≫オリンピックに向けての最大の山場アメリカ戦。
男子コーチのスパイクをたくさん受けてどのチームよりもたくさん練習をしてきました。
その選手は今の自分たちの全てを出して戦おうと1つになっています。
そして、その表情はとても落ち着いていて戦う瞬間を待っているかのようです。
いい表情をしています。
さあ、我らが全日本アメリカ戦に挑みます。
頑張れ、日本!≫オリンピック出場へついに最大の山場。
思えば、これまで…。
男性コーチを相手に、過酷なレシーブ練習に耐え抜いてきた。
≫非常に厳しい世界一厳しいディフェンス練習をしてきました。
あとは、コートで暴れてほしいと思います。
≫今夜の相手は世界ランキング1位のアメリカ。
どんなに相手が強くても拾って、拾って、全員でつなぐ。
≫大会10日目。
最終ラウンドの舞台名古屋の日本ガイシホールです。
これからの一戦、勝ったほうが明日、最終日に望みをつなぐことができます。
ともに7勝2敗同士の直接対決。
日本と世界選手権金メダルチームアメリカとの対戦です。
放送の解説は元全日本、川合俊一さん。
ロンドンオリンピック銅メダリスト竹下佳江さんです。
お二方どうぞよろしくお願いします。
残すところ今日も含めてあと2試合、わずか2枚のオリンピックチケットをめぐる争いはワールドカップ史上に残る大混戦となっています。
先ほど1位ロシア対2位中国の直接対決が行われました。
中国が負けると日本の可能性が限りなく低くなる試合だったんですが3対1で中国が勝ちました。
この結果、1敗に中国とセルビア。
2敗にロシアとアメリカと日本。
それぞれ勝ち点とセット率の差でご覧の順位となっています。
川合さん、最終日までオリンピックの行方がわからないという展開になりましたね。
≫なかなか、大きい大会でないんですけどそれだけ各試合、見応えがあっておもしろいですよね。
≫とにかく日本の立場からすれば勝つしかありません。
今日、日本は明日中国戦に望みをつなぐことができますが今夜第10戦の相手は去年の世界選手権金メダルチームランキング1位、アメリカです。
≫世界ランキング1位の威信にかけて、負けられない。
なぜなら…。
≫目指すはバレー三大大会制覇。
だから、英雄は最強メンバーをそろえた。
世界選手権MVPエースのキンバリー・ヒル。
女子最高到達点331cmを誇るアキンラデウォ。
だが昨日、ロシアに敗れワールドカップ制覇へ黄色信号がともった。
王国アメリカにとって日本戦は本気で負けられない。
≫今朝、アメリカは公式練習会場に姿を見せなくてあえて別の会場を独自に手配して日本戦に向けて調整してきました。
徹底した情報管理そして並々ならぬ今日の一戦に対する熱意決意というものを感じますが川合さん。
今日、戦略的なポイントはどの辺りになるでしょうか。
≫4年前に日本がこのワールドカップで勝ったときに圧倒的にアメリカが強いといわれていたんですがそのときは、ディグですよ。
スパイクをほとんどレシーブして切り返して勝ったんですよね。
日本の本当に一番中心ですよね。
一番大事なディグを今日も上げてほしいですね。
≫4年前は最終戦アメリカに勝ってアメリカの優勝を阻んだ前回のワールドカップでもありましたがそのときのコートに立っていたのが今日解説の竹下佳江さんですが、竹下さんは今日の戦略のポイントをどう見ていますか?≫アメリカは≫現役最後の挑戦を明言しているキャプテン木村沙織選手は最近このチームで戦えるのもあとわずかと繰り返し、口にします。
自分の調子はまだ本調子とは言いがたくアタック決定率も本来の数字には及びません。
それでも、自分のできることをと木村選手は大会期間に入ってからも1人だけ居残ってレシーブ練習を繰り返してきました。
≫自分のことを言葉で引っ張ることは苦手と語るキャプテン。
しかし、その背中はチームの団結の象徴となり木村選手への憧れの気持ちが次世代のニューヒロインたちを大きく成長させました。
≫いざ、運命のアメリカ戦。
木村キャプテンとチーム日本はその絆を武器に戦います。
≫オリンピックをかけた本当の大一番がやってきました。
≫ここは信じて、僕らが全力で応援するしかないですね。
≫今夜もナイスプレイ投票を募集します。
ボタンを押して、どんどん≫今夜も生中継でお伝えいたします。
リオオリンピック出場国決定戦。
ワールドカップバレー日本対アメリカ。
7勝2敗同士の直接対決。
明日、最終日への生き残りをかけた直接対決となりました。
これからコート上では両チームの国歌の演奏です。
♪〜
(国歌演奏中)≫ここまでセルビアとロシアに敗れて2敗を喫しているアメリカ。
世界女王も追い込まれて今日の日本戦を迎えています。
♪〜
(国歌演奏中)≫明日の最終日へ望みをつなぐことができるのは果たして、どちらでしょうか。
7勝2敗同士の生き残りをかけた直接対決。
日本対アメリカです。
これからコート上では両チームのスターティングメンバーが紹介されていきます。
名古屋の日本ガイシホールです。
キャプテン木村の表情には試合前、笑顔も見られました。
これから世界ランキング1位。
去年の世界選手権金メダルチームアメリカのスターティングメンバーが紹介されていきます。
全ての選手が高さと破壊力とスピードを兼ね備えているアメリカです。
特に世界選手権優勝のMVPのウィングスパイカー15番のヒル。
世界最高の到達点を持っているミドルブロッカー16番のアキンラデウォ。
今年代表デビューのサウスポーエース25番のリベロ、ロウこの3人の破壊力は圧倒的です。
平均身長190cmの高さにスピードを兼ね備えた世界ランキング1位。
昨年の世界選手権金メダルチームアメリカです。
20世紀最高のバレーボールプレーヤーともいわれるアメリカの英雄カーチ・キライ監督が監督となって3年目。
指導者としても昨年の世界選手権でアメリカに三大大会初の金メダルをもたらしました。
日本のスタメンです。
眞鍋監督となってからはアメリカにわずかに2勝、14の黒星です。
しかし、その2勝は世界選手権とワールドカップで挙げた2勝です。
ビッグマッチは日本はアメリカに負けていません。
昨日のアルジェリア戦では全員がコートに立った日本です。
今日はリザーブも含めて総力戦、長期戦覚悟で挑むと眞鍋監督は話をしていました。
日本のサーブで試合が始まります。
セッターの宮下がバックライトに入るローテーションから、日本はスタートしていきます。
アメリカはセッターのグラスがバックセンターに入るローテーションからスタートをしていきます。
日本のサーブから。
川合さん、いきなりサーブアンドブロックはスピードに対してなかなか難しいと思いますが。
≫でも、日本ってだんだん慣れてくるので。
最初、戸惑っても最後のほうでなんとか食らいついていってほしいですね。
≫センターから使ってきました。
これはアウトになりました。
≫チャレンジ入りました。
ワンタッチということですね。
≫最初のプレーに対してアメリカの英雄とも言われているカーチ・キライ監督がチャレンジを要求しました。
判定に対して各セット2回を上限としてビデオ判定を要求することができます。
チャレンジが成功した場合はその2回は減りません。
ワンタッチはありますね。
アメリカの最初のチャレンジが成功です。
判定が覆ってポイントは日本からアメリカに変わります。
最初のポイントはセンターのディクソンのクイックが決まってアメリカに1ポイント目。
プッシュして、空いたところに落としてきました。
高さがあります。
アメリカが最初に2ポイント目。
立ち上がり、竹下さん。
日本にとって大事なことはどの辺りでしょうか。
≫やはり冷静に自分たちのバレーをしていくことですね。
≫ポイントゲッターの長岡のスパイクが決まっています。
切り返して、日本長岡のポイント。
その前のキャプテン木村のレシーブも見事でした。
≫これが決まっていなかったらいやな雰囲気になるところでしたね。
≫佐藤のナイスパス!それを打ち切ったキャプテン、木村!≫いいトスになりましたね。
しっかりしたトスでした。
≫竹下さんこのキャプテン木村にあのボールを渡した佐藤のプレー、見事でしたね。
≫本当にこういう場面で苦しいとき決めてくれる選手ですからね。
≫サイドが速いアメリカ。
竹下さん、実際にアメリカと長く戦ってこられましたがアメリカのスピードというのはどういうふうに感じてましたか。
≫高いところで速いバレーを展開されるのでやはりブロックはなかなかついていけないので。
川合さんがおっしゃるようにレシーブでどれだけ食らいついていくかですよね。
≫木村沙織ブロックアウトをとりました。
≫いいですね。
≫ワンタッチを弾き飛ばすような。
