蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】巨人・阿部が2戦連発 阪神と2差踏ん張った2015年9月11日 紙面から
◇巨人5−4阪神巨人は2回に失策と村田の犠飛で2点を先制。6回に阿部が2試合連続の2ラン。8回は坂本のソロで加点した。沢村が8回途中から救援して逃げ切った。阪神は9回1死三塁の同点機を生かせず、ヤクルトに同率で首位に並ばれた。 ◇ 巨人が新旧主将のアーチ共演で、首位の阪神に辛勝。引き分け以下で自力優勝の可能性が再び消滅する崖っぷちで、大きな1勝をもぎとった。 まずは2点リードの6回無死一塁で、昨季まで主将を務めていた阿部。メッセンジャーの144キロの真っすぐをフルスイングし、「完璧に打てたし、よく飛んでくれた」。弾丸ライナーの15号2ランを右翼ポール際へたたきこんだ。 1点差に詰め寄られた8回には今季から主将の坂本。1死無走者でフルカウントから11号ソロを左翼席へ高々と打ち上げた。打席に向かう前に「2人で打ちましょう」と約束していた片岡とベンチ裏でハイタッチ。「思い切って強いスイングをしようと思っていた。貴重な追加点になったので良かった」と胸を張った。 最後は長打が出れば逆転サヨナラ負けのピンチを守護神・沢村がしのぎ、冷や汗ものの勝利。原監督は「阿部は試合全体の空気を変える、素晴らしいホームラン。チームを前に進めてくれた。坂本は2点取られた後に思い切りの良さが出た」と、2人の一発をたたえた。 ギリギリの戦いを制しても、阿部は浮かれず「まだ3位なので切り替えて頑張りたい。優勝のチャンスはある。1つでも上がれるようにしていきたい」と先を見据えた。原監督も「われわれは追いかける立場。1戦1戦、ファイティングポーズをとって立ち向かう。今日勝てたことで明日以降につながる」と同調。リーグ4連覇を目指し、負けられない戦いが続く。 (小林孝一郎) PR情報
|