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大雨で除染ごみの袋が川に流出 福島・飯舘村
9月11日 21時20分

大雨の影響で、福島県飯舘村では、除染で出た放射性物質を含む草などを入れた袋が川に流れ出しました。まだ回収されていない袋もあるということで、環境省が今後、回収を進めることにしています。
環境省によりますと、11日午前6時ごろ、福島県飯舘村の草野地区で、除染で出た草などを入れた袋が、近くを流れる新田川に流出しているという連絡があったということです。環境省によりますと、流出したのは、放射性物質を含む草などが入ったプラスチック製の袋で、仮置き場に運ぶまでの間、川沿いの農地に置かれていたものが川の氾濫の影響で流出したとみられるということです。
合わせて82個、82立方メートル分を入れた袋が、新田川と、その近くにある比曽川に流れ出したということで、午後6時現在で、このうちの37個を、除染作業を請け負った建設会社の作業員が回収したということです。
環境省は、付近の道路が復旧ししだい回収をさらに進めるとともに、ほかにも流出していないか引き続き調査することにしています。
一方、国の除染作業で出た土などを保管する福島県内の仮置き場では、午後6時現在、7か所で土砂崩れで囲いが壊れたり、敷地が冠水したりしているということですが、環境省は放射性物質を含む土などの流出は確認されていないとしています。

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