蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【コラム 撃戦記】10.16シカゴで河野VS興毅 メリット少ない日本人同士2015年9月7日 WBA世界スーパーフライ級王者河野公平(34)=ワタナベ=の2度目の防衛戦が、米イリノイ州シカゴで10月16日、同級2位亀田興毅(28)=亀田=を相手に行われる。日本人同士の世界戦が海外で行われる背景には、さまざまな思惑があった。 興毅は一連の騒動で日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンスの更新を拒否されている。日本国内では試合ができないため、日本人初の4階級制覇を成し遂げるためには、海外に出るしかない。 一方、河野には他団体との統一戦や2階級制覇に挑戦する道もあった。だが、渡辺均会長は河野の年齢や、試合までの時間と経費をかけたくない考えなどから、WBAの指名試合を優先した。その結果、興毅に添った選択となったようだ。 とはいえ、日本人同士の海外試合にメリットは少ない。特に興毅は「(ファイトマネーは)税金を引いたら全然残らん」とぼやく。「海外初の日本人対決実現」の事実と、王座を奪取すれば「4階級制覇」の記録が残るぐらいだ。また、王者になっても現状では防衛戦をやるにはまた海外に出向かなくてはならない。興毅は「王座戴冠で引退」をほのめかすが…。 (格闘技評論家) PR情報
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