政府は11日の閣議で、文部科学省の外局として10月1日に発足するスポーツ庁の初代長官に、日本水泳連盟会長の鈴木大地氏を起用する人事を決めた。同庁は2020年東京五輪・パラリンピックに向けた強化活動や、スポーツの振興に関する施策を担う。鈴木氏は1988年ソウル五輪100メートル背泳ぎの金メダリスト。10月1日に発令する。
菅義偉官房長官は閣議後の記者会見で、鈴木氏について「スポーツ全般に関して、優れた高い実績と識見を有する。スポーツ行政の顔として大きく活躍するのを期待する」と語った。
鈴木 大地氏(すずき・だいち)93年(平5年)順天堂大院修了、13年順大教授、日本水泳連盟会長。千葉県出身、48歳。
鈴木大地、スポーツ庁