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鬼怒川 決壊した堤防の補修工事始まる
9月11日 23時22分

記録的な大雨で10日に堤防が決壊した茨城県常総市の鬼怒川について、国土交通省は11日夜、堤防の補修工事を始めました。
茨城県を流れる鬼怒川は10日昼すぎに常総市三坂町で堤防が決壊し、大量の水が住宅地に流れ出しました。
管理する国土交通省は、現場近くに対策本部を設置し、決壊した堤防を補修するための作業用道路を作り、準備が整ったとして、11日午後10時から補修工事を始めました。
工事は決壊した場所に2メートル四方の大きさのコンクリート製のブロックおよそ3500個を設置し、全体を水を遮るシートで覆うほか、川に面した部分には堤防と同じ高さの鋼の板を打ち込んで補強することにしています。
工事が終わるまでには2週間ほどかかる見通しだということです。
同時に、全国から集めたポンプを使って、住宅地などにたまった水を鬼怒川や近くを流れる小貝川に排水する作業を進めていますが、広い範囲が浸水しているため、作業が完了するには時間がかかる見通しです。

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