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鬼怒川 「弱い堤防の裏側が削られ決壊か」
9月10日 19時52分

鬼怒川 「弱い堤防の裏側が削られ決壊か」
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河川工学が専門で、鬼怒川の河川整備の国のアドバイザーも務める早稲田大学理工学術院の関根正人教授は、鬼怒川の堤防が決壊した原因について、「南北に伸びる鬼怒川に沿うように同じ南北に帯状に発達した雨雲がかかり、上流から下流のかなり広い範囲で長時間、雨が降り続いたことで川の水位が大幅に上がった。そのうえで、堤防を越えた水が構造的に弱い堤防の裏側を削ったことで決壊につながったと考えられる」と指摘しています。
そのうえで、「水位が下がるのには時間がかかるので、雨が止んだからからといってすぐに家に戻ったりはしないでほしい。浸水した地域は濁った水で下が見えないし、土が浸食されるなど地形が変わっている可能性もあり、足を取られて倒れることもありうるので、水が完全に引くまでは近づかないでほしい」と話していました。

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