これは川合さん、狙ったスパイクなんでしょうか。
≫高さがあるでしょ。
あれはもうちょっと下を打つとブロックされるんですけど手のひらの上のほうですからね。
≫拾えませんでした。
アメリカの攻撃、日本はワンタッチとれているような気がするんですが。
≫いいワンタッチをとれていますし、つなぎもしっかりしているのであとは、ブレークしていくことを意識したいですね。
≫長岡、ブロック!≫速かったですね。
相手のブロックが相手のブロックがちょっと遅れてますね。
≫今のは間でしょうか。
≫ストレートですね。
ブロック、遅れていますね。
≫いいサーブだ!サービスエースが出ました!≫完全に狙っていきましたね、前。
ちょっとカーブをかけて。
≫この試合が始まる前まででサーブランキングは全体の3位という。
サーブでも活躍している長岡。
アウトになりました。
世界選手権MVPプレーヤー15番、ヒルのスパイクはアウト。
日本、2ポイント前に出ました。
コートサイド大林さん。
ムード的にも非常にいいんじゃないでしょうか。
≫1点目のコートの雰囲気が心配だったんですけど非常に声が出てていつもより冷静な感じがしますね。
監督の指示を毎回聞いていますね。
≫アキンラデウォ、決めました。
かつては日本でも活躍していました。
最高到達点3m31というのは女子の選手の中では群を抜いた高さです。
≫男子ですよね。
高さでいうと。
≫バックに下がって、サーブがアウトになりました。
日本に7ポイント目。
先に8点をともすとテクニカルタイムアウトをリードで迎えられます。
8点目を先にとるとそのセットを取る確率が非常に高いというデータがあります。
ワンレッグプレーを放ってきました。
今日、アメリカは先ほどのアキンラデウォの対角のミドルブロッカーにディクソンを起用してきました。
本来ならば、キャプテンのディーツェンという選手がいます。
古賀紗理那!ブロックワンタッチをとった。
いいスパイクが見られました。
19歳のエース古賀紗理那。
8点目を先に日本が握りました。
8対6。
日本、リードでテクニカルタイムアウトです。
先ほどの木村もそうでした。
この対角の19歳エース古賀もそうでしたが竹下さん、各アタッカーがブロックアウトで得点を取るというのはどういうことでしょうか。
≫その前の、宮下選手のトスですね。
非常に丁寧に上げてますよね。
ブロック2枚きているんですけどブロッカーの手の先を狙えるところにトスが上がっているので。
まだ打ちきれてますよね。
≫昨年ぐらいまで日本は非常に速さをまず追求しようという傾向がありましたが。
それよりもアタッカーの高さを殺さないこと。
高いボールを供給してアタッカーがスパイクをうまく細工できるボールを出してあげること。
そっちのほうが大事なんだと宮下も、古藤も話をしています。
≫ブロックのうまい選手が多いのでそういうトスというのは大事になってきますよね。
≫平均身長にすると10cmビハインドの日本。
それでも、低くてもアタッカーの低さを殺さないトスを回せば勝負できるというシーンでした。
ほぼ10cm今日スタメン6人の平均身長が違います。
8対6。
この立ち上がりは川合さん、大事にしたいですね。
ムード的に。
≫ここは攻撃も守備も今はいい感じなのでこれをずっとまた次の16点まで最後は25点まで。
大体3つのブロックくらいで2点ずつぐらいリードしていきたいです。
≫常に先攻、先攻の状況で試合を進めていきたい日本。
明日最終日、日本は中国戦です。
アメリカはドミニカ戦です。
明日の最終日に向けてオリンピックへ望みをつなげるのは日本か、アメリカか。
まずは日本が2ポイントリードしています。
古賀紗理那!難しい攻撃だったはずです。
木村のスパイクレシーブがまずありました。
この1本を拾い上げるために直前合宿では本当に多くの時間を費やしてきた日本。
ブロックポイントです。
切り返したボールはブロックに阻まれましたが、川合さん本当によくワンタッチをとれていますね。
≫とれていますね。
≫宮下はバックライトを選択しました。
≫ブロック!≫負ければオリンピック行きのチケットが今大会は獲得できなくなるという。
これ以上ない、大一番です。
≫あの宮下、相手のサウスポーポイントゲッター1m93のロウのスパイクを…。
これが決まった。
アメリカのコートにぽとりと落ちました。
こういった川合さん、こういった運も大事です。
≫大事ですね。
ネットに当たってどっちに落ちるかというのは本当に運ですからね。
世界女王にほころび!日本のポイントリード。
唇をかみ締めた名将カーチ・キライ。
≫アメリカとしては今のがこのセットで一番いやなプレーですね。
≫ブロック吸い込みです。
ムードは完全に日本という中盤です。
サウスポーのポイントゲッターロウに代えて18番、控えのセッタークレクロウを入れてそして、スタメンセッターグラスに代えて14番のフォーセット。
アメリカは2枚替えです。
木村沙織!≫執念ですね、レシーブ!≫日本、強い!宮下が飛び込んだ。
その前は座安のスーパーレシーブがあった!そして、最後この託されたボールを得点につなげたのはチームをまとめることに本当に粉骨砕身、向かってきたキャプテンの木村です。
これは強烈です。
コートサイドの大林さん日本のサーブが非常に走っている印象がありますが。
≫いいと思います。
狙いとアグレッシブで攻めるのもうまくいってると思います。
逆にアメリカが乗ってきてないのでそれがいやだなという感じはしますね。
≫長岡、入った!このボール!竹下さん、あのボールを今日、どれだけ打てるか。
≫今、ギリギリのラインですよね。
よく打っていきましたね。
≫アメリカもラインのところにレシーバーを置いてもうブロックスパイクアウトを誘うようなレシーブフォーメーションを敷いていますが。
わずかにアウトになりました。
眞鍋監督がビデオ判定を要求します。
チャレンジです。
非常にいい形で入れています。
≫今の使い方としては抜群にいいですね。
≫ここで、チャレンジが成功しなかったとしても1つ、流れを切ることができます。
各セット2回までビデオ判定を要求できるチャレンジシステム。
アメリカはここまで立ち上がりに連続ポイントがあっただけであとは全て連続ポイントを日本に…。
今のシーンはワンタッチはありません。
チャレンジは失敗です。
このセット、日本の残りのチャレンジ回数は1回です。
セッターが前衛というローテーションが日本は3回続いていきます。
古賀紗理那、オーバーで拾いきれませんでした。
切り替えが必要です。
竹下さん古賀に対しては各チームともサーブを狙いだしていますね。
≫そうですね。
≫どんどんデータも取られていきますからね。
≫木村沙織はブロックの網にかかりました。
ここ、日本1つ大きなポイント。
ここまでリードで進めてきた日本は眞鍋監督タイムアウトを要求して流れを切ります。
2点差に後ろからアメリカがやってきました。
≫攻めるよ。
守るな。
≫眞鍋監督からは攻めるよ、守るなという言葉が。
ここは1つ、まずは気持ちの面での立て直しというのも大きなポイントになってきます。
アメリカは立ち上がりのみしか連続ポイントがありませんでした。
ここにきて3連続ポイント。
日本はここ前2枚のローテーションです。
前衛のミドルブロッカーに島村。
9番のプレーヤーです。
そして、木村がレフトアタッカー。
攻撃の選択肢としては真ん中の島村。
レフトの木村バックライトの長岡。
古賀紗理那は基本的にはレセプションを重視してますから真ん中からのバックアタックはあまりないローテーションになりますが。
≫両チームにとって決して落とすことができない大一番です。
試合前の順位表を改めてご覧いただきます。
1敗で中国とセルビア。
2敗でロシアとアメリカ日本がいますがセット率、あるいは勝ち点の差で順位が分かれています。
アメリカと日本。
今日、勝ったほうが明日に望みをつなぐことができます。
負ければ、その時点で今大会でのオリンピック出場権獲得の可能性は消えます。
眞鍋監督となってからの日本対アメリカの直接対決では日本は大きく負け越しています。
2勝14敗。
2つしかアメリカから白星を挙げることができていません。
その白星はいずれもビッグマッチ。
センターを使ってきました。
今日、スタメンに起用されている迫力十分のミドルブロッカー21番のディクソンです。
この選手はこのあと東レに入団することが決まっています。
先ほど2枚替えで入れていたローテーションからスタメンメンバーを元に戻してきます。
ロウとグラスです。
2点差です。
このあと日本はまだ2枚のローテーションがあと2回続くという状況です。
