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【プロ野球】

山崎康を守護神で継続

2015年9月9日 紙面から

ヤクルト戦が雨で中止となり、明るい表情で練習するDeNA・山崎康=神宮室内練習場で(沢田将人撮影)

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 新魔神をめぐるキヨシ3部作が完結した。DeNAは8日、神宮でのヤクルト戦が雨天中止。疲労が懸念されていた山崎康晃投手(21)は室内のブルペンで14球の投球練習。中畑監督は本人の熱意にも押され、守護神としての起用を継続することを決めた。

 中継ぎへの配置転換プランに始まり、山崎康のクローザー継続直訴。揺れていたルーキーの起用法は、最終的に指揮官の決断で落着した。「使うなら一番最後。本人に同意しちゃう。他のポジションだと力を発揮できないし」

 この日の投球で状態を確認した指揮官は「以前(好調時)を10とするなら、7か8。でも、気持ちは入っているし、腕は振れている」と判断。ただ「起用法はオレに任せろ」と条件を付け、負担は減らす方針だ。

 希望がかなった新魔神は「この雨もいい方に捉えて。もっともっといいコンディションに持っていきたい」とスッキリした表情。残るは17試合。故障なくプロ1年目を終わらせることも、ハマの宝を預かる首脳陣の大事な役割だ。 (井上学)

 

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