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[マドリード 10日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州が27日に予定している州議会選挙で、同国からの分離独立を掲げる政党の獲得議席が辛うじて過半数に届く水準にとどまる見通しであることが、政府系調査機関CISが10日公表した世論調査で明らかになった。
カタルーニャ自治州のマス首相は州議会選挙を独立の是非を問う投票と位置付け、1年半以内の独立に向けた道筋を描くには、135議席の州議会で分離独立派が少なくとも過半数の68議席を獲得する必要があるとしている。
しかし3000人を対象にしたCISの調査では、分離独立派の議席は68─69議席どまりとの予想が示された。世論調査通りの結果なら、分離独立派は国民から十分な支持を得ていないとする反独立派の主張が勢いを増しそうだ。
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