古賀紗理那です。
よく決めています。
≫今、ちょっと遅れたけど…。
ちょっと遅れていますけどストレート側で勝負でしたね。
≫ブロードです。
少し中側でストレートのコース。
≫アメリカに勝つならこのライトのブロード攻撃を1セットに1本ブロックしたいですね。
≫サイドブロッカー古賀紗理那の左手の脇を抜かれました。
古賀が高い決定率を残しています。
手元の集計で6本打って4本決めているという。
≫いいトスだったら決まる可能性あるけどこれ、厳しいトスですよ。
どんぴしゃブロックされても…。
間ですね、しかも高いところです。
≫古賀紗理那、クロスだ!≫ここでクロスはあとで効いてきますね。
≫世界女王のアメリカに19歳の新エースが立ち向かっています。
今日、決定率71%を残して、先ほどはクロスを決めてきました。
ストレートもクロスも同じフォームで打てるというのが古賀の大きな強みでもあります。
決まった!各アタッカーの決定率が今日は非常に高い日本。
竹下さん、それだけ宮下もいいボールを出しているというのもあるんでしょうか。
≫サイドの3人の選手をうまく使っていますよね。
≫アメリカは今日高い決定率を残しているディクソンです。
ディクソンが6本打って5本決めています。
ここで1本きました、大竹!≫この1本があとで効いてきますからね。
≫今日、ミドルブロッカー陣のファーストポイントがこの20点超えの中で出てきました。
≫完璧ですよね、今の攻撃。
≫若い選手たちが世界女王アメリカを苦しめています。
サーブでも攻めている日本。
セカンドアタックでアメリカが得点を取りました。
アメリカが得点を取るのに四苦八苦している印象があります。
≫このセットあまり合ってないというかね。
≫ストレスをアメリカは受けているはずですよね。
22対18日本が4ポイントリードで大竹に代わって鍋谷。
この2人はお父さんが高校の同級生。
その縁で、小さいころから家族ぐるみの付き合い。
それこそ赤ちゃんのころから2人一緒だった大竹と鍋谷のメンバー交代。
アウトだ!ブロックアウトを誘い出した木村沙織のサイドディフェンス!ここからくるんですか。
ラーソンです。
この人は移籍するクラブを全て世界一に導いているという優勝請負人。
鍋谷に代えて大竹ですが、鍋谷のサーブは川合さん今大会いいですね。
≫今のも、崩していましたからね。
≫ブロックアウト!よく引っ張って打てている印象が各スパイカーにあります。
落とせばオリンピック出場の望みが消えるこの大一番。
佐藤が飛び込んできた。
あと一歩、及びませんでしたがアメリカ、合いません。
決して直接ボールをコートに落とすことはほとんどない今日の日本のディフェンス陣です。
バックライト、長岡!世界女王アメリカから終始リードを保って第1セット、日本、先取です!≫すばらしい攻めのバレーを見せてくれました、日本。
副音声SexyLIVEZoneはどんな様子ですか。
佐藤君!≫日本、アメリカから第1セットを取りました!そして、なんと今日は大竹里歩選手のお父様秀之さんが解説として参加してくれています。
大竹さん、ここまでの娘さんのご活躍はいかがですか?≫スパイクにしてもしっかりと入ってますしブロックも止めたということでチームにいい形で貢献してくれているんじゃないですかね。
≫すばらしい親子共演ですね。
これは副音声も盛り上がりそうですが今夜は菊池君100万円チャレンジの出題をお願いします。
≫わかりました。
大竹選手を中心としたブロックでアメリカを封じてほしいのでこのあとの第2セット以降日本は合計何本のブロックを決めることができるか。
これでお願いします。
≫わかりました。
このあとの第2セット以降日本は合計何本のブロックを決めるか。
2本以下か、5本以下かそれとも6本以上かを当てていただきます。
電話番号を通知のうえ0180から始まるご覧の番号におかけください。
正解者の中からお二人に50万円をプレゼントします。
試合終了まで受け付けます。
間違い電話が多くなっていますのでお気をつけください。
≫大竹さん、娘さんと日本チームにぜひ、エールを!≫1セット目とりましたけど気を緩めずに勝ち進んでいってほしいと思います。
≫ありがとうございます。
そして第1セットのナイスプレイ投票の最終結果も出ました。
声援量に基づく会場内投票に加えデータ放送、スマートフォンパソコンによる視聴者の皆さんの投票数を加算すると…。
第1セットのベストプレーは11万4861票を集めた長岡選手がサービスエースを決めたシーンでした。
≫この長岡のサービスエース。
今日5点目のシーンでした。
サービスエースという本数に表れる結果としてもそうですけど川合さん相手をいかに崩すかという効果的なところでも非常にいいサーブを今日放っていると思います。
≫カーブをかけるときとかけないときがありますからね。
次、どんなサーブを打ってくるか本当、精神的にプレッシャーかけるサーブでしたね。
≫サービスエースそのものの数は変わりありませんがよくアメリカのレセプションフォーメーションを崩していました。
アタックの本数で日本のほうが3本多いという。
≫乗ってますから、日本はアメリカのスパイクを。
確率的にも非常に高い確率が各アタッカーには生まれているんだと思います。
どうしてもアメリカのブロックにワンタッチ触られて切り返して決めていくので数字としても落ちてくる傾向が予想されたんですが。
各アタッカーが50%、60%の数字を残しているようです。
第1セット取りました。
ムード的にはこれ以上ない形で第1セット、幕を開けた日本です。
7勝2敗同士の生き残りをかけた直接対決。
ともに2敗を喫して追い込まれました。
2敗の相手はともにロシアとセルビア。
アメリカは昨日、ロシアの前に敗れました。
2敗目を喫しました。
追い込まれた両チーム。
今日、勝てば明日の最終戦に望みをつなぐことができます。
今日も全日本がつけている心拍モニターを、この中継では共有させてもらっています。
最大心拍数に対して70%くらいの割合でプレーできると非常にいいというデータが上がってきています。
その心拍数をコントロールすることも日本は普段の練習から磨いてきました。
今、6割台の選手が4人という状況。
これから少しずつあるいは自分の心拍数をコントロールしながらアメリカとの2セットに向かおうとしている各選手たちです。
少し長岡も上がってきました。
少しずつ第2セットに向かうコンディションを整えている日本。
もちろん、2セット目も立ち上がりは大事です。
第2セットのメンバーも日本は第1セットと変わりありません。
日本はレセプションを受けて攻撃するという状況からスタートします。
得点を取るとファーストサーバーは宮下ということになります、日本です。
ブロックポイント!≫これは、大きい。
最初のブロックはムード上がりますからね。
≫第2セットファーストポイントはブロックポイント!第2セット、アメリカはメンバーを大きく代えてきています。
セッター対角のポイントゲッターのポジションに今、サーブに入っている14番のフォーセット。
第2セットは2枚替えのポイントゲッターでした。
それから世界選手権MVPヒルがあまり活躍なくて第2セットはベンチスタート。
23番のロビンソンもレフトアタッカーで入れているアメリカ。
タッチネットがアメリカにありました。
日本のポイントです、2対1。
先ほどは宮下は大竹にCクイックのボールを上げてきました。
アキンラデウォがやってくる!このボールです。
≫ワンタッチをとるのも難しいですね。
ブロックの上からでも簡単に打ち抜いてくるという。
≫ブロックポイント!また大竹!大竹、今日3本目のブロックポイント。
第2セット、3本目のブロックポイントでこの試合、通算4本目のブロックポイント、日本です。
アキンラデウォでくるが触りました。
≫上からも打たれますけどもワンタッチしたらああいう球があるんですよ。
≫よく決めた、長岡。
≫アメリカ、フェイントあまり効かないんですよね。
今のも、ちょっと…。
たまたまミスしただけで完全に間に合ってるので。
ちょっと気をつけたほうがいいですね。
サービスエース!エースの2本目!アメリカはこのセットからロビンソンを入れてレセプションをしてきました。
人の間を長岡のサーブが抜きました。
フェイント!このラリーは全て島村にボールを回していった宮下。
第1セットは全く使わなかった島村へのラインです。
≫フェイント間に合っているんですけど向こうも焦っちゃって手に当たって上がってないですね。
≫ワンタッチがありますが。
しかし、場内は得点を取ったアメリカよりもつないだ日本が作り出したムードのほうが大きなものを占めています。
