台風が来ているらしく、朝から雨が降っていて、中の子と一緒に最寄り駅まで女房に送ってもらいました。
駅には送迎用の車が溢れかえっていて、停めた車から屋根のある場所まで小走り、転びそうになりました。
杉並区の仕事が先週で終わってしまったけど、その時にリストアップした井の頭線のラーメン屋には行っておかないと。
新宿から乗った小田急線を下北沢で乗り換えて東松原、前回、井の頭線沿いのラーメン屋さんをローラーした時、なぜか抜け落ちてしまいました。
東京ラーメン一伝家@東松原(世田谷区松原)、調べてみたら2000年11月オープンとのことで、今年で15周年ですね。
狭い店先から奥に真っ直ぐのカウンターのみ、椅子は2人掛けの幅があって6脚、つまり12人まで座れます。
先客一人に後客二人、翌1時までの営業なので、まだまだ宵の口なのでしょう。
店に入ってすぐ右手に券売機、ラーメンは塩、正油、味噌。、け麺、担々麺、夏季限定で冷やし中華と揃っています。
サイドメニューは餃子、明太子丼、イクラ丼、チャーシュー丼、ネギ丼など。
アルコールはビールに高清水、刈徳などの日本酒。
学生には替え玉サービスをされているようです。
程なくして塩とんこつラーメン680円。
清湯のトンコツスープは味わってみれば説明が無くても分かる無化調、塩ダレは抑えめなのでかなりの高齢者でも心配せずに飲める味です。
自家製麺を思わせるやや縮れ細麺、かなり柔らかく仕上げてあり、とても食べやすいです。
トッピングはチャーシュー、メンマ、薬味ネギに板海苔、山頭火を思わせる梅干し。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
来るときは勢いで電車(井の頭線)に乗ってしまいましたが、戻るときは時計を見てから時間を考え、余裕があれば歩くことにしています。
街灯が白く光る住宅街を一人で歩いていると、段々と暗い気持ちになってしまいます。
小田急線に戻ってきて、中華そば専門店勝や@梅ヶ丘(世田谷区梅ヶ丘)、2006/04./30に梅ヶ丘大勝軒が閉店し、お弟子さんが同年5月頃に開店されました。
店内はかつての梅ヶ丘大勝軒と全く同じで、つまり、店先の看板だけ変えたということでしょうか。
カウンターのみ6席と5席の11席、空いている席に座って、お冷を頂きながら注文します。
メニューは中華麺、生玉子麺、ワンタンめん、チャーシュー麺、ワンタン、メンマのみでサイドメニューやアルコール飲料はありません。
他のお客さんの注文を聞いていると「半々(後述)」、「ネギ多め」、「麺固め」などがあるようです。
メニューの下に「麺を冷ます方はお申し付け下さい」とありますが、詳細不明です。
卓上のカスターセットは白胡椒、辣油、醤油、酢なのですが、メニューに餃子はありません。
お冷が美味しいので何口か飲み、半分以下になると何度でも注いで下さるのは、まさに永福町大勝軒系だからですね。
程なくして中華麺820円、何度見てもこの大きな丼には驚かされます。
清湯の煮干し出汁に色付け程度の醤油ダレを合わせてあり、今風の煮干しラーメンに対して、昔風の煮干しラーメンですね。
ただ、永福町大勝軒のようにやけどするほどの量のラードは使われていないようで、飲みやすいスープです。
麺は間違いなく草村商店、麺量は1玉140gですがデフォで2玉なのが永福町大勝軒系。
ちなみに、2玉では多い人は「半々」とお願いすると、麺を1玉にしてくれて、チャーシューかワンタンがトッピングされます。
トッピングはパサパサで箸で掴むと崩れる感じのチャーシュー、しっかりと味が付けられているメンマ、薬味ネギ、とシンプルですね。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
ラーメン、美味しいのは解りますが、子供じゃないんだから、美味しいのばかり食べてはいけません。
たまには不味いものも食べないとね。
コメントありがとうございます。
ホントですよね、ちょっと気を付けてみます。
私は今の下北沢の乗り換えって嫌いです。
一伝家さんの小梅は確かに山頭火を思い出しますね。
「刈徳」
なんて読むのでしょうか?
初めて聞く日本酒なので飲んでみたいです。