2015年9月11日10時54分
栃木県内を通る東武宇都宮線は、大雨の影響で同県壬生町の水路に架かる橋の土台と橋桁が流され、新栃木―東武宇都宮間が上下とも全線で運休している。線路が宙づりになっており、復旧の見通しは立っていない。
東武鉄道によると、10日に始発の運転を見合わせ、線路を点検していた係員が見つけた。橋は長さ約7メートルで安塚―西川田間にある。近くの姿川があふれて線路に影響を与えることを避けるため、水を流す水路にかかっていた。しかし、水路そのものが増水し、橋の土台が流されたという。
東武鉄道広報部は「詳しい調査が必要で、早期の復旧は難しい。運転再開の時期はわからない」と話す。
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朝日新聞社会部
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