木村のカバーしたボールをすぐ佐藤が返しました。
フォーセットです。
このオポジットポイントゲッターのほうがスタメンのポイントゲッターよりも高い数字、決定率を残している今大会です。
ブロックの間を抜いてきました。
現在韓国リーグでプレーしているフォーセットです。
バックアタック、長岡!≫長岡、今日は乗っていますね。
≫セッターの目線から見て長岡は今日どうしてこれだけ決められているんだというふうに…。
≫宮下選手もすごくよく考えていると思うんですね。
いつもバックライトのほうからのバックアタックが多いんですけど今日は真ん中の攻撃も増えてくるでしょうね。
≫強烈。
この第2セットスタートで起用されたセッター対角のフォーセット。
非常に気持ちよく打ち出しているようです。
アウトになりました。
この第2セットも日本先に8点目をもぎ取りました。
テクニカルタイムアウトです。
テクニカルタイムアウトを先にとるとそのセットを取る確率が非常に上がってきます。
≫ディフェンスも1枚やったらかがめよ。
≫眞鍋監督はブロックに対する指示をチームに送りました。
日本のサーブがどれだけ相手を崩すかによってアメリカの攻撃パターンが絞られてくる。
その各パターンを川北コーチが各選手に指示を送っていました。
第2セットの大竹のブロックポイントから幕を開けました。
第1セットはサイドアタッカーの活躍。
第2セットに入って大竹あるいは島村というセンター陣も宮下によって生かされてきました。
もともと日本のミドルブロッカー陣は攻撃力、得点力が乏しいということで眞鍋監督はロンドンオリンピックが終わったあとミドルブロッカーを減らす戦略を取ってきました。
それはミドルブロッカー陣にとって大きな屈辱でもありました。
ミドルブロッカーの意地を示したいんですと話をしていた大会前の大竹と島村。
その2人が第2セットに入って大きな活躍を見せ始めています。
今日、得点ランキング、長岡がもう12点を挙げています。
アメリカはセンタープレーヤーのアキンラデウォが6得点。
現在はバックプレーヤーです。
グラスはセンターです。
このAクイックはあまり速くないというふうに川北コーチが指示を送っていました。
≫しっかり返ったらAクイックがあるよと話をしていたのでヤマをかけて跳びたかったんですけどちょっと遅れましたね。
≫ロングB。
アキンラデウォの強烈なターンです。
≫センターのクイックをどうにかしたいですね。
≫アメリカは両センターが非常に機能しています。
やはりアキンラデウォにきた。
あと1回ローテーションが回ると更にアタッカー陣が前2枚になります。
そうなると更にアキンラデウォの打数が増えてくることが予想されます。
≫長岡!少しアメリカに傾きかけたムード。
長岡がここはバックアタックで切ってきました。
1ポイント、アメリカに前を許しましたがこれで日本が9対9の同点です。
長岡のストレートはアウトになりました。
打ち抜く場所がなかったかもしれません。
ここにきてアメリカが1ポイント前に出る展開。
合わない。
アメリカに乱れがありました。
≫1セット目もこんな感じからムードが悪くなったんですよ。
アメリカは。
この相手のミスを自分たちのリズムにつなげていきたい日本。
サーブは攻めましたがアウトになりました。
またアメリカが1ポイント前へ。
アウトになりました。
両チームサーブを伸ばしてきています。
≫やっぱり、両チームしっかりセッターにかえったら攻撃力、ものすごい日本もアメリカもあるので。
どうしてもサーブ、今みたいに両チームがミスることが多くなりますね。
≫ロビンソンがブロックアウトです。
このラリーはアメリカがとりました。
ここはグラスもアキンラデウォではなくてこのセットからスターターのレフトアタッカーロビンソンにボールを回してきました。
バックアタック、古賀紗理那!このラリーを切ったのは19歳の古賀紗理那!≫今、誰も助走を取る人間がいなかったんですよね。
それをしっかり呼んでるところに上げましたね。
≫球速も100キロに乗りました。
長岡のサーブはアウトで、アメリカが1本前。
アメリカはセッター同士の交代です。
つまり、このセットアメリカはこの大会通じて行っていたいわゆる2枚替えはこのセットは戦略としてとりません。
≫グラス選手、ちょっとトスが低くなる傾向がありましたね。
≫その辺りを手当てして常に2枚替えという戦略をキープしてきたカーチ・キライ監督です。
ここはセッターを代えました。
フォーセットです。
ワンタッチアウトを取りました。
アメリカのポイントです。
ただ、今日何度も何度もラリーが生まれています。
そのラリーを生む1つの要因は日本のブロックの力です。
よく打ち切りました!ああするしかないボールでしたか。
≫当てて出すしかないです。
≫日本のポイント。
日本、再逆転!なかなかアメリカの前に出ることができませんでしたがここでサイドアウトが途切れて日本が連続ポイントの場面を作りました。
ブロックアウトです。
アメリカのラーソン。
この人は世界を代表するレフトアタッカー。
アメリカの10番です。
世界選手権の金メダルロンドンオリンピックでも銀メダルをとったアメリカ。
≫今日も生中継でお伝えしています。
会場、名古屋の日本ガイシホールは今日も会場のてっぺんまで満員となりました。
7勝2敗同士の直接対決。
勝ったほうが明日の最終戦に望みをつなげる大一番です。
日本、明日は中国戦。
アメリカは明日ドミニカ戦です。
ここまで最も得点を取っているのは長岡。
古賀が8点大竹が5点となっています。
竹下さん、このセット日本のレフトアタッカー陣が少し数字を落としてきています。
≫川北コーチから、指先の通過点高くといわれていますしもう少しミドルをどのタイミングで使っていくかですよね。
≫アキンラデウォのボールが合いません。
日本のポイントです。
アメリカにほころびがありました。
16点目、日本です。
≫高さがあるから適当に上げておけば全部、打ちそうですけど。
何本か合わないですね。
≫打ち返していった!あのパターンは川合さんほとんど、ターンですか。
≫ターンですね。
クロス打たれてませんよね。
クロスはレシーブしちゃえばいいんですけどターンはしっかり止めたいですね。
ということは日本のセンターブロッカー陣はちょっとかけていいということになるんですね。
≫日本ベンチですが山口選手に今、声をかけていました。
鍋谷、内瀬戸選手にもかけていました。
長岡!レフトアタッカーの数字が第2セットは少しアメリカの前に封じ込められ始めている中でこの長岡は高い決定率をキープしています。
この第2セットも半分沈めて全体でも半分以上の数字を残している長岡。
今日、60%です。
ワンタッチ、そしてレシーブフォーメーションの間を抜かれていきました。
アメリカのポイントゲッター14番のフォーセット。
≫我慢ですね。
今のもとれないボールじゃないですから。
また、しびれるような展開になってきています。
アメリカのブロックポイント。
≫アメリカに連続ポイントを許したところで日本がタイムアウトを取りました。
日本はアメリカのサーブを受けてから攻撃に入るという形でこのサイドアウトも幕開きを迎えます。
木村がレフト、長岡がライト大竹がセンターからという次の攻撃になりますが。
この大会はなかなかレフトアタッカーのバックセンターからの攻撃。
このローテーションでいうと古賀です。
古賀のバックアタックというのはあまり使っていない日本です。
遅れてきたセンターブロッカーを利用した長岡。
≫まだまだいけますね。
センターが遅れたところに当たっていますね。
≫クロス側からブロックアウトをとりました。
日本、メンバーチェンジを行ってきます。
島村に代えて山口をコートに入れてきました。
現段階、このメンバーの中では3人しかいないロンドンオリンピック銅メダリストの1人、山口。
いいサーブだ、わずかにアウト。
アウトですが、あそこを狙う度胸が、鍋谷にはあります。
≫チームとしては負けててもサーバーもしっかり打つという約束があるというので。
≫サーブ担当の大久保コーチがミスを恐れるあまりチャンスサーブを入れていくのは我々の目指すべき方向ではないというふうに明確にチームに打ち出しています。
宮下は山口を使う。
思わず顔を覆ったのは宮下ですがあれは竹下さん、どういう心中を予想しますか。
≫山口選手がどうにか決めてくれてますよね。
≫この辺りはチームメートシーガルズの2人ということになるでしょうか。
≫ロビンソン、ここは強烈なストレートです。
木村沙織!このセットようやく木村がファーストポイント!このセットは10本スパイクを放ってようやく決めた1点目。
