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気象庁会見「重大な危険差し迫った異常事態」9月11日 4時33分
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宮城県に大雨の特別警報を発表したことを受けて、気象庁の弟子丸卓也予報課長は11日午前4時25分から記者会見を行い、「宮城県では、これまでに経験したことのないような大雨になっている。重大な危険が差し迫った異常事態と言っていい状況だ」と述べました。
そして、「すでに川の氾濫や、土砂崩れなどの重大な災害が発生していてもおかしくないし、まさに発生が進行している可能性がある。自治体の避難情報に従うなど、適切な行動をとってほしい。すでに冠水している場所では足元が確認しにくく、かえって危険な場合がある。周囲の状況を十分に確認して、外出が危険な場合には住宅の2階や、がけの反対側の部屋に移動するなど、身を守る行動をとってほしい」と呼びかけました。
さらに「危険な状況に気付いていない人もいるかもしれないので、声かけも非常に大事だ。1人でいるより、何人かでいると気持ちも楽になり、判断の間違いも少なくなるので、可能であれば近所で連絡を取り合うよう努めてほしい」と述べました。
また、今回の大雨となった気象状況について「日本海にある台風18号から変わった低気圧に向かって流れ込む南からの湿った空気と、東北の東の海上にある台風17号の周辺の風がぶつかり合って収束が強まっている。宮城県の中央部を南北に積乱雲が発達し続け、雨が強まっている」と説明しました。
そのうえで「栃木県や茨城県では引き続き、大雨の特別警報が出ているうえ、福島県や岩手県にも大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されている。宮城県の周辺の地域では、特別警報が出ていなくても安全だということはなく、十分に警戒して安全の確保をしてほしい」と呼びかけました。
さらに「危険な状況に気付いていない人もいるかもしれないので、声かけも非常に大事だ。1人でいるより、何人かでいると気持ちも楽になり、判断の間違いも少なくなるので、可能であれば近所で連絡を取り合うよう努めてほしい」と述べました。
また、今回の大雨となった気象状況について「日本海にある台風18号から変わった低気圧に向かって流れ込む南からの湿った空気と、東北の東の海上にある台風17号の周辺の風がぶつかり合って収束が強まっている。宮城県の中央部を南北に積乱雲が発達し続け、雨が強まっている」と説明しました。
そのうえで「栃木県や茨城県では引き続き、大雨の特別警報が出ているうえ、福島県や岩手県にも大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されている。宮城県の周辺の地域では、特別警報が出ていなくても安全だということはなく、十分に警戒して安全の確保をしてほしい」と呼びかけました。