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最終更新:2015年9月9日(水) 14時25分

ヨーロッパ難民問題、欧州以外の国も続々受け入れ表明

 中東などからヨーロッパに大量に難民が流入している問題で、南米などヨーロッパ以外の国々も相次いで難民受け入れを表明し始めています。

 「多くの難民を受け入れるよう政府として努力します」(チリ バチェレ大統領)

 南米チリのバチェレ大統領は7日、このように述べ、「ヨーロッパの難民問題は全人類にとっての悲劇である」とした上で、多くのシリア難民を受け入れるべく、ビザ発給を急ぐとしています。

 また、ブラジルのルセフ大統領も7日、「ヨーロッパの人道危機を無視することは出来ない」として、難民を受け入れると述べました。

 オーストラリアでもアボット首相が、通常の難民枠に加えてシリアやイラクからの難民を1万2000人受け入れると述べ、「特に難民キャンプの女性や子どもを中心に引き受ける」としています。

 こうした中、国連のサザーランド事務総長特別代表は、「アメリカや湾岸諸国、日本なども責任を果たすべき」と他の国や地域にも受け入れを求めました。(09日13:44)

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