≫ちょっと木村がだめなパターン。
≫苦しいボールをさばかなければならない立場が木村です。
ここはショートサーブを木村は狙っていきました。
アメリカが2点前に出ました。
点差はわずか2点です。
ここでアメリカはこの試合のスターターだった昨年、優勝した世界選手権のMVPプレーヤーカーチ・キライ監督が見いだしたヒルを入れてきました。
ダイレクト!宮下、ダイレクト。
実は川合さん難しいといいますかダイレクトは。
≫難しいですよ。
ブロッカーが跳んでいたので空中で、どうしようかなと迷うんですよね。
≫おっとっとというような顔でね。
≫打つことはほとんどないだろうから。
打ったボールがブロックされそうになったのでビックリしたんでしょうね。
≫21歳で日本の司令塔を任されている宮下。
≫ここは大事ですよ。
≫アウトだ。
また同点、日本!絶対にほしい、このセット。
同点に追いつかれたところでアメリカ、カーチ・キライ監督もタイムアウトを要求しました。
これで両チーム、タイムアウトは1つずつ使いました。
アメリカとて追い込まれた状況でこの一戦を迎えています。
7勝2敗。
20世紀最高のバレーボールプレーヤーといわれていたカーチ・キライ監督が就任してまだアメリカはオリンピックでは金メダルはありません。
世界選手権の金メダルは昨年とりました。
悲願のオリンピックでの金メダルを目指して持ち前の高さとパワーに加えて速いバレーを標榜することによってアメリカは今大会、乗り込んできました。
その速いバレーを完成させるためには隣の人との信頼感絆が大事なんだとカーチ・キライは話をしてくれました。
その絆チームがファミリーになること。
それは日本の眞鍋監督もこの選手に残してきた言葉でもあります。
どちらのチームがチームという絆を超えてファミリーになれるか。
隣の人をどれだけ信頼してバレーボールができるか。
それがこの一戦の勝敗の鍵を握ってきます。
第2セット、22対22。
なんとかつないだ!今の判定は…。
判定は落ちていたということなんですね。
ただ、あのボールは何か、この一戦にかける日本の選手たちの絆を感じます。
このあとです。
はじかれて木村が拾ってからのボール。
≫あの状況であのハーフショットを置いていける古賀選手はすごいですよね。
≫つまり前が見えていないとあれはできないんですね。
ここで強烈なBクイックと絡めてのレフトへの速い攻撃。
竹下さん、これがアメリカの本来の持ち味のパターンですね。
≫そうですね。
ここをどうにか防いでいきたいです。
≫アメリカ、セットポイントです。
ただし、1点差。
長岡はアメリカのブロックにあいました。
打点の高さが306cmです。
川合さん、やはり高いですね。
≫高いですよね。
しかもレシーブする人はだいぶ、低く構えているので。
落差、2mぐらいある感じでね。
ちょっと怖さも感じますが。
≫まさに手に汗握る大接戦です。
セットカウント1対1で迎えた第3セット。
眞鍋監督動いてきました。
木村が入っていたポジションに170cmのアタッカー内瀬戸を入れてきました。
木村は確かに第2セットアタックの数字は伸びていませんでしたが内瀬戸の持ち味はレセプション能力。
ただ、今大会は内瀬戸が入ったことによってあのドミニカ戦の接戦を制しました。
あの大熱戦の立役者でもあった内瀬戸。
もう、内瀬戸の目の前は30cm差のアタッカーを相手にしていかなければなりません。
≫内瀬戸はフォワードでブロックするのはなかなか難しいので。
バックでバンバンレシーブするしかないですね。
≫ドリブルです。
≫スタートですね。
2セット目はスタートはよかったんですけど中盤がよくなかったのでね。
≫2セット目も25対23という最少得点差。
ブロックポイント、日本!長岡のブロックフォローからラリーに持ち込んでいってそして、ぽとりと落としたこのボール。
ブロックポイント!ディクソンのクイックです。
≫森さん、今決められたクイックなんですけどセット前も監督は大竹選手にかなり言ってましたね。
≫大竹のBクイックはワンタッチありません。
眞鍋監督はチャレンジを要求します。
触っていたんではないかとビデオ判定を要求しました。
眞鍋監督。
しかし宮下も第3セット大竹を使ってきます。
触っていたでしょうか。
ワンタッチがあれば日本のチャレンジ成功です。
1セット目を取った日本。
2セット目もしびれるような展開の中わずかな差でアメリカにセットを渡しました。
そして、迎えている第3セットです。
7勝2敗同士の生き残りをかけた直接対決。
名古屋の日本ガイシホール。
ビデオ判定のプレーバックを今、会場は待っています。
大竹のスパイクに対して触っているというリプレーがありました。
日本のチャレンジ成功!≫よかった。
よく眞鍋監督はあれ、触ったなって判断しましたね。
≫日本にとっては大きなオーバーコールとなりました。
3対1と得点が変わりました。
第3セット大竹のBクイックが決まっていたという判定で日本2ポイントリード。
長岡のフェイントボールが落ちた!またワンタッチからの切り返しが機能し始めてきました。
このパターンに持っていきたい日本。
ここでカーチ・キライ監督がこのタイミングでタイムアウトを要求しました。
日本は、このセットチャレンジ成功などもあって4対1といいムードで第3セットスタートしていきました。
アメリカのカーチ・キライ監督はこの早い段階でタイムアウトを1回、使いました。
日本がたたみかけていきたいシーンです。
アメリカからすれば次の攻撃はどうでしょう。
日本は内瀬戸が前衛ですからアメリカの視線に立てばライト側から攻撃してくると日本の前のブロッカーは低いマッチアップになっています。
≫一番はライトが攻撃するのがアメリカとしてはそれは一番可能性が高いんですけども。
その前にサーブレシーブが返るかですね。
≫ビッグプレーが出ました!≫この守備はすごかったですね!≫日本のライト側の上。
それをふさいだ。
153cmの小さなレシーバー佐藤。
そして得点につなげたエース長岡!≫すごいレシーブ。
今のは。
≫長岡!走り出した日本!大歓声です!佐藤が1球目は拾いましたが。
≫あそこをヤマかけてコミットで思い切りジャンプできたらもうちょっと日本は強いんですけどね。
≫内瀬戸、速い!世界一の速度を追求するアメリカをも上回る日本の速さ!これは竹下さん、速い。
≫全くついていけてませんよね。
内瀬戸選手はこの攻撃があるので強みではありますよね。
≫高さを生かしてぽとりと日本の前に落としてきました。
日本はそれでも内瀬戸をコートに入れてレセプション、この前が打ち抜かれる可能性がありますからその分、更に磨き続けてきた日本のスパイクレシーブ力を≫この第3セットから眞鍋監督は170cmの内瀬戸を木村に代えて投入。
勝負にきました。
その内瀬戸に先ほどは目の覚めるような速いトスが供給されました。
内瀬戸が代表に呼ばれたのは去年のこと。
それまで世代別代表なども全く経験がありませんでした。
自分が呼ばれたことに信じられずに周りに聞いて回ったそうです。
しかし去年の世界選手権までは残ることができず号泣したそうです。
このワールドカップこそメンバーに残りたい。
その思いを掲げて内瀬戸はやってきました。
≫その内瀬戸選手の話ですがブロック前で跳んでるので毎回、リベロの座安選手と佐藤選手がバックは任せてと声をかけているんですよね。
≫その言葉がチームを固めていきます。
タッチネットがアメリカにありました。
アメリカにタッチネットがあって内瀬戸がサーブに下がります。
アキンラデウォがきた。
≫ちょっとサーブ不用意でしたね。
リベロにね。
≫強烈なアキンラデウォです。
アメリカのセンター線は高い決定率を誇っています。
≫ボールがはじかれました。
クロスのコースに2人入ってしまった。
アメリカが連続ポイントで9対6、3点差です。
日本のレセプションからの攻撃はアタッカーが前2枚。
レフト側に古賀。
センターは島村です。
バックライトで長岡が使えるという日本の選択肢です。
このボール、打ち抜かれました。
アメリカ、3連続ポイント。
眞鍋監督はここはタイムアウトでしのぎます。
まだリードは2点あります。
≫ディフェンス頑張れよ。
≫23番、近いのとか打てないボール、全部コントロールショットだから。
その連係だけ。
≫アメリカのレフトプレーヤー23番のロビンソンがロビンソンはフェイントボールが多いという指示が今、川北コーチからありました。
日本はこれからサーブを受けて攻撃。
竹下さん、宮下が大事にすべき考え方はどんなところでしょうか。
