℃―ute、応援ソングで「金」取ります!吉田沙保里からパワー

2015年9月11日6時0分  スポーツ報知
  • 吉田沙保里からエネルギーを注入された「℃―ute」の(左から)萩原舞、岡井千聖、鈴木愛理、矢島舞美、中島早貴

 アイドルグループ「℃―ute」が10日、都内で「9月10日 ℃―uteの日」のライブを行った。日本レスリング協会公認の選手団讃(さん)歌&応援ソングの新曲「ありがとう~無限のエール~/嵐を起こすんだ Exciting Fight!」(10月28日発売)を初披露。8月末に代表合宿を訪れ、エール交換した吉田沙保里(32)が個人戦200連勝、世界大会16連覇を達成。5人は「うれしい。(この曲で)私たちも金メダルを取りたい」と意気込んだ。

 霊長類最強の女からパワーをもらい、℃―uteが結成10周年の飛躍につなげる。この日、吉田が世界選手権で優勝し、世界大会16連覇、個人戦200連勝を達成。吉報を伝え聞いた岡井千聖(21)は「ドキドキしながら結果を待っていた。うれしいです」と喜んだ。

 両A面の新シングルが、日本レスリング協会公認の選手団讃歌&応援ソングに起用された。その縁で、5人は8月末、全日本女子レスリングチームの代表合宿地、新潟・十日町の桜花レスリング道場を表敬訪問した。

 恐縮するメンバーを、吉田から和ませてくれたといい、5人は「(吉田は)『覚えるね、絶対にみんなで歌うね』って言ってくれた。すごくフレンドリーだった」。吉田は「私を℃―uteに入れて」とノリノリだったという。吉田からおんぶと、お姫様抱っこをしてもらった鈴木愛理(21)は「軽々と持っていただいた」と照れ笑い。「お姫様抱っこの静止画をスタッフさんにいただいて、(携帯電話の)待ち受けにしています」とうれしそうに明かした。

 練習の過酷さを目の当たりにし、今後に向けて大きな刺激を受けた様子。岡井は「私たちもたくさん努力してきたけど、吉田さんとは比較にならないくらい。もっと頑張らなきゃという気持ちになる。へこたれてちゃダメだな」。萩原舞(19)も「スパルタを見て、私たちは甘いと思った」と気を引き締めた。

 原点回帰の意味を込め、グループ初の単独公演(07年2月)と同じセットリストを選択。2時間超で17曲を披露し、2000人を熱狂させた。リーダーの矢島舞美(23)は「昔から知っている方には懐かしんでほしいし、最近ファンになってくださった方には新鮮な気持ちで見てほしい。私たちも(新曲で)金メダルを取りたい」とさらなる飛躍を誓った。

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