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 ダイエーが九州で展開していた38店の名前が1日から、「イオン」や「マックスバリュ」などに切り替わった。親会社のイオンは全国で切り替えを進める方針で、九州が先陣を切った。ダイエー発祥の関西に次ぐ「第2の拠点」だった九州からその名前が消えた。

 各店舗の上部の看板は11月末までに徐々に変える。

 1日に看板を切り替えた福岡市中央区の「イオン笹丘店」(旧ダイエー笹丘店)では、営業を引き継ぐイオン九州の柴田祐司社長らが来店客を出迎えた。近所に住む角田容子さん(38)は「ダイエーには愛着があったので寂しい。イオンモールで買える商品が入るとうれしい」と話した。(柴田秀並)