≫本当にアタッカーを信じてあげるということとやはり1本で切っていくという意識を高く持ってほしいですよね。
そのあと、サーブでどれだけ攻められるかがポイントになりますよね。
≫セッター目線からして今アタッカーの軸になるプレーヤーはどこに感じていると思いますか?≫やっぱり長岡選手と古賀選手というのは絶対的に頭にあると思うんですよね。
その中でどれだけミドルの内瀬戸選手の速い攻撃を入れていけるのかがキーになってくると思います。
≫バックライト、長岡!アメリカの連続ポイントを3で切りました。
竹下さん宮下は信頼してるんですね。
≫長岡選手も非常に落ち着いていますし強弱をうまく使っていっていますよね。
≫サイドに速い。
あれは川合さんアメリカが追求する形ですね。
≫そうですね。
これはブロック、日本1人しか跳べませんしね。
いかに日本はサーブ崩さないと点を取れないかってことですよね。
≫そして、このセットもカーチ・キライ監督は2枚替えではなくてセッター同士の交代を選択しました。
体重を前にかけながらラリーをとった、長岡!≫すごいな、長岡。
そんなにいいトスばかり上がってきてないんですよね。
これだって、わかりやすい2枚ブロックがついている。
打ち抜いていきましたね。
≫通過点は高く保てないトスだったと思うんですが。
センター線を使ってくる!≫ちょっとベンチからもう少し言ったほうがいいですね。
ここでアメリカは23番のロビンソンに代えて本来はこの人がアメリカの中心プレーヤーです。
この試合のスターターでもあった世界選手権MVPプレーヤーのヒルを入れてきます。
カーチ・キライ監督がトライアウトから見いだしたヒル。
竹下さん、今のは見事でした。
≫相手のブロックちょうど間になるんですよね。
≫ブロックとブロックの隙間のギャップ。
ここを日本の大竹のBクイックが抜いてきました。
日本がまたムードを取り戻してサイドアウトの応酬が再び始まりました。
ラーソンです。
サイドのアタッカーのトスは確かに川合さんカーチ・キライ監督が追求してきただけありますね。
≫今のもちょっとネットに近いトスだと上から打たれるのでトスミスかなと思ってもそうじゃなくなっちゃうのがアメリカなんですよね。
≫前に落とされました座安の前です。
1点差。
タイムアウトは両チームあと1回ずつ。
ディクソンのサーブです。
ここはレセプションのラインコントロールが成功したかもしれません。
アメリカのサーブアウトをミスを誘い出した日本です。
ここで島村に代えて山口をコートに入れました。
フロントでの起用です。
先ほどのセットもワンポイント的な登場で非常に活躍。
印象に残るスパイクを決めた山口。
クロスは、アウトというジャッジ。
カーチ・キライ監督がチャレンジを要求します。
いっぱいいっぱいを狙ってきた14番オポジットのフォーセット。
あそこを狙えるアタッカーの強みというのもアメリカにはありますが判定はわずかにアウトというジャッジでした。
現在、3点差。
アメリカのチャレンジ成功なれば14対11から13対12。
得点が変わっていきます。
ドキドキしますね。
≫大事なポイントですからねここは。
≫ラインにかかっています。
アメリカのチャレンジ成功です。
フォーセットの足の長いスパイクが決まっていました。
アメリカに得点で13対12。
1点差と変わりました。
代えていたセッターをコートに戻しました。
日本は内瀬戸と山口というスピード自慢。
あるいはタイミングを変えることができる山口の前衛のミドルブロッカーの攻撃もあります。
ここはブロックポイントだ。
170cmの前に覆いかぶさってきました。
≫今1人マークしていますからね。
≫ノータッチエースだ。
人と人との間を打ち抜かれました。
アメリカのノータッチエース。
眞鍋監督は残された1回のタイムアウトはここは我慢します。
アメリカ、3連続ポイント。
決まる!≫身長差が違いすぎて…。
≫内瀬戸のぽとりと落とすようなスパイクがアメリカのコートを襲います。
≫上にフェイントしていますよね。
≫ブロックの手を引っ込めた。
駆け引きに出た日本の宮下ですが、ここはアメリカのフェイントボールが決まって15対14。
手を引っ込めて触られるのを嫌いましたがそのあと、つなげませんでした。
まだ1点差です。
日本はこれからアタッカーが前衛2枚のローテーションが3回続いていきます。
ブロック2枚の中ボールを見失ったアメリカ。
≫必死ですね。
≫サーブポジションに入るところでサーブに威力を発揮している鍋谷。
先ほどもアウトになりましたが鍋谷はきわどいところをついてきました。
≫この第3セットも第2セットに続いてしびれるような展開がずっと続いています。
わずかに1点差です。
これからこの第3セットも終盤に入っていきます。
サーブで入っていた鍋谷がベンチに入ってまた内瀬戸が今度は後衛です。
レセプションを固める役割に徹するポジションに入ります。
アウトになりました。
竹下さん、日本これから大事にしていかなければいけないポイントは改めて整理するとどんなことでしょうか。
≫後半になるとサーブが弱くなってきてたんですよね。
もう一度サーブを攻めて相手のミドル攻撃をちょっと少なくしていきたいですね。
ターゲットを絞りやすく。
あとは日本のほうは攻撃をうまく展開してきてほしいですね。
≫ブロードがきた。
あれをサーブで封じたいわけですね。
≫そうですね。
≫今はアメリカは日本のサーブをたやすく返してセンター攻撃につなげていきました。
ブロックはわずかにアウトでアメリカのポイント。
≫タイムとりますね。
≫残されていた最後のタイムアウトをこのセット、使う眞鍋監督です。
ブロックは手に当たっているというふうに眞鍋監督は声をかけました。
≫守るな、攻めるぞ。
≫この試合、守りに入ったら絶対に勝機はないと眞鍋監督は話していました。
今のシーンも川合さん、タイミング的にはどうなんでしょう。
≫合ってますけどももうちょっとだけストレートに手を出しておけば反対側にはじくのでブロックできたんですけどね。
もう少し真っすぐはあまり打ってこないのでストレートやクロスに思い切りかけろという指示は出ていますよね。
≫かなり川合さん手を振って池というのを何回もベンチから声が出ていますね。
≫上から打たれるのはしょうがないけど横を抜かれるのはいやなので。
通過点が低いスパイクはね。
それはブロックしたいですね。
≫座安が大きな声を飛ばしています。
2点差、ここは大事なポイントになりました。
大竹が前衛のポジションに入ってきます。
レフトの前衛は古賀。
まだ宮下が前衛ですからアタッカーが2枚です。
合わない。
ブロックフォローできない。
少しトスとブロックのコンビが合いませんでした。
≫大事なポイントになりましたね。
≫アメリカ3連続ポイントで3点差。
この苦しい状況21歳のセッター宮下はどうする。
長岡を使ってくるが…。
≫これはしょうがないですね。
≫ちょっと高い位置を保つことができなくなりました長岡です。
4点差、アメリカ4連続ポイント。
古賀紗理那ブロックポイントを取る。
打ち直せる能力というのは古賀はすごいと思うんですが。
≫高い2枚のブロックをよくブロックアウト取れていますよね。
≫アウトになりました。
≫20対18。
日本が連続ポイントをともした瞬間カーチ・キライ監督もタイムアウトを取りました。
その前のプレーで宮下のこのサーブがスピードを増してアメリカが少し難しい攻撃態勢に追い込まれました。
攻める姿勢を持ち続けることが今日の試合の大きなポイントだというふうに眞鍋監督は話をしています。
アウトになった!日本、連続ポイント。
3連続。
1点差です。
アメリカはセッターがバックライトにいるローテーションです。
伸ばしてきます、宮下。
≫落としたかったんですけど逆回転がかかっちゃったので伸びていくしかないんですよね。
≫これはブロックです。
少し、長岡がブロックの網にかかるようになってきましたが竹下さん、どんな変化があるんでしょうか。
≫ちょっとボールが集まりすぎてるかもしれないですね。
古賀選手もいますからね。
≫トスがちょっと近めで短めでストレートを打てないんですね。
≫アメリカにタッチネットがありました。
まだ2点差です。
連続得点ほしいですね。
古賀がサーブに下がってスピードのある内瀬戸が前衛に上がってきました。
ネットにかかった。
スピードを乗せてこようとしてきました古賀のサーブ。
3点差。
正念場です、第3セット。
ラーソンのスパイクはワンタッチがありました。
アメリカのポイント。
24点目、アメリカ競り合いの中から後半抜け出してきてアメリカがセットポイントを握りました。
