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問題漏えい 明治大法科大学院教授を懲戒免職へ
9月11日 19時00分

問題漏えい 明治大法科大学院教授を懲戒免職へ
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明治大学法科大学院の教授がことしの司法試験で教え子だった受験生に論文試験の問題を漏えいしたとして告発された事件で、明治大学は大学の名誉を汚す行為があったなどとして、12日付けで教授を懲戒免職にすると明らかにしました。
明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)は、ことし5月に行われた司法試験で試験問題の作成などを担当する「考査委員」を務めていましたが、試験前に教え子だった20代の女性に憲法の論文試験の問題を漏えいした疑いがあり、東京地検特捜部が国家公務員法の守秘義務違反の疑いで捜査を進めています。
これについて、明治大学は大学の信用を傷つけ、名誉を汚す行為があったとして、青柳教授を、12日付けで懲戒免職にすることを明らかにしました。
大学によりますと、青柳教授は「司法試験制度に対する信頼を大きく損ね、受験生をはじめ、国民の皆様に多大なご迷惑と失望を与え、大学の信用や名誉を著しく損ねたことについて、深くおわび申し上げます」とコメントしています。

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