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【芸能・社会】

大沢たかお 「自分の信じたことをやるのが誠意」

2015年9月9日 紙面から

意欲を見せる大沢たかお=東京・渋谷のNHKで(稲岡悟撮影)

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 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜午後8時)で、ヒロイン美和(井上真央)と再婚する楫取(かとり)素彦を演じる大沢たかお(47)が、本紙の取材に応じた。ドラマは幕末から明治に移りゆく。大沢は「(明治は)歴史劇から現代に通じる何かに変化する時。すごく面白い。日々、前に突き進んでる」と手応え十分の様子。一方、低迷するドラマの視聴率については「面白かろうがなかろうが、誠意を持ってやれば伝わる」とポジティブな姿勢を示した。

 撮影開始から約1年。「歴史は1人2人の力で成っているのではなく、誰か1人が欠けても成立しないと感じる」と大沢はしみじみ話す。再婚相手を演じる井上については「すごく真面目。大きな花ではなく、ささやかだけど一生懸命咲いてる花の美しさを彼女には感じる」と目を細める。

 大沢演じる楫取素彦(小田村伊之助)は、明治維新後、群馬県令(現在の知事)に就任し、養蚕業の振興や教育に尽力する人物。「この人は何か生きる使命があるのだと思う。亡くなった者たちの志を背負って群馬に行き、無理難題に立ち向かった」

 だがドラマは1月のスタート以来、視聴率が低迷。6日放送(第36話)の平均視聴率は9・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、5度目の1ケタ台となり、自己ワーストも更新してしまった。

 「すごいいい視聴率でも、自分は浮かれたことは一度もない。そこ(視聴率)に振り回されている現場が嫌。僕は人を演じるわけだから懸命にやるだけ」と、こだわりを見せない。

 その理由には、かつて主演したテレビ朝日系ドラマ「劇的紀行 深夜特急」の例があった。「どんな記者さんからも自分の代表作だと言われるけど、(当時視聴率は)ずっと1ケタでしたよ!!」と笑う。「深夜特急」はドキュメンタリーとドラマを複合させた意欲作で、日本民間放送連盟賞ドラマ部門で、最優秀賞も受賞している。

 大沢は「自分の信じたことをやるのがお客さんへの誠意。そこがブレるのはよくない」とあらためて強調した。 (金山容子)

 <大沢たかお(おおさわ・たかお)> 1968(昭和43)年3月11日、東京都出身。大学在学中の87年にモデルデビューし、ファッション誌「MEN’S NON−NO」などで活躍。ドラマは94年「君といた夏」、95年「星の金貨」などのほか、09年と11年に主演した「JIN−仁−」が高視聴率を記録。「世界の中心で、愛をさけぶ」「風に立つライオン」など映画も多数出演。181センチ、血液型A。

 

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