ご回答頂き誠にありがとうございます m(_ _)m 。


夕陽 様

>ご指摘の3ダムの時間帯については、通常なら「後期放流」を行っている所です。 

>後期放流は放流量>流入量となる操作を行い、貯水池水位を低下させる操作です。 

>ダムはあくまで器ですから水で一杯になれば、次の洪水に対応するために放流して水位を減らす必要があります。 

>今回は下流がはん濫しているためそれを考慮して後期放流を行っていません。


 まず、ダムの大前提が「住民の『生命財産を守る』ために建設されたもの」ですから、それは当たり前のことだと存じます。


まず、大前提から間違っています。 

>流入量=放流量の操作全てが『緊急放水・非常放流』に該当するわけではありません。 

>「予め決められたルールと異なる例外的な操作」の「1つ」です。 

>これを説明するには記事が1つや2つも書けるくらいの量になりますが、 

>そこまで付き合いきれませんのでご自身でお勉強なさって下さい。 


 はい、その部分は、


「『予め決められたルールと異なる例外的な操作』の『1つ』である」


 ということは了解いたしました。


 それと、ピーク時には、1000㎥/s以上の莫大な流入量があり、最大その70%前後をカットする洪水調節機能を果たしていたことも理解できました。


 それ故に、大変残念に思うのは、


>後期放流を行わず下流を助けるために放流量を減らしているため 

>一時的に流入量=放流量になっている時間帯があります。 


>今回の洪水調節については、予め決められたルールより少なく放流しています。 

>多く放流している時は一度もありません。


 そうであったとしても、


>今回は下流がはん濫しているためそれを考慮して後期放流を行っていません。


 その下流域の水位がピークであることが理解できている段階で、流入量がピーク時ではないにしろ五十里ダムと川治ダムで流入量の50%(計400㎥/s)前後をカットするという考慮はできないものなのでしょうか。

 私には、資料がないので計算できませんが、この400㎥/sがどの程度水位を上昇させるかご存知だと思いますが。