朝日支局長、酒気帯び容疑で逮捕＝追突事故起こす―福島県警

　酒気帯び運転で追突事故を起こしたとして、福島県警会津若松署は5日、道交法違反容疑で朝日新聞会津若松支局長の菊地敏雄容疑者（58）＝会津若松市大町＝を現行犯逮捕した。
　容疑を認めているという。追突された車を運転していた男性と同容疑者にけがはなかった。
　逮捕容疑は5日午前7時10分ごろ、会津若松市白虎町の市道で、酒気帯び状態で車を運転し、赤信号で速度を落とした前の車に追突した疑い。
　同署などによると、菊地容疑者は同7時15分ごろに「追突事故を起こした」と110番。駆け付けた警察官が呼気検査を行ったところ、1リットル当たり0．15ミリグラム以上のアルコールが検出された。
　菊地容疑者はこの日は休みで、私用で1人で車を運転していたという。同署は今後、アルコールの摂取状況など詳しい経緯を調べる。
　橋本仁・朝日新聞東京本社報道局長の話　関係者におわびする。事実関係を確認して厳正に対処し、記者教育を徹底する。