ペット・コンプリート
「ペットの死で仕事を休む人をどう思いますか?」
っていう話題をテレビでやっていたのだけど、
私は「無いわ~」と思うほうだ。
「ペットロス」というのも理解できない。
いや、悲しいのは分かるんだけど、
どう考えても茫然自失したりはしないな。
昔、猫や犬をそりゃあもうたくさん飼っていて、
当然ながら何度も死に目を見たけど、
「死んでしまって悲しい」
というよりは、
「あ~ようやく終わった」
という達成感のほうが強かったと思う。
もちろんペットは可愛かったけど、
何匹もいると散歩やらメシの支度やら
糞尿の処理やら大変なことが多かったので、
悲しみや寂しさと相殺されちゃった感じだろうか。
だいたい昔って今みたいにペットとベタベタしなかったしね。
視界の端に映れば、
「おう元気か~」
と撫でるくらいで。
向こうも要求がある時以外は必要以上に尻尾ふらんかったし。
そのくらいのちょうどいい距離感だったと思う。
これはすこし不思議な話なんだけど、
ペットが死んだ日の夜、
大体そいつが夢に出てくるのよね。
こっちみていつものようにゆらゆらと尻尾ふってるだけ。
それをみてこっちもいつものように
「おう、元気か?」
と声をかけるだけ。
俗に言う「夢枕に立つ」ってやつかしら。
まあ一応世話にはなったし、
挨拶だけでもしてくかって感じの(笑)
それからも3年に一度くらいの間隔で夢に出てくるから、
「向こう」でも元気にやってて、
たまに思い出してるのかもしれんなと思ってる。
どういう形であれ、
最後まで面倒をみきれたならそれを勲章に思って、
次にいけばいいんじゃないかなぁ。
「ペットロス」(ペットを失う)
じゃなくて
「ペットコンプリート」(ペット達成)
にしたらどうだろうか。
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