
この酵母を使った商品の売り上げは…一体どんな活躍をしているのか。
やって来たのは東京・八王子。
開店前のお店に何やら長〜い行列が。
皆さんのお目当てはこのパン。
1日に1万個売れるという人気ぶりです。
最大の魅力は全て国産の小麦を使っている安心感。
実はこの国産小麦のパンを実現してくれたのがあの…一体どういう事?一般的に国産の小麦はパンの原料に使うと生地を膨らませるのが難しいとされてきました。
でも白神山地の酵母を使うとご覧のとおり。
とっても相性がいいんです。
一方菌の力を使って町おこしに成功しているのが千葉県で最も人口が少ない神崎町。
4月には全国でも珍しい発酵をテーマにした道の駅がオープンしました。
まずは地元のみそを使った冷や汁でおもてなし。
おいしいわ。
こちらは手作りこうじのクラッカーのせ。
おいしい。
うんいいね。
お客さんは…これには地元のおみそ屋さんもビックリ!神崎町は江戸時代から日本酒やしょうゆの生産地として栄えた町です。
でも戦後になってからは他の産地にすっかり押され気味。
そんな中菌の持つ力に活路を見いだした人がいます。
340年続く酒蔵の二十四代目…注目したのは地元に昔から根づいている菌です。
これを酒米に振りかけて発酵に使う事にしたのです。
出来上がった酒は白ワインにも似たフルーティーで酸味の強い個性的な味わい。
高級レストランなどからも次々に引き合いが舞い込みました。
地元ならではの味にこそ可能性がある。
町の酒蔵や商店主たちが協力して6年前から「酒蔵まつり」を開催。
今では5万人を集めるまでになりました。
発酵の里づくりを進める神崎町。
この日は新たなプロジェクトが動きだしました。
空き家を体験施設に改修。
ここで地元の人にサポートしてもらいながら漬物やこうじ作りなどに挑戦してもらいます。
いやあすごいですね。
何よりやっぱ地域に眠ってるんだなって。
すぐそこにあるんだなっていう。
地域の食材で地域の「菌」でってほんとに「近々」なところにあるわけですね。
さすがです。
「キン」にあるという。
でも考えてみると小泉先生。
日本あまたあるわけですよね。
おしょうゆおみそ発酵食品そのものの魅力もちろん味はもとより何があるんでしょうね?やっぱりその土地でないと味わえないという。
味覚もあるし風味もあるし。
それとやっぱり地元からそういうもの出てくという事で地元に住んでる人たちにとっては一つの誇りにもなりますよね。
お土産にもどんどん使えてというのもあるしいろんなところにものを送る事もできるしそういう事で今やっぱり地方で町おこしなりそういうような事をやる時には発酵という一つのキーワードが非常に大切になってくるなという感じしますね。
菌の力って事ですよね。
菌の力ええ。
それといまひとつは独特のですね微生物技術を持ってるのが日本でもう平安時代から既に微生物を純粋培養して売る商売が日本にあって今でもあります。
種こうじ屋さんというのが。
それでその種こうじなり日本のこうじというのはですね国の菌に指定されてます国菌。
へえ〜!国菌があったんですね。
外国ではこうじ菌は利用してないんです。
だから日本だけの菌だからこうじ菌を国菌と。
そういう国なんですよ日本って。
それだけ日本が発酵に関してすごいという事はそれを世界に発信していけばまたそれは一つのチャンスですよね。
和食が世界遺産になりましたけどこの和食が成立するためには2つの発酵食品がないと和食は成立しないんです。
(春香)何と何ですか?みそ汁のみそとそれから漬物ですね。
そう考えたら伝統的な和食日本の食事というのはすごくいいものなんだなって。
ちょっと早速もうこれ終わったらすぐにスーパーに行って買いに行きたいですね。
という事でエンディングナンバーも「キン」にまつわる光り輝くものを選ばせて頂きました。
MIKA「WeAreGolden」。
金ピカです。
2015/09/06(日) 08:25〜08:57
NHK総合1・神戸
サキどり↑「進化する“菌活”最前線」[字]
キノコや乳酸飲料などをとり整腸や美容につなげる「菌活」が若い女性の間で注目されている。その盛り上がりや、菌の力を生かしたさまざまなビジネスの可能性を伝える。
詳細情報
番組内容
若い女性の間で関心の高まっている“菌活”。キノコやヨーグルトなどを食べて整腸や美容につなげようというもの。菌活を売りにしたレストランなどが次々に登場し、「菌活サークル」も盛況だ。さらに無数の菌の中から抜きんでた力を持つ株を見いだす「菌ハンター」の活躍や、地元の菌を見直し、発酵食品文化による地域おこしを目指す町など、菌を巡るさまざまな動きを取材し、小さな生き物たちの大きな力と可能性を伝える。
出演者
【ゲスト】春香クリスティーン,農学博士・東京農業大学名誉教授…小泉武夫,【キャスター】ジョン・カビラ,片山千恵子
ジャンル :
情報/ワイドショー – その他
ニュース/報道 – 経済・市況
バラエティ – その他
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