米中枢同時テロから14年 「イスラム国」脅威拡散 【共同通信】
11日、ニューヨークの追悼式典に参列した歴代ニューヨーク市長(AP=共同) 【ニューヨーク共同】乗っ取った旅客機4機でニューヨークの世界貿易センタービル2棟などに突っ込み約3千人が犠牲になった2001年の米中枢同時テロは11日、発生から14年を迎えた。欧米の若者を引きつける過激派組織「イスラム国」がシリアなどで大きな脅威となり、内戦から逃れたシリア難民の流入に欧州が揺れる中、世界はこの日を迎えた。 追悼施設になっている世界貿易センタービル跡地では式典が開かれ、1機目の旅客機が北棟に突っ込んだ午前8時46分(日本時間午後9時46分)に合わせ、デブラシオ市長ら参列者が黙とうした。その後、遺族が犠牲者全員の名前を順番に読み上げた。 |