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宮城 大崎 渋井川の堤防が決壊 救助要請相次ぐ
9月11日 9時55分

11日午前、宮城県大崎市を流れる渋井川の堤防が、およそ20メートルにわたって決壊して、広い範囲で浸水し、住民から救助の要請が相次いでいます。
宮城県の大崎市によりますと、11日午前、大崎市の古川西荒井地区で渋井川の堤防が長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのが確認されました。流域の広い範囲が浸水し、多くの住宅が水に浸かっています。住民からの救助の要請が相次いでいて、消防などボートで救助活動を進めています。宮城県は午前8時15分に自衛隊に災害派遣を要請しました。
決壊した渋井川は、一級河川の鳴瀬川の支流で、堤防が決壊した場所の近くには東北新幹線の古川駅があります。
宮城県大崎市に気象庁が設置した雨量計によりますと、大崎市では10日から雨が降り続き、10日夜遅くから1時間に20ミリを超える強い雨が降りました。また、気象庁のレーダーでは、11日に入って大崎市付近に線状降水帯と呼ばれる発達した帯状の雨雲がかかり続け、午前1時までの1時間と、午前2時までの1時間には、それぞれ37ミリの激しい雨が降り、午前3時までの1時間には29ミリの強い雨が観測されました。11日午前9時までの24時間の雨量は大崎市で190ミリになっていました。

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