蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】原監督「あそこで…」 9回無死三塁で無得点2015年9月10日 紙面から ◇阪神4−3巨人巨人・原監督が悔しそうに言葉を絞り出した。「1点が取れる場面でね。ノーアウト三塁、あそこでなんとか、というところですね」。敗戦のポイントに挙げたのは同点で迎えた9回の攻撃だった。 先頭の代打堂上が執念のヘッドスライディングで遊撃内野安打をもぎ取る。とっておきの代走鈴木を送ると、呉昇桓の一塁けん制悪送球で三塁へ。無死三塁という絶好の得点機を相手にプレゼントしてもらった。 しかし、ここから真っすぐ一辺倒の相手守護神に屈した。立岡は遊ゴロ、代打高橋由は遊飛と力ない打球で凡退。坂本も中飛に倒れ、「真っすぐを意識していた。ちょっと高めだったけど(球威に)押された」と肩を落とした。 9回を含め、6度も得点圏に走者を置いた。しかし、それが得点に結び付いたのは、2死一、三塁から小林の投ゴロを藤浪が一塁悪送球してくれた4回だけ。ずっと悩まされ続けているタイムリー欠乏症が大事な試合でやっぱり顔を出した。 7回の2失点も痛恨だった。直前に阿部の2ランで勝ち越し、逃げ切り態勢に入りかけたところ。「あそこを守れなかった。バッテリーが勝負を焦りすぎていた」と指揮官。敗戦のもう1つのポイントに挙げた。 勝てる試合を落としたが、戦いは続く。原監督は「あした、切り替えていきます」と会見を切り上げた。首位・阪神とは3差。きょう敗れれば、再び自力優勝の可能性が消滅する。 (小林孝一郎) PR情報
|