イルナー通信によりますと、アメリカ農務省の最新の統計によれば、昨年、自らと自らの家族に十分な食料を供給することができたと答えたのはアメリカ人の86%でした。
この統計によりますと、アメリカ人の14%が昨年、定期的に飢餓状態に陥り、その80%がその理由として経済的問題を挙げています。
アメリカのヴィルサック農務長官は、この統計をアメリカの経済危機の継続を示すものだとし、この国の栄養不良の拡大を防ぐために政府によるさらなる措置を求めました。
こうした中、アメリカの飢餓対策を行う非営利団体の関係者は、この数字を痛ましい結果だとし、「同国の経済危機から7年が経過し、ウォールストリートの株式市場や自動車産業が改善された中で、アメリカの飢餓人口1700万人の存在は大きな損失であるとしました。