ブロックポイントです。
最後は、アメリカのブロックポイント。
セットカウント2対1。
日本、逆転を許しましたが≫セットカウント逆転されました。
2対1で迎える第4セットです。
7勝2敗同士の生き残りをかけた直接対決。
相手は、去年の世界選手権金メダルチーム。
世界ランキング1位のアメリカ。
平均身長でも10cm違います。
このアメリカと日本今日の対決で勝ったほうが明日の女子最終戦。
オリンピックへの切符獲得へ望みをつないで最終戦を迎えることができます。
アメリカはドミニカと日本は明日中国との対戦です。
中国は今日、この試合の前にロシアをねじ伏せました。
今日の得点です。
長岡が20点。
アメリカはこの試合途中から入ってきているセッター対角のポイントゲッターフォーセットが16点と得点を伸ばしてきています。
長岡がちょっと先ほどのセット終盤から満足な状況で打てない態勢が続き始めてきました。
第4セットのメンバーですが、眞鍋監督はこのセットも木村ではなくて内瀬戸をレフトアタッカーにチョイスしています。
古賀とそして内瀬戸のレフトウィングスパイカーのコンビ。
セッター対角には長岡。
ミドルブロッカー陣は島村と大竹という2人です。
アメリカはやはりセッター対角のポジションにこの試合、途中から入ってきて16得点と得点を伸ばしている14番のフォーセットをスターター。
レフトの選手には23番のロビンソンもヒルではなくて使っています。
アメリカ、フォーセットは得点を伸ばしています。
今日、途中出場です。
第4セット、川合さんポイント、改めてどこになりますか。
≫各セット中盤までリードしています。
≫最初のポイントは日本オーバーネットをとられてアメリカのポイントからスタートします。
いずれにせよ各セット互角の攻防。
この状況からセンター線を使ってきました。
これを封じたい日本です。
≫クイックはブロックには全くいってませんからね。
あとから、追いかける形になっています。
ラーソンのスパイクはエンドラインいっぱいいっぱいに決まっています。
3対0というアメリカの立ち上がり。
眞鍋監督、どうするでしょう。
≫ちょっと止めたいですね。
≫日本はファーストサーバーに宮下をチョイスしています。
クロス!≫これはよく決めました。
≫竹下さんここ一番で古賀という選手が19歳で、これですからね。
≫頼りになりますよね。
≫ラリーはアメリカが制しました。
このラリーはアメリカがもぎ取りましたがこのプレー。
そのあとのフェイントボールも佐藤がものすごいダッシュを見せてフェイントエリアブロックの後ろをカバーしていきました。
初代表の佐藤です。
宮下は真ん中を使います。
≫ちょっとセンター、少しマークされてるかな…。
5対1、眞鍋監督この時点でタイムアウトを要求しました。
立て直しが必要です、日本。
もう1回、いくよ。
≫眞鍋監督はチームを作るにあたって勝負強さ、逃げない気持ちを非常に大事にしてきました。
技術は確かにすぐは進化はしないかもしれない。
でも、メンタルというのは1秒で変わる。
そのメンタルを持っていることが世界の頂点に駆け上るための大きな条件だと思ってると眞鍋監督は話をしていました。
このビハインドの状況こそその勝負強さ。
メンタルが問われます、日本。
そして、戦略的には今レフトアタッカーが古賀紗理那になって真ん中からは、先ほど封じられた大竹。
ライトには長岡がいます。
竹下さん、宮下はセンターを使いにくい状況でしょうか。
≫やはり真ん中に高い選手がいるのでなかなか使いにくいとは思います。
≫長岡はブロックされた。
≫セッター代えますね。
クロス全部止められているの中ですね。
≫全部、空いてるんですよね。
ここで、この試合初めてセッターを代えました。
宮下に代えてベテランの古藤にあとを託します。
21歳の若いセッター宮下から代表では最年長ですが実質、初代表でもある久光製薬スプリングスの古藤。
古藤は長岡を使ってくる。
この2人はチームメートです。
久光製薬スプリングスの古藤と長岡。
今日はチームの中田久美監督も観戦に訪れています。
古藤が入ったことで果たして、チームがどう息を吹き返してくるか。
アキンラデウォ。
≫今、コースとか関係なく上ですかね。
≫先に跳ばないとこの選手はブロックできない…。
≫セットカウントでも2対1と追いかける立場に変わった日本。
まさに、ここがリオデジャネイロオリンピックへ向けての大きな正念場です。
ここでアメリカに追いすがるか。
それとも、世界女王が力を見せていくのか。
アメリカのエースが決まります。
≫逆にアメリカがサーブを思い切り≫このシーン、アメリカは日本の古賀をサーブターゲットにしてエースを取ってきています。
古賀は全体のレセプションでも2位と上位につけていますがサーブが各国が私を狙ってくると覚悟をしていますと話をしていました。
ただ、大会に入る前は私のところはどうかサーブを打たないでほしい。
そんな思いでワールドカップ前の国際大会も戦っていたそうです。
それが、いつしかどうせ私のところにくるんでしょ。
どんとこい。
そう思えるように変わってきましたと話をしていました。
その古賀に代わって、ここはレセプションの手当てで石井をコートに入れました。
石井の役割はレセプションの役割も担ってのコートインです。
古賀と石井は同じポジション。
ここはアメリカの世界女王の力が日本をのみ込み始めています。
レセプションの座安よくジャッジをしました。
タイムアウトでも大林さんコートサイド見ていても座安の声がすごいですね。
≫本当にベンチ下がってからも声かけてますよね。
≫座安、代表5年目になりますがあの4年前のロンドンオリンピックはすんでのところで代表落ち。
オリンピックのコートには立てなかった悔しさを持っている1人でもあります。
長岡、ブロックにあいました。
アメリカのポイント11対3です。
≫日本、迫田選手がアップの指示が監督から直接、出ましたね。
≫ということは長岡との交代もあり得ますかね。
≫レセプション考えるとそういうことになるんでしょうかね。
≫どういう起用をしてくるか。
ブロードを使ってくるディクソン。
ちょっとアメリカブロード合わなかったと思います。
男性コーチ陣が全力で打つボールをずっと上げ続けて20日間で10時間のスパイク練習を繰り返してきました。
ツーアタックできた。
前衛2枚のところセッターのグラスのツーアタック。
眞鍋監督は更に控えのメンバーも使うかもしれないという指示をリザーブメンバーに出してるようでもあります。
長岡!その前にアメリカのワンタッチがありました。
日本のポイントです。
≫日本も点差つけられていますけどもサーブは強めにいかないといけませんね。
≫そういう意味で長岡のサーブというのは期待が持てれうサーブです。
長岡のサーブは狙っていきましたがアウトになりました。
そして、ここで迫田さおりが入ります。
今大会あるいは日本の中で最も苦しんできた選手かもしれません。
昨日、アルジェリア戦で今大会初先発を任されて9得点。
72%の決定率を残しました。
アメリカはセッター同士の交代です。
石井の前だ。
レセプション石井が襲われました。
≫サーブはものすごい勢いで打たれていますね。
≫島村、ライト!ライトへのトスを打てるのが日本の大竹と島村、今回のブロッカー陣のポイントでもあります。
≫苦しくなった日本ですが今日の試合リザーブのメンバーがコート上に送り込まれてご覧のように今日スターターのポジションを任された選手たちは今、コートサイドからコート上を見つめています。
石井のスパイクが決まって日本6点目。
≫目先を変えたレフトじゃなくて今のは時間差攻撃でしょうね。
こういうことですよね。
何かを変えていかないと。
≫ラーソンがうまい。
世界屈指のレフトアタッカーです。
現在はトルコのチームに所属しています。
行く先々でそのクラブを世界一に立たせる優勝請負人のラーソン。
ボールがアメリカのコートに落ちました。
迫田のファーストポイントです。
竹下さん、本当に迫田は今大会苦しんできましたが。
≫でも、本当に思い切り入っていってますからね。
どんどん使っていってもいいかもしれないですね、ここは。
≫迫田を生かすとしたらどういうトスになりますか?≫ちょっと離しめのトスですよね。
≫フォーセットはブロックアウト。
大竹、あと一歩タイミングが合いませんでした。
ラリーはアメリカがとってきます。
そして先ほど代えていたセッターをまたコートに戻しました。
スターとセッターのグラスがコートに立ちます。
日本のレセプションからの攻撃。
古藤は後衛です。
≫サーブ思い切りたたかれてますね。
≫レセプションに入っている石井。
