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 サウジアラビア西部にあるイスラム教の聖地メッカで11日夕、建設用クレーンが倒れて「大モスク」を直撃した。AP通信などによると、モスク内にいた礼拝者ら少なくとも107人が死亡、200人以上がけがをした。

 クレーンはアーム部分が大モスクの天井に落下する形になり、金曜礼拝の後に残っていた人たちが犠牲になったとみられる。当時、メッカは異例の大雨と強風に見舞われており、クレーンはその影響で倒れた可能性がある。