中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

日馬富士、右肘負傷で秋場所も休場 名古屋途中休場に続き

2015年9月11日 紙面から

 右肘を負傷している大相撲の横綱日馬富士(31)=伊勢ケ浜=が10日、回復の遅れから7月の名古屋場所に続き秋場所(13日初日、東京・両国国技館)も休場することが決まった。

 日馬富士は夏場所後に右肘の遊離体などを除去する手術を受けたが、名古屋場所初日の妙義龍戦で再び負傷。右肘外側側副靱帯(じんたい)損傷で全治1カ月の診断を受け、2日目から途中休場していた。休場は通算6度目。診断書は11日に提出される。

 東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で朝稽古を終えた日馬富士はこの日、検査を受けるため病院へ。その結果を受け、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、「休場です。腕が伸びない。稽古をやっていてうっ血したり腫れていたりした。これで無理をすると伸びなくなったり、動かせなくなったりする」と状態を説明。親方が自信があるかと問いかけたところ、日馬富士は答えなかったという。

 今場所前は照ノ富士らと申し合いをできるまで回復していたが、日馬富士は「不安が大きい。出るからには優勝を意識しないといけない。大変申し訳ないが、今回は見合わせます」と責任の重さから大事を取った。日馬富士は2013年九州場所を最後に優勝から遠ざかっている。 (岸本隆)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