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米軍基地移設計画 辺野古沿岸部で工事再開9月12日 6時48分
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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄防衛局は、名護市辺野古の沿岸部で、政府と沖縄県による集中協議に合わせて1か月間中断していた移設に向けた工事を12日朝、再開しました。一方、沖縄県の翁長知事は、移設先の埋め立て承認の取り消しを週明けにも表明することにしています。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡っては、政府と沖縄県が1か月間、名護市辺野古での工事を中断して集中的な協議を行いましたが、両者の対立は解消されず、沖縄防衛局は12日朝、移設に向けた工事を再開しました。
辺野古沿岸部では、午前6時半すぎ、周辺の警戒に当たる海上保安庁のゴムボートを重機を使って海に下ろす作業が始まりました。
このあと、立ち入り禁止区域を示すフロートの一部を設置し直す作業などが行われることになっています。沖縄防衛局は、海上での準備作業が終わりしだい、海底のボーリング調査を進める方針で、予定している24地点のうち、残りの5つの地点で調査を行い、その後、埋め立て工事に入ることにしています。
一方、沖縄県の翁長知事は週明けにも記者会見を開いて、仲井真前知事が行った移設先の埋め立て承認の取り消しを表明することにしていて、移設計画を巡る政府と沖縄県の対立が深まっています。
辺野古沿岸部では、午前6時半すぎ、周辺の警戒に当たる海上保安庁のゴムボートを重機を使って海に下ろす作業が始まりました。
このあと、立ち入り禁止区域を示すフロートの一部を設置し直す作業などが行われることになっています。沖縄防衛局は、海上での準備作業が終わりしだい、海底のボーリング調査を進める方針で、予定している24地点のうち、残りの5つの地点で調査を行い、その後、埋め立て工事に入ることにしています。
一方、沖縄県の翁長知事は週明けにも記者会見を開いて、仲井真前知事が行った移設先の埋め立て承認の取り消しを表明することにしていて、移設計画を巡る政府と沖縄県の対立が深まっています。