たとえば、アニメが好きと言っても、観るだけでいっぱいで、自分が関わりたくない、という程度の意気込みならば、そんなノリならばやめろと言うけれども。
私だって、鉄道が好きと言いながらジブリを追い求め、ジブリを知るために映画を観はじめた。ジブリに行き宮崎駿に会ったばかりでなく、高畑勲がしていたハナシを叶精二へのメールに書いたらその内容をそのまま同人誌に書かれて、高畑勲から叱られた。
田中麗奈には光るものや縁を感じたから、「がんばっていきまっしょい」を応援した。
Lunaは絶対に女優になるべき人間と思ったから、ソウルまで通った。
伊達娘にファンレターを1,000通以上送り続けた。
日立製作所から懲戒解雇されて、ドイツに亡命した。
日立製作所やAKSらに対して、法律を勉強して、一人で訴訟した。
全部、常人のすることではないけれども、どれも私一人がやったことや。
自分が、本来こうありたい、こうあるべき、と思ったことに関して、目の前に現れた問題にひとつひとつ忠実に対処しただけのことや。
一般人は、
1.本来こうありたい、こうあるべき、と思うことがない。むしろ、本来こうあるべきと思うことを諦めることを、"大人になる"ことと思っている。
2.「時が解決する」などと言いながら、目の前に現れた問題を直視しない。そもそも、カエサルが言ったとおり、"見たいと欲する現実しか見ていない"。
伊達娘は、1.や2.の誘惑から勝てるか?
比べて悪いけど、ゆかるんは少なくともダンスに関しては、1.や2.の誘惑に勝った。
田野とダンスの方向性で同じ評価軸に置けるかというと違う気がするけど、ダンスに関しては圧倒的な自信がある。
田野もダンスには自信があるよな。
田野やゆかるんは1.や2.の誘惑に対峙してやり切った。
それが、ヒトから褒められなくても、コレだけは誰にも負けないという自信となって現れとる。
田野とゆかるんは、将来必ずもっと大きくなれる。
ゆかるんはダンス以外で認められてなくて不遇(グラビアはあるけど)やけど、何度も言うように、私がプロデューサーならば舞台や映画に主演でやらせたいよなあ。
とはいえ、あんまゲームとか違う方向に熱中するよりも、演技とか、もっと10年後に活きるモノを追い求めて欲しいけど。
やっぱそういう意味では、いまのところ田野がいちばん成功に近い。
田野は性格が素直やと思う。
素直過ぎて問題児と思われとるところも、私好みやし。
伊達娘は、私の言うとおりにしたらもっと問題児になれるハズなんやけど、どっかで妥協して1.や2.の誘惑に勝ててない。
けっきょく、「AKBイチのミュージカル志望」とさえ言えんようになってもとるし。
「AKBイチのアニメ声優志望」でもいいけど、アニメ声優になりたければ、アニメ声優やアニメ自体が抱える問題を指摘して、その改善策のひとつくらい言えるようでないとアカン。
その改善策が間違っていたっていい。
改善策を考えようと、365日24時間、いやそのうちの10分だっていい、毎日毎日考えたら、数年経ったら必ずそれなりのものになる。
それを数年続けたら、必ずアニメ界から必要とされる。
私の声が伊達娘に届くかなあ?
いや別に伊達娘でなくたってたっていい。なぁなだってなぁちゃんだってなっつんだってなっきーだっていい。("な"にかけただけで深い意味はない。さっきーが参考にしてくれたって大歓迎や。)
私が伊達娘に対して書いたことを、自分のこととして捉えられたらええねん。
だって、マネージャーとか、公平に教えてくれんやろ。
お気に入りに対してだけ秘訣を教えたりする。
私は、日立製作所時代にインテリボンボン長井聡や、勃起包茎助平もとい戸次圭介とか、大阪大学時代に小坂田宏三とかから、そういうのを受けて、私にはなんら教えられんかった。
その悔しい思いがあるから、伊達娘に宛てているとはいえ、誰でも読めるところに置く。
何度も書いて恐縮やけど、私が自分に対して書いたことだけでなく、他人に対して書いたこともキチンと実行してくれたのが田野やねん。
自分に向けて書かれてなくたって、自分に参考になることはいっぱいある。
学校の(ダンスの)教科書だって、参考書だって、先生の板書だって、自分に向けて書かれたモノではない。
けれども、これらも、自分が必要と思うところをチェックするわなあ。
なんでも同じやぞ。
ちなみに私、13日の初日はともかく、次の日も事情でロビーに観に行けん。
15日が個人的な初見になる。
大局的に見れば、AKBも日本国ももう崩壊するしかないと思うけれども、その中でどうやって工夫できるか?
私はAKBメンバーには期待しとるから、15日は楽しみにしとるぞ。
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