土屋アンナ １１月に初直接対決　損害賠償訴訟で双方が証人出廷へ

　歌手で女優の土屋アンナ（３１）＝写真（右）＝が主演舞台を無断降板したとして、舞台プロデューサー甲斐智陽さん（６４）＝同（左）＝が損害賠償を求めた民事訴訟の口頭弁論が９日、東京地裁で行われ、次回１１月９日の口頭弁論で、土屋と甲斐さんがともに証人として出廷し、初めて直接対決することになった。

　この日は甲斐さん、土屋とも不在で代理人のみが出廷。次回は甲斐さんと土屋のほかに、土屋の母親の所属事務所社長も出廷。これまで土屋の母親は出廷したことがあるが、土屋の出廷は初めてとなる。証人尋問は午後１時半からで、甲斐さん側、土屋側ともに持ち時間は８０分ずつ。

　土屋が主演舞台「誓い〜奇跡のシンガー〜」を降板し公演が中止になったとして、１３年８月に甲斐さんが約３０００万円の損害賠償訴訟を起こしていた。これに対し、土屋側も、甲斐さんがインターネット上で自身を誹謗（ひぼう）中傷する動画を公開したとして、１０００万円の損害賠償を求め“反訴”している。