このレセプションは去年までは任されないこともありました。
ラーソン。
これはすごいところに打ってきました。
≫乗っちゃってますよねアメリカが。
この点差になるとどんな球でも思い切り打ってきますからね。
≫苦しくなった日本。
7勝2敗同士の対決で向かえたこの一戦。
勝たなければ明日の最終戦へ望みがつながらないという両チームにとってまさに正念場の一戦です。
サーブはアウトになりました。
世界女王アメリカとてロシアとセルビアの前に2敗を喫してこれ以上ない状況に追い込まれて今日の日本戦を迎えました。
今日の朝の練習では公式の会場をキャンセルして独自に会場を手配して徹底した情報管理を貫いて日本戦に立ち向かってきました。
アメリカも並々ならぬ決意で今日の日本戦に向かってきました。
世界女王の意地がここは日本を上回っています。
しかし日本もまだ戦いが終わったわけではありません。
ギリギリのところで取った日本の1点!≫ここは、本当に日本サーブレシーブとディグが生命線なので、それが崩壊するのだけは防がなければいけませんね。
≫それを今、意地ですかね。
あの点の取り方。
ロビンソン、クロス。
石井の前です。
アメリカも意地です。
2敗を喫したアメリカ。
日本も今大会2敗を喫しましたがいずれもロシア、セルビアとフルセットの戦い。
飛び込んでいったベテランの古藤。
≫最後の決定力がちょっと不足していますね。
≫アメリカが高さとパワーとスピードを生かしてこのセットは牙をむいています。
内瀬戸!アメリカのタッチネットもありました。
≫あれぐらいがタイミングずらすように打ったほうがいいかもしれませんね。
≫竹下さん、この人がいなければドミニカ戦の劇的勝利はなかったわけですからね。
263cmしかありません。
体格では圧倒的に劣る日本ですがこの試合も第3セットまでは互角の攻防。
内瀬戸のスパイクはブロックにあいました。
第4セットは、世界女王の力が日本をのみ込んでいきました。
この第4セット。
セットカウント3対1。
日本、敗れました。
この瞬間、今大会での日本のオリンピック出場権獲得はなくなりました。
来年の世界最終予選アジア予選へと日本は立ち向かっていかなければなりません。
その前に明日、最終戦は中国。
今日、中国はロシアを力でねじ伏せて中国自身も明日の最終戦に望みをつなげてきました。
中国も明日勝たなければいけません。
ですから、川合さん明日の中国は本気以上の本気できます。
≫どのチームも1つ取りこぼしたらオリンピック行けないという状況になってますからね。
≫この試合が終わったことによって、日本は3敗目を喫してしまって残念ながら今大会のオリンピック獲得はこれでなくなりました。
しかしここまで見事な戦いを演じてきた、日本。
特に第1セット、竹下さんものすごい力を見ましたね。
≫本当にいいバレーを展開できるんですからね。
明日の中国戦みんなでもう一度まとまって頑張ってほしいですね。
≫敗れたこの試合のあとだからこそ背番号3を背負う木村沙織が築き上げてきたチーム絆というのが問われます。
敗れたこの試合、コート上でも火の鳥ニッポンと大きく声をかけて今、気持ちを作り直しているはずです。
一戦一戦切り替えてという言葉をよく選手の口から聞かれますが竹下さん実はそれこそが最も難しいことだと思いますが。
≫本当にギリギリの精神状態でコートに立ってきてると思うんですよね。
みんな。
≫ミスがあったからといって黒星があったからといってそれを引きずっていてはこの連戦。
そして、目指すべきオリンピックで勝つことはできません。
残念ながら日本は今日3敗目を喫しましたが明日、最終戦は中国が待ち構えます。
中国もこの大会でオリンピック出場を決めるべく明日は本気で向かってくるはずです。
その本気の中国を相手にとてつもなく強い中国を相手に明日、日本が最終戦どんな展開、戦いを見せてくれるのでしょうか。
この試合も途中までは見事な戦いを演じた日本。
川合さん、アメリカが気おされていたような感じが途中までありました。
≫2セット目ですよねポイントは。
2セット目はリードして、あのまま一気に押し切れなかったのがアメリカが息を吹き返してしまいましたね。
その辺明日も多分、序盤接戦になると思うんですけど中盤での戦い方それから後半に向かってサーブのレベルを上げていくというね。
勝てない試合じゃなかったからもったいないんですよね。
≫もし可能だった場合放送時間が許す限り選手の声を聞いてみたいと思います。
≫それでは古賀選手にお話伺います。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫非常に悔しいゲームだと思いますがまずは今の気持ちを教えてください。
≫すごい悔しいです。
≫1セット目、非常に立ち上がりチームもよくてご自身のプレー振り返っていかがですか。
≫最初はよかったんですけど後半だめでした。
≫後半だめだった部分というのはアメリカ、かなり対応してきたという印象はありますか?どうですか?≫すごい対応されたと思うし対応されたことに対して対応できていなかったので全然だめだなと思います。
≫明日、中国とのゲームどんなプレーを古賀選手は見せたいですか。
≫このチームでできるのも最後なので思い切り頑張りたいと思います。
≫お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫木村選手お疲れさまでした。
≫お疲れさまでした。
悔しい敗戦ですが、いかがですか。
≫残念です。
≫ご自身のプレー振り返っていかがですか?≫パスはあまりよくなかったので代えられちゃったのかなと思います。
≫このチームでできるのはあと1戦です。
木村キャプテン、どんな思いを選手たちに伝えたいですか。
≫本当にこのメンバーでできるのはあと明日の1試合なので勝ち負けもありますけど今までやってきたことを全員で最後まで出し切りたいと思います。
≫お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫あるいは木村はこみ上げてくるものを懸命にこらえながらインタビューに答えてくれたのかもしれません。
オリンピックは今大会ではつかめなくなりました。
しかし、明日の試合こそキャプテン木村を中心に築き上げてきた日本の力、団結力。
そういったものが2015/09/05(土) 19:00〜20:54
関西テレビ1
ワールドカップバレーボール2015女子 日本×アメリカ[字][多][デ]
(延長時、以降の番組変更繰り下げあり)
五輪出場かけて世界ランク1位との大一番!日本の命運握る木村沙織・19歳古賀紗理那・長岡望悠・宮下遥ら全員で勝利へ!
詳細情報
番組内容
『FIVBワールドカップバレーボール』は、オリンピック、世界選手権と並びバレーボールの3大公式大会として4年に一度開催されるビッグイベント。
男子12チーム、女子12チームがそれぞれ総当たり戦を繰り広げ、男女上位2チームには、2016年リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられる大注目の大会を名古屋・日本ガイシホールより生中継でお届けする。
まずは世界ランキング4位の全日本女子が先陣を
番組内容2
切った。名将・眞鍋政義監督のもと、主将の木村沙織を中心に成長著しい古賀紗理那、宮下遥、石井優希ら新たな選手も台頭し2大会連続五輪メダル獲得へ向けパワーアップした火の鳥NIPPON。
注目の第10戦の相手は世界ランキング1位のアメリカ。今回で最後の五輪挑戦と決意する大黒柱・木村の勇姿にぜひご注目いただきたい。
(世界ランキングは2014年10月13日現在/選手は2015年8月4日現在)
番組内容3
★「デジタルワールドカップ」開催中!抽選でプレゼントも当たる!
データ放送から、またはPC・スマホの特設サイト(URLは下記)から「ナイスプレイ」投票に参加しよう!
http://www.fujitv.co.jp/sports/vabonet/wcv/dwc
出演者
【解説】
川合俊一
竹下佳江
【実況】
森昭一郎(フジテレビアナウンサー)
【コートサイドリポート】
大林素子
【大会スペシャルナビゲーター】
Sexy Zone
スタッフ
【プロデューサー】
太田光史
【チーフディレクター】
斎藤拓也
【大会テーマソング】
『Cha−Cha−Cha チャンピオン』Sexy Zone
【制作】
フジテレビスポーツ部
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:32480(0x7EE0)