何かね、このことわざって無理あるなと思ったんだよね。多分聞いたことあるよね。有名だもんね。意味は、
心頭を滅却すれば火もまた涼しとは、心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること。
実はね、歯医者に今通ってて 、チュインチュインやられてるときに、ふとこのことわざ思い出したんだよね。たぶんみんなそうだと思うんだけど、歯医者って何回行っても好きになれないんだよね。行ったら行ったで大したことないときもあるんだけど、今回のチュインチュインは結構痛かったんだよね。
先生から「痛かったら左手上げてね~」って言われたけど、このぐらい耐えなきゃ日本男児じゃねぇなって、謎の闘争心が湧いてきたから、このことわざを思い出したわけ。でもね、、、
痛いもんは痛い!!(´▽`*)
だからソッコー左手上げて、麻酔打ってもらったんだ。そしたらね、久々で忘れてたけど、歯医者の麻酔って打つところによって普段味わえない感覚を得られるんだね。今回は左下の前の方だったんだけど、麻酔打ったら唇の周りまでマヒっちゃって、なんかもう、自分の体のパーツじゃない感じ。なんかね、口ゆすごうとするとちゃんとゆすげなかったんだよね。口をぶくぶくするとなぜかぴゅーって口から溢れるの。完全に不可抗力。
面白かったから何回もやっちゃったよ。
で、先日に引き続きなんだけど、無理して我慢するのはよくないなと改めて確信した出来事だったので、今日は真面目にお話ししますよ。
我慢強いってことは我慢のし過ぎ?
これはよく言われてることで、普段から溜め込み癖のある人は我慢しないほうがいいんです。よく風船とか火山に比喩されるけど、あまり我慢しない人は、普段からガス抜きなり小爆発を繰り返します。だから溜め込む必要がありません。
だけど我慢ばっかりしてる人は、ずっと溜め込んでます。誰でもどっかに限界はあって、キャパは無限じゃありません。容易に想像できると思うけど、溜め込めば溜め込むほど、爆発が計り知れません。もし、長所が我慢強いと思ってるなら、我慢しすぎてるかもしれません。
さらには、我慢する人は、人の気を使いすぎているとも言えます。例えばミスばっかりする部下に対して、「ったくどうしようもねーなー、コイツ。何度やったら気が済むんだ!」と心で思っていても、「いいよいいよ、しょうがない。」なんて笑顔で言っていたら、イライラを溜めています。
「これを言ったら、相手がどう思うんだろう。」とか「これ言ったら、相手を不快にさせるんじゃないか。」って気にし過ぎちゃうってことですね。
じゃあ我慢しなきゃいいのかい?
いいえ、そんなことはありません。我慢は必要です。僕はどちらかというと「我慢する方」です。少なくとも今までは。
会社員時代は、無理してたところもありました。深夜残業だろうが、休日出勤だろうが、ボランティア残業だろうが、やってきました。ただ、今では我慢することが無駄かなと思うようになっただけです。
毎日毎日生活していけば、それはそれは我慢の連続です。
朝起きる→眠いけど仕事があるから起きなきゃならない⇒我慢
通勤→乗りたくないけど満員電車に乗る⇒我慢
上司や部下に気を遣う→言い返したいけど言い返さない⇒我慢
外回り→行きたくないけど行かなきゃならない⇒我慢
クレーム対応→やりたくないけどやらなきゃならない⇒我慢
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就寝→仕事があるから早く寝なきゃならない⇒我慢
細かく言ったらこんなもんじゃないはずです。同僚とランチ行くの一つにしたって、食べたいものを我慢して合わせてるかもしれないですしね。はたまた朝のゴミ出しをしぶしぶやってるかもしれません。
バランスは大事だけど、やっぱり我慢のし過ぎってねぇ
まぁ結局バランスが大事だと思うわけです。言いたいこと言ってやりたいことやってだと、さすがに社会に適応できないかなとも思うわけです。
ただそれでも僕は溜め込んで我慢しすぎるくらいなら、言いたいこと言ってやりたいことやった方が健全だと思います。だって爆発しちゃったら、自分はおろか、周りまで被害被るでしょ。いつもガス抜きしてる人は、周りは被害被ってるかもしれないけど、少なくとも自分に被害はないですからね。
そんな自分本位でもいいんじゃないかなと、歯医者でチュインチュインやられてるときに思った話でした。
我慢強くないですけど、何か?
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