蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【ゴルフ】松山英樹、プレーオフ最終戦進出2015年9月9日 紙面から ◇PO第2戦<最終日>
▽プレーオフシリーズ第2戦▽7日、米マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン(7242ヤード、パー71)▽晴れ、気温28度、強風▽賞金825万ドル、優勝148万5000ドル▽74選手 【ノートン(米マサチューセッツ州)テッド・ムース】松山英樹(23)=レクサス=が今季の米ツアー総合優勝へ、望みをつないだ。首位と5打差の6位で出た松山は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算4アンダーで25位終了。しかし、プレーオフ第3戦を待たずに、総合優勝ボーナス1000万ドル(11億9000万円)をかけて3週後に行われる最終戦(第4戦)出場に必要な通算ポイント数をクリアした。リッキー・ファウラー(米国)が通算15アンダーとし、首位で出たヘンリク・ステンソン(スウェーデン)を1打差で逆転して優勝した。今季2勝目、ツアー通算3勝目。 米ツアーの今季ナンバーワンを決める最終戦に、松山が2年連続で進出を決めた。プレーオフシリーズ第2戦の今大会は25位に終わったが、178ポイントを獲得して通算1783ポイント。最終戦(第4戦)にはポイントランク上位30人だけが進めるが、松山は現在16位。主催者側は1647ポイントをボーダーラインとしており、松山はその条件を満たした。もっとも、本人は「入れたってことはうれしいけれど、そこに入るためにゴルフしているわけじゃない」と、もっと先を見ている。 2番パー5でグリーン左の花道から1・5メートルに寄せてバーディー先行。しかし、3番パー3はグリーン奥からの寄せが硬いグリーンに止まらず、2メートルオーバーしてボギー。4番は3メートルを沈めたが、そこからパットが決まらなくなった。5番は1・8メートルのバーディーチャンスにつけたが、フックラインが入らず。6番は12メートルを3パット。7番はグリーンのカラーから5メートルを3パット。悪い流れはそのまま取り戻せず、18番はピン下9メートルをまさかの4パットでダブルボギーで終えた。 結果的には自滅して優勝争いができなかったが、本人は意外と満足した表情。「自分のイメージをグリーンに合わせることができなかった。でも、ショットもパットもいい方向には向かっている。いい感覚が増えてきた」。1週空いて、24日から第3戦のBMW選手権、そして最終戦のツアー選手権へと続く。「この内容で試合を続けていけば、優勝争いもできると思う。来週しっかりと調整して、再来週は優勝争いをばっちりできますってくらいの状態で入っていけたら」と話した。 PR情報
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