福島・会津でも50年に1度の記録的な雨量
TBS系(JNN) 9月10日(木)11時6分配信
この大雨の影響で福島県でも被害が出ています。会津では、50年に一度の記録的な雨量になっているところもあり、一部の地区が孤立状態になっています。南会津町静川地区から報告です。再び雨足が強まってきました。そして後ろに見える橋が崩れてしまいました。現在もそのままの状態で、上には流木が乗っかった状態になっています。そして、川の状況も現在も川の流れが速い状態が続いています。こちらまでゴーッと音がするほど、川の流れは速いです。こちらに来て気づいたんですが、土砂崩れを防止するために並べられていたコンクリートが、9日から降った雨の影響で崩れてしまいました。そして川の途中にある真ん中のブロックが流されたということで、雨の激しさというのがうかがえます。降り始めからの雨量は、福島県南会津町舘岩で観測史上最高となる309ミリなどとなっています。
この舘岩地区につながる国道と県道は、土砂崩れや冠水などで通行止めとなっていて、福渡や前沢など4つの地区の97世帯227人が孤立状態になっているということです。
福島県内は10日夜遅くまで、会津を中心に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るところがある見込みで、11日の正午までに予想される24時間降水量は多いところで200ミリです。気象台は、これまでに降った雨で土砂災害や川の増水・氾濫、低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。(10日11:36)
最終更新:9月10日(木)